劇団猿面劇団猿面稽古風景 第20.5回 第21回

PRACTICE20.5/20

第21回公演 「星影さやかにさやか」稽古風景

途中 第20.5回公演 「猿面ふれあいSHOW」稽古風景

稽古期間:2019年11月〜2023年11月

★2019年の風景 ★2020年の風景 ★2021年の風景
★2022年の風景(猿面ふれあいSHOW)

【現在稽古中の風景はこちら】

↓ END

公演終了しました!公演中の様子・公演後記は、
第21回公演劇場風景をごらんください。

★風景TOP(2023年1月8日~11月12日)

11月12日

第21回公演は今週末に本番を迎えます。
稽古風景は今回が最終回です。これほど長い稽古風景は過去にありませんでした。
2019年11月から2023年11月までの4年間、ご愛読いただきまして、ありがとうございました。

劇団猿面第21回公演 「星影さやかにさやか」

小さな劇団、猿面ならではの劇世界。
ここに至るまでの、さまざまな思いをのせてお届けします。
劇団員一同、皆さまのご来場を心よりお待ちしております!!

11月5日

いよいよ11月に入り、公演目前の時期になりました。
照明オペレーターのNanaさんも稽古に参加してくれました。
通し稽古前に、代表から当日の受付の件や、道具関係の確認の話がありました。
仕込みでは、4年前に建てたセットを再現しなくてはなりません。
猿面にしては、しっかり作るセットですが、今回は舞台監督はじめ、男手が確保出来ているので安心です。
照明の仕込みも同時進行でやりましょう、などなど、各所の打ち合わせをしました。
何しろあちらこちらの記憶を呼び覚まして準備しています。
公演が出来なくなってから、長く長く付き合って来たこの芝居とも、もうすぐお別れになります。
これだけやってきたこの芝居、どう終わらせるのか、は、稽古にかかっています。
来週が最後の稽古になりますが、メンバーそれぞれ、固い意志で臨むことでしょう。

11月5日風景

10月29日

10月29日風景

今回も公演に参加してくれる、受付スタッフのTAKAちゃんから柿をいただきました!
TAKAちゃんのお宅でとれた柿です。今年は例年より早く収穫できたそうです。
柿は固い方が好きという意見が多かったこの日のメンバー達。TAKAちゃんちの若々しい柿を喜んでいました。
野上が携帯不携帯だったので(家に忘れて来た)、代表のスマホで撮影しました。
今回の公演もスタッフの皆さんにお世話になります。
バイトを調整して参加してくれる若手スタッフもいます。協力してもらって、ありがたいです。
久しぶりの公演ですから、出来れば、公演が出来ない間、ご無沙汰だったスタッフさん達、皆さんに会いたいものです。
さて、この日も通し稽古でしたが、先週のビデオ撮影後のダメ出しを、事前にシノダから文書で受け取っていた役者さん達。
「2回目のビデオでは、あまりダメ出ししません」
と、言っていたシノダでしたが、直せるものなら直したい、という所を列挙したので、結局大量のダメ出しになりました。
この日の通し稽古でシノダの要望通りに修正出来た所が多かったそうで、往生際悪くダメ出しして良かったとの事です。
稽古場での稽古は、11月5日と12日の2回だけになりました。
いよいよ大詰めですが、演出家も役者さん達もまだまだ往生際悪く、上を目指していきます。

10月22日

10月22日風景

稽古場へ向かう車の運転中、蚊に刺された、という代表。
どうやら車の中に蚊が居たらしく、耳元にブーンと来られ、運転中なので反撃も出来ず、餌食になったそうです。
刺されたあと、お腹いっぱいの蚊の姿も確認したそうですが、運転中ですから、為すすべも無かったとの事。
通し稽古前の準備中にその顛末を皆に話し、悔しさを訴える代表。
痒い、痒いと嘆く代表に、
「あ!オレ、持ってますよ!」
と、ムヒをカバンから取り出す野上。
代表に貸して、さらに、
「通し稽古中に我慢ならなくなったら、ここに置いておきますから使っていいですよ」
と言う野上。
親切なヤツなのか、代表が痒くて芝居に集中できないのを阻止するためだけなのか。
野上、ムヒ、持ってるんですね。
野上が蚊に刺された場合、痒いのが嫌いだから痛くなる方がまだマシだ、と掻きむしり、掻き壊し、流血になり、カサブタを作るほどなのに…ムヒ、持ってるんですね。
自分が使えばいいのに。何で持っているのか、持ってるのに何故使わないのか、謎ですね。

この日は、2回目のビデオ撮影でした。
前回の通し稽古のビデオでしこたまダメ出しがありましたから、今回はそれが修正できているかの確認だそうです。
残り一ヶ月を切りましたが、より良くなるように積み重ねが続きます。

10月15日

10月15日風景

この日の稽古は、時々お世話になる高洲コミュニティセンターでした。
いつもの公民館も十分な広さで稽古していますが、この日は更に広い稽古場だったので、ぜいたくな広さに戸惑う貧乏性な猿面でした。
公演までの稽古も残り少なくなってきました。本番を意識して稽古しなくてはならない時期です。
前回の風景で話題にした、野上の小道具処理問題ですが、前回の稽古で決めた段取りを今日の通しで試すはずだったのに、試す前に野上が難なく処理できてしまいました。
通し終了後、
「なぜか上手く出来た!」
と、野上。
どうしてこれまであんなに苦労していたのか、わからないほどすんなり事が運んだそうです。
慣れなのか、開き直りなのか、何しろ上手く行ったので、今後もこの調子なら大丈夫そうだ、となりました。
念のため、保険のための段取りだけは活かしておくことにして、解決しました。
いよいよ仕上げの時期ですから、いい意味の開き直りが必要な事もあります。
来月に公演すれば、長く付き合って来たこの作品ともいよいよお別れです。
シノダの、この日の締めのダメ出しは、「ここまでやってきたこの芝居、役者さんご本人がどこまでやりたいのか、ご自分が満足するにはどうするかを考えてください」という話でした。
演技ですから、フリなんですが、フリだけの芝居を嫌う演出シノダ。久しぶりの公演で役者たちがどこまでやってくれるか、期待は大きいようです。

10月8日

10月8日風景

本番が近づくと、スタッフの皆とのやり取りが増えて来ます。
この日は、照明スタッフのNanaさんが稽古に来てくれました。
猿面ショーの時もお手伝いに駆けつけてくれたNanaさん。あの時は照明の操作はありませんでしたので、受付やその他もろもろを手伝ってくれました。
今年、久しぶりの劇場での公演ですが、メインスタッフの中で最年少のNanaさんなら、記憶力も確かですし、安心です。若い力に期待する一同です。
今月末には、久里子さんも稽古場に来てくれる予定との事です。
受付スタッフさん達からも、参加可能な日程を知らせてもらい、調整中です。
公演期間だけしか会えないスタッフさん達と、また一緒に芝居づくりが出来るのは、本当に楽しみです。
毎回、都合をつけて、駆けつけてくれるスタッフさん達は本当にありがたい存在です。
前回とキャストも変わり、脚本も追加されましたから、前回を見ているスタッフさん達にも新鮮に見てもらえる事でしょう。

スタッフさん達の期待に応えんと、この日の通しも真剣でした。
毎公演、何かしら面倒な小道具の処理が発生する野上。今回もそんなシーンがあります。
この日も、野上は、処理に手こずり、セリフそっちのけで夢中になっていました。
「野上、セリフ!早く言え!」
という女優さん達の視線に気づき、
「今、事情があって忙しいんです」
と、アドリブで無理くり芝居を繋ぐ野上。
もちろん女優さん達も、野上がこの処理をこなさなければならない事情はわかっていますが、野上がセリフを言ってくれないと芝居が進みません。
何とかならないかと、通し稽古終了後に解決策を考え、いい案が出たそうで、次回の稽古で試してみる事との事でした。

10月1日

受付スタッフのマツから差入れのお菓子が届きました。
公演近くになると、いつも差入れしてくれるマツ。毎回恒例の風景です。
マツにも喜んでもらえる良い芝居になるよう、一層張り切って稽古に励みました。

さんざん稽古してきた、と言っていいほど長い稽古期間の「星影さやかにさやか」ですが、まだまだ守りに入りません。
演出シノダからは、役者の演技プランを今更ひっくり返すような注文も出ますし、ちょっと集中が欠けただけでも指摘されますし、「下手くそだなあ」と面と向かって言われますから、楽しいながらも打たれる稽古が続いています。
猿面の役者さん達は、打たれるのに慣れてますし、大好きですから、残り、約1ヶ月半、喜んで励む事でしょう。

9月24日

9月24日風景

先週の通し稽古ビデオをチェックしたシノダから、ダメ出しが放出されました。
恒例のダメ出し大会です。
ビデオ後のダメ出しはいつも以上に痛烈です。
このところ通し稽古が続いており、途中で止められないため、細々したダメ出しはされていませんでした。
いつもの稽古で引っかかっていた箇所を、ビデオで何度も検証した末、捨て置けないダメ出しをA4用紙に小さいフォントで印刷しきたシノダ。
早口で読み上げても、1時間以上掛かりました。
言われた事をメモする役者さん達。
その後、通し稽古を開始しましたが、終わった時は退出時間ギリギリになってしまいました。
片付けがいつも遅くなる野上。女優さん達は、芝居中、出番の合間に片付けられる時間があるらしいのですが、野上は後半忙しいのでそれが出来ません。 通し稽古後は、芝居後半で着替えた衣装が脱ぎっぱなしになっています。
ダメ出しがない時は、片付け時間に余裕がありますが、この日は慌てないと間に合いません。
片付け終わって余裕の代表とシズカさんに、「風景写真を撮って、あとで管理人さんに送ってください」と、衣装を詰め込みながらお願いする野上。
代表から送られて来たのが今回の風景写真です。
代表の荷物が写っていますが、衣装が何着も詰め込まれているので、バッグがだいぶ膨らんでいますね。
こんな笑顔の写真を撮っている間に、野上も何とか片付け終了。
稽古場を借りているのは9時まです。大荷物を抱えて急いで退出しました。
先週までは外に出ると暑さに閉口していましたが、この日は夜風が涼しかったそうです。

9月17日

9月17日風景

チラシの発送も完了し、公演へ向けて緊張感が増すこの頃です。
公演のご案内を最新情報に掲載しましたので、どうぞご覧ください。

さて、この日は通し稽古のビデオ撮影をしました。
いつもなら、公演前に1回撮影するのですが、今回は公演前に2回撮る、とシノダ氏が宣言してます。この日は1回目の撮影です。
何度もアレですけど、本当に色々久しぶりの芝居公演なので、あっちもこっちも用心深く準備を進めています。
撮影用に客席の方向を変えるので、舞台に立った時の景色も変わるため、方向音痴エラーが発生しやすい状況でした。
着替えも本来の場所で行うと、ビデオに映ってしまうため、舞台から離れた場所にしたので、移動に時間が掛ります。
小道具どこ行っちゃった?のミスもあり、事前にあれだけ確認したのにやらかしちゃったミスもあり、よりによってそんな殺生な、という音響さんのミスがあったり、声なき悲鳴が響きました。
「失敗は稽古でたくさんやっておこう!」
「失敗のバリエーションは多いほど、不測の事態にも対処出来るはずだ!」
という精神の猿面。
ミスは再発を防止すればいいだけなので、シノダもこだわっていませんが、芝居そのものに関しては、ビデオを見ながらじっくり確認するらしいです。
今回作り上げたい世界になっているかについては、厳しくチェックされるでしょう。

今日の風景写真は、ビデオ撮影後の風景です。
カメラマンは代表です。
野上のTシャツが竜(竜司の竜)だったので、稽古内容とはまったく繋がりがありませんが、代表が被写体に選びました。
このTシャツ、前は飾り切り(?)になっていて露出が多く、野上本人も久しぶりに着てみたら、「腹、見えちゃうじゃん」と、驚いたそうです。

9月10日

9月10日風景

この日は、シズカさんから奈良のお土産を貰いました。
お土産をもらうと、早速食べたいショーコ。
今すぐ食べたいショーコ。
食べようとするショーコ。
稽古場は食べちゃダメなので止められました。お家で食べて下さい。
と、写真を撮っていたところへ、代表が。
お手洗いから帰ってきたところです。

さて、9月となり、チラシの発送など水面下の地味な宣伝活動をしています。
今回の公演から、団員からの招待や紹介のない新規のお客様は事前登録が必要になります。
詳しくは後日、ホームページにも掲載致しますが、猿面の公演に通い慣れた常連のお客様や、別にファンじゃないけど過去の公演にご来場されたことがあり、アンケートにお名前・ご住所を記入してくださったお客様は、何ら変更はございませんので、ご心配なさらず、これまで通りご来場くださいませ。
チラシ画像や公演の詳細も、ホームぺージに掲載する予定です。
チラシを作るのも久しぶりでした。
昨年の猿面ショーの時の宣伝は、ハガキでしたので、写真は小さいサイズしか使用しませんでした。
チラシ用の写真は4年ぶりです。
そのわりに撮影は順調でしたので、シノダもOKする写真を撮る事ができました。
写真は新たに撮りましたが、チラシには前回公演の「星影さやかにさやか」と共通の素材を使っています。
台風で3公演のうち1公演しか出来なかった無念、翌年すぐに再演するつもりがコロナで出来ずに過ごした日々、待ちに待った今年の公演。
初演からの流れを汲んで、出来上がった今回のチラシです。

9月3日

8月末に、代表と野上が公演場所である千葉市南部青少年センターに行ってきました。
今回の風景は、その時の様子をお届けします。

9月4日風景

4年ぶりの公演なので、音響や照明で「あれはどうするんだっけ?」の確認と、演出シノダがやりたい照明が出来るか試してみたいので、長年お世話になっている職員さんのKさんに色々教えていただきました。
Kさんにも久々に会えて嬉しい代表と野上。舞台で確認作業中、「あれれ?」な事が起こると、Kさんに助けを求めました。
音響関係は確認できた、次は照明の確認だね!と、ライトを持って来て、つなぎ、「とりあえず、点けてみよう!」と、なりましたが…
いつも照明のセッティングをしてくれるのはシズカさんです。
でも、この日はシズカさんは所用があって不参加。
舞台のライトはコンセント入れてもそれだけでは点灯しません。
調光の機械で操作(設定)しないと明かりが点かないのです。
我らが代表の出番です。
代表は、昭和時代に今よりもかなり複雑だった照明のセットの仕方をKさんから教わっています。筋金入りのはずです。
調光卓の電源は、問題なく入れられます。
「確か、こうして、こうして、ココのボタンでセットするはず」
と、記憶を呼び覚ましながら操作します。
しかし、シズカさんが照明親分になってからは、殆ど調光卓を触っていなかった代表。
記憶が怪しいです。
「あれ?点かないな」
と数度失敗を繰り返しました。点けるだけは出来たけど、照度が変えられず苦戦する代表。
野上は、ライトを吊ったり、狙いを定めるのはやりますが、調光卓の使い方は知りません。
操作の経験は、遥か昔、小劇団参加時代に一度あったそうですが、組み方はサッパリです。

9月4日風景

代表のそばで、代表が大胆にあちこちボタンを押すのを見守るしかありません。
Kさんに助けを求めればいいのですが、先ほど来てもらったばかりなのでちょっと遠慮して、
「だめだ。シズカさんに訊こう」
と、シズカさんにメールする代表。
お返事を待ってみますが、返事はありません。
何気なく、自分のスマホを見てみた野上。
「俺に、”照明点かない”ってメール来てますよ」
「あ!間違えた!」と、代表。軽く混乱です。
ダメだ、こりゃ、となり、ギブアップ。結局、Kさんと、もうお一人の職員さんに御足労願い、助けていただきました。
設定は出来ていたのですが、あと一歩、フェーダーの一つを操作しなかったので点かなかったそうです。惜しかったです。
でも、すごいです。
遠い昔の記憶で、設定がちゃんと出来ていたのですから、さすが代表です。
野上が心配になるほど大胆だった代表の操作は間違っていなかったのです。
無事にライトも点いたので、シノダのお好みに合うか、試してみました。
おかげさまで、これなら行けそうという照明が決まりました。
あとで確認する時のために写真を撮影している代表です。
いつになったら公演が出来るのか、先行きが見えなかった頃を思うと、またこの劇場で公演が出来るのは、本当にありがたく、嬉しいことです。

8月28日

8月28日風景

8月の稽古はこの日が最終でした。次回の稽古はもう9月です。
公演日がひたひたと近づいてきます。
あんなに待ち焦がれた公演です。稽古時間は充分すぎるほどありました。
が、それなのに、本番が近くなってきたと考えると、ヒャ~、と、おののく役者さん達。
残りの稽古日は、何日なのか、しっかり数えるのは何となく避けています。
数えなくても長年の経験で、大体わかっているんです。
今回の芝居は本当に長い間稽古してきましたから、シノダの煽りも少ないです。
求める芝居の形は、この長い稽古期間で伝えて来たので、あとは役者さん達にかかっています。
4年ぶりの公演、悔いのないように稽古を重ねています。
さて、そんな思いを込めた通し稽古だったのですが、途中、笑い過ぎてしまったシーンがありました。
笑い過ぎたのは代表です。
野上とのシーンで、代表にしては珍しく笑いが止まらず、顔を真っ赤にして苦しんでいました。
通し稽古なので何があっても止めません。
何とかして繋がなくてなりません。
このシーン、見ているシズカさんもハマってしまい笑っている、と風景に載せた事のあるシーンです。
野上が原因で笑っているのですが、やっている野上も笑ってしまい、しょーもない事になっていました。
野上は、自分で仕掛けておいて、自分で笑っちゃうというアホな時があります。
それでも芝居は(だいぶ無理やり)続けました。
このシーンはそんな笑いがあっても有りなのですが、セリフが言えないほどの笑い過ぎは注意です。
他にもまだ小さな失敗があった通し稽古ですが、今のうちに沢山失敗して、不測の事態にも対応できるようにしておきましょう。

8月20日

8月20日風景

この日も暑い一日でした。
猿面の稽古は夕方からですが、日がかげる頃になっても暑さは残っています。
冬物衣装と格闘している役者さん達ですが、この日の稽古に少し遅れて来たショーコが、
「外、かなり涼しくなったよ~」
と、言うので、「ホント?」と、一瞬喜びました。
ショーコは、「涼しい、涼しい」と言い続けていましたが、「待てよ、そんなに急に涼しくなるわけがない」と、気付いたメンバー達。
ショーコの体感温度は、皆と違う事を思い出しました。
ショーコは、猿面の公演の時も、11月なかば過ぎで、朝の集合時間はかなり冷えていて、皆が上着を着こんでいるのに、物凄く薄着で、ヘタすると半袖くらいの薄着で、
「おはよー」
と、平気な顔でやってきて、皆を震え上がらせます。
「ぜんぜん寒くないよ~」
と、自慢気にショーコが言ったところで、皆は自慢になりません、と思っているので、誉めてもらえません。
だから、ショーコが「涼しい」と言ってもそんなはずはないのです。
稽古終了後、冷房のきいていない廊下に出たとたんに、暑さに襲われました。
「やっぱり、暑いじゃん!」
と皆に言われ、
「あれぇ、おかしいなあ」と、首をかしげるショーコでした。

8月13日

8月13日風景

今年の夏は暑いですね。
この日も湿度が高く、暑さが堪える一日でした。
暑いの嫌いな野上。本日は、この格好が通勤着でした。
タンクトップに手ぬぐいです。家でゴロゴロしている格好のままだと思われます。
移動途中に何かあって、この露出過多な格好が問題になりそうになっても、衣装を山ほど持参しているんだから、それを着ればいいいだ。
車だし、どうせ稽古場に到着したら衣装に着替えなきゃならないんだし、この暑さで私服を着た途端に汗になっちゃうから、いっそ着ない!という事で、こんな薄着で御出勤でした。

通し稽古終了後、今日の稽古風景どうしましょう、となったら、
「野上くんの、暑い暑い、暑くていやだ~、の顔しか浮かばない」
と、女性陣全員一致で、暑がりな野上の風景に決まりました。
「着たくない~」と、着替えるたびに泣きが入っていた野上。
今回のお話、季節が冬の設定です。
セーター等、毛糸系は汗を吸いません。
肌触りに神経質な野上にとっては、汗かいてるのにセーターを着るのは辛いらしいです。
チクチクするし、気持ち悪いそうです。
しかも、この日の通し稽古中、セーターを後ろ前に着てしまい(又か)、更に首が詰まって暑さ倍増チクチク倍増。
シーンが終わり、お着替えへ。
「暑い!!」
と、セーターを忌々しげに脱ぎ捨てる野上。
やっと解放され、涼しくなるかと思いきや、次の衣装は、別のセーター、プラス、コート。で、さっきよりも「暑い!!!」
空手やダンスで暑いのは文句を言わないのに、衣装で暑いのは文句が多い野上です。

8月6日

第21回公演「星影さやかにさやか」公演日決定しました!

2023年11月18日(土)・19日(日)千葉市南部青少年センター

開演時間やその他詳細は、最新情報ページに後日掲載します。

5日土曜日の朝、4年ぶりに劇場の予約を取りに行ってくれた、我らが代表。
緊張しなくていいから~、なるようにしかならんから~、と皆がいくら言っても、結局緊張したみたいです。
シズカさんが急遽行けなくなってしまったので、代表一人で行かせるのを案じていた演出シノダ。
代表が緊張しないで予約に行けるなら、べつに心配もしないのですが、何しろ毎回「大丈夫?」というほど緊張している代表の姿を見ていると心配になるらしいです。
しかも、このたびは4年ぶりです。シノダは、土曜日は仕事のため動けない、代表が緊張しまくりで事故りでもしたら、と心配していたらしいですが、頼りになる舞台監督が出動し、代表のお供をしてくれました。
当劇団のでっかい舞台監督が一緒に行ってくれれば、もう安心です。
今回は、他の団体さんと希望日が重なってしまう事なく、すんなり予約が取れたとのこと。
良かった良かった、良かったです。代表からの一斉メールで喜ぶメンバー達。
代表、舞台監督、お疲れ様でした!
希望日が重なるとジャンケン?で争奪戦になるらしいです。
代表、事前に舞台監督とジャンケンの練習もしたそうです。
その時は、代表が負けちゃったみたいですが、ジャンケンしなくても予約が取れて何よりでした。

待ちに待った公演を、実現できる日が決まりました。
公演を待っていてくださっている方々に、楽しんでいただけるよう、一層稽古に励みます!

7月30日

7月30日風景

この日は、いつもの高浜公民館の予約が取れなかったため、ぜいたくして(有料)高洲コミュニティセンターのホールで稽古しました。
「ホール」ですから広いです。
客席を並べれば、公演出来ちゃいます。
照明の設備がシンプルなので、猿面の公演では残念乍ら使えませんが、何しろ広さは十分すぎるほどで、衣装の荷物をどこに広げるか悩む一同。
結局、端っこに荷物を広げましたが、舞台から遠い端っこなので、準備する時も片付ける時も行ったり来たりが大変でした。
初めての稽古場なので、色々珍しがる面々。
ショーコと野上は、謎の扉を開けたがり、
いやいやダメだろ開けたら、でも開けてもよさそうだよ、扉の向こうは何があるんだろう?え、どうするどうする、どうする代表。
で、代表が開けてみたりとか、舞台上にある謎の番号を不気味に思ったり、舞台に取り付けられた取っ手は、いったい何の為なんだ?と、推理したりとか、そんなのいいから、早よ稽古しな状態でした。
ぜいたくな舞台での通し稽古。もちろん気合を入れてやりました。
衣装も決定しましたから、衣装替えも試しながら稽古しました。

7月30日風景

今週末、劇場の予約という大イベントがあります。
代表とシズカさんが、南部青少年センターに予約を取りに行きます。
待ちに待った公演。
狙いの公演日が抑えられるかどうか、緊張するのも何年ぶり?の事です。
シノダは、勝手に公演日を決定しているみたいですし、希望が叶わなくても、
「流れにまかせればいい。なるようにしかならん。」と泰然としています。
だからきっと大丈夫です。
何しろ今回は、公演が出来る幸せがあります!決まった日程がベストだと思えば、恐れる事はありませんよ、代表!

7月23日

7月23日風景

先週の風景で煽られたのか、この日は衣装を持参した役者さん達。
決まっていなかった衣装も、シノダにチェックしてもらい、決定しました。
冬物の衣装のため、荷物が膨れ上がります。
コート類が数着に及び、着替え多めの野上は、一段と荷物が膨れ上がっていました。
全部一度に持つとこんな感じです。
「何だか、前回より増えてない?」
と、皆から言われ、
「え?何で増えるんだ?」
と、不思議がる野上。増えてないはず、らしいです。
むしろ、減らしたいくらいなので、中身は変わらなくても、かさばり方が違うのかもしれません。
この日は、着替えをしながらの通し稽古でした。
途中、代表が脱げない脱げない、と暴れたり、野上が「次はどの服だ?これだ!違うこっちだ!」と、ブツブツ言いながら着替えていたり、着替えに関する混乱がありましたが、大きな時間のロスはありませんでした。
暑い時期なので、一度着ただけでも汗をかいてしまいます。
夏の間は、稽古後の、衣装の洗濯が忙しくなります。

7月16日

7月16日風景

秋に公演を予定していますので、夏の暑さを感じると、本番が近づいているのも感じます。
このところ稽古のたびに、「そろそろ衣装を持って来て、着替えも練習しないとね」と、その話が出ますが、どうも皆、腰が上がらないようです。
特にこの日は、危険な暑さだ、熱中症に気を付けて、と、騒がれているほどの酷暑だったので、冬物衣装を持参する気が失せた役者さん達。
今回の衣装は、セーターとか、コートとか、思い浮かべるだけで体感温度が上がるような衣装ばかりです。
演出シノダからの指示がないという事は、衣装を持参すべきかは各自で判断してくださいという事です。
本番に照準を合わせ、着替えに慣れるためにいつから衣装付きで稽古するのか、役者さん達の判断に任せられています。
とは言え、配役が変更になった代表とシズカさんは、正式に衣装が決まっていないシーンもありますから、あまりのんびりできません。暑がりの野上も、いつまでも暑い暑いで逃げられなくなるでしょう。

さて、この日の稽古中の事です。 とあるシーンの直後、
「首がつった!」
と、言う代表。
首がつった?フクラハギが攣ったの、「つった」です。
寝違えみたいな感じ?とは違うそうで、一過性のツッパリとの事です。
「首って攣ります?」
とシノダ。
代表以外のメンバーは、全員、経験がないとの事。
「ええ?つらないの?」
と、驚く代表。
つった原因は、どうやら芝居で激しく力んだからだそうなので、今後は首がつるほど力まないように、気を付けてください。
(どんな芝居だ?)
代表の首はすぐに治ったそうで、稽古再開。
芝居の終盤のこと、演技上、野上の腕を触った代表。
「冷たッ!!」
と、その代表の手を振り払う野上。(空手有段者の、キレ味鋭い払い方)
代表は、この暑い時期で顔には汗をかいているくせに、手は氷のように冷たいのです。
野上が嫌がっているのに、食らいつく代表。野上が逃げても、許しません。
ここで、野上の腕を持つと言ったら、持つんです。とばかりに、いくら野上が嫌がっても執拗に腕を触る代表。
稽古後、苦情を言う野上に、
「本番は長袖だから、大丈夫よ」
と任務遂行のため、決してぶれない代表です。

7月9日

7月9日風景

ついに野上がスマホを買いました。
え!今さら?
そうです。今どきスマホじゃなかった野上。
人前でケータイを出すと、絶滅危惧種みたいな目で見られていた野上。
4年数か月前に、もうガラケーは使えなくなる、と通信会社から連絡があり、普通ならそこでスマホに変えるところを、往生際悪く、ガラホに機種変更した男。
(ガラホ=通信会社によって呼び名は違うそうですが、4G回線でガラケーの形を継承した Android 搭載の携帯電話)
ガラホにしたら、動きがなんだかスマホみたいだぞ、なんだコイツ、と、薄気味悪がっていた男。
猿面の他のメンバーも、だいぶ長い間ガラケー愛用者が多かったです。
さかのぼってみますと、2017年3月5日(第18回公演ふたりの時間)の稽古風景で、スマホ率の話が載っていました。
あの頃は、ガラケー派が優勢でした。猿面シール貼っちゃったりしてガラケー大好き猿面で、一生ガラケーでいい、みたいな話もあったりなかったりでしたが、その後、一人、また一人とスマホ族が増えて行きました。
諸行無常です。
そんななか、孤高を貫いてきた野上ですが、ガラホを使ってるならスマホにしても同じか、と、ついに諦めてスマホにしたそうです。
せっかくスマホにしたのに、いらないアプリはことごとくアンインストール、もしくは停止し、太陽の位置で東西南北は判断するから地図もいらん、野生の勘が鈍るから天気予報もいらん、LINE?そんなもんで繋がりたくない、位置情報?俺の居場所を教えるもんか、と、OFFにしているらしいです。
スマホを買うのに付き合ってくれた方がせっかく便利なアプリを教えてくれても、要らないを連発。
ポイント貯まる?べつにそんなの貰わんでいい。と、そこらへんも無関心。
「何のためのスマホか」と、その方が残念がっていたそうです。
宝の持ち腐れとはこの事です。江戸時代みたいな人です。
ケータイ、自宅においたまま出掛ける人ですからね。
あんまりスマホに興味がないみたいです。
それでも、要らないファイルを捨てた時に出てくるキャラクターが気に入ったらしく、「カワイイのが動く」と喜んでました。
先日のメイキング動画でもイラスト担当(?)した野上。画伯はシンプルな絵がお好きらしいです。

7月2日

「星影さやかにさやか」予告動画の、
メイキング映像公開しました!
最新情報ページでご覧いただけます。ぜひご覧ください!

予告動画、ご覧いただきましたでしょうか。
動画撮影時の様子を稽古風景でお届けします、と予告していたのですが、文章にするよりも、もう実物を映像で見ていただいたほうがいいだろうという事で、 予告動画撮影の時の様子を動画にまとめました。
内輪のことですので、劇団内ではかなりウケたようです。
野上君は、メイキングを見るたびに吹き出して笑ってしまうと言っています。他のメンバーにも「面白かった!」と好評でした。
団員以外の方がご覧になって面白いかどうか、は、わかりません。
むしろこちらがそれを知りたいくらいです。
あれを見て、笑っていただけましたら幸いです。
猿面のファンを自負する方は、ぜひ、どうぞ、ご覧ください。

6月25日

「星影さやかにさやか」予告動画公開しました!
最新情報ページでご覧いただけます。ぜひご覧ください!

6月25日風景

写真は、動画に出演した女優さん二人です。
どうしたんですか、お熱ですか?と、いうポーズをしていますが。
安心してください。いたって健康です。
このポーズには意味があります。

先週、撮影した動画を監督シノダの指示で編集しましたが、今回の予告動画は画質がアップしている関係で(正確には、猿面ふれあいショーの劇場風景から画質がきれいになっています)見えちゃイヤな所もクッキリ映っています。
女性が気になるお顔の「〇ミ」「〇ワ」「タ〇ミ」など鮮明に映し出されてしまいます。
シノダは寄りの映像が使いたい、でも、アップにしたら色々見えちゃう。
しかたありません、紗(しゃ)をかけるしかありません。幻想的にして色々誤魔化すしかありません。
管理人のパソコンでは、紗をかけるとソフトの動きが遅くなります。
紗を掛ける加工や、光を加える加工では、処理に時間が掛るらしいです。
プレビューしても滑らかな動きにならないので、実際どうなっているのか、よーわからん状態になります。
それでもどうにかこうにかして、動画が出来上がりました。 見てくださる方にも、見られる人にも、お互いにしんどくない仕上がりにしたつもりです。

「キレイに見えるようにする加工が大変だったらしい。深夜までの作業が続いたらしい」
と、聞いた女優さん達。
「すみません、お手数おかけしました」
と恐縮し、
「首で歳がばれる、ほうれい線が危ない、おでこのシワもマズい」
と言って、患部を隠して、このポーズです。

猿面だって歳をとります。「チェリーの事情」で劇団として初めて動画を作ってから10年以上経過しています。
「〇ミ」「〇ワ」「タ〇ミ」もいたしかたありません。
人生を歩んでいる証拠です。
上手に歳をとっていくよう努力しておりますので、動画をご覧の際は、色々ご勘弁いただき、温かく見守っていただけましたら幸いです。

6月18日

6月18日風景

この日は、稽古前に「星影さやかにさやか」の宣伝動画撮影をしました。
公演チラシのための写真撮影も同時に行いました。
市内某所で撮影でしたが、屋外での撮影もあり、カメラ・三脚・その他撮影のための小道具を持って、現場へ向かったメンバー達。
お天気も良く、日曜日でイベント?をやっていたので、撮影を予定していた某所は人出が多く、賑やかでした。
撮影場所にどなたかいらっしゃると、撮影がままならないところでしたが、あまり人の来ない穴場で撮影しましたので、人様の迷惑になる事なく、ひっそりと無事に撮影を終える事ができました。
宣伝動画を作るのは、4年ぶりのことです。
4年ぶりでも、相変わらず監督シノダは撮るのが早いです。
一発OKが多いので、朝10時に集まってお昼頃には撮影完了しました。
動画は完成しましたら、Youtubeで公開しますので、お待ちください。
動画撮影の様子は、動画公開後にお届けします。

夕方からはいつも通りの稽古でした。
野上は撮影中、下働きが多いため、撮影後に稽古がある場合は、毎回ヘトヘトになっていますが、今回は稽古中も元気そうでした。
撮影が早く終わったおかげで、稽古時間までゆっくり出来たからでしょうか。
女優さん達と違い、今回の舞台衣装は前回と同じなので、悩まずにすんでいる野上ですが、Tシャツよりボタンのあるシャツがいいかな、と迷っているシーンがありました。
しかし、この日、私服のボタンがちゃんと留められていなかったのをショーコに見つかり、「ちゃんと留めなさい」と、指摘され、こんな事ではボタンのシャツはダメだ。前回と同じTシャツで。と、迷いはなくなり、Tシャツに決定していました。
野上はかつての公演本番中、シャツの衣装替えで色々やらかしているので、(ボタン掛け違え・シャツ裏返し等々)着替え時間が少ない場合、シャツは危険です。

6月11日

6月11日風景

演出家の言いつけ通り、衣装をわんさか持参したシズカさんと代表。
代表はこの時、衣装を着用中でお見せ出来ない姿だったので、代表の代わりにショーコが代表の荷物を持っています。
動画撮影や、チラシ撮影で使用し、本番でも着用する衣装を演出家に見てもらいました。
衣装にうるさいシノダは、次々とアレとソレを合わせてみろだの、色がダメだの、そりゃチェリーの時に使う衣装じゃないか、使い回し禁止だ、だのとすんなりOKを出しません。
シズカさんは、「それ、シズカさんが買った服じゃないよね」という服を見せたところ、シノダが気に入って採用になっていました。
かたや、シノダに見せようと広げたら「無し!」と、秒殺却下の衣装が続出した代表。
シズカさんからお借り出来る衣装はお借りして、その他関係者からお借り出来そうな衣装はお借りする事にして、取りあえず動画とチラシ撮影で使用する衣装は決められました。
持参の衣装もてんこ盛りだったのに、お借りした衣装が追加されて、代表の荷物は膨れ上がりました。
「ダンベルでも入ってるの?」とショーコが嫌がるほどの重さです。
入ってるわけないじゃーん、と笑う一同。
しかし、いました。かつてバッグにダンベルを入れていた人が。
野上は、数年前、予定で入院した際、入院中に筋トレしようと(大人しく寝てろ)バッグの中に洋服類と一緒にダンベルを入れて行きました。
両手分、2つのダンベルを持って行こうとしたそうですが、入れてみたらバッグの持ち手が壊れそうだったので、片手分だけで我慢したそうです。
夜9時消灯で、夜明け前に目覚めてしまうので、暗いうちからダンベルで運動をしていたとの事です。(特殊です。マネしないでください)
そんな野上のダンベルバッグに比べれば、代表の衣装バッグはまだ軽いと言えそうですが、この先、全部の衣装が揃ったらいい勝負になりそうです。
今回の芝居は、冬の設定なのでセーターやコートがありますので、大荷物になる事でしょう。

そして、この日は代表のお誕生日でした。稽古日と重なるのは珍しい事です。
皆から「おめでとう」とお祝いしてもらった代表でした。

6月4日

珍しく2週続けて稽古がお休みでしたが、この日は皆揃って通常稽古でした。
今回の風景は、久しぶりなので何か嬉しくて集合写真です。

前回の稽古風景で、キャストが変更になるお話しをしました。
それに伴って衣装も変更しなければなりません。
同じ衣装もありますが、代表とシズカさんでは体格がかなり違うので、新たに選ばなければならない衣装が殆どです。
キャストも変わりますし、久しぶりの公演ですから、宣伝動画も作ることになりました。
この日の稽古前に、動画撮影の話合いをしました。
何しろ梅雨に入ってしまうから、天気次第で変動アリのザックリな日程調整をし、衣装どうするかの話になり、演出家から、めぼしい衣装を来週持ってこい、と急に言われてオタオタする女優さん二人。
そして、役も衣装も変わらない野上。
前回公演後、保管してある衣装を引っ張り出せばいいだけなので、楽ちんみたいです。
何も変わらないと思いきや、いやいや、彼は相手役が変わるという大きな変化に対応しなければなりません。芝居も変わってきます。
4年目にして新鮮な稽古が続いています。

5月28日

先週お知らせしました通り、今週も参加人数が少なくなってしまったため、残念ながら稽古がお休みでした。
今回の稽古風景は、次回公演「星影さやかにさやか」についてのお話しをお届けします。

2019年・第20回公演の「星影さやかにさやか」が終わってから、次回公演も「星影さやかにさやか」です!と決まってから今日まで、 延々と続いて来ている「星影さやかにさやか」の稽古。稽古風景も延長・延長になっています。
途中、猿面ショーの稽古を優先した事もありましたが、かれこれ4年です。
4年も同じ芝居を稽古するのは、猿面としても初めての事です。
今年こそ、ようやく劇場でこの芝居をやれることになってきました!
実は初演時と変わった事があります。
今年の秋にお届けする「星影さやかにさやか」は、前回公演の配役とは違う配役でお届けします。
前回、シズカさんが演じた”ゆかり”を代表が、
代表が演じた”えいこ”をシズカさんが演じることになりました。
野上は変更ありません。

当初は配役を変える予定はありませんでしたが、4年もすれば色々な事があり、変化もあります。
そのうちの3年間は、コロナの影響で過去にない経験もしました。
当時のままの配役で稽古を続けても、良い事はないと演出家の判断もあり、配役を変更しました。
新キャストになった事もあり、台本も追加されました。前回よりも良くなるように、磨きをかけています。
この4年の経過によって、シノダや役者さん達の、思うところや考えが以前と変わっているはずです。
公演出来なかった期間、それぞれが経験したアレコレが、次の公演では活かされることでしょう。

5月21日稽古風景お休みのお知らせ

5月21日は都合により稽古がお休みになり、風景もお休みしました。
楽しみにしてくださっていた皆さま、申し訳ございません。
次回5月28日も参加人数が減ってしまう事になり、稽古がお休みになります。風景だけは何かしらお届けいたします。

5月14日

5月14日風景

この日の稽古で演出シノダの、ダメ出しの嵐に見舞われた代表。
まるで占い師のように代表の心のうちを細部まで読み取るシノダ。
段取りに振り回されてやっつけになっているのも見抜かれますし、本人も気持ち悪いまま演技して、やり過ごしているのもバレバレです。
「ダメでもいちいち指摘しません。言わないとしても出来ているわけじゃないですから」
と、シノダ。
今回の芝居では、アドリブで作っているシーンもあります。
役者さんは適切なセリフをとっさに自分で考えて言わなくてはなりません。
そのアドリブシーンでも、シノダから代表に痛烈なダメ出しが…
「そんなセリフを出すなんてセンスがない」
一刀両断です。
こんなに叱られて、代表がダメダメみたいですが、違います。
代表はこのところ、成長著しいとシノダは評価しているのです。
これまで停滞していたところから代表が抜け出して来ていると、進化を喜んでいます。
それが故の愛のムチらしいです。
団員達もシノダの愛ゆえの厳しさは知っています。
知っていますが、強烈なんです。
温和ですが遠慮がないんです。
何しろ今度の公演は待ちに待った公演ですから、いつも以上に厳しいです。
代表はじめ、他のメンバーも、シノダと思いは同じです。
この芝居を良いものにするため、自身が追い求める芝居(演技)のためなら、厳しいのは辛い事ではありません。
今日の風景は、グサグサ痛いところをつかれている代表を見守っている、ショーコと野上です。

5月7日

5月7日風景

ゴールデンウィーク最終日でも、いつも通り稽古していた猿面です。
稽古場の公民館でもマスクの着用はそれぞれの判断で、と、いう事になっていますので、久しぶりにマスク無しの写真です。
この日はまだコロナが5類になっていない事もあり、稽古中はマスクをしていました。
今後は稽古中のマスクをどうするか、まだ決まっていませんが、状況に合わせて柔軟に対応していきます。

さて、この日もダンス練習の後、通し稽古という、いつものメニューでした。
通し稽古中、シズカさんがどうしても我慢できず、笑ってしまうシーンがあります。
そのシーンはシズカさんの出番ではないので、いつも稽古場の端っこに座って見ています。
シーン中の、野上のセリフ(演技?)で毎回堪えきれず笑ってしまうシズカさん。
シズカさん以外のメンバーは、ニヤつく程度ですが、シズカさんにとってはツボらしく、毎度毎度笑っています。
この日は特にハマったらしく、身体を丸めて、バレないようにコソコソしながら、だけど激しく笑っていました。
それを目の端で見てしまった野上、なんでシズカさんだけそんなに笑うんだ、と思ったら、こっちも我慢できず、つい笑ってしまいました。
まだ稽古中も和やかムードですが、気が付けば5月になり、そろそろ衣装の事を決めたり、宣伝動画をどうするかを考えたりしなくてはならない時期です。
公演に向けての具体的な準備が始まります。

4月30日

4月30日風景

先週の稽古は臨時のお休みでしたが、今週は通常通りの稽古でした。
稽古着に着替えたあと、代表が、
「見て見て~」
と二の腕を公開。ナニナニ?と見ると、ヘンな模様の青アザが!!
なんだそれ、どうしたんだ!と、騒ぐ一同。
「この前、転んじゃった」と言う代表。
両手がふさがっている状態で、仰向けにすっ転んだそうです。
アザの感じからすると、勢いよく転んだものと推察されます。
「いいところに転んだから良かったのよ。何かに頭でもぶつけたら危なかった~」
そうですよ。野上くんの嫌がるサスペンスドラマのパターンになっちゃいますよ。
「床に頭をぶつけなかったんですか」
と心配する野上。
「頭上がってた!こうなってた!すごい、ちゃんと上げてたのよ!」
と、説明してくれたのがこの写真の姿です。
大けがにならずに済んで本当に良かったです。
転んだ原因は、濡れてるところで滑ったからだそうです。
「滑らないビニールの靴、履いてたんだけどな」
と、言う代表。
「滑ったじゃないですか!そんな靴ダメだ、変えなきゃダメ!」
と、うるさい野上。
「大丈夫よ、次は対策するから」
と、代表。え?どんな対策?
「濡れてるところは、ゆっくり歩く。カカトから行かない。」
が、代表の今後の対策だそうです。
ということは、転んだときは、濡れてるところを速く歩いて、カカトから行ったんですね。危ないですね。

猿面は何しろ少数精鋭(?)なので、ケガなどすると人手が不足し、本当に大変な事になります。
以前から何度も言われていますが、「みんな、身体に気を付けて」が、合言葉です。

4月23日

4月23日風景

こんばんは。代表です。

今日の稽古は急きょお休みになりました。
参加できる人数が少なくなってしまったので…。
その旨公民館に連絡。
急なキャンセルにもかかわらず、優しい対応をしてくださいました。
すみません。ありがとうございます!

さて、そんなわけで今回は稽古場から外へ出ての風景です。
用事ついでにパシャパシャと。
どれが使えるかわからないので、あら素敵と思ったものを手あたり次第撮ってきました~。

今年も桜、こぶし、モクレン、ハナミズキなど、次から次へと花が咲きましたね。
ついこの間まで枯れ木のようだったイチョウの木も、あっという間に緑の葉に覆われていました。
今近所では、つつじの花が見頃です。
今まで見るだけで写真を撮ることはあまりなかったのですが、稽古風景のためにカメラを向けてみました。
改めて見ると、いろんな色や模様があるのですね。

4月23日風景

どなたかが育てているとみられるものや、自然に繁殖している花などもかわいくて撮ってきました。
季節外れではありますが、ブーケのような、まりのような八重桜も一緒にお届け。
この葉っぱを見ると、桜餅や道明寺が食べたくなります。

あらやだ。
私が風景を書くと、食べ物の話に行きつく…。

4月16日

4月16日風景

こんばんは。代表です。
今日も滞りなく稽古に励みました。
…と書きたいところですが、最近私“ある言葉”がすんなり出てこなくて、芝居をストップさせてしまっています。
2019年に公演したときは、問題なく言えたと思うのですが、ここ最近かなり苦戦しています。

その言葉とは「コレステロール」です。
言えば言うほど、私のなかで迷宮入り。
「コルス…」「コロス…」
みんなから「コレステロール!」のコール。
野上君にまで「ふざけているんですか?」と言われる始末。
ふざけてはいないんですけどね。
どうやらコルステロールとインプットしちゃっているようです。
口にしたとき、その方がしっくりくる感じ。
でも間違えています。修正します。

でも、そもそもおかしな言葉ですよね。
だって、「これ・捨て・ロール」ですよ。
お腹が空いていたのか、私はロールから、サラダ巻きのようなグリーンの葉が巻かれている物を想像してしまいました。 そんな私ですが、今年も早々と健康診断を受けてきました。
結果はまだですが、コレステロール、どうかな。
これだけ入力すれば、頭の中も修正できたかな?!

4月9日

4月9日風景

この日、珍しく遅刻してきたショーコ。 お仕事が残業になったそうです。
ショーコは今回の芝居では音響さんですが、いつもはダンス練習にも参加しています。
しかし、この日はお疲れだったらしく、ダンスはお休みしていました。
それほどクタクタだったらしいです。お疲れ様です。
猿面のメンバーは、見ての通り、そこそこ大人なので、それぞれ仕事を持っています。
どんな仕事なのか、劇団員に知られていないメンバーもいますが、みんな、まともな仕事で真面目に働いています。
この日は代表も稽古前に働いて来たそうです。
定番のメンバーは、仕事で疲れていても、なにか用事の後で疲れていても、よほどの事でない限り稽古を休みません。
よほどの事があっても、休まない場合もあります。
稽古に来ないと、変な感じがしちゃう身体になってしまっているメンバー達です。

4月2日

4月2日風景

昭和世代の猿面。
芝居の設定が昭和じゃなくても「昭和ですか?」と言われるので、昭和色が濃いのは自他ともに認めるところです。
この日も雑談中に懐かしい時代の話が出ました。
テレビのチャンネルを「回す」、と言う代表。歳がばれます。
今時のテレビ、チャンネルは回せません。丸くないですよ。リモコンですよ。
他のメンバーも、子どもの頃にチャンネルを回す経験はしていますが、「今、回す」は、言わないな~。と冷ややかに見られてしまった代表。
代表は、それだけにとどまらず、
「テレビ東京って12チャン?」
と言い出し、皆を驚かせました。
「そう言えば、うちのテレビ、一時期、白黒テレビだった」
と言う野上。
えええ~、あんた、ホントは何歳なの?
と、驚くメンバー達。
「カラーテレビが壊れて、白黒になっちゃってたんです。スポーツ中継でユニフォームとか、タスキの色とか、実況で言われても、皆、薄いグレーだし、わからなかった」
との事でした。その後、新しいカラーテレビになったそうです。
「昔は、叩けば直ったりしたよね~」
と、今では考えられない修理法を誰もが一度くらいやった事がある時代でした。武闘派でしたね。

3月26日

3月27日風景

いい大人のはずなのに、たまに小学生男子のような野上。
ボタンをかけ違えたり、襟が潜っていたり、チャンとお洋服を着なさい、という事が度々あります。
この日も、
野上は、ダンス練習で薄着になり、その後、長袖Tシャツを着ましたが、芝居中に、モゾモゾし始めました。
ちょうどアドリブシーンだったのをいい事に、モゾモゾの理由を芝居しながら白状する野上。
「うしろ前だった」
と、Tシャツを脱ぎ出しました。
「やっぱり?そうだよね、首の後ろがやたら開いてると思った~」
と、実は、そうじゃないかな、と思いながら、野上を見ていた代表。
日頃、代表の粗忽に文句を言う野上ですが、こういうところは代表よりよほど粗忽です。
「なんか苦しいと思ったんだ」
と、「今、着替えるの?」という周りの目を無視して、正しく着直す野上。
アドリブとしてやっているのか、もう芝居はどっか行っちゃってるのかわからないほどの自然な流れで芝居は継続しました。
プライベートでは身だしなみをきちんと出来ているらしいので、猿面の稽古に限って手を抜いてるのかもしれない野上です。

3月19日

3月19日風景

今日も今日とて楽しい稽古の猿面ですが、花粉症のため、ティッシュをひと箱(ソフトパッケージですが)持参したショーコ。
音響をやりながら、何度も鼻をかんでいました。かなりの勢いでティッシュを消耗していました。
今回の風景は、同じく花粉症の代表との2ショットです。
(シズカさんと野上は花粉症ではないそうです)

コレと言って面白い事がないと、風景のネタに悩む猿面。
しかも、少しでも下品だと、ショーコが許してくれません。
たとえ、面白くても、 「そんな下品な話は載せたらダメ!」
と叱られます。
ショーコが猿面の「下品チェッカー」です。
演出家はじめ、他のメンバーも当然下品は嫌いますが、ショーコが最も厳しいです。
「そ、それくらいは大丈夫じゃないかな」と皆が思っても、ショーコが許可してくれないと、風景ネタとしてOKになりません。
ショーコの厳しいチェックをパスした、品の良い風景をお届けしております。
これからも品格を大事にしたい、大人の劇団、猿面です。

3月12日

3月12日風景

稽古場にマスク着用についての文書が掲示されていました。
「一律の着用を求めず」に変わるという案内でした。
さて、この日、ダンス中に自分で自分の顔をパンチしてしまった代表。
痛さのあまり、よろめくほどの強烈パンチを自分にお見舞いしてしまったようです。
以前にもそんな事がありました。
不思議です。
代表を心配しつつも、どうしたらそうなるのか、不思議でならないその他メンバー。
代表は、親指を出している事が多く、そのせいで皮膚を傷つけてしまいます。
今回も、お顔に傷が…
「刃をのせて」公演の際、代表に空手を指導した野上は、
「危ないから親指は握っておかないとダメですよ!教えたじゃないですか!」
と、軽くご立腹でした。
「シズカさんも、派手に転んだらしいよ」
と、自分の失態をごまかすためか、シズカさん話を持ち出す代表。
シズカさんは先日、平坦な道で、何もないのにつまづき、前方に跳ぶほどの勢いで転んだそうです。
寒い日だったので、手袋もしていて、ジーンズもはいていたおかげで無傷だったとのこと。
そういう代表も、実はスーパーで買い物した際に、カートがコケて、自分もコケたと白状しました。
「あたしは、転ぶ時期は終わった」
と、言い出したのはショーコです。
運動神経がよろしくないと評判のショーコですが、最近は転んでないらしいです。
過去にさんざん転んだおかげで、転び期を過ぎたんだと豪語するショーコ。
昔は、歩きながら寝てしまい、転んだこともあるんだとか。
歩きながら寝る?
転ぶ以前の話しに、驚く一同でした。

3月5日

3月5日風景

先週、シノダから、足元を美しく、と、求められた代表。
今週の稽古で足元問題を克服しようと努めましたが、習慣というのはなかなか抜けないらしく、うっかり忘れて叱られていました。
今週は、ハードルが上がり、前回指摘されなかったシーンも直しが入りました。
美しく立ち上がろうとして、よろめく代表を見て、
「どうして、そうなっちゃうんでしょうね」
と、不思議がるシノダ。
女子のダンスも振付ける野上に意見を求め、代表が美しく見えるにはどうすればいいか、検討しました。
自分も女子風に動いて確認する野上。
真似してみる代表。
何か上手く出来ない代表。
その姿を見て、
「そうやって動くと、きったない」
と、言い放つ野上。
「汚い、に、ちっちゃい”っ”が入ってる」
と、反応したのは、言われた代表ではなく、なぜか、シズカさんでした。
小さい”っ”が入るほど、汚さを非難されるなんて、と、怯えるシズカさん。
もちろん代表も、野上の言葉が矢のように鋭く突き刺さりました。
「きったない」と、エンガチョみたいに言われては、乙女心はズタズタです。
この日の稽古では、足元だけでなく、手元の武骨さも修正するように言われてしまった代表。
そういえば、昔、ダンス練習で、手が美しくない、と、野上にさんざん言われた事もありました。
代表が得意な手元は、花笠音頭風か、カマキリ拳法風か、くらいのものです。
足も手も、シノダの求める品の良い動きに到達するまで、代表のトレーニングは続きます。

2月26日

2月26日風景

演出シノダは女優さんの立ち居振る舞いについて、口うるさいです。
カッコつけではなく、自然に、美しく動く事を求めるシノダ。
例えば、正座したときに太ももの間に手を挟んだりしたら、ダメ出しなんてレベルではなく、「信じられない。はしたない。その手は何のつもりですか」と、軽蔑されます。
この日も、芝居中の代表の足元を凝視していたシノダ。
「その足、ダメですよね」
と、芝居をストップ。
代表も、
「あたしもそう思ってました」と自分の足元のだらしなさを認めましたが、
「わかってるのにそのままやってたんですか。直してください」と余計に叱られました。
「女性らしさ」というとステレオタイプだ、押し付けだ、と言われてしまう時代にいつの間にかなっていますが、猿面の演出家はそんなの知らないとばかりに、女優さんに一定のたおやかさや、気立ての良さを求めます。
(昨今は女性でも「俳優」とされ、「女優」と呼ぶのも憚られるのかもしれませんが、猿面では女優と表記します)
シノダにすれば、スカートはいて大股開いているのは、言語道断らしいです。
写真は、これでもか、と両脚を寄せて立っている代表。
内転筋も鍛えられて一石二鳥ですね。

2月19日

2月19日風景

代表が風邪をひいたそうです。
例の流行り病でもなく、インフルエンザでもなく、ただの風邪だったそうです。
2日ほど寝込んだそうですが、稽古日のこの日には回復して、元気に動いていました。
鼻水が残る程度、風邪の名残りがありましたが、無事に治って何よりです。
猿面は少人数劇団なので、一人でも欠けたら存続の危機です。
皆、身体に気を付けて、とお願いするシノダ氏。
そんな話から、この先、歳を重ねて行った時、皆大丈夫か、の心配に発展。
ボケたらセリフが繰り返しになって、不条理劇になっちゃうかも。じゃあ、タイマーかけておいて、時間になったら終わりにすればいいか。とか、
そもそもセリフが覚えられなくなる。じゃあ一人に一人、若い人のプロンプをつけよう。とか、
そのプロンプ、隣にいてもらえばいいんじゃない?え、それなら、プロンプの人が芝居すればいいじゃん。とか、
大道具仕込みするのは無理だから、舞台セットは無しにするしかない、
などなど、老人劇団になった時の対策を考えるメンバー達。
心配し始めたらキリがありませんが、なにしろ全員元気で、続けられるまでは続けるぞ!という事で、稽古に励むメンバー達でした。

2月12日

2月12日風景

この日はショーコから皆にバレンタインのプレゼントがありました。
Nanaさんや久里子さんは最近ご無沙汰なので、劇団内でバレンタインを実行してくれるのは、現在、ショーコだけです。
ショーコのバレンタインは、手作りお菓子が恒例だったのですが、コロナに配慮して手作りではないお菓子を用意してくれました。
野上だけ特別に、チョコ以外にも小さな大福が入っていました。
カフェオレ味やチョコ味、スイートポテト味の変わり種の大福も入っていたそうです。

バレンタインをすっかり忘れていた野上。
それはそれは喜んでいました。
もう、本命とか、彼女とか、色恋沙汰は超越してしまったのか、甘い物をもらえればそれだけで幸せらしいです。

2月12日風景

そして、意地でも野上にチョコをあげない、こちらの二人。
シズカさんは気まぐれで、かつて恵んであげた事がありましたが、本当に気まぐれだったらしく、その時だけでした。
ショーコから、タケノコのチョコと、キノコのチョコをもらって笑顔の二人。
今年もバレンタインの記事をお届けできて良かったです。
恒例の風景を、恒例として、当たり前にお届け出来るのは、嬉しいことです。

2月5日

2月6日風景

先週は、稽古が休みでしたので、張り切って稽古に集まった猿面達。
稽古場の部屋に入ると、まずは換気です。
コロナですっかり習慣化しました。
ドアも開けておきますが、換気扇のスイッチも入れる代表。
「換気、換気」と思いながら、ふとスイッチ付近を見ると、「空調」と書かれたスイッチがありました。
「換気」と「空調」が入り乱れ、代表の口から出たのは、
「カンチョウ入れて」
でした。
代表の頭の中は「空調入れて」だったのに、口から出たのはカンチョウでした。
換気のカン、と空調のチョウで、カンチョウになったそうです。
そんなネタみたいな間違え方を無意識にやってしまうのが代表です。
劇団内の代表マニアは大喜びで、この日の風景は稽古前にこの件に決定しました。

1月29日

1月22日風景

一月は稽古が休みの日が多く、この日も事情によりお休みでした。
今回は、先週ストックしておいた稽古風景をお届けします。

年明けに渡された追加の脚本。
もう覚えて来ましたね、はい、立ち稽古、と、容赦ない演出シノダ。 まだ完璧とは言えませんが、それなりに覚えて来た役者さん達。
まだ完璧じゃないので、「何だっけ?」とわからなくなり、芝居が止まります。
「何だっけ?」率が高い代表は、シノダから台本を足元に置いて確認していいと許可してもらいました。
(セリフを覚えていなくて、いちいち芝居が止まったり、プロンプの回数が増え、見ていてうんざりするので、そんな事になるなら足元に置いておけ、という許可です)
ちょっと覗くために置いていいと言われたのに、ガッツリ覗き込んで確認する代表。
そんなにあからさまにカンニングしていいとは言われていません。
とても演技中とは言えない体勢で、遠慮の欠片もない代表。
追加の脚本はシーン丸ごと追加された部分と、セリフだけ追加になった部分があります。
追加するために、少々変更された部分もあり、ちょっと複雑になっています。
代表以外の役者も、新脚本に慣れるまで、もう少し時間が掛りそうです。

1月22日

1月22日風景

稽古場に入ってから、なかなか稽古着に着替えないショーコ。
稽古着を手に持ったままグズグズしていました。
「何してるの?」と、そんなショーコの様子をいぶかしむメンバー達。
ショーコは、稽古着を洗濯後、バッグにしまっているそうです。
それが、この寒さですっかり冷えて、冷たーい稽古着と化しているので、「着るのがイヤだ」との事。
やがて、その服を天高く掲げるショーコ。
「え?だから、何してるの?」と、怪しむメンバー達。
「温めようと思って」と、ショーコ。
エアコンの吹き出し口に近づけて、服を温めるつもりだったそうです。
いくらショーコがノッポでも無理ですよ。そんなの。
「そんなに冷たいのに着替えるのが嫌なら、家から着て来ればいいじゃないですか。」
と、衣装に着替えない時期は、稽古ができる服で来る野上。
野上は寒がりなので、冬場は滅多に稽古場で着替えません。
(なのに、ダンスの時はタンクトップで、芝居稽古中は裸足です)
「え。でもでも、家でもずっと着ているのは、パジャマみたいでラフ過ぎない?」
と、渋るショーコ。
「稽古着を下にして重ね着すれば。」
と、野上。
「そうね、そうしようかな」と、その気になるショーコ。
もう一人、着替えで服を脱ぐのに、気合が必要だった人がいました。
代表です。
代表は、今年も、毎度おなじみのシモヤケみたいです。
どうして毎年毎年シモヤケなんでしょう。
原因になる事をしているに違いありません。代表自身も、最近、それに気が付き始めたらしいです。
ぜひ今度こそ改善して、シモヤケとおさらばして貰いたいものです。

1月15日

こんばんは。代表です。
今日の稽古はお休みでした。(私用でお休みのメンバーが多かったためです)
今回は個人的な話ですみませんが、お付き合いください。

新年は近所に初詣に行きます。
今年もいつも通り行ってきました。
この日は風もなく、いいお天気でしたのでお散歩日和でした。

1月15日風景

写真は道中の橋の写真です。
日影はまだ霜が解けていませんでした。
寒くないとは言えども、1月ですものね。
霜の上を歩くと、きれいに足跡が残りました。
私のちょっと前を歩いていた、大きな大きな犬の足跡がきれいに残っていたのがかわいくて写真を撮りました。
足の裏、暖かいのですね。
新年早々ほっこりした気持ちになりました。

さて、稽古の方はほっこりしていられません。
今年こそは!と皆が思っている中、前回の稽古で脚本の追加部分をいただき、しのだ氏が作ってくれた短冊を張り付けたり、ページの追加をしたり、各自それぞれ作業しました。
次回からは新しいところも含め、心新たに「星影さやかにさやか」を作り上げていきます。
いろいろ大変なこともあると思いますが、楽しみでもあります。

1月8日

2023年稽古始め

今年も劇団猿面をよろしくお願いいたします!
2019年の11月からスタートしたこの稽古風景。3年を超え、過去にない大長編になっています。
「星影さやかにさやか」公演が終わらないと、完結できません。
今年は必ず公演する!と意気込んでいるメンバー達。お正月気分など皆無です。
年明け一回目から、しっかり稽古でした。

1月8日風景

この日は、シノダから脚本の追加部分が配布されました。
シノダは、これまで一度仕上げた脚本は、そのまま上演してきました。
追加するのは、とても珍しいです。
「星影さやかにさやか」は一度上演している作品ですが、2023年の上演のために、新たにシーンが追加され、 既存のシーンも、セリフが増えたり、変更されたりしました。

シノダは追加分を人数分印刷し、配布しました。この日、通し稽古しながら、追加や変更箇所の説明をするシノダ。
ページ内に一ヶ所しか変更がない所は、その数行だけを短冊状に切って来ました。

1月8日風景

「そんなお手数な…」
と、マメさに感心する一同。
シノダは、
「めんどくさかったです」
と言いながらも、余計な印刷物を増やすのが嫌で(猿面の脚本は門外不出なので処分も面倒)、短冊にしたそうです。
シノダの説明に、必死でついて行くメンバー達。
役者さん達は、新たに覚えなければならないセリフが出来ました。

2023年版の「星影さやかにさやか」
メンバー達も新たな気持ちで向き合う物語になりました。
きっとこの先の稽古では、色々な事があると思われます。どうぞ、今年も猿面たちの風景にお付き合いください。

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★2022年の風景(1月9日~12月25日)

12月25日

12月25日風景

今年の稽古はこの日が最後でした。
次回公演の衣装の検討とダンス練習をした後は、
毎年恒例、稽古納めはクリスマス会です。今年は、ちょうど25日です。
あいかわらず300円台のプレゼントを交換して、話しをするだけの地味なクリスマス会です。
今年のプレゼントの傾向は、食べ物とお台所消耗品でした。

クリスマスと関係ないじゃん、というプレゼントが増えてきている昨今です。

12月25日風景

そんな中、野上が今年用意したのは、ブラックサンダーのクリスマスバージョンでした。
ブラックサンダー(おいしさイナズマ級!のココアクッキーとプレーンビスケットをチョコレートでコーティングしたお菓子)は、代表の好物です。
しかし厳格なルールのプレゼント交換ですから、代表に当たるとは限りません。
いくら好物でも他の人の手に渡る可能性も大です。
が、見事、代表がブラックサンダーに大当たりしました。
代表の好物と知っていてプレゼントに選んだ野上は、代表の運の強さに驚いていました。

2022年は、久しぶりに公演を実現する事が出来ました。
劇団初のショーで、どうなる事かサッパリ読めない公演でしたが、たくさんのお客様から「楽しかった!」というお声をいただき、本当にやって良かったと、一同喜んでいます。
猿面のショーによって助けられた。と、仰ってくださったお客様もいらっしゃったそうです。
猿面の公演をずっと待っていた、というお声も頂戴しました。ショーを観て、温かい気持ちになった、というご感想もいただきました。
思いもよらない嬉しいお言葉の数々によって、団員達は力づけられました。
このご恩は、来年の「星影さやかにさやか」でお返しする、と、心に誓う猿面です。
来年は、1月8日から稽古開始です。
今年一年、ありがとうございました!来年も「劇団猿面」をよろしくお願いいたします!

12月18日

12月20日風景

「流れ星、見た!」
と、言う野上。
先日のふたご座流星群の、流れ星を見たそうです。
調べたら、15分くらい空を見て、目を慣らすと良いとあったので、その通り実践したそうです。
「大きかった。一瞬だから願い事なんて無理だった」
と、野上。大きな、青白い光だったとの事です。
他のメンバーは見られなかったそうなので、野上は幸運でしたね。

さて、稽古の方はと言うと…代表と野上の共演シーンでの事。
二人が同じところを見なければならない場面で、視線の的をどこにするかを検討しました。
どの位置がふさわしいか、話し合う代表と野上。
こういう時、代表はめんどくさいです。
具体的にお伝えするのは難しいですが、何しろ会話がめんどくさいです。
猿面ショーの劇場風景動画でも、
「いつものことだけど めんどくさいなあ と思っている野上」
と、テロップが出ちゃうくらいめんどくさいのです。
「あそこの壁の境目を見る事にしよう」と、やっと話しがまとまった、その直後に、野上にすればどうでもいい事を、またゴチャゴチャ言う代表。
辟易する野上。
猿面ではよくある風景です。野上は、代表対応のため、ストレス軽減チョコレートを短時間に完食してしまった事もありました。
代表にまったく悪気がないところが、めんどくささを高めています。
代表に翻弄されて疲労する野上です。

12月11日

12月11日風景

猿面ふれあいSHOW から早一ヶ月が過ぎました。
公演後、劇場風景の動画が公開され、年末の声が聞こえてくると、一区切りがついた感じがするものです。
久しぶりの公演でしたから、そんな公演後の感覚も久しぶりに味わっているメンバー達です。

さて、稽古はすっかり通常に戻り、「星影さやかにさやか」の稽古に励んでいます。
この日、稽古の準備をしていると、ショーコの悲鳴?が。
なんだなんだ、どうしたんだ。
持参の水筒の口の締まりが甘かったらしく、中のお茶がこぼれてカバンの中が被害に遭ってしまった悲鳴でした。
カバンの中身を全て取り出し、被害状況を確認するショーコ。
一番濡れてしまったのは、靴だったようです。これが吸ってくれたおかげで、他の物は軽く濡れた程度で済みました。
大事な台本も端が少し濡れた程度でした。
「お茶ならベトベトにならないし、乾けば大丈夫でしょ、平気平気」
と、野上。
「そうね」
と、気を取り直すショーコ。
ちょっと凹んだのが落ち着いた矢先、座っている体勢から後ろに身体を倒したら、そこに机の角があり、頭をぶつけてしまったショーコ。
え!大丈夫?と皆で案じましたが、軽めのゴチンでケガはありませんでした。
「気を付けてくださいよ。サスペンスドラマでよくある死因みたいになったら大変だ」
と、お前何言ってんだ?な発言をする野上。
「殺す気なかったのに、なんかの角に頭ぶつけて偶然死んじゃった、みたいになっちゃう展開、数年前から多くないですか?」
そういうストーリー展開だとご不満らしい野上。
ショーコを心配しているのか何だかわからない話しになってこの件は終わりました。
何しろ、この日、踏んだり蹴ったりだったショーコの風景でした。

12月4日

先日、最新情報でご案内しましたが、第20.5回公演劇場風景の動画版をYouTubeで公開しました!
楽日の猿面達の風景や、公演中の映像をお届けしています。
どうぞご覧ください!

12月4日風景

今回の稽古風景担当のシズカです。
先週、私が写真の中で手にしていたUSB。
稽古風景の中でもあったように、代表が舞台監督から預かってきてくれた猿面ふれあいSHOWの映像です。
猿面の公演本番の時、きれいな写真や本編のビデオ撮影を担ってくれているのが舞台監督です。

そしてその映像をなるべくきれいな状態で出演者のみんなに観てもらいたいといつも心を砕いてくれています。
しかもその映像を見るために、パソコンを使う人、使わない人、パソコンはパソコンでも古いパソコンを使っている人と、それぞれ違うもので、USBだったり、板に焼いたりとあの手この手を尽くしてくれます。
そういう私も、先週持ち帰ったUSBが、我家のパソコンでは見られないという事態となりました。
「見られないよ~」と代表に泣きついたところ、舞台監督に相談してくれて、なんと、ありがたいことに、舞台監督から直々に、解決策を初心者向けにわかりやすく解説したメールが届きました。おかげで、バッチリ観ることができました!

今回の稽古では、ショーコ用にCDにデータを焼いて代表に託してくれました。
今頃ショーコも猿面ふれあいSHOWの映像を楽しんでいることでしょう。
舞台監督、いつもお世話になりっぱなしですみません。ありがとうございます!

11月27日

第20.5回公演劇場風景を公開中です。
劇場風景も久しぶりなので、嬉しさのあまり長編になっております。公演の裏話を沢山載せましたので、どうぞごらんください。
動画版劇場風景も制作中です。12月公開予定です。ご興味のある方は、お楽しみにお待ちください。

11月27日風景

さて、この日、Sizukaさんに代表から手渡されたUSBメモリ。
何が入っているかと言えば、先日の猿面ふれあいSHOWの公演ビデオです。
あの日、あの時、あの本番中、自分がどんなパフォーマンスをしていたのか、このビデオを見ればわかります。
幸い、大失敗はなく無事に終わった公演でしたが、細かいところについては、やらかしていた人がいなかった、とは言えません。
失敗した時に、「やっちまった」と、あからさまにわかる顔つきや態度をするな、と日頃から演出家に言われている役者さん達。
みんな、芸歴ウン十年のツワモノですから、やっちまっても、素知らぬ顔でやり通しています。
その、素知らぬ顔は、客観的に見ると、かなり面白いです。
なぜ、そう動いた?というような場面もあります。何とか修正しようとしたのか、何とかごまかそうとしたのか、意識的なのか、無意識か。
そんな、人間の脳の働きの不思議に思いをはせる映像も、このUSBメモリに入っています。
4公演分、入ってます。
Sizukaさんからスタートし、他の出演者も回し見します。
楽しくやらせてもらったふれあいSHOWを「良い時間だったなあ」と、振り返りながら、やっちまった自分にも時々再会する事でしょう。
写真のショーコが強気のポーズなのは、「間違えてたけど、悪目立ちしてませんでしたよ」と、シノダに言われ、安心?したが故みたいです。
ショーコの受け止め方はさておき、あんな事も、こんな事も、失敗も成功も、次回公演に活かしてくれ、と、願うシノダ氏でした。

お知らせ

第20.5回公演「猿面ふれあいSHOW」公演中の様子・公演後記は、
第20.5回公演劇場風景をごらんください。

11月20日

この日の稽古前、代表、ショーコ、野上の三人で、猿面ショーを行った千葉市美術館での音楽会に行ってきました。
1階さや堂ホールで美しい歌声に魅了されてきた三人です。

その後は、ジャージに着替えて、ダンス練習です。
猿面ショーが近くなってからは、「星影さやかにさやか」のダンスはしばらくお休みしていました。
このダンスも振付担当は野上です。
自分で振付たくせに、一か所だけ、野上があれれ?と、なる振りがあります。
出来ているのですが、これでいいんだっけ?と混乱する時がしばしばあります。
この日も、通しで踊った後、「またここの動きが違う気がする」と、確認する野上。
他のメンバーも、一緒に踊ってみました。
横で踊っている代表を見て、
「代表のその格好は姿勢が悪いです」
と、チェックが入る野上。
「手と足の動かし方は、こうですよ、大丈夫ですよね」
と、ついでに振付も出来ているか確認したところ、何だか怪しい動きの代表。
正しく出来ていませんでした。
「こうでしょ」と、一緒に踊り、代表に説明できるほど出来ていたはずのシズカさん。
代表に付き合っているうちに、わからなくなって来て間違えてしまい、不本意さを嘆いていました。
代表は、こんな具合に周りを幻惑させることが良くあります。
あまり親切に付き合うと、野上のようにストレス軽減チョコレートをドカ食いするほど辟易するので注意が必要です。

11月13日

おかげさまで、第20.5回公演「猿面ふれあいSHOW」、無事に公演終了しました!
ありがとうございました!!
最新情報にも終了報告を掲載しましたので、どうぞご覧ください。

公演後、初めて集合したメンバー達。
演出家のダメ出しや、出演者それぞれの感想や反省などは、楽日の公演終了後の打ち上げの席で話すのが慣例ですが、今回は打ち上げの飲み会はありませんでしたから、この日、稽古前の時間に話しました。
今回のショーは、団員たちも初体験の公演でした。
ショーの企画が無かった頃から、ショーの公演が決定して実現するまで、団員たち各々に、様々な状況や思いがありました。
後日公開の、「劇場風景」にそうした記事も載せる予定ですが、今回の公演が終わり、団員たちが何より強く思うのは、次回の公演でお客様のご期待にお応えしたい、猿面の”芝居”を観ていただきたい、という事です。
そんなわけで、公演終了後、休みなく、もう稽古再開です。
猿面ショーで、猿面を待っていて下さっていた方々と直接お目にかかりました。
その方々に、たくさんの応援のお言葉を頂戴しました。
公演が終わったからといってボケボケぼんやりしている暇はありません。
居ても立っても居られません。
第21回公演「星影さやかにさやか」に向かって、発進しました。
静かに燃える演出家。この日の立ち稽古では、役者への要望が増大していました。
役者さん達は、「またそんな難しい事を、」と悩みますが、しのだの言うような芝居が出来たら、そりゃ楽しいのは間違いありませんから、難しい注文をつけられれば、つけられるほど、意欲が湧くようです。

10月31日

10月31日風景

第20.5回公演「猿面ふれあいSHOW」稽古風景は、今回が最終回です。
今週末に本番を迎えます。

最後の通し稽古も無事に終わり、あとは本番を待つばかりです。

初めての試みの、「猿面ふれあいSHOW」は、どう実現するのか、劇団員たちにもわかりません。
期待と不安、真っ盛りですが、楽しんでいただけますように、一同精一杯で臨みます。
猿面好きの皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げております!
今回の会場は、いつもと違い、千葉市美術館です。お間違いのありませんように。
3年ぶりの再会が叶う時を、楽しみにしてます!!

公演についての情報は、最新情報をご確認ください

10月23日

10月23日風景

本番までの稽古は、この日を含めて2回のみとなりました。
前回撮影したビデオをシノダがチェックし、この日の稽古で細かいところを最終調整しました。
今回の公演は、通常と違い、小屋入り当日が本番です。
劇場での公演ではないので、仕込みも殆どありません。初日の朝に小屋入りして、諸々準備を整え、ゲネを1回やったら、もう本番というスケジュールです。
何しろいつもと勝手が違うので、当日慌てないためにも、稽古場での稽古は気を抜けません。
演出シノダのダメ出しも、芝居の時以上に手厳しいです。
さて、当日は衣装も色々用意していますが、髪型はどうする?の話になりました。
芝居での役柄ではないので、演出からの指示は特に出ていません。
ショーコと野上は、髪型をいじりようがないので、このままです。
髪の長い、代表とシズカさんはどんな髪型になるのでしょう。次回の稽古までに決定するらしいです。
この写真を撮ったのは、代表ですが、なぜかニヤついていました。
代表はどうしてニヤニヤしているのか教えてくれなかったので、野上が不気味がっていました。

10月16日

10月16日風景

懐かしい仲間、登場

嬉しい登場シリーズが続きます。この日、稽古場に来てくれたのは、かなり懐かしい人でした。
2004年の「恋花」に出演した、かつての劇団員です。
しのだが猿面で初めて脚本・演出をした作品で、野上はまだ入団していませんでした。
その後、2013年の公演「放課後のカゲ達」に来場してくれましたが、それっきり、劇団員たちと会っていませんでした。
代表からの猿面ショーのハガキを受取り、来てくれたそうです。
事前のお知らせ無しの登場でしたので、一同驚きました。
この日は、本番前恒例の、通し稽古のビデオ撮りでした。
その最中、突然、ドアがノックされたので、歌って踊るのが騒がしすぎて、公民館から苦情かと思ったメンバー達。
通し稽古中の思いがけない来訪でしたので、一瞬みんな、固まりましたが、とりあえず、入ってもらって、話しは後で、という事で、稽古を続行しました。
稽古終了後、お互いの近況報告やら、突然来てくれたから驚いた、の話やら、一緒に芝居をつくってから18年?19年?経過した、時の流れは恐ろしい~、でも、変わってないね~、などなどの話になりました。
彼に、
「ずっと続けているんですね」
と言われ、
「まだまだずーっと続けるよ!」
と、答える代表。
そうですね、これからもまだまだ猿面は続きます。
猿面ショーが出来るおかげで、新旧の仲間たちが駆けつけてくれています。
ありがたいことです。力をもらって、猿面ショーに向けてさらに意欲が湧いたメンバー達でした。

10月9日

10月9日風景

久里子さん、登場

この日、久里子さんが稽古場に来てくれました。
3年近く、団員たちと会っていなかった久里子さん。かなりお久しぶりです。
再会を喜び合う一同。
久里子さんは、お忙しいため、劇団での活動はお休み中ですが、いつも稽古風景を見てくれているそうです。
風景を読んで、稽古に参加気分を味わっていたので、長期間、皆と離れていたという感覚は少ないらしいです。
そして、猿面ショー当日、お手伝いに来てくれるとの事です。
と、なれば、
「お手伝いに来てくれるなら、久里子さんもちょっと出ましょうか」
この流れ、以前にもありましたね。
丸ちゃんの時と同じです。稽古に遊びに来たら、誘われちゃいました。
久里子さんもちょこっとだけ、出演が決定しました。
早速、その練習をすることになった久里子さん。
猿面の久しぶりの公演を、賑やかにしてくれるメンバーがまた一人増えました。

10月2日

最新情報に
第20.5回公演「猿面ふれあいSHOW―距離を取り、触りませんのでご安心を―」公演のご案内を掲載しました。
以前、風景の中でも触れましたが、猿面ならではの加工を施したDMハガキの画像も掲載しましたので、どうぞご覧ください。

10月2日風景

さて、この日の風景です。
ショーのダンスでお尻フリフリのような動きが追加され、懸命に練習した代表とショーコ。
二人とも、野上に合わせて動けたので、何とかなりそうだ、と安堵した途端に、不気味なお尻の動きを始めた代表。
「何?その動き?」と、引き気味で眉をひそめるメンバー達。
「尻文字よ~しりもじ」と、説明しながら尻で字を書く代表。
「やめろ!やめてください!」と、代表の下品を嫌う野上。
「え~どうして~?尻文字だよ、よくやるでしょ」と、やめない代表。
この時のメンバーの中で、尻文字に馴染みがあるのは代表のみでした。
「見たくない!」と、目を背ける野上。
「なにかの罰ゲームとかで、やらされるでしょ~、尻文字~」と、代表。
「やった事ない!そんなもの見せられる方が罰ゲームだ!」と、本気で嫌がる野上。
子どもさんがやる尻文字なら可愛いだろうな~、微笑ましいな~、と想像できますが、大人の、いい年の、女性(あ、これは差別ですか?今時のエスデージーズで叱られちゃいますか?え、だって女性ならでは嗜みとか、お行儀とかありますよね、ないですか、だめですか。スミマセン、しつこくなりました)がやるのは、ちょっと、アレじゃないでしょうか。(アレって事にしておけば、大丈夫ですよね)
何しろ、代表の尻文字は見たくないし、見せたくない、メンバー達。
代表、みんなが嫌がっているので、人前で尻文字するのはやめてください。

9月25日

9月25日風景

スタッフのマツから差し入れが届きました。
猿面の公演では仕込みから参加し、受付を取り仕切ってくれるベテランのマツ。
公演が出来ない期間、会えない日々が続いています。
マツは、公演が近づくと、毎回、こうして何かしら差し入れしてくれます。
マツ、ありがとう!!

さて、猿面ショーが日に日に近づき、そろそろ残り1ヶ月ほどに迫って来ました。
これまでは、ショーの通し稽古の後に、「星影さやかにさやか」の稽古をしていましたが、そんな余裕はなくなりました。
この先は、猿面ショーに集中しましょうと、演出シノダからも話があり、通し稽古後の残り時間でダンスの怪しい箇所や、段取りの稽古を繰り返しました。
なぜか代表がいつも音を外し、野上が笑っちゃって歌えなくなる曲も反復練習しました。
もう大丈夫のはずです。代表、次回からは外さないでしょう。
このほか、代表がメインで歌う曲も、「ちゃんと歌ってます?」と野上に疑われ、代表が一人で歌ってみる事に。
代表がホントにちゃんと歌っているか、皆でチェックしていると、意外な発見がありました。
代表は、歌わなくていいところでボソボソ歌ってる事が判明しました。
公演時にも歌っていたそうですが、なにせ当時は舞台上でしたから、客席の皆さまに気付かれなかったのかもしれません。
ですが、この度のショーは舞台と客席に段差はありませんので、鼻歌、歌ってたらバレちゃうよ!と、皆から言われていました。
なぜ、余計な所で歌うのでしょう?景気づけ?でしょうか。
余計なフレーズを何食わぬ顔で歌っている代表は、ものすごく面白かったです。
もう一人、この日の稽古で面白かったのは野上でした。
訳あって、何度もダダをこねていました。そのたびに、野上をなだめる代表はじめ、その他メンバー達。
なんでダダをこねていたのかは、今は明かせませんが、この日は面白い風景が数々あり、笑いの多い稽古でした。

9月18日

9月18日風景

ショーコです。

皆さん、台風続きのこの頃 いかがお過ごしでしょうか?猿面は安全に配慮しつつ、気合いを入れて集合です。

今日は猿面ショーのダンス練習にかなりの時間を費やしました。
微妙に合わないところを合わせ、(私が)できないところを徹底的に(やってもらい)
できるまでやり、
できたから もう一度やり、
ヨシ もう一度。
なぜ、できなくなる?
で、もう一度。
・・・曲をかける時間を惜しみ 口で歌い、のどもカラカラ。いつも以上の水分補給です。もう 疲労困憊です。筋肉痛です。
この筋肉が覚えていてくれますように・・・。

9月11日

9月11日風景

丸ちゃん、登場

劇団員だけど、ここ数年ご無沙汰だった丸ちゃんが稽古場に来てくれました。
かなり久しぶりに登場です。稽古風景登場は、2017年以来です。
久しぶり~、と、皆で近況報告しました。
丸ちゃんも今回の猿面ショーを手伝ってくれる予定とのこと。
「手伝いで来てくれるなら、出ちゃいなよ」
と、軽く誘う野上。
そーだ、そーだ。それがいい。と、誘うその他メンバー達。
例によって巻き込まれる丸ちゃん。
丸ちゃんは、かつて、ちょっと手伝った流れで引きずり込まれて入団し、ずぶの素人なのに巻き込まれて役者デビューした、猿面にとってありがたい人材です。
この日も、稽古場に遊びに来てくれたのに、練習させられていました。
もしかしたら、丸ちゃんもちょこっと出演するかもしれません。

9月4日

9月4日風景

毎週、リポDを欠かさない野上。この日も通し稽古前に飲み干していました。
ショーで動き回る野上。
当然、しとどの汗です。
運動量からして、喉も渇くはずです。
リポDの他にスポーツドリンクも持って来ているのに、野上がそれをまともに飲むのは、ショーの稽古が終了してからです。
ショーの着替え中に水分補給する時間くらいあるのに、通し稽古中、殆ど飲みません。
運動してる時に飲まないって、昭和のド根性部活じゃないんだから…今時の水分とれとれ主義にのっとって飲めばいいのに、一口二口しか飲みません。
それには理由があるそうです。
ショーの途中で飲んで、むせたり、変な所に入っちゃうのを避けたいらしいです。
(野上は、かつて本番前にミカンを食べて、むせてしまい、痛い目に遭った事があるそうです)
かと言って、あれだけ動いて飲まないのは、色々危ないです。
何か、首尾よく飲める物はないか、と、考えて、この日は桃の味のジュースを持って来たそうです。
トロミがあるかと期待したそうですが、思ったよりサラサラで目的に合わなかったようです。
常日頃ならむせるような事は滅多にありませんが、何が起こるかわからないのが本番です。
久しぶりの公演で、良い物をお見せたい、そのための用心には手を抜かない野上。
むせる危険は排除です。
しばらく、いろいろな飲料を試すつもりだそうです。
いつもなら、変わった飲み物にチャレンジする野上ですが、今回はむせない事が第一です。

8月29日

“あんちょこ”

こんばんは。代表です。 今日の稽古で8月も終わり。
次回の稽古は、もう9月になってしまいます。
一週間違うだけなのに、猿面ショーまでの期間が、ぐっと近づいたような気がします。
久しぶりに、皆様に会えるうれしい気持ちと、追い込まれる緊張感を感じています。

8月28日風景

さて、そんな中いつも通りショーの稽古の準備していると「作ったみた~」とショーコ。
「なになに?」と思ったら、曲順を書いたあんちょこでした。
公演本番の時は、それぞれが自分なりのあんちょこを舞台裏に用意したりしています。
舞台裏は暗いので、紙も文字も大きめのもの。
今回用意してくれたのも、本番に使えるようなものでした。
しかも洗濯ばさみも持参して、見えやすいところに付けてくれました。
今までは、えーっと次は…となった時、配られた段取り表で確認していましたが、目線の高さにあるので、とても見えやすく助かりました。

「作った時、机の上が濡れていたみたい~」
よく見ると、確かに何か所か文字が滲んでしまっています。
でもちゃんとわかるので、全く問題なしです。
ありがとう!!

そんなこんなで、ショーに向けての準備が着々と進んでいます。

8月21日

8月21日風景

実は先週の猿面ショーの通し稽古中に、野上が肉離れを起こしました。
ショーの最後の曲の最中に、急に踊るをやめて、歌だけ歌う野上。
間奏中に、
「肉離れしたかも」と申告。
「え~!!」とその他、メンバー達。
だけど、通し稽古中ですから、誰も曲を止めようとはしません。
野上は直立のまま歌い続け、皆は踊り続け、そのまま最後までやり切りました。
終わってすぐに、野上を心配する一同。
「やっちゃいましたね」
と、野上。
バッグからフクラハギ用のサポーターを取り出し、装着し、差し当たって無いよりましと、ジュースの入ったペットボトルで冷やし始めました。
「サポーター、持ってるんだ。なんて準備の良い」
と、代表。
野上は、数年前、空手の稽古中にかなりひどい肉離れをやりました。
猿面ショーでは、ジャンプが多いので、念のためバッグに入れていたそうです
「軽い奴だと思いますけど」
と、冷静に分析する肉離れ経験者の野上。
今日は動かないほうがいいので、この後の芝居の稽古は、足を高くして座り、見学していました。
ショーで一番の働き手が怪我をしたら劇団として困ります。
ショーコは、稽古の帰り際、野上が荷物を車に運ぶのを手伝ってあげていました。
野上によれば、朝の空手の稽古が楽しくて、夢中になってやり過ぎたそうです。
「小学生か!」と、突っ込まれるほどの、無謀な没頭ぶりだったようです。
その時もしこたまジャンプしていたそうです。
「跳び過ぎました!原因は筋肉疲労ですね!」
と、自己分析する野上。
「本番の時に肉離れになったらどうしよう。しかも、初日にやったらまずいですよね」と、不安を訴える野上でしたが、
「あ、本番の日は、朝の空手やらないから大丈夫だ!」と、即、不安解消。
そうですね、本番の日は、朝の空手はやめておいてもらいましょう。
大事を取って、一週間暴れずに過ごした野上。順調に回復しているそうです。
この日の稽古も、ダンスのジャンプはやらずに、軽めに動いていました。
幸い、内出血もなく、軽傷だったので、次回からは普通に動けると野上は言っていました。
身体が動かせないと話しにならない猿面ショーですから、気を付けてください。

8月14日

ショーの宣伝用印刷物の原稿が出来ました。
メンバー達は、既に今回の印刷物の原稿を見ました!
今回のデザインは斬新です。
実験的です。かつてない加工を施しました。猿面ならではの加工です。
デザイン担当者は、当初、この加工について「気持ち悪いから無理だな」と思っていたそうですが、バランスを変えたら「行ける!カワイイかも!」となったそうです。
可愛いと感じるかは個人差があると予想されますが、アッと驚くデザイン、という話をしていたら、
「アッと驚くタメゴロウ、」
と、言う代表。
お歳がばれますよ。と、あまりの古さに引く団員達。
昭和ギャグです。
このフレーズは知っていても、実際、何のことかよくわからないので調べましたら、クレージーキャッツのハナ肇さんのギャグだそうです。
昭和40年代半ばですって。
代表の歳で知ってます?年齢からすると、リアルタイムではないはずですが。
実年齢より年上に見られてしまう事もある代表ですが、クレイジーキャッツ世代ではありません。
年上にサバ読む事はありません。
80歳以上になると、年上にサバ読む方が多いとか多くないとか…
それはさておき、原稿の内容チェックも出来ていますので、あとは印刷屋さんに発注するだけです。
久しぶりの印刷物発注ですから、代表もドキドキしているみたいです。
メンバー達もマスクを外しての撮影は久しぶりでしたね。
印刷が出来上がりましたら、顧客の皆さまへの郵送作業に入ります。
お客様のご来場を祈りつつ、宛名やメッセージを書きます。
かつては、毎年当たり前にしていましたが、この作業も久しぶりです。
公演する時のアレコレを思い出しつつ準備を進める猿面たちです。

8月7日

ショーの準備が着々と進んでいます。
今回の宣伝活動は小規模なので、いつものようにチラシではなく、違う印刷物を用意することになっています。
この日は、そのための写真を撮影しました。
出演者は、黒いタートルネックを着るように言われていました。
シノダ氏は、「みんな、黒いタートル持ってるかな?あれば持って来てくださいね」と指示していましたが、全員、持っていました。
ヒートテックとか、裏起毛とか、あったか素材でこの時期暑苦しいですが、ちゃっと着替えて、サッと撮影終了しました。

その後は、例によってショーの通し稽古。
回数を重ね、だいぶ慣れてきました。
野上の着替えもこの日は順調。やっぱり、稽古前のリポDと、焦らない心が成功の鍵らしいです。
他のメンバーもチョコチョコしくじりはありますが、精度は上がってきています。
芝居もそうですが、ショーでも「段取り」は必要です。
予め動きや役割を決めておかなければ成立しませんので、いろいろ決めて動いています。
前回の稽古中に、ある曲の段取りを追加しました。野上が歌うところを、他の三人で歌ってね、と、決めていたのですが、すっかり忘れていたシズカさんとショーコ。
代表は、「ここで歌うんじゃなかったっけ?」と、忘れていませんでした。ちょっと出遅れましたが、使命を果たさんと歌いました!
偉い!さすが代表!この段取りは完璧だ!と野上が思ったのもつかの間、残念な事に大きく音を外してしましました。
「何でだよ~」と、踊りながら大笑いする野上。
終わってから、「私は外す可能性が高いから、みんな、大きな声で正しく歌ってね!」とシズカさんとショーコに命令?する代表
シズカさんとショーコは、歌うのを忘れていたのを深く反省。
「一個やると、一個忘れる。手を気にしていると、足がお留守になる」という現象が多発しているみたいです。
芝居と違って、今回のショーは短い時間に段取りが盛りだくさんなので、いつもと勝手が違うようです。
しかも、久しぶりの舞台ですから、段取り克服もリハビリのひとつです。

7月31日

7月31日風景

先週のショーの通し稽古で何度か歌詞を間違えてしまい、全体的に安定感がなかった野上。
不調の原因は、リポ〇〇ンDを忘れたからだと言っていました。
この日はリポDをしっかり飲んで、ほぼノーミス(たぶん)で通しをやり切りました。
リポDのおかげだとしたら影響力が大き過ぎです。(100円ちょっとの飲料でそんなに効いちゃう?)
野上の中でリポD神話が確立されています。もう手放せません。(通販コマーシャルみたい)
また忘れたら大変なので、ついに箱買いしたそうです。
そして、野上の課題の着替えですが、こちらも大分慣れてきました。
着替えの多い野上は、他のメンバーに手伝ってもらうシーンもあります。
ショーコにも、何度か手伝ってもらい、お世話になっています。
おかげさまでスムーズに着替えられるようになりました。
ただ、一人で上から下までごっそり着替える時には、慌ててしまったせいで手間取って、時間ギリギリになる事が多いです。
「落ち着けばちゃんと着替えられる」と頭ではわかっていて、この日も言い聞かせていましたが、「間に合わないかも~」と思った時点で、焦ってしまうらしいです。
秒の争いなので、靴下やベルトなどのアイテムを手に取る順番を間違えるだけでも着替え時間のロスになります。
平常心を養う事が課題克服への道のようです。
野上の着替えるスペースも、あっちがいいか、こっちがいいかと、メンバー皆で寄ってたかって検討してベスト探っています。

7月24日

7月24日風景

シズカさんが持って来たショーで使用する小道具の傘。
シノダ氏の希望で、「普段使えないような派手な柄」を探し、ダンスシーンのためだけに買った傘です。
”小悪魔”という言葉が似合う、黒とピンクのキュートな傘。
この色合い、どの芝居で使ったか、ピンと来た方はかなりの猿面マニアです。
この傘をずっと自宅に保管していたシズカさん。
公演以来、開いた事もなかったそうで、このたび無事に開けるか確認してから持って来たとの事でした。
早速ショーの稽古で使用しましたが、当時のまま、問題なく使えました。
懐かしい小道具との再会を喜ぶメンバー達。
当時の記憶がよみがえります。

この日は、以前の風景でお届けしました格安の生地で作った衣装も揃いました。
ショーコから作り方の説明があった時には、無事に作れるか不安そうだったシズカさんと代表も、ちゃんと作れました。
仕上がった衣装は、演出シノダ氏のお好み通りだったようです。
今回、色々作っていますが、作らなければならない衣装はほぼ完成しました。
「本番まで洗濯し過ぎて色褪せしないかしら?」と心配しつつ、お手製衣装の着心地を試している猿面達です。

7月17日

7月17日風景

ショーの通し稽古の準備中、茶色の小瓶のドリンクを飲んでいた野上。
「野上くん、リポ〇〇ン飲んでる!」
「何でそんなの飲んでるの?」
とメンバー達に訊かれ、
「飲まないと(ショーの稽古が)出来ない」と答える野上。
ショーの稽古中、他のメンバーは所々で休憩時間がありますが、野上にはそんな時間はありません。
出番のない時でも着替えに追われているので、ショーが開始したら、ゆっくりしている暇はなく、野上にとっては怒濤の勢いでショーが終わります。
歌って踊るのに関しては、これまでの稽古のたまもので身体も慣れてきているのですが、衣装替えという作業が加わってから疲労度が増しているらしいです。
何しろ暑いそうです。
野上は、日曜の朝は空手の稽古もしています。冷房無しでやっているため、一時的とは言え、稽古後に体重が減るほど動いています。
その上、猿面ショーの稽古で暴れなければなりません。
暑い時期、朝と夜の激しい運動でさすがにヘトヘトになるので、気分だけでも何か力の出るものを注入したいそうで、栄養ドリンクを持参しています。
この日も、
「飲まなくちゃ」と言いながら飲んでいました。
飲んだとたんに効いた気になっている野上。安上がりです。カンタンです。飲ませておきましょう。

ちなみに、前回の掛け声の件ですが、この日は、ちゃんと言えた代表とショーコ。
ショーコは自分で掛け声のタイミングがわかっていたそうですが、代表は甚だ怪しかったです。
掛け声を掛ける地点が近づくと、オタオタし始めた代表。踊りながら野上を見て、「どこだっけ?」と顔でアピール。
それを察知した野上に、「次だよ、次、はい、ここ!」と言われてようやく「ハイ!!」と言えました。
野上は、何はともあれ大きな掛け声が掛ったので、満足していました。

7月10日

7月10日風景

ショーの通し稽古で踊っている最中、踊りながらわざわざ振り向いて、代表を軽く睨む野上。
野上が何故代表を睨んだかと言うと、いつもお願いしている段取りを代表がすっかり忘れていたからです。
ショーのなかの一曲で、「ハイ!」と掛け声を掛けるところがあります。
この掛け声は、代表、シズカさん、ショーコが掛けるのですが、段取り通りにちゃんと「ハイ!」と入れてくれるのは、シズカさんだけです。
もう何回も何回も「そこは掛け声入れてください」とお願いしているのに、もう何回も何回も、シズカさんしか「ハイ!」と言ってくれないので、さすがの野上も睨んだわけです。
ダンスの最中に睨まれて、そこじゃないよ、というところで「ハイ」と小さく呟いていた代表。後の祭りです。火に油です。
通し稽古終了後、やっぱり野上から苦情が...
「あそこ、ハイ!って言って下さいってば。毎回、今日こそはと期待しているのに」
野上は「ハイ!」の掛け声がお気に入りなのに、言ってくれないので毎度ガッカリしているそうです。
「ごめんごめん、ハイ!ね、ちゃんと言いますから」
と、今更ハイハイ言う代表。
「ショーコさんも言うんですよ、皆で言って欲しいんだから」
と、「ハイ!」を強く所望する野上。
「ごめんごめん、(ダンスに必死でそれどころじゃないから)」と反省する代表とショーコ。
野上は、例えるなら、お餅つきで餅を返す合いの手のような感じで、スパっと切れよく掛け声を掛けて欲しいそうです。
この曲は、動きが多いのでかなりハードらしく、こなすには気合が必要らしいです。
ショーの曲順が決まる前は、他の曲の後でやるのは辛いと野上が嫌がり、真っ先に済ませていたほどキツイ曲です。
今は曲順通りに稽古しているので、体力消耗後に歌って踊っています。
野上にとって「ハイ!」は活力になるらしいので、与てあげたほうが良さそうです。

7月3日

7月3日風景

ショーの衣装がだいぶ揃ってきました。
この日は代表とシズカさんがお揃いの衣装を持参しました。 各自が既製の服に手を加えて仕上げた衣装です。その仕上がりにシノダ氏も大満足でした。
ショー当日まで非公開なので、お見せ出来ないのが残念です。
さて、衣装で最も苦戦しているのは、言わずと知れた野上です。
過去の芝居で殆どの歌とダンスシーンに出演してきましたから、ショーでの出番も誰よりも多く、誰よりも多くの衣装を着なければなりません。
前回、前々回の通し稽古では、着替えが上手く行かず、わちゃわちゃになっていましたが、この日の稽古ではだいぶ慣れて来たらしく、一人で問題なく着替えられる場面が増えました。
早く着替えるために衣装に細工をして来たのも時間短縮を可能にしているようです。
しかし、衣装替えをスムーズにするには、さらに練習を重ねる必要があります。
この日も、「やった!着替えが間に合った!」と思っていたら、靴を履き忘れていたという失敗がありましたし、「やった!短時間で上手く着替えられた!」と思ったのに、脱がなければならない衣装を着たままで、まだ途中だったというヌカ喜びもありました。
通し稽古が終わると、野上の衣装があちらこちらに散乱しています。
これを片付けるのにも、毎回苦戦しています。
野上は、さんざん踊った後で、汗ダラダラで衣装を拾い集めながら、「片付かない」と嘆いています。
激しく動いた後で興奮冷めやらぬ状態なのに、通し稽古でダメだったところを思い返し、何を修正するかを考えていると、うまく片付けが進まないらしいです。
その上、野上はヘンに潔癖なので、取りあえず丸めてカバンに詰め込むという事ができず、合理主義なので、次回の稽古時に使い勝手がいいように片付けないと気が済みません。
そんな自分にうんざりしながら衣装を畳んでいます。
過去のどの芝居よりも稽古時の手荷物が多くなった野上。
ついに一度には持てなくなり、車から稽古場に運ぶのを二度に分けなければならなくなりました。
ショーのおかげで体力増強間違いなしです。

6月26日

6月26日風景

猿面ふれあいSHOWの構成がほぼ決まり、シノダからプリントが配布されました。
音響のタイミングや、着替え、登場と退場の流れ等々、皆で確認し、その後、実際に通し稽古をしました。
まだ段取りが把握しきれていないメンバー達。
曲が終わると、プリントを見ながら、
「次、何だっけ?」
と、確認する代表。
ボッとしている間にも、次の曲が始まりそうになります。
「代表、着替えないと!」
と、シズカさんに言われて、慌てて着替える代表。(少ない着替えなのに忘れている)
プリントをじっくり確認している場合じゃありませんでした。
代表以外のメンバーも右往左往していました。
あちらこちらで、「あー」とか「あれ?」とか「あっ」という、小さな叫びが連発していました。
怒濤の通し稽古が終わり、たいそう疲労したメンバー達。
しかし、まだ稽古は終わりません。
次は芝居の稽古です。サーキットトレーニングのようですね。
ショーの公演が決まってから、ショーの稽古時間が増えました。短い時間しか取れませんが「星影さやかにさやか」も稽古しています。
気持ちを切り替えて、芝居の稽古に励むメンバー達でしたが、とあるシーンで、登場すべきところなのに登場して来なかった代表。
シズカさんと野上が、あれ?と、見ると、代表は端っこでお茶を飲んでいました。
「出番だから!」
と、シズカさんに言われ、お茶を飲んでる場合じゃなかった代表。
「口の中がカラカラだったから飲まなくちゃと思って…、そしたら水筒のフタが上手く閉まらなくて」
と、代表。お茶を飲んでも間に合うつもりだったらしいですが、ダメだったそうです。
せっかちだったり、のんびり屋さんだったり、規則性がよくわからない我らが代表です。

6月19日

6月19日風景

猿面ふれあいSHOWの準備が加速しています。
ショーコは、前回の風景で話題にした衣装の縫い方を、途中まで作ったサンプルを持って来て代表に説明していました。
その傍らで、こちらも自分で作った衣装を試してみる野上。
ショーで最も衣装が多いのは野上です。
芝居本番なら出番のないシーンの間に着替えます。 面倒な着替えがあれば、着替える時間をシノダが脚本の中で設けますが、ショーは立て続けの出番なのでゆっくり着替える時間はありません。
着替えの時間でお客様をお待たせしたくないので早く着替えたい、でも、衣装がややこしかったり、脱いだり、着たり、かぶったり、付けたり、で手間取ります。
かといって衣装を省いて、簡素な格好で済ませては、ショーなのに地味すぎて残念になってしまいます。
出来る限りの華やかさは出したい。と、着替え時間と見た目のせめぎ合いが続いています。早く支度出来て、且つステキな衣装になるように、色々工夫しているところです。
この日、一通り衣装を持参して、着替えてみた野上。
思った以上に大変だったようです。
「これ、出来るかなあ」と、弱気になっていました。
「これまで数々の芝居をこなしてきたじゃない!難しい着替えも克服してきた猿面なら出来る!」
と、高らかに言う代表。
「練習して慣れれば大丈夫!!」
と、太鼓判を押す代表。
「そうですよね、やれば出来ますよね!」
と、代表の前向きさに感心する野上。
確かに、これまでの芝居で、難解な衣装や短時間の着替えも克服し、鍛えてきたはずです。
そして、クライマックスの曲を練習している最中の事。
野上の後ろで踊っていた代表とショーコが、
「靴、間違えた!」
と、二人揃って壁際に靴を履き替えに行ってしまい、野上は、一人で歌って踊る事に。
「おーい、どこ行っちゃうんですか~」
と、合間に嘆く野上。
「野上くんの足元見たら、靴、間違えたのに気が付いた」
と、代表。
野上は、もう踊り始めてるのに、行っちゃうの?と、驚いていました。
「着替えは大丈夫!」と断言した代表ですが、今回のショーでの代表の着替えはかなり少ないです。
1回?2回?そんな程度です。
その少ない着替えなのに、靴を間違えた代表。
代表が「練習して慣れれば大丈夫!」と言ったのは、お互いに頑張れば出来る!一緒にがんばろう!の意だと受け止めたのに、
「代表は着替え、大変じゃないのか。練習して慣れなくちゃいけないのはオレか、オレなんだな。」とわかってしまった野上でした。

6月12日

6月12日風景

リアルな風景です。
猿面ふれあいSHOWが実現するかもわからないのに、お買い得だから買っとけ、と、フライングで買った生地をショーコが持ってきました。
その場で生地を裁断し、代表とシズカさんに配るショーコ。
ショーコは裁縫がお得意なので、ハサミさばきに迷いはありません。
ショーで使う衣装を、それぞれが縫ってくることになっています。
ショーコが代表とシズカさんにその手順を説明。
「簡単に作る」のが猿面流ですが、縫いしろの取り方やら、柄合わせやら、お裁縫慣れしていない人には、難しい手順を説明するショーコ。
思っていたよりも難しい手順に、頭を悩ませる代表とシズカさん。
代表は、少しでもカンタンに事を済ませようと、自分なりの省略法を提案し、難しさ軽減を図りました。
「ん、じゃ、ま、それでもいいよ」とショーコの許可を得ていました。

ショーコは、せっかく作るなら美しく、と、指示を出すのですが、やっぱり素人にはちょっと難しいので、

6月12日風景

説明についていけなくなり、泣きが入ってしまったシズカさんです。
「できるだけカンタンにしてあげてください~」と、遠くからシノダの声。衣装を作って欲しいと言ったのはシノダなので、負担を掛けるのは心が痛むらしいです。
ショーコも優しく作るバージョンを説明してくれました。
「誰かが作ったのを見てから作る」と、シズカさん。ショーコのお手本作品を待つことになりました。

猿面での手作り衣装のパイオニアと言えば野上です。
演出の求める衣装で、どこにも売っていないものは作るしかないので作ってきました。
衣装を決める準備として、過去の公演で自作した衣装を持ってきた野上。
「どうやって着るんだっけ?」
と、悩んだらしいです。
作った本人が着方がわからないとは、どれだけ独創的な衣装なんでしょう。しかも、何か付属品があったはず、と、探して持ってきましたが、
「ここに付けるんだっけ?たぶんここだな」
と、野上。大丈夫でしょうか。
ショーでは衣装替えの時間省略のため、実際に着た衣装以外にも、ショーに合わせた衣装を用意しています。
着替えの多い野上は、もうしばらく色々試して衣装を決めるそうです。

6月5日

猿面ショー公演決定しました!

芝居の公演はコロナの影響によりまだ出来ませんが、歌とダンスだけのショーなら実現可能な公演場所を予約する事が出来ました!
千葉市美術館内のワークショップルームをお借りする事になりました。

第20.5回公演
猿面ふれあいSHOW ―距離を取り、触りませんのでご安心を―」

と題して、11月5日(土)・6日(日)に公演します。
芝居ではなく、歌とダンスのみの公演です。
最新情報も合わせてご覧ください。
開演時間等、公演の詳細は調整中ですので、決まり次第ホームページでお知らせいたします。

6月5日風景

先日、代表と野上が千葉市美術館へ下見に行きました。
第7回公演の「あの大鴉、さえも」は、千葉市美術館の講堂をお借りしました。
講堂もステキな雰囲気で、代表はお気に入りでしたが、諸々検討した結果、今回はワークショップルームに決めました。
こちらのお部屋も、さすが美術館の施設、洗練された空間です。
工作やダンスなど、いろいろな用途で使用できるスタジオだそうです。
段差のない平面なスペースで、高さのある舞台にはなりませんので、いつもの公演とはだいぶ違った趣きになります。
担当の方にお世話になり、音響や照明も問題なく出来ると確認できましたので、この場所での公演を決定しました。

いつも公演している南部青少年センターには長年お世話になっており、特段の愛着を持っていますが、千葉市のアートの殿堂内の、こんなにシックな空間で公演できるのは、 劇団として大変嬉しい事です。

6月5日風景

今回は、過去の公演での歌やダンスだけをお届けするショーですので、猿面の歌やダンスがお好きな方に向けての公演です。
たとえ少ないご入場者でも、猿面好きの方々と、ひっそり楽しい時間を過ごしたいだけの、 「こじんまりとしたファンの集い」(ファンが居てくださるのか不明ですが)的な企画です。
定員が先着60名様まで(予定)という決まりもあり、長らく公演できなかった猿面たちの舞台人的リハビリも兼ねておりますので、宣伝も最小限にとどめる予定です。
初めての空間で、初めての試みですが、楽しんでいただけるショーになるように、胸躍らせながら、頭をひねる猿面たちです。

5月29日

5月29日風景

稽古の合間、換気中の風景です。
シズカさんとショーコ、お揃いのTシャツです。
ユ〇〇ロで買ったそうです。
何故、お揃いで買ったのか。
公演の匂いがしますね。
『お揃い=衣装』の可能性が高いですね。
ショーコは先日購入した生地の水通しと地直し(洗濯縮みを防ぎ、布の歪みを整える縫う前の作業)に取り掛かるらしいです。
猿面ショーの曲順も決まりました。
いよいよショーの実現でしょうか。
今週は、代表と野上がショーの準備のために動くそうです。
今年こそ、待っていて下さる皆様に何かお届けしたいと願ってきました。
それが叶う時が近づいているのでしょうか。
その時を引き寄せ、実現させるため、メンバー達の動きが活発化してきました。
皆様に公演のお知らせが出来るのを、管理人も待ちわびています。

5月22日

先週、話題にした大特価の生地は、ショーコが買いに行ってくれました。事前にシノダ氏に写真を送り、どの柄にするか選んで貰ったそうです。
シノダ氏も驚いた、これ以上ないほどの大特価商品、売り切れる前に買えて良かったです。

5月23日風景

さて、今日も今日とてダンスの練習から稽古開始でした。
猿面ショーの曲で、ショーの為に振付を追加しなければならない曲があります。 かなり前から「あの部分、振付しなくちゃ~」と言いながら、振付担当の野上がなかなか着手せず、保留状態でした。
ついに野上が腰を上げ、振付を考えてきました。
野上は、前夜、構想を練り、この日の朝、空手の稽古で汗を流した後、汗かいちゃったからやっちゃおう、と、振付を考え、みんなに教えるためにしこたま反復練習してきたそうです。
新しい振付は、曲の間奏部分の、短い時間です。
「みんなが出来るレベルで考えました。カンタンですから」と、野上。
早速みんなで練習しました。
はじめは動きを説明しながらゆっくりやって見せる野上。みんなも真似して動きます。
動きが把握できたら、少し速めに動き、大丈夫そうになったら、曲に合わせて踊ってみました。
ちょっとまだ付いて来られないので、曲の速度を遅くして練習。
ここまでで、結構な回数を踊っています。
その後、覚えの早いシズカさんはもうほとんど大丈夫になり、代表、ショーコも何とかなりそうだったので実際の速度で練習。
もうほんとに、結構な回数を踊りましたが、どこかしらで間違えてしまって悔しがる代表。
この後、猿面ショーの他の曲も練習しなければならないので、
「このダンスはこれくらいで、また次回、」
と、野上。
シズカさんとショーコは、「そうね~(もう疲れたし~)」と、同意しましたが、納得してない顔つきの代表に気付いた野上。
「あれ?イヤですか、終わりにしたら」
と野上に言われ、ハッキリ答えない代表。
「出来てないから、もう一回やりたいんですね。じゃあもう一回ね」
と、野上。もう一度、練習しました。
「また間違えちゃった」と、代表。だいぶ悔しそうな顔つきです。
負けず嫌いの権化と言えば、シズカさんのはずなんですが、代表がこんなに負けず嫌いを出すのは珍しいです。
「今日、初めてだから、すぐに出来なくてもいいんですよ」
と、野上が言っても、
「あたしだって出来てないのに、こんなに平気にしてるのよ」
と、慰めなのか励ましなのか、自慢にならない事をショーコが豪語しても、出来ない自分が許せない代表。
シズカさんは、そんな代表を「可愛い」と言っていました。
「なんでそんなに…」
と、面白がる野上。
「だって、家で練習しようとしても、今出来てないと、どんなだったか忘れちゃって出来ないじゃない」
と、代表。
「じゃあ、スマホで録画していけばいいでしょ、もう一度やるから」
と、野上。
「え!ホント!いいの?」
と、喜ぶ代表。
録画した最後の一回は代表もちゃんと踊れていました。
出来ない事で駄々っ子みたいになっていた代表ですが、代表を見守りながら付き合ってくれる仲間がいて良かったですね。

5月15日

5月15日風景

このところ、猿面ショー実現のための話し合いが増えてきています。
猿面ショーは、過去の公演での歌やダンスをお届けするというショーですが、それだけではつまらないので、このたびのショーのために初挑戦している曲もあります。
この新曲(?)の衣装をどうするか、お揃いの衣装を作ろうか、どんな生地にするか、などなど検討しているところです。
そして、この日、「今なら生地が大特価になってるよ!」と、ショーコから情報が。
まだ劇場は決まっていませんので、公演日も決まっていません。
ですが、
「え!そんなに安いなら買っちゃう?」
「フライングだけど買っちゃおうか」と安さに目が眩み、何メートル買えばいいのか頭をひねるメンバー達。
いつでもメジャーを持っているショーコが代表を測定。
こういう時、測定されるのはたいてい代表です。
理由を書くと叱られそうなので書きませんが、代表を測っておけば大丈夫ということです。

5月8日

この日は欠席者が多かったので稽古をお休みにしました。
代表から風景を何とかしろ、という指示がありましたので、困った時の「今昔物語」をお届けします。
猿面は、昔むかしの道具でも大事に使っています。いつも言っていますが、決してケチなわけではありません。
とは言え、スポンサーもなく、自腹で入場料無料の公演をしていますので、慎ましさは否めません。
演出家のこだわりが強い為もありますが、気に入った道具は出来る限り長く使います。
例えば、「チェリーの事情」の初演の時に使ったこちらの黒い帽子、初めて使ったのは2008年です。

写真は、チラシの為に撮影したものです。
この帽子が最も古くから使用している道具(衣装)ではないでしょうか。
「チェリーの事情・再演」でも使用し、「ふたりの時間」でも使いました。
今、購入しようと思っても、もう売っていないと思われますので、貴重です。
猿面ショーでも使用する予定なので、丁重に扱っています。代表が保管しているので、稽古のたびに、型崩れしないよう、気を遣って運んできます。
衣装関係も、保管されているものが多いです。
野上は、この時の一式はすべて保管しています。
チェリーの事情は連続公演で、オカマの衣装が多かったので、スカートやらドレスやらで段ボールひと箱分、保管しているそうです。
野上の衣装は、チェリー以外の公演でも手作りの特殊なものが多いので、私服にすることもできず、いつ「再演する」と言われるかわからないので捨てる事もできないみたいです。

大道具によく利用するプラダンは、2007年「Blood・Blood」で加工したものを、2019年の「星影さやかにさやか」で再利用しました。
プラダンはショーコ宅に保管することが多いです。ショーコ宅の在庫を確認して、公演のたびに必要な分を新たに購入しています。
お金をかけなくても、良い物をつくろう、と目指している猿面です。
皆で知恵を絞って、工夫するのが楽しみの一つでもあります。
しばらく公演ができずに過ごしてきましたので、そろそろこの辺りの勘も取り戻していきたいところです。

5月1日

5月1日風景

今年もゴールデンウィークに関係なく稽古していた猿面です。
猿面ショーのため、かつてないほどダンスを踊る事になったメンバー達ですが、ダンス量の増加率が最も高いのはショーコです。
過去の芝居中、踊ることが極めて少なかったショーコ。
ダンスはショーコにとって得意分野ではないので、よほどでなければ演出サイドもダンス踊ってください、と言う事はありませんでした。
が、今回はそんなショーコが皆と一緒に何曲も踊る事になっています。
何しろ得意じゃないので、リズムが上手く取れないという場面もチラホラあります。
この日も、どうしても曲と動きが合わない所があり、シズカさんの真似をして練習しました。
「曲を聞いてください」
と、野上に言われていましたが、ショーコはもちろん聞いているんだけど、何故か合わないのです。
過去にもそんなことがありましたがいずれ克服しましたから、きっとそのうち克服するでしょう。
このところ、風景がダンスの話ばかりです。
今年こそいいかげん何かの形で公演をしたい猿面ですが、諸事情を踏まえて、実現の可能性は猿面ショーのほうが高いかもしれない、と考えている所です。
今年何もしないとブランクが長過ぎて、みんな舞台に立つのが怖くなるんじゃないか、とか、人様の前で何かしてリハビリしないと、とか、 芝居はまだ出来なくても、ショーならいけるか?ショーを実現するにはどうするか、などと、話し合う事が増えています。
早く良いご報告が出来るといいのですが、今しばらくお待ちください。

4月24日

4月24日風景

4月10日の風景で、野上がお腹を抱えた写真を載せましたが、今回は代表がお腹を抱えて笑っている風景です。
この日のダンス練習でも、何しろ急いでCDプレイヤーを止めていた野上。
滑り込むと摩擦で熱いのを学習した野上は、CDプレイヤーに向かって飛び込んで行きます。
もちろんこんな事で怪我をしたらアホですし、お借りしているCDプレイヤーに何かあったら大変なので、軽くジャンプからの~、着地、でもってストップボタンを押下、というソフトな飛び込み方です。
が、普通はそこまでしないだろ、と、軽く引く程度のこだわりは維持されています。
しかも止めに走るスタートが次第に早くなっています。
ダンス終わった、いや、終わってない?くらいの勢いで野上がスタートを切るのを見てしまった代表。
代表は野上のCDを止める様子がツボみたいで、いつも笑っていますが、この日は特にはまったらしく、お腹を抱えていました。
笑うと免疫力が高まるとの事ですから、取るに足らないキッカケでもたくさん笑えば、身体に良さそうですね。

4月17日

4月17日風景

代表の稽古用の靴が新しくなりました。
作業靴の定番「たび時代」です。
動きやすく、着脱も楽ですし、持ち運びも軽くて便利!なので、猿面ではよく使用されます。
お揃いで買っても負担にならない金額なので、舞台で使用されたことも過去何度かありました。
ショーコも愛用していますし、野上も持っていました。
シズカさんは、使用したことがないそうです。
足がちっちゃいから、サイズがないのでしょうか。
スリッポンなので、正座も出来ますし、滑りにくいのでダンスでも使えます。
褒めたたえていますが宣伝ではありません。たび時代さんと猿面は、何の繋がりもありません。
稽古靴に持ってこい、な、だけなんです。
某老舗バレエ用品ブランドのバレエシューズを長年愛用してきた代表ですが、このたびは「たび時代」に鞍替えしました。
チラリと見えるボーダー柄が小粋です。
たび時代、の、たびは、地下足袋などの、足袋だと想像できますが、時代って何でしょう?足袋時代?壮大なネーミングです。
何しろ新しい靴で、ダンスも一層張り切って踊った代表でした。

4月10日

4月10日風景

お腹を抱えた後ろ姿は野上です。
この日、なんだか知りませんが、何度も笑い過ぎていた野上。
稽古中、アドリブのシーンで、野上が笑い過ぎて一言も発する事が出来なくなりました。
周りの皆は面白くも何ともないのに、野上だけツボだったらしく、お腹を抱えて苦しみ、芝居が頓挫しました。
このシーンで、芝居を繋げる役目のシズカさんを困らせました。
かと思いきや、その後のシーンでも何にハマったのか、笑い過ぎて苦しむ野上。

「何がおかしいのよ。何も面白くないわよ、野上くん以外、誰も笑ってないし、」
と、代表。
「代表が、…面白過ぎるので」と、野上。
「あたし?何でよ、何であたしなの?あたしが何したって言うの?」
と、笑いの原因だったと言われ、心外な代表。
野上によると、視界の端っこでうごめく代表が面白くて、我慢できなかったとの事です。
かつての劇場風景で「代表は、僕のストレスの素になっている」と言っていた野上ですが、その反面、代表マニアなので、代表の面白さを敏感にキャッチしてしまうようです。しかも、じっくり見ているわけではなく、視界の端っこに見える、というのがマニアにはたまらないみたいですよ。

4月3日

4月3日風景

滑り込み野上

ダンス練習時間、踊っていた曲が終わった途端に脱兎の如く駆け出し、CDプレイヤーに向かって滑り込む野上。
何がしたいかって、一刻も早くストップボタンを押したい野上。
次の曲との間隔が短いため、のんびりしていると次の曲が自動的に始まってしまいます。
野上はそれを阻止したいみたいです。
別に次の曲が始まったっていいんです。問題ないんです。
でも、なんとなく、次の曲がかかる前にストップしたいらしいです。
これは野上以外のメンバーも共通で、みんな急いで止めに走ります。
ただ、滑り込むほど急ぐのは野上だけです。
野上が初めて滑り込みストップをやった時は、
そこまでする?そんなにイヤなの?
と、メンバー達も驚きました。
稽古場の床はカーペットです。
熱っ!!
と、熱がる野上。
シャーッと行ったら摩擦で熱かったらしいです。(写真はヤラセです)
ジャージが切れそう、と心配する野上。
だから、そこまで急ぐ必要ないのに…今後、滑り込んで野上のズボンが切れたらご報告します。

3月27日

3月27日風景

皆さん、ご無沙汰しております。シズカです。
代表から引き続いて稽古風景をお送りします。

今回は先週お休みしたショーコも出てきて、いつものようにダンスの練習から始まりました。
稽古場になっている高浜公民館の部屋には、壁に大きな鏡が設置されています。
そこに姿を映しながら、動きや位置を確認して練習するわけです。
ただ、自分も踊ってしまっていると、人の細かい動きまではなかなか気が付かないもの。
ショーコが今一つわからないというダンスがあったので、それでは、と踊らずにどこが苦手なのかをチェックすることになりました。
音楽が始まって、踊り始めて、口音楽(くちおんがく)で言うなら「チャッチャッチャララ」くらいのところで、あれ?ちょっと待って、とストップがかかりました。
クロスする足と、回る方向が逆でした。
「だから変な感じだったのか~」と納得するショーコ。
思った以上に出発地点に近い所で迷子でしたが、スッキリ解決して良かったです。
それ以外にも、ここは?といくつか確認して、モヤモヤが晴れた様子。
やって良かった、確認練習。

猿面ショーの練習でショーコは、新たに何曲もの振り付けを覚えることに挑戦しています。
見て覚えるダンスなので、なかなかに凄いことをやっているのですが、持ち前の真面目さとガッツで、着実に前進しています。

3月20日

3月20日風景

久方ぶりの代表です。

なかなか皆様にお会いできないですね…。
公演は、まだできない状況ですが、ありがたいことに稽古だけはできています。
今日もいつもと同様、ダンスの稽古をしてから芝居の稽古に入りました。

ダンスの稽古を終えた後、いつもなら音響の場所に運ばれるCDラジカセ、今日はショーコがお休みだったので、早々に帰り支度させられてしまいました。

音響は無しだねと言いつつも、出るときやセリフのタイミングを音響に合わせていたシーンもあったので「どうする?どのタイミングで始める?」と打ち合わせ。
結局、冒頭のシーンは頭の中で音楽を流し、途中は口ずさみながらの稽古でした。
口ずさむと言っても、次のシーンへ切り替わる時は、それぞれ支度等があるので、自然に消えていきましたが…。

いつもなら最後まで働いてくれているCDラジカセ、今日は演出と同じ方向から芝居を観ていてくれました(⁈)
ありがとうの気持ちを込めて、なでなで。

3月13日

3月13日風景

バレンタインデー行事が復活しました♪と、先日載せましたが、ホワイトデーも復活しました♪
野上がショーコへお返しのお菓子を用意してきました。
ミルフィーユだそうです。
どんなお菓子にしようか、デパ地下を彷徨った末に、ミルフィーユにしたそうです。
噛む方向によっては、歯と歯の間に挟まってしまうお菓子ですが、野上本人の好物なのでこれにしたとの事です。
ホワイトデーに喜ぶショーコ。
この日は、代表からも団員達にお菓子のプレゼントがありました。
コインチョコを売っているのを見つけて、なんだか懐かしいので買ったそうです。
みんなにもおすそ分けしてくれました。
バレンタインじゃないのにチョコをもらえて喜ぶ野上。
先日、虫歯の治療がやっと終わったばかりらしいです。気を付けて食べましょう。

3月6日

3月6日風景

じわじわ暖かくなってきたというのに、血行が悪いため、例によって指先の色がおかしくなっていた代表。
「どうしたの?!その指!」
と、ショーコが驚くほど、血の気のない指先になっていました。
代表は、押したり揉んだり力を入れたりして、懸命にまともな血色に戻そうとしていました。
そんな代表の指先も、ダンスで温まればまともな色に戻るそうです。ダンス練習が体質改善につながるといいですね。

この日のダンスの練習中、変な方向に移動する代表。
なんでそっちに行くんですか、と、歌って踊りながら驚く野上。
代表は、前回も同じところで方向音痴になり、野上に突進しそうになっていましたが、この日はそれを修正しようと試みた所、まだ移動するタイミングではないのに、先走って移動してしまったそうです。
その後、別のダンス中にも、どこ行っちゃうの?と、驚く野上。
今度は代表ではなく、シズカさんです。
「今日は、どうしてみんな、どこか行っちゃうんですか」と笑う野上。
何曲も踊ってるせいなのか、ちょっと集中力が欠けただけでも、左右やら前後やらが怪しくなってしまうみたいです。

2月27日

2月27日風景

毎年恒例だったはずのバレンタインデーですが、一昨年2020年と昨年2021年は2年連続で行われませんでした。
一昨年は欠席者が多く、去年は緊急事態宣言下だったため、稽古休みを余儀なくされていました。
今年は13日がバレンタインデーのはずでしたが、雪の心配もあり、稽古が休みでした。
猿面で毎年チョコをもらって喜んでいた野上。
2年間お預け状態で、今年も無しになったと思っていたら…
この日、ショーコから「遅くなっちゃったけど」と、もらう事が出来ました。
ショーコはいつもなら手作りのお菓子を持ってきてくれるのですが、今回は感染対策?のため、お手製ではないお菓子でした。
思いがけないバレンタインに喜ぶ野上でしたが、
「あ!ちょっと待って。賞味期限大丈夫かな」
と、言うショーコ。
13日は休みになり、先週は渡しそこねて、今週になってしまったので心配になったそうです。
少しくらいオーバーしていても、野上はお菓子だったら食べちゃうに違いないのですが、念のため、袋から取り出して確認しました。
賞味期限は大丈夫でした。
あらためて喜ぶ甘い物が好きな野上。
2009年の稽古風景で初めてバレンタインデーの記事を載せ、それから毎年の行事として記事にしてきましたので、載せられないのは寂しい事でした。
世間では縮小傾向と言われていた義理チョコのバレンタインデーですが、猿面では復活しました。

2月20日

2月13日風景

この日、雨が降りましたが、先週と違って雪の心配はなかったので、稽古を休まずに済みました。
いつも通りダンス練習から稽古開始しました。
とある曲を踊り終えた後、
「代表とショーコさんの顔の動きが合ってないんですけど」
と、野上のチェックが入りました。
このダンスでは、代表とショーコだけが踊る箇所があるのですが、そこがいつも合っていない、と言う野上。
野上の号令で何度か練習しましたが、二人の動きがどうにも合いません。
合わせようとして上手く行かずに合わないのではなく、そもそもやろうとしている動きが同じじゃないと気付いた野上。
野上は、メンバー全員の振付けを完璧に覚えているわけではありません。
一度振付けたら踊る本人たちに、
「忘れないでください。僕、忘れますから」
と、お願いして、本当に忘れている事も多いです。
この時も、
「そこの顔の動きは、どうでしたっけ?右向いたら、その後、左を向くんでしたっけ?」
と、訊いた野上に、
「右向いてから、正面です!」
と、即答する代表。
「じゃあ、90度しか動かさないんですね」
「そうです!90度です!90度!!」
と、自信満々で答える代表。
じゃあ、そうなんだな~、と思った野上でしたが、そうだったかな~?でも、こんなに自信持って言うんだから代表の記憶が正しいんだろうな~ 、と、モンヤリしつつ、次回の稽古までに昔のビデオを見て、確認してもらう事にしましたが、
「昔の公演で踊った時は、右向いたら、左、ってやってなかったっけ?」
と、シズカさんが証言しました。そう裏付けして貰えば、
「そうですよね。90度じゃ動き、少ないですよね」
と、記憶が甦って来た野上。
そして、
「違いました!90度じゃありません!!」
と、デカい声で言う代表。代表はこういう時、なぜかいつも敬語になります。
「右向いたら、次は左です!180度です!」
と、先ほどの自信満々90度説を、いとも簡単に180度に翻しました。お見事な変わり身の早さです。
代表は、どうして180度動かすのか、その理由も思い出したそうです。今度は間違いないと断言しました。
「さっきだってあんなに言うから、代表が正解だと思ったじゃないですか」
と、野上。代表がどんなに自身満々でも、次回からは鵜呑みにすまい、と思ったらしいです。
ビデオ確認するまでもなく、正しい振付を思い出せて良かったですね。脳トレしちゃった一同でした。

2月13日

2月13日風景

この日は、欠席者が出てしまったのと、雪の予報が出ていた事もあり、残念ながら稽古がお休みになりました。
前回の雪は、かなり積もりましたし、代表と演出が話し合い、土曜日の段階で安全策を取って休みと決めました。
稽古は休みだけど、風景は何とかしろ、との事なので、またしても、昔のダンスの話で繋がさせていただきます。

今のところの猿面史上、最もダークな内容だったのが、第15回「Eden」です。
第10回の初演の時、お客様から「見ているのが辛い」と言われたのにも関わらず、失客覚悟で第15回公演でも再び上演した作品です。
ですが、アンケートでは好意的な感想をたくさん頂戴し、嬉しい誤算を経験しました。
やっている役者さん達も追い詰められるようなところもありましたが、やって良かったと思えた、思い出深い作品です。

以前、「Eden」の、黒猫のダンスの写真を載せました。
黒猫のダンスは、第15回公演の時だけのシーンだったと紹介しましたが、こちらのダンスは初演でもやりました。
ダンス?というか、曲が津軽三味線なので和風な動きのシーンでした。
第15回の時の衣装は袴でした。上半身は、野上の手作り衣装で、野上以外のメンバーにはどう着るのかわからない衣装でした。
ダンスと言うよりは、芝居としてのシーンでしたので、シズカさんがセリフを言い、動きを合わせる場面もありました。
こちらは本番の写真です。
ここでもやっぱり跳んでいる野上です。

2月6日

2月6日風景

今日も今日とてダンスの練習から。
猿面ショーの曲順はまだ決定していませんが、なんとなーく決めた順番で練習しています。
全ての曲を全員で踊るわけではなく、それぞれ、踊らない曲もあります。
踊らない曲の時は音響係をしますが、ちょっと休憩できる時間でもあります。
シズカさんも踊らない曲があります。
この日、
「あー、やれやれ、どっこいしょ」とばかりに、腰を下ろし、休憩しようとしたシズカさん。
「そうか、シズカさんは次の曲、お休みだもんね」と、ショーコ。
が、
「シズカさん、まだですよ、まだ休んじゃダメです」
と、野上に言われてしまいました。
次の曲も参加だったシズカさん。なぜかショーコも一緒に、てっきり休憩だと勘違いしていたようです。
別の曲では、代表が「その恰好でこの曲を踊るの?」という姿でスタンバイして、皆に笑いを提供していました。
何しろ曲の数が少なくないので、皆、時々混乱して、おかしな動きをしています。
大丈夫なのか?猿面ショー。 本番をやる時も何だか心配になってきますね。とんでもない衣装で登場しちゃったりしませんように。

2月6日風景

そして、芝居本編の稽古で、こんな姿になった代表とシズカさん。
2人とも、セリフを間違えました。
「あ~、」
と、言いながら揃ってこのポーズになっていました。
このシーンは、初演の時も難しく、苦労したシーンです。
シノダの要望で、地味なのに高度な掛け合いをしなければならないので、セリフと言うより、間の取り方が難しいらしいです。
その上、代表はセリフを噛んでしまい、マスクをしているのを良い事に、誤魔化して逃げおおせようとしましたが、見逃してもらえませんでした。
噛んでるし、代表の目元も「やっちゃったー」と言っているので、野上に笑われ、もちろんシノダにもバレて、やり直しになっていました。
代表の場合、目は口程に物を言う、が顕著なので、それがマスクのせいで強調されて、マスクで誤魔化すどころか、かえって仇になります。

1月30日

1月23日風景

猿面ショーのダンスでは、メンバーそれぞれ、ダンスに合わせて靴を履き替えます。
ショーコの使用する黒いパンプス風の靴は、固定するベルトがないため、踊るとパカパカして危ないです。
細~いゴムでベルトを作って来たショーコ。
皆から、
「そんな細いのじゃ無理だよ、固定できないでしょー」と、笑われてしまいました。
どれどれ、見せてごらん、と、その細~いゴムベルトを見た野上には、
「そんなの、何のツッパリにもならんでしょう」と、酷評されました。
野上は、
「僕のベルトをあげますよ」と、ガッチリ固定できるベルトを差し出しました。
野上が自分の使用するハイヒールを検討した際に、百均のゴムバンドで自作したものです。
「ありがとー」と、喜ぶショーコ。
これで安心安全にダンスが出来ますね。

1月23日風景

ダンス練習で、同じところで間違えてしまったり、合わなかったりが続いたため、
「ちがーう!なんでじゃー」と、何度も野上に叱られた(?)代表。
時間が掛り過ぎてしまうため、出来なかったところは、宿題になりました。
その後、別のダンスのスタンバイで、
「先生、もっと前に出てください」と、野上に声を掛ける代表。
「??先生って何ですか?」と、驚く野上。
「あれー?つい言っちゃった」と、自分でも驚く代表。 叱られ過ぎたせいか、ついに野上を先生呼ばわりしてしまいました。
「先生じゃないです」と、気味悪がる野上。
「そして、僕の立ち位置はここで合ってます」と、野上。
「あ、そうか。そうでした」と、代表。
代表は、その後の芝居の稽古でも、新しいセリフが覚えきれていなかったので、ジェスチャーゲームのようにいちいち教えてもらっていました。
この日は、色々混迷してしまった代表でした。
でも、シモヤケも改善傾向との事ですし、大丈夫です。
何事も乗り越えられる我らが代表です。

1月23日

1月23日風景

昨年末の事ですが、シズカさんも代表に続きヘアドネーションカットしました。
バッサリ切りました。
代表と同じくらいか、それより長いのかと思っていましたが、シズカさんのほうが仕上がりが短いです。
代表はあれからだいぶ伸びました。 切った髪の毛を送るとステッカーがいただけるそうで、この日はシズカさんに、そのステッカーを持ってきてもらいました。
シズカさんの髪の毛も医療用ウィッグとして生まれ変わり、活用されるそうです。きっと喜んでもらえますね。

さて、この日の稽古場は、いつもの高浜公民館ではなく、都賀公民館でした。
元々、そういう予定でしたので、シズカさんとショーコはちゃんと都賀公民館に集合していました。
いつもと違う稽古場だと、必ずと言っていいほどすっかり忘れて高浜公民館に行ってしまうのは、野上です。
稽古場に関しては、話をろくに聞いていないのか、そんなに高浜が好きなのかわかりませんが、いつも忘れます。
この日、野上は、たまたま高浜公民館の付近に行く用事があったので、いつもより早く出発していたそうです。
用事を済ませて、何も考えず高浜公民館に向かい、時間早すぎたな~、いつものスーパーに桃ネクターでも買いに寄るか、と、余裕で運転していたらしいですが、高浜公民館の目の前まで来て、
「あれ?都賀公民館で稽古だよって、言っていたのは今日だっけか?」
と、閃いて、代表に確認メールしたそうです。
記憶を辿ると、間違いなく都賀公民館だった、と、はっきり思い出したので、代表の返事がなくても都賀公民館に車を向けた野上。
また稽古場違うの忘れたのはオレだけだ、と思っていた野上。
が、今回は違いました。
もう一人忘れていた人がいました。
何と、代表が忘れていました。稽古場の予約を取っているのは代表本人ですから、忘れるなんて初めての事です。
代表もすっかり高浜だと思って向かっていたそうで、野上からのメールがなかったら、高浜に到着してしまうところだったそうです。
こちらも方向転換して、都賀公民館に向かい、二人とも遅刻しないで到着しました。
「次に稽古場が違う時も、忘れる自信がある」と、言う野上。(忘れないようにする努力はしないつもりらしい)
「しばらくは高浜公民館だけだから大丈夫よ!」と、言う代表。
野上は、ずーっと高浜で、忘れたころに稽古場が違う時が来るから、忘れるみたいですけどね。

1月17日

1月16日風景

先週、稽古をお休みしたシズカさん、今週から参加です。
一週遅れでメンバー達に新年のあいさつをしていました。

その後ろのショーコは、腰を曲げていますが、新年のあいさつのお辞儀ではありません。
この日、ダンスの練習前に、すでに筋肉痛を訴えていたショーコ。
何故かと言えば、稽古前日にゲームをやり過ぎたそうです。
ゲームに疎い他のメンバーは、
「W××で筋肉痛なの~」
と、ショーコに言われても、具体的にどんな運動をしたのかわからず、
「ふーん」
と、答えるだけなのでした。

2022年1月9日

2022年稽古始め

今年も劇団猿面をよろしくお願いいたします!稽古風景も、引き続きこのままのページでお届けしますので、どうぞお付き合いください。

第21回公演の稽古風景は、2019年に開始しました。
2020年に思いもよらない事態が勃発し、マスクが必需品になり、2021年は緊急事態宣言中のため1月からの稽古が出来ず、3月末から稽古が始まりました。
そして、今年2022年は、この日無事に稽古を始めることが出来ました。
これほどの長期に渡る稽古風景は、これまでありませんでした。
延長延長で長編になっていますので、ページ冒頭の「★20××年の風景」からそれぞれの年にジャンプできるようにしました。よろしければご利用ください。

1月9日風景

この日もいつもと変わらず、まずは、ダンス練習で温まりました。
弾ける笑顔で新年の風景を飾ってくれた代表。こんなに熱気あふれる笑顔なのに、今年もシモヤケみたいです。
みんなに心配されています。 どうなってるんだ、と訊かれ、シモヤケの現状をご披露する代表。去年よりは、マシ?みたいです。
が、そんなシモヤケさんなのに、雪かきをしたらしいです。
先日の雪ですが、溶けてくれないと、駐車場から車を出せないのでガンバって雪かきしたんだとか。
「そんなことしたら、冷えて悪化するじゃないですか」
と、シノダに言われていました。
今年こそシモヤケを克服できるといいですね。

1月9日風景

この日は、シズカさんがお休みだったので、代役を務めたショーコ。
音響用の机を出しましたが、代役に忙しいため、「やらなくていいか」ということで、音響操作は無しになりました。

意外と力持ちのショーコ。
運動が苦手、と言っているわりに、実はマッチョらしいです。
この日も、不要になった机を一人で片付けていました。
が、運ぶ際の向きを間違えて、出られなくなっていました。
代役で芝居しながら代表のセリフチェックもこなし、年明け早々、仕事が多かったショーコでした。

1月9日風景

今年も近所のコンビニくらいしか行かずに、正月を過ごしたという野上。
もともと人混みが嫌いで、強いられなくてもステイホームを好むので、このご時世にピッタリな性質です。
今年初めての稽古、休み明けでもいつも通りダンスで跳んだり跳ねたりした野上。
猿面ショーのためのダンス練習は、彼にとっていまだかつてないほど過酷なメニューですが、なんだか最近はだいぶ慣れて来たみたいです。 当初、こんなに連続して踊るのは無理か、と、思った事もあったそうですが、あんまり苦しくなくなって来たそうです。
まんまと鍛えられてしまった野上です。

今年は珍しく、シノダからの年頭のあいさつ文を掲載しました。(最新情報をご覧ください)
「今年こそ」と、団員一同、思いを強くしております。
どうか今年こそ、猿面の舞台をお届けできますように!!

★2021年の風景(2021年1月10日~12月26日)

風景TOPへ

12月26日

この日は今年最後の稽古日でした。
去年2020年は自粛したクリスマス会ですが、今年は一日遅れながら、ちょこっとだけやりました。
いつものように、ダンス練習と芝居本編の稽古をし、その後、地味なクリスマス会をしました。
以前やっていたように、300円台のプレゼントを持ち寄り、プレゼント交換をしました。
今年のプレゼントは、食べ物が多かったそうです。
昔はクリスマスにまつわる小物なんかが多かったはずですが、可愛いクリスマスグッズでキャーキャー言う歳ではなくなったのでしょうか。
皆それぞれ美味しい物が当たって、喜んでいました。
プレゼント交換がメインイベントですが、いつものメンバーのみの少人数なので、あっという間に終わってしまいました。
通常ならクリスマス会は稽古納めを兼ねていますので、公演後の反省や、今後の公演について話し合うのですが、今年はそうした話題にはなりませんでした。
話題に出なくても、来年こそは公演したいという気持ちは、皆、一致しています。
一日も早く、皆さまに劇場で会えますように!
新年は、1月9日から稽古開始します。
今年一年ありがとうございました。来年も「劇団猿面」をよろしくお願いいたします!

12月19日

12月19日風景

今年の稽古も残すところ、あと二回です。
いつものようにダンス練習で温まり、室内も暖まったところで、感染対策のため換気をしてから芝居の稽古を始めました。
このところ、新しいセリフに挑戦しています。
新たにセリフを覚えているので、まだ所々怪しいです。
代表とシズカさんのシーンで、二人それぞれにすんなり出てこないセリフがあります。
何故かすっぽ抜けてしまうセリフや、何故か言いにくいセリフに苦労している代表とシズカさん。
意味合いは同じでも、言い方が違うと、ほんの一言のセリフでも間違えやすくなるみたいです。
代表は、何度もやり直しになってシズカさんにこんな姿で謝っていました。
「もう間違えない!」
と、そのセリフを繰り返し練習し、叩きこもうとする代表。

この日の代表は、セリフを間違えると、そんなに落ち込まなくてもいいじゃん、と、いうほどガックリする事が多かった。
意外にも完璧主義なのかもしれません。
それゆえに、セリフを覚えるのに苦労するのでしょうか。

12月12日

12月13日風景

すごく悔しがっているショーコです。
どうしてこんなに悔しい顔になっているのか。

ショーコは洋裁が得意なだけに、いつも衣服に関してきちんとしています。
そんなショーコが、この日、ついうっかり、Tシャツの裾が上がっているのに気が付かず、また運の悪い事に、それをよりよって野上に見つけられてしまいました。
「ショーコさん、お腹出てますよ」
と、野上。
Tシャツが上がってお腹が少し露出した事は、それほどショックじゃなかったショーコ。
それよりも、野上に教えられたのを悔しがっていました。
ボタンをかけ違えたり、シャツの裾が捲れていたりするのが珍しくない野上。
「また~、野上くん、ちゃんとしなさいよ」と、いつもはショーコが注意しているのです。
野上にだけは言われたくなかった。不覚を取った、と、ばかりの、この表情です。
ショーコは、シズカさんに言われたらこんなに反応しなかったはず、と、言っていました。
お腹冷えちゃうから教えたのに、と、野上。
「このTシャツは短いからダメなんだわ、もう着ない!」と言うショーコに、
「それ、可愛いから着たほうがいいですよ」と言う野上。
「出せるお腹だからいいじゃないですか。出せない人もいるんだから、」と言いながら、代表を見る野上。
「なんで、あたしを見てるのよ、出せるわよ!」と、代表。
「え!!出せるんですか」と、野上。
「出せないわよ!!出せるわけないでしょ!!」…代表は、出せないそうです。

12月5日

12月5日風景

12月になり、寒さが増してきましたが、空気も乾燥しています。
代表の風呂敷の端っこの糸が、静電気で立ち上がっていました。

壁に近づけたら、糸が壁に近づき(写真の奥の糸)、指を近づけたら指のほうに近づきました。(写真、手前の糸) 「わーい、面白ーい」と、喜ぶ一同。

代表は静電気を起こしやすいそうです。
この時も電気を帯びているのは代表の風呂敷だけでした。

代表は昔、手のひらに粗びきコショウを乗せて、お友達のお顔のそばに近づけたら、コショウが弾け飛んでお友達を直撃し、痛い目に遭わせてしまった事があると話していました。

11月28日風景

そんな事、あるんでしょうか?
メンバーの誰もコショウ爆発の経験はなく、そういう場面を見た事もないと言っていました。

他のメンバーも静電気で「バチッ」と、なることはあるそうですが、唯一、ショーコだけは殆ど痛い思いをしたことがないそうです。
「そんな人、珍しい」、と、驚く一同。

静電気の有無に関わらず、乾燥しているのは間違いないですから、女優さん達はお肌に気を遣う季節ですね。

11月28日

11月28日風景

計画している”猿面ショー”ですが、まだ正式な曲順などは決まっていません。
予定している曲を全部やった場合の所要時間を計った事がないので、この日の稽古で計ってみました。
歌とダンスだけですから、お客様がうんざりしない程度の時間で終わりにしなければなりませんし、他のメンバーよりも出番の多い野上の体力が持つ程度の曲数に収めなければなりません。
開始時間をシノダ氏がチェックしていただけのザックリな計り方で、着替えの時間も含まれないので、あくまで参考程度ですが、時計を確認しながらダンス練習しました。
音楽スタート係を担当するのが多かったシズカさんとショーコ。
時間を計っているプレッシャーからか、やたらと焦る二人。
いつになく、手元が怪しくなっていました。
「そんなに慌てなくていい」と、シノダに言われても、何だかオタオタしていました。
全体の時間は大体把握できたので、衣装をどうするか、曲と曲の繫ぎはどうするか、などなども話し合いました。

11月21日

今回の稽古風景は、いつもの日曜日の稽古ではなく、先週火曜日、16日の南部青少年センターでの風景をお届けします。

昨年はコロナウイルスの影響で公演が出来ませんでしたので、劇場に行く事もなく秋が終わりました。
今年も、劇場の規制で演劇公演がまだ出来ない状況なので、どうしても劇場に行かなきゃならない事はありません。
が、去年も今年も行かないままでは、さびしいではないですか。

11月16日風景

毎年行ってましたから、二年も行かないとおかしな感じがしますし、公演の際は、毎回劇場をお掃除するのが恒例でしたから、それをしないままなのも気になっている猿面です。
猿面ショーをやる場合の、音響関係の確認もしたいし、ダンスで使用する靴の具合も現地の床で確認したいし、行けば掃除も出来るし、行く用事はあるな、行きまショー、という事で、計画し、いつものメンバーで劇場に行ってきました。

皆で掃除中です。
もちろん劇場はいつもお掃除されていますが、公演する時と同様に、照明器具のホコリをはらって、舞台の脇も掃き掃除をして雑巾がけしました。
代表が雑巾がわりの古タオルをたくさん持ってきてくれました。
「使ったら捨てちゃっていいよ」
と、代表は言っていましたが、
「もったいない」
「まだ使えるよ、次回の公演の掃除で使える」
と、皆に言われ、きれいに洗って再利用する事になりました。
猿面は、基本、もったいない精神が強いです。

掃除の後、ダンスで使用するCDと靴の使用感をチェックするため、踊ってみました。

11月16日風景

ヒールのある靴で踊るシズカさんと野上。
それぞれ、踊ってみましたが問題なかったそうです。

午前中だけの作業でしたが、予定していた事はすべてやれましたし、気になっていた掃除も出来てスッキリした一同でした。
久しぶりに劇場の様子も見られましたが、制限があるせいか、ロビーに人影は殆どありませんでした。
掲示板は、コロナ前、いつも公演案内やイベントのポスターで賑わっていましたが、そうした掲示物が貼られていなかったのは、さびしい風景でした。
一日も早く、劇場に活気が戻りますように。
そして、来年こそ、公演が出来ますように!

11月14日

11月14日風景

暗転中は着替えたり、髪型を変えたりします。
この日も稽古中の場面転換中に髪型を変えていた代表。
いつもの作業のはずでしたが、シノダの眼には、この時の代表の動きが乱暴、かつ雑に見えたようです。
「代表、丁寧に動きましょうね」と、演出席から声を掛けました。
演出からの忠告を聞いていたのか、いなかったのか、マスクが引っ掛かり、作業を邪魔したらしく、まるで蜘蛛の巣を払うかのような勢いで マスクを引き離そうとする代表。
代表がランボー(乱暴)にマスクを引っ張ったため、マスクの紐が耐え切れず切れました。
えええ、切っちゃったんだ。と、驚く一同。
シノダから、
「だから、丁寧に、って言ったでしょ」と、言われてしまった代表。
シノダは、あんなに引っ張ったら切れるだろ、言わんこっちゃない、と思ったそうです。
そして、マスクの紐が引き千切られたのを、初めて見たそうです。
惨めな姿になったマスクが、軽くショックだったみたいです。

代表は、以前、お茶碗を割った話をしていた時に、
「割れちゃった」と言っていたのを、「割れちゃった」じゃなくて「割っちゃったんでしょ」と、団員達から言われていました。
茶碗がひとりでに割れたら怪奇現象です。
割った責任を認めましょう、と、言われたので、最近の代表は、「割っちゃった」と言うようにしているそうです。
このマスク紐も、切れちゃった、ではなく、切っちゃった。と言っていました。
そこは修正できているようですし、基本、ちゃんとした行動をしている代表なのに、この日は野上とのシーンでも、予定外に激しく接触して、野上を痛い目に遭わせていました。
代表がとんだ荒くれ者だった、この日の風景です。

11月7日

11月7日風景

ミルクティーの話

肌寒い日が増えてきました。
この日、集合した時は寒かったので、暖房を入れましたが、ダンスで一曲踊ったら、もう「暑い!」と、なり、エアコンを切りました。
ダンス練習の後、芝居の稽古に入る前に、換気をしています。
この時間は、小道具や衣装の準備をしつつ、皆でお喋りしています。
スタイリッシュなデザインのペットボトルを眺め、
「プラズマ乳酸菌1,000億個配合ですって」
と、野上。
今日の野上の飲み物は、いつもの桃ネクターではなく、”〇後の紅茶ミルクティープラス”でした。
プラズマ乳酸菌が何なのかさっぱりわからないけど、見た目で美味しそうだったから買って来たらしいです。
プラズマ乳酸菌、強そうな名前ですね。スペシウム光線みたいですね。(一字も合ってませんけど、イメージです)
しかも1,000億個って。かなり強そうです。(イメージだけです)

「ふつうの〇後の紅茶ミルクティーって、なんか、身体の役に立つんだよね」
と、話し始めるショーコと野上。
「えー、そんなの知らない」
と言う、代表とシズカさん。
「飲むと身体の何かに良い、みたいな…なんだっけ?」と、ショーコ。
「なんか、医療に関係してるんじゃなかったっけ」と、野上。
そこまでわかっていても、何に役立つのかという肝心なところが抜けているショーコと野上。
「そんなつもりで売ってるんじゃないけど、たまたまそれに適してるのがわかった、みたいな話しだった」と野上。
「そうそうそう、何かで見た。テレビかな、スマホかな」とショーコ。
昨今は、こうなったらスマホで検索して今すぐスッキリするところでしょうが、それはしない猿面。
モヤモヤも少しは抱えておきましょうよ、という事で、帰宅後に調べたメンバーもいると思いますが、こちらでも調べましたら、
すい臓がんの発見に役立つそうです。
〇後の紅茶ミルクティーで胃を満たしておくと、「暗黒の臓器」と言われるすい臓が良く見えるんだそうです。
超音波検査を1本飲んでもらってから行うと、すい臓がしっかり見えるようになったとのことで、がんの発見率を劇的に向上させたそうです。
いろいろな飲料を試して、このブランドのミルクティーがベストだとわかったとの事です。
長年おなじみの飲料が思いもよらないところで役立っているんですね。

10月31日

10月31日風景

いつもお世話になっている劇場の利用制限が緩和されたらしい!
え!じゃあ、公演出来そう?
と、期待して施設ホームページを確認しましたところ、

”客席定員52名、講演会、研修会のみ。発声を伴うものはマスク着用のこと。”
との事でした。

客席定員は増えました。
が、講演会、研修会のみ、で、マスク着用しなければならないという事は公演はまだ無理ですね。
まだダメか~、と、ガッカリした一同。
定員数よりも重要なのは、マスクの制限です。
演者がマスクを外していいですよ、となるまで待つしかありません。
仮に、人数制限アリ。でもマスク無しOK、になったら、芝居の公演より先に、「猿面ショー」をやりまショー、という事になっています。
このところ、感染は減少傾向を維持していますし、この先の緩和も現実味を帯びてきているのは間違いありません。
「もう猿面ショー、出来ますよ、ってなったらなったで慌てるかも」
と、言い出す野上。

ショー実現の日が決まっていないので、曲順や衣装などはまだ決めていません。あてどなく歌って踊って、いい汗かいて楽しんでます♪
待ちに待っている舞台再開ですが、やるとなったら大仕事です。
考え、準備する事が山ほどあります。
ショーの構成を決める上では、振付担当であり、出番の多い野上の意見が反映されます。
「そろそろ本気で考えないとダメですね」と、考え込む野上。
このたびのブランクのせいで、出演者の勝負勘?や舞台度胸が鈍っていないかも含めて、何しろ、やってみてのお楽しみです。

10月24日

10月24日風景

こんばんは。 代表です。

本日は演出がお休みだったので、気になってるところを稽古しました。

いろいろやったあと、そういえばここ最近やってないね。
セリフ大丈夫かなと始めたシーン。
次は私とわかっていながらも、その一言が出てこないと思っていたら
「えっ?代表?あれ?私?」
と、シズカさん。
そのあとも、なぜか棒読みになるシズカさん…どうやらそのセリフに自信がなかったようです。
「人間は忘却する生き物」とか「稽古風景、これでいいのか猿面」とつぶやいていました。

もちろんこんなことばかりじゃありません。
ちょっとあまりないことだったので、ネタにさせていただいちゃいました。

稽古出来ることに感謝しながら、皆様にお会いできる日を楽しみに励みます!

10月17日

10月17日風景

先週はまだ暑いと言っていたのに、今週は打って変わって寒くなりました。
でも、ダンスの練習中は暑いので、みんな半袖(野上はタンクトップ)で、いい汗を流しました。
その後の芝居の稽古で、音響係のショーコと、出番の少なかった野上は寒くなっちゃったらしいです。
二人とも途中でカーディガンを羽織りました。
大汗かいた後に冷える。
危ないですね。風邪をひくパターンです。
このご時世に風邪は避けなければなりません。気を付けましょう。

まだ油断はできませんが、感染状況が落ち着いて来たようなので、公演が可能になる日も見えてくるのか、と期待が高まります。
この日もそんな話が出ました。
稽古出来るだけでもありがたいと、ジタバタせずにひたすら待ち続けている猿面ですが、もちろんかつてのように公演したいと願っています。
この長いトンネルの出口が近いことを祈りつつ、辛抱強く稽古を続けます。

10月10日

10月10日風景

この日は、お腹を抱えて笑い転げるような出来事はなく、至極まじめな稽古でした。
風景のネタが無いね~、と皆で悩みましたが、こういう時は代表の話で何とかするしかありません。

この日の代表は写真の通り、秋らしい装いでした。
ステキですよ。ステキなんですけど、首にぐるぐる巻いてくるほど寒いかと言えば、そんな事はなく、暑かったです。
後ろに写っているシズカさんの半袖でちょうどいいくらいです。
ダンス練習では冷房ガンガンにしないとやってられない暑さでした。
代表も、稽古中にだいぶ汗をかいて、不織布マスクが半透明になってしまいました。
マスクが濡れているのを隠すために、クソ暑いのに、布マスクを重ねてつけていました。
マスクの柄は舞妓さんです。可愛いです。
今頃暑いのがおかしいですし、おしゃれは季節先取りが基本とは言え、この日に限っては先取りし過ぎた感じの代表でした。

10月3日

10月3日風景

緊急事態宣言が解除されたので、稽古時間が通常通りの夜9時までに戻りました。
良かった良かった、と、ありがたがるメンバー達です。とは言え、まだまだ感染注意で対策しながら稽古です。

時間に余裕が出来ましたので、猿面ショーのダンス練習もじっくりやれるようになりました。
猿面ショーでは、短い曲もありますが、フルコーラスの曲もあります。
メンバー皆が大好きだけど、運動量が多くてヒイヒイ言ってしまう曲があります。
この曲は、他の曲で疲れた後ではもうやりたくない(と、野上が言っている)ので、いつもショーの練習の一番はじめに踊っています。
この日、このダンスの一番が終わり、間奏に入ったところで、何かを訴えたショーコ。
両手を広げて何か叫んでいました。
間奏中で曲も流れているし、マスク越しだし、ショーコが何を言っているのかよくわからない周りのメンバー達。
「え?」
と、先頭で踊っていた野上も振り返って聞き返すと、
「この時の手の向きはこっちだっけ?」
とショーコ。振付の手の形を確認したかったらしいです。
ですが、何しろまだ間奏の最中です。
「今?今、質問するの?ちょっと待って、後であとで」
と、野上。何しろすぐに二番が始まってしまいますから一旦保留されました。
二番の後も間奏ですが、この間奏は時間が長いので、ここで改めて質問するショーコ。
解決してスッキリしたようです。

ショーコは他のメンバーと違って、実際の公演では踊らなかった曲が多いので、ショーのためにいろいろなダンスを覚える事になりました。
自称運動音痴なので、当初は「大丈夫か?」と心配されましたが、今や振付も覚え、ディテールを気にするまでになりました。
少し前に、
「ショーコさん、すごいですね。ちゃんと踊れるようになった」と、野上も感心していました。
ショーコは、自分が踊らない時は、皆のダンスを見てチェックしてきました。
特に、代表がちゃんと踊れてるかな?と見て来たので、その観察がこのたび役立っているのでしょう。

9月26日

9月26日風景

前回の風景写真と酷似している今回の写真。
何故かと言えば、代表が先週に引き続きセリフでしくじってしまったからです。
この日、先週の汚名を晴らさんと、野上と二人だけのシーンに挑んだ代表。
野上に「代表、セリフ大丈夫?」と言われたのに、「大丈夫と思う!」と答え、よーい、ハイ!で始まりました。
が、開始一発目のセリフで、あれ?何だっけ?となった代表。
皆から「早いよ~」と突っ込まれました。
代表はその後、所々で間違えたり出なかったりしましたが、この日はショーコも居てくれたので、助けてもらいながらシーンを進めました。
このシーンは、物語の中でも重要なシーンです。
代表のセリフ忘れで中断しても、気持ちを崩さないよう耐える野上。
あともう少しでシーンも終わり、というところで、どうしてもセリフ中の、ある単語が出てこなくなった代表。
追い詰められた代表は、一同が思いもよらない手段に出ました。

仮に「あたしは、リンゴが好きよ」というセリフだったとして、リンゴという単語を忘れたとすると、
代表は、「あたしは、が好きよ」と言ってのけました。リンゴ、をすっ飛ばして言い切りました。

「え~!そんなセリフの言い方する?」と、驚愕するメンバー達。
シノダもストップを掛けました。
猿面史上、ちょっと、事件です。とんだやっつけ仕事です。
野上は、
「いくら出てこないからって飛ばしちゃう人、初めて見た」と驚いていました。

芝居そのものはいい方向に向いて来た、と、シノダが評価した直後の、まさかの失態でした。
必死な代表の苦肉の策が面白くて皆で笑っちゃったけど、ナアナアで済まされません。楽しいけど、甘くないのが劇団猿面です。
前回の風景では、失敗も貴重、と、まとめておいたのですが、今回のは作為的なので、貴重とは言えません。こういう雑な事はしてはいけません。
代表も、写真の通り、反省度合いが前回を大きく上回っています。次回までに、セリフのスランプから抜け出す努力を重ねる事でしょう。

9月19日

9月19日風景

何故か、セリフが出てこなくなった代表。
決して不得意なセリフではなく、いつもならスラスラ言えるセリフなのに、どうした事か、この日は出てこなくなりました。
いつもは音響として台本を見ているショーコがセリフを確認してくれていますが、この日はお休みでしたから教えてもらえません。
シズカさんは代表の相手役で芝居中ですから、台本を持っていません。
このシーンは登場がないので、座って見ていた野上も、ここまで稽古を続けてきている芝居なので台本を開いていません。大体、持ってきているのか?すらわかりません。
シノダ氏も、頭に入っているらしく、台本を持たずに演出しています。
まさか、今更、この期に及んでセリフを忘れるなんて思ってないから、プロンプの準備していないよ、台本出して開くのめんどくさいよ、どうした、どうした、となりました。
代表のセリフを覚えていたシノダ氏とシズカさんが、二人がかりで出なくなったセリフを教えて、「ああ、そうか」と思い出し、芝居を続ける代表。
と、思ったら、また次のセリフも怪しくなり、沈黙する代表。
え??だから、どうしてセリフ怪しいの?どうした、どうした、と、セリフを教えるシノダ氏とシズカさん。
その後も、何度かそんな事が続きました。

何か集中を欠くような障害があったわけでもないのに、本当にどうした、何なんですか?と、シノダ氏。
一度、あれ?と思ったら、言うたびに、あれ?合ってる?と、不安になった、と言う代表。
他の役者さん達も、そんな経験があるらしく「わかるわかる」と言って、代表を責めませんでしたが、代表は「今更、セリフ教えてもらうなんて」と、反省していました。
シノダ氏は「失敗の経験は貴重だから、本番以外でやっておけ」と常日頃から言っており、「こんな事やっちゃうんだ」という失敗は、事前にやっておいた方がお得だ。という考えです。と、すれば、この日の代表も貴重でお得な失敗だったのかもしれません。

9月12日

9月12日風景

この日もダンス練習でしこたま踊った野上。
彼自身が振付したダンスばかりです。
一回の公演で、「これくらいなら踊れるだろう」という運動量で振付けを考えました。
ですが、猿面ショーで踊るとなると、一回分の負荷を短時間にまとめて担わなければならないわけで、かなりの運動量になります。
野上の振付にはジャンプが多いです。
「一公演に一回くらいなら跳んでも大丈夫」のつもりでジャンプを振付に取り入れて来た野上。
猿面でショーをやることになるとは、振付当時は想像もしていませんでした。一公演に何度も跳ぶのは想定外です。
ショーの練習では何だか跳んでばっかりいます。
当然、汗の量もすごいです。
この日も、代表が、「流れてる」と、目を瞠るほどの滝のような汗でした。

猿面ショーの曲には、野上がオカマ役だった「チェリーの事情」のダンスも予定されています。
ヒールのある靴で踊った曲ですが、当時と違う靴を検討中の野上。
この日は、一番新しく購入したダンスシューズを試していました。
「詠.愛.」での、百恵ちゃんの曲の時に使用したハイヒールです。
ヒールの高さ7.5センチだそうで、なかなかの高さです。
踊る前に、「ちょっと待ってください」と言う野上。
ストラップのベルトを調節したいとの事。今のベルト穴よりも、ひとつ分きつくしたかったそうです。
「え、どういう事?足首が痩せたの?」と代表。
「わかりません。足首って痩せるの?ベルトが伸びたのか?」と野上。なんにしても、チェリーのダンスは動きが早く、足首を固めないと危ないのできつくしたかったそうです。
野上は、もう少し低いヒールで踊るか、どうするか、と考えています。
役の為とは言え、ハイヒール、何足持ってるんでしょう?

9月5日

9月5日風景

2週お休みが続きましたので、お久しぶりだったメンバー達です。
再会を喜びつつ、例によってダンス練習からスタートしました。
今は感染予防のため、厳重にマスク着用で稽古でしています。
ダンスもマスクです。すごく良いトレーニングになりそうですが、
「大丈夫か、死にそうにならないか」と、
皆の身を案じるシノダ氏。
「大丈夫!」と、頼もしい返事をするショーコ。
ショーコは、「マスクが無くても死にそうだから」との事で、マスクの有無に関係なくダンスがキツいらしいです。
ショーコの後ろで、変な格好をしている代表。
芝居中に力が入ってしまい、その力を抜くために泳いでいたので、それを再現してもらいました。
厳重マスクで芝居していると、目元しか見えないので、目力も入るみたいです。
目だけで芝居しないように、と、シノダ氏は言っていましたが、厳重マスクでも案外表情はわかる、とも言っていました。
マスクでの芝居に違和感だった頃は、フェイスシールドを使用する時もありましたが、昨今は警戒度が増しているため、しっかりしたマスクに切り替えました。
二重マスクのメンバーもいるほど、厳重警戒中です。
それでも、(芝居で)やることをきちんとやれば、マスクで隠された表情も見えるものらしいです。
もちろん、「今、うかつに流して芝居したな」と言うのもバレてしまうらしく、そんなダメ出しもありました。
「マスクしながら芝居するなんてあり得ない」と、去年は思っていたはずです。
それが、「見ようと思えば見えてくる。マスクがあっても何とかなる」と思うようになりました。
馴らされたわけではなく、どんな状況でも活路は見出せます。
繰り返しになりますが、この状況下でも、皆で集まって芝居が出来る、稽古が出来る、今はそれだけでも幸せを感じられる猿面達です。

8月29日

この日は都合が悪く欠席する団員がいた事から、最近はコロナ感染状況がよろしくない傾向ですし、メンバーが揃わないなら今週は集まるのを自粛しようとなり、稽古をお休みにしました。

そんなわけで、代表から先週に引き続き猿面ダンス関係の「今昔物語」でつなげと命令されましたので、仰せの通りに先週のつづきをお届けします。
先週は、比較的最近の公演のダンスでしたので、今回は、ずーっと昔にさかのぼります。

こちら、かなり懐かしい公演です。2009年第11回公演「しあわせ占い」でのダンスシーンです。
この作品は、記録のビデオが一公演分しか録画出来なかったのですが、照明が暗すぎたのか、ダンスシーンがぼやけてしまって上手く撮れていませんでした。
あの当時は、稽古中のビデオ撮影はしていなかったので、本番ビデオ以外でどんな振付だったか確認するすべがありません。
一部ハッキリ映っている所もありますが、殆どボヤボヤの映像なので、振付けた野上がビデオで見ても「どんなだっけ?」と、思い出せない動きが多いです。
だからもう、誰も思い出せません。お蔵入りダンスです。
本番のビデオでは、ダンスが得意ではないはずの代表が案外長い時間踊っていました。当時の稽古風景に、代表の鼻息に一緒に踊る野上がうんざりしている件や、代表の膝蹴り?で野上が痛がる件が載っています。シズカさんが野上の顔に当たった件もあり、野上がアレコレ痛い目にあったダンスだったようです。

こちらは、第14回「放課後のカゲ達」のダンスです。野上のソロで始まって、途中から他のメンバーも登場しました。

写真は、本番当日の朝の練習風景なので、皆、私服です。
野上が歌って踊るのはこのダンスが初めてでした。この公演以前は、歌とダンスは別々でした。
この時、奮発してヘッドセットマイクを団費で購入しました。このマイクは、この後の公演で何度も活用されているので、良いお買い物でした。
この回は、客演もお呼びして出演者も多かったので、稽古中から本番も、いつも賑やかでした。

8月22日

お盆は稽古していたのに、今週は稽古がお休みでした。
でも稽古風景は何かお届けしなければ。と、いう事で、猿面のダンスに関する「今昔物語」をお届けします。
振り返りましたら、偶然にもちょうど一年前、8月23日の稽古風景でダンス今昔物語を載せていました。
はじめはこちら。20周年公演「ふたりの時間」のダンスの練習風景です。

猿面のダンスは野上が振付していますが、このダンスは振り付けた野上本人がかなり気に入っていました。
(野上が好きな小ネタを盛り込んだので、お気に入りでした)
その分指導にも力が入り、自ら踊って、このダンスの「味」を最大限に出してもらおうとしていました。
この時、ダンスをビデオ撮りして、後日メンバー達もそれを確認し、形を修正しました。

下の写真も「ふたりの時間」のダンスです。
この芝居は20周年記念だったので、ダンスや歌が盛りだくさんでした。
こちらは、歌はなくダンスだけのシーンでした。ダンスだけなので、動きも複雑で過去のダンスの中でも難易度の高い曲でした。
当時の風景に、負けず嫌いの権化のシズカさんにビビっている野上の記事がありました。

代表は、この時、裏方の”シモベ”として参加でした。(だからサングラスにマスクです)裏方のはずなのにガッツリ踊れと言われ、必死でした。

こちら、「詠.愛.」でのダンスシーンです。野上が女装で歌った百恵ちゃんの曲です。

写真で野上が踊っているのは、代表のパートです。シズカさんがショーコの持ち場を踊っています。野上とシズカさんがお手本で踊った時の風景です。
代表とショーコが苦労に苦労を重ねたダンスです。あんまりひどいと照明あてない、と、練習開始当初から脅かされていました。
代表とショーコはダンスが得意ではないので、野上も苦心の振付でした。
踊るとコントみたいになってしまう難敵二人を相手に、野上のしつこい指導が続きました。本番当日の出来は、大丈夫!だったはずです。

以上、なつかしのダンスの話でした。
猿面ショーでもこのあたりの曲が登場する?かもしれません。

8月15日

8月15日風景

お盆休みの無い猿面。この日も稽古でした。
「猿面ショー」で代表が野上と歌う曲を練習していた時の事です。
代表がマイクを持って歌って踊るなんて前代未聞だったこの曲。
しかも、野上とデュエットしながら、横並びで踊るなんて空前絶後だったこの曲。
当時、かなり練習を重ね、かなりしごかれた代表。しっかり身についたはずの曲です。
ここ最近、何度も練習していますから、(少し忘れちゃった所も思い出し、)当時のレベルまで戻っていたのですが、途中で派手に音を外してしまった代表。
一緒に歌っていた野上は、一瞬何が起こったかわからなかったが、なんだかものすごく気持ち悪かったそうです。
代表を見ると、ニヤついてたので、「音痴になったのか!」と気付いたそうです。
その時の音の外し方が壮絶だったので、
「あんなに外すか?」
と、思ったら可笑しくて、辛抱できず吹き出してしまい、歌えなくなりました。
「がんばれー!引っ張られるなー!」
と、横ちょから応援する代表。
(いや、代表のせいだろ!)
と、腹の中で思ったら、もう可笑しくて可笑しくて歌えない野上。
それでも何とか立て直そう、呼吸を整えて、よし、歌えそうだ、と思ったのに、
「だーだだだだー、だーだだだー」
と、雄叫びを上げる代表。
音痴になっちゃったのでヤケになって、伴奏を歌ったそうです。
意味不明の雄叫びを浴びせられ、
(なんで、そんなダミ声出すんだよ)
と、せっかく歌えそうになったのに、新たな笑撃(ショウゲキ)を食らった野上。
もう声も出ません。無言で笑っていました。
もちろん、他のメンバーも大笑いでした。
その後、どうにかして歌って最後までやりました。
終わってから、
「ひどいじゃないですか、守備妨害だ」
と、野上。
笑い過ぎてすごくお腹が痛いのを堪えて、自分のパートをきちんと歌おうとしたのに、その都度、代表の「だーだだだだー、」に妨害された、という苦情です。
代表は決して野上の邪魔をするつもりではなかったそうです。自棄になっただけだそうです。
確かに自棄になりたくなる気持ちがわかるくらいの音の外し方でした。
おかげさまでたくさん笑ったメンバー達。またしても代表が皆を笑顔にしてくれた一件でした。

8月8日

8月8日風景

この日はシズカさんが欠席だったので、ショーコの代役で稽古しました。
ショーコは、いつもは音響操作しているので、出来るところだけ音出しもしながら代役を務めました。
代表とショーコのシーンが終わった時、
「ティンケ、ティンケ、ティンケ、テケテケ、テケテケ、」と、奇怪な声が。
何ごと?と、稽古場での客席側を見る代表とショーコ。
「なにか?」という顔をして、「ティンケ、ティンケ、ティンケ、テケテケ、テケテケ、♪」と歌っている?野上。
「なによ?それ」
と、代表。
「暗転の時のBGMですよ、こんな曲だったでしょ」
と、野上。
この時はショーコが代役中で音響を出来ないので、本来ならCDで流すところの転換中の音楽を歌ってみたらしいです。
「そんな曲だったっけ?」
と、代表。
ふだんこの曲を音響係として流しているショーコは、明らかに、
(違うよ、そんな曲じゃないわよ~、野上君たら、また変な事言って~)
という顔をしていました。
「こんな曲ですって。ショーコさん歌ってみてください」
と、野上。
(だから、そんな曲じゃないってば、野上君はしょーもないなあ)
と、間違いなくそんな顔をして歌い出したショーコ。
「ティンケ、ティンケ、ティンケ、テケテケ、テケテケ、♪」
野上とまったく同じ歌い方になってしまいました。
「ほら、やっぱりこんな曲じゃないですか」
と、野上。
「こんな曲だったね」
と、認めざるを得ないショーコ。野上と同じに歌ってしまった自分に驚きを禁じ得なかったようです。

8月1日

8月1日風景

緊急事態宣言の報道があり、またしても稽古が休止になると覚悟しましたが、公民館の利用は可能との事です。
宣言発出前と変わらず、終了時間が8時までという制限付きではありますが、休みにならずに済んで安心した一同です。

この日もダンス練習後、芝居本編をシーン毎に稽古しました。
ダンス練習に時間を要するのもあり、稽古時間が短縮されている事もありますので、通し稽古ではなく、シーンの抜き稽古ばかりしています。
何度も稽古しているシーンですが、「これで良し」とはなかなかなりません。
演出シノダは、「星影さやかにさやか」で猿面の芝居を底上げしたいと考えているので、見た目の、芝居のやり方ではなく、奥の方をつついてきます。
この日、代表とシズカさんのとあるシーンで芝居を止めたシノダ。
「芝居がぬかみそ臭い」
と言い出しました。
コテコテのエンゲキ的演技を好まないシノダですので、リアルに演じてくれるのは良しとしながらも、
「舞台でお見せするものですからね。どこかしらキレイじゃないと。そんなぬか漬けみたいなの見せられても。」
と、例によって辛辣なダメ出しが。
「ぬか漬け」と言われて、グサッとなった代表とシズカさん。でもなぜか、言われて納得もしてしまう二人。
「内面の問題ですけど(年齢ではなく)、フレッシュじゃない」
と、シノダ。
仰る通りと、頷くしかない二人。
じゃあ、具体的にどうするか、は各自が考えなければなりません。
代表は、
「ぬか漬けって言われるより、フレッシュじゃないって言われた方が良い。」
と言っていました。
公演日に追われる事がないおかげで、役者それぞれの根っこを掘り返すと言う、ぜいたくな稽古が続いています。

7月25日

7月25日風景

前回の風景で説明しました「猿面ショー」のお話です。
練習開始当時、過去のダンスの振付を思い出すのに一苦労しました。
最も古いダンスは2011年です。10年前!
出来るのか?思い出せるのか?
かなり不安でしたが、今は何とか思い出して練習しています。
皆それぞれ、自宅で過去のビデオを見て練習に臨みましたが、稽古場で、「ここ、どんな動きだっけ?」と、なった時は、代表のスマホで振付を確認しながら思い出しました。
芝居の時にはダンスに参加していなかったショーコも引っ張り出され、勝手に立ち位置を決められ踊っています。
ショーコは、このたび新たに振付を覚えなければならなかったので、他のメンバーと違った苦労を強いられました。
それでも何だかんだで、殆どの振付を覚えて、踊れるようになりました。
猿面ショーの練習を始めてから、稽古での運動量はこれまでにない多さになっています。
思いがけず体力づくりが出来ている猿面達です。

7月18日

この日もいつも通りダンス練習~シーン毎の芝居の稽古でした。
芝居の稽古では特に変わった事もなく、至極真面目な風景でしたので、稽古風景に載せるような話はありませんでした。
何かネタは無いか、と、絞り出そうとしても出てこないメンバー達。
「もう、あの話を出すしかない。あの話を解禁にすれば、今後、稽古風景のネタも悩まないで済むはず。ずっと内緒にしてきたけど、もう出しちゃえ」
と、演出家はじめ、一同意見が一致しましたので、このたびお知らせします。

実は猿面では予定している、ある企画があります。
これに関して、昨年2020年8月9日の稽古風景で、コロナの影響で公演が出来なくても、何か「猿面のやれること」がないか考えている、と、ちらっと触れています。
いつもお世話になっている劇場は、現在、「客席定員27名、講演会、研修会のみ。発声を伴うものはマスク着用のこと。」という利用制限があります。
「星影さやかにさやか」は、コロナ前のようにきちんとお客様をお迎えして、きっちり3公演やりたい、というのが猿面の願いです。
人数制限やその他の制限がなくなるまで、公演を待つつもりでいます。
しかしながら、それでは公演しない期間が長すぎる、芝居本編ではなく、たとえお客様27名様で客席ガラガラでもお届けできることは無いか、と考え、思いついたのが、
「猿面ショー」(仮題)です!
恥ずかしながら、猿面の過去の劇中でお届けした、歌とダンス、それだけをやる「ショー」です。
「そんなショーなんてどなたが観に来てくださるのか。誰も来ないかも~」
という危惧もありますが、それよりもコッソリやりたい、猿面マニアの方だけに観ていただきたい、猿面を好きじゃない方は来ないでください~、歌とかダンスとか興味ない方は、知らんぷりしてください~、客席ガラガラのほうがむしろやり易い~
というかなり消極的な企画です。
この企画、発案当時の劇場の規制は、客席定員27名という人数制限だけだと思っていました。
その後、「講演会、研修会のみ。発声を伴うものはマスク着用のこと。」になっており、歌がダメとなり、講演会・研修会じゃないからショーはダメか、となってしまいました。
が、しかし、状況が変われば出来るかもしれない!人数制限だけの条件に緩和されたら、ショーだけでも出来るかもしれない、という期待をしつつ、芝居とは別に、ショーの練習も重ねているのです。
何しろ、コロナの事がどうにかならないと出来ない事なのですが、猿面達もこの企画が出来たら楽しそうだな♪と思って練習に励んでいます。
過去の公演から厳選した曲をお届けする予定です。練習開始当初は記憶を呼び起こすのが大変でした。
今後の風景では、猿面ショーの練習での出来事もお届けします!
コロナの状況次第で、「星影さやかにさやか」が、先に公演できるかもしれません。「猿面ショー」は繫ぎの企画なので、立ち消えになる可能性もあります。
それでも、このたび大分練習しておりますので、この機会に実現しなかった場合でも、いずれはお届けしたいと考えております。

7月11日

この日、メンバー達は急いで稽古場に到着しました。
ちょうど集合時間の頃、大雨が降るという予報でしたので、降り出す前に到着しようと少し早めに出発してきたそうです。
雷の予報もあり、竜巻注意報も出ていました。
日中は良いお天気だったのに、急変しました。
空はにわかにかき曇り、風も強くなってきました。
予報通りの激しい雨と雷になりましたが、皆、降り出す前に到着できたので、びしょ濡れになることもありませんでした。
外にいたら恐ろしいほどの嵐でしたが、短時間でしたので、稽古の準備をしているうちに次第に空が明るくなり、雨も弱くなって来ました。
「この後晴れたら、虹が出るかも」
と、ちょっと期待したメンバー達。
青空が見えて来たので、虹が出ていないか窓の外を探しました。
しかし、虹は見つかりませんでした。

7月11日風景

ダメかと思ったとき、野上が、
「向かいのマンションの人があっちを眺めてる!あっちに出てるかも!」
と、探していたのと別の窓のほうに走りました。
野上を追って皆も走りました。
(写真は再現です。代表が転んでいるのはヤラセです。)
出ていました!虹!
薄っすらですが、虹を確認して喜ぶメンバー達。
写真を撮ろうとしましたが、グズグズしているうちに、虹はどんどん消えて行ってしまいます。
全員の携帯を取り出し、誰か一人くらいちゃんと撮れるだろうとチャレンジしました。
結局、マシに撮れたのは、野上のガラケー(ガラホ)でした。
久しぶりに見た虹をありがたがって手を合わせて拝む一同。
信心深いわけでもなく、虹を拝んでどうなるものかわかりませんが、嵐も去ってくれましたので、何となく拝んでみたそうです。

7月11日風景

7月4日

7月4日風景

稽古場に入ったらまず換気しています。
窓を開けて空気を入れ換えるのですが、稽古場の窓は写真の通り、高い位置にあります。
背の高いショーコは余裕で開けられますが、シズカさんは、普通にやったら開けるのが大変です。
他の窓には台になるような物が足元に置いていないので、シズカさんが開けられるのは、足元にカーペット?が巻いて置いてある、この窓だけです。
感染予防対策として換気をするようになって久しいです。
窓には網戸がないので、開けると虫が入ってきます。
この日の稽古も、小さい虫が飛んでいたり、壁に蛾がとまっていたりしました。蛾は稽古中もずっと同じところにとまっていたので、騒ぎにはなりませんでした。
虫が部屋にいるって事は換気している証拠です。それは良い事です。
しかし、網戸がない窓を開けると、きっと間違いなく、蚊も入ってくるんでしょうね。
もちろん換気は続けますが、蚊を招き入れるのは、ちょっと嫌だな、と思っている一同です。

6月27日

6月27日風景

休憩中、部屋の片隅でお茶を飲んでいた代表。
稽古も終わりに近い頃でしたので、疲労していたのか、いつもより小さくなってお茶をすすっていました。
そんな、ちょっとしおれた姿の代表を見て、野上が何か言わないわけがありません。
「代表、お爺ちゃんみたいですよ」
と、野上。
「お爺ちゃんて、何でよ。性別まで変わっちゃうのおかしいでしょ。せめてお婆ちゃんにしてよ。」
と、代表。
野上の暴言を代表が受けて立つのはいつもの事です。
野上は代表を尊敬しているなんて言いながら、愛情の裏返しなのか、けっこうな暴言を代表に浴びせます。
この日は、以下の暴言もありました。
「あたし、今日はいつもより黄色いかも」
と、鏡で自分のお肌を眺める代表。
横に並んでいた野上を鏡越しに見て、
「野上くんがそばに居るからそう見えるんだ。シズカさん、ちょっとここに並んで、」
と、シズカさんと自分を比べ、
「ほら、やっぱり野上が真っ白だから黄色く見えたんだ。」
と安心する代表。(…シズカさんにちょっと失礼なんじゃないかな、と思いますが)
そんな代表に、
「黄色星人(キイロセイジン)ですね」
と、野上。
「何よ、それ。何で星人なのよ。」
と、代表。
「星人て。小学生か。」
と、シズカさん。
猿面でよくあるアホらしい会話が続きました。
そもそも代表は、野上がいじりたくなるような話題を提供することが多いです。
自分の肌を「黄色い」なんて言い出して、皆に確認を取るから、「本人がそう言うなら黄色いって事で。黄色星人!」ってなっちゃうじゃないですか。
と、野上くんが言っていました。
この二人ならではのコミュニケーションらしいので、好きにやらせておきましょう。

6月20日

6月20日風景

ダンス練習を終えて、これから芝居の稽古を始めるという準備中、お腹が痛くなるほど皆で大笑いになりました。
皆をこんなに笑わせたのは代表です。
また代表の話?なんですが、もうこの日はこれが一番面白かったので、また、代表の話です。

代表は、骨密度に気を遣っているそうです。
カカトに刺激を与えるような骨粗しょう症予防の運動をしているそうです。
それは素晴らしいです。他のメンバーも見習って健康を維持しましょう。
代表は、骨粗しょう症を滑らかに言えず、噛み噛みで誤魔化し誤魔化し言っているのも大分面白かったのですが、その後、
「骨密度の検査って、ほら、割れ目の健診でやるでしょ、」
と言う代表。
割れ目?割れ目ってなんだ?一瞬、考える一同。
「割れ目だよ。割れ目でやるやつだってば、ほらほら、何年かに一度あるじゃない~」
と、”割れ目”を連呼する代表。
”何年かに一度”で、閃いたシノダ。
「節目だろ!」
と、電光石火の突っ込みで訂正。シノダはいつも紳士的な口調ですが、この時は違いましたね。よっぽどだったんでしょうね。
節目を割れ目と言い続けていた代表。
割れ目って言われたら、何を連想するか。猿面では意見が一致しましたが、それはご想像にお任せします。
「割れ目健診」
なんの健診だよー!!と、皆で大笑いしました。
大笑いのおかげか、この日は芝居の空気も良く、稽古も順調だったそうです。

6月13日

6月13日風景

痛がる代表

転んだり、ねん挫したり、足がつったりの話がよくある代表。 この日の稽古中に膝を痛めてしまいました。
「やっちゃったかも」
と、突然痛がる代表。
えーと、危ない事は何一つしていません。
仰向けに寝転がった態勢から起き上がろうとしただけです。
膝が変な方向に向いちゃった?らしいです。
「え~。その程度の動きでそんな事ある?」
と、驚く野上。
「あるある」
と、同じような経験をお持ちだと言うシズカさん。
代表は、しばらく休んでからは動いても大丈夫になったらしいですが、シノダから「気を付けてください」と何度も言われていました。
シノダは、代表がケガをしなかったかを心配していましたが、そんなアクロバティックな動きなんかさせていないのにケガをされては、今後演出で動きを付ける際、悩むじゃないか、という心配もしていました。
代表は、動画撮影ですっ転んだこともありますし、稽古中に回転レシーブみたいに転んだこともあるので、要注意です。
野上に、「お年頃なんだから気を付けないと危ないですよ」と、おばちゃん扱いされても素直にいう事を聞いて、ケガのないように気を付けてください。
シノダからの動きに関する注文が、おばあちゃん仕様になるのはまだ早いはずですから。

6月6日

6月6日風景

椅子を運ぶショーコ。
何のための椅子かと言えば、演出家シノダのための椅子です。
椅子を用意して貰い、「あれ?僕の椅子ですか?」と驚き、「すみません」と、恐縮するシノダ。
ショーコの気が向いたので運んでくれただけで、いつもは椅子の用意なんてして貰っていないのです。
常日頃、シノダは放置されています。
団員から信頼されているわりには、これといったサービスはなく、何のお構いもされていないシノダ。
椅子に座りたければ自分で運んできますし、なんなら芝居で使う椅子も運びます。
演出家という立場ですが、シノダはふんぞり返った演出家先生ではありませんので、構ってもらえなくても不満もないみたいです。

演出している時のシノダは、床の上に胡坐している事が多いです。
『星影さやかにさやか』は長い事稽古していますから、シノダの頭の中に入っているのか、台本も見ずに演出しています。
人前に出てこないシノダですが、まだお爺ちゃんではないので、足腰も問題ありません。
ショーコは、この日、たまたま「床に直接座るのは腰に良くない」と思い、椅子を用意したそうです。
シノダも、本日限定の珍しいサービスと承知していますが、
「僕、なんか、偉い人みたいですね。」と、ちょっと喜んでいました。

5月30日

5月30日風景

稽古が長期間になり、じっくり稽古できるのは良い点ですが、反面マンネリ化する危険もあります。
演出シノダは、段取り芝居になるのを嫌います。
特に、やり込んでいる今回の芝居では、段取りを上手くやってそれで役者が安心するのを嫌っています。
公演日もまだ決まらない状況ですから、何しろ色んな事をやってみろ、と言い続けているシノダ氏。
役者さん達もそれに応えようと、試行錯誤しているところです。

代表も果敢に挑戦中で、これまでと違う事をやってみています。
演出のokが出る事もありますが、もちろんダメ、の時もあります。
中途半端な事をすると、心の動きまでシノダ氏に見透かされ、まるで占い師のように言い当てられてしまいます。
この日、はち切れた演技を見せた代表。
演出の評価はと言うと、微妙な反応でした。
頑張りは認めるシノダ。しかし、ちょっとやり過ぎだったらしく、
「あ、えっと、ダメとは言いません。でも、僕は引きますけど、」
と、言われてしまった代表。
演出家に引かれてしまうなんて、悲しいじゃないですか。
いっそ、ダメと言われたほうがマシじゃないですか。
で、こんな顔になっています。
しかし、やってみないとわかりませんからね。
シノダは引いた、と言いながらも、挑戦する姿勢を喜んでいるそうなので、今後も臆せずやっちゃってください。

5月23日

5月23日風景

最近、稽古風景に野上の写真がないな。と、振り返って見ましたら、前回野上が写っていたのは3月でした。
稽古には出席していますが、写真は二か月ぶりの野上。
コレと言って変化はありません。
そういえば、タバコをやめて一年が経ったそうです。
タバコをやめても太る事なく、相変わらず薄っぺらい身体の野上。
今日は野上を風景写真にするとして、「どんな写真にする?」と、考えた一同。
「野上のペロペロぺーな胴体の写真でいいじゃん」と決定。
「ペロペロぺー」とは、痩せているという事らしいです。
薄い、って事でしょうか。「ペラペラ」の活用形でしょうか。
野上の胴の細さに対する腹立たしさが籠められた猿面の女優さん独自の言葉です。
運動はしているので、筋肉はあるはずの野上ですが、代表と並んでみたら、
「ペロペロぺーだな」、と、自分でもペロペロぺーを認めていました。
代表の腰回りをマジマジと眺め、
「あれ、代表、太りました?」
と、いつものように乙女心を踏みにじる余計な事を言う野上。
「太って戻ったけど、戻り切ってない。」と、正直に教えてくれる肝の太い代表。
代表はあともう少し痩せたいそうです。
でも、今回の役柄は痩せなくていいはずですから、痩せる夢を膨らませるだけでいいと思います。(代表が痩せたという話はついぞ聞いた事がありませんし)

5月16日

5月16日風景

なにやらメランコリックな風情の代表。
冒頭シーンを稽古し、はい、休憩。と、なりましたが、代表は立ったまま動かず、何食わぬ顔で皆と会話していました。
その姿を見て、
「足、しびれてますね」
と、野上。
シノダ氏のダメ出しを正座して聞いていた代表。足がしびれちゃったそうです。
代表は、
「今、動くと危険だから」
と、同じ姿勢をキープ。

代表は数年前、自宅で正座したまま居眠りしてしまい(え。正座で居眠りって出来ます?)、足がしびれ、しびれているのを知らずに(え。しびれているのに、知らずに居眠りこき続けるってあり得ます?)立ち上がったら、足首が「バキッ」と鳴ってねん挫した。(あー、もう、何してるんですか)という経験をしています。
正座のしびれで痛い目に合っているので、この時も動かずにしびれが去るのを待っていました。
演出のダメ出しを正座して聞かなければならない決まりはないのですが、猿面の女優さん達は、正座している事が多いです。
この時のダメ出しは、今、猿面が挑戦している課題についてだったので、長引きました。
今度から、長いダメ出しの時は、足がしびれる前に崩しましょう。

5月9日

5月9日風景

こんばんは、シズカです。
今週の猿面の稽古はお休みでした。
そこで、稽古風景の写真のお話しを一つ。

稽古風景の写真の多くは野上君の携帯カメラで撮られています。
野上君がお休みの時には、私の携帯を使うことが多いです。

実は先週、カメラマン野上が不在でした。
そこで、私の携帯カメラの出番となったわけですが・・。
稽古中の出来事をなるべく忠実に再現するために、どうしても、代表、ショーコ、私の三人で撮りたい!
でもそうなるとシャッターを押す人がいない(究極の少人数)
そこで、パイプ椅子の座面と背もたれの15cm程の隙間を利用して、そこに携帯を立てかけ、セルフタイマーを使って撮影する方法を思いつきました。

「えー、セルフタイマーなんてできるのかなー」
と、相当自分の携帯の能力を信じていなかった私ですが、
「いや、きっとできるでしょ。その機能あるはずだよ」
と、代表に言われ見てみたところ、ありました、ありましたセルフタイマー。
まずは、私が携帯をセット。
代表とショーコの位置を決める→ショーコが自分の位置に台本を置いて私とバトンタッチ→
ショーコがカメラを覗いて私の位置を決める→セルフタイマー始動→
ショーコ台本の位置に急いで戻る→パシャ! という具合です。

途中、シャッターを押したらセルフタイマーにならずに、ショーコ不在の写真が撮れちゃったりもしましたが、すったもんだの末に先週の風景写真が撮れました。
やればできる。何とかなって良かったです。

5月2日

5月2日風景

こんばんは。代表です。

まるでコンタクトでも探しているかのような二人。
ほぼ同じタイミングで、無言でしゃがみ込んだようです。
次のシーンへの音響も流してくれていたショーコ。二人の予定外の行動に、「なに?どうしたの?」となっていました。

実は二人とも芝居の途中で床に落ちている、ある物に気付きました。
先ほど稽古で使った道具から落ちてしまっていたようなのですが、小さな部品なので角度によって見えにくいため、落ちた瞬間は気が付きませんでした。
それが目に入ってしまった二人。
芝居を止めちゃいけないし、演技に集中しなければならないので、手を出せずにいましたが、シーンが終わった途端に探し始めたのです。
ここで止めてすみませんと言いながら、探させてもらいました。

稽古場を汚すわけにはいきません。「借りた時より、美しく」ですね。
いつもお借りしている劇場も、毎回公演時にお掃除するのが猿面流です。
一年に一度、お掃除出来ていたのですが、去年は公演出来ませんでしたから、掃除もしないままになっているのが気になる猿面です。

4月25日

4月25日風景

ショーコです
稽古風景当番が途中だったので、再開です

今日もいつものように ダンスでアップし、芝居の稽古
つつがなく進んでいたのに、急に口が重くなる三人
「なんだっけ?」
ナンダナンダ ドウシタンダ?
そこは 演出シノダ氏が口頭でセリフの順番を少しかえたところ
そのため、みんなは頭で覚えていました。
ふと迷ったらセリフが出てこなくなった模様

「そうだっけ?」
「なんか違う」
「だって私(ショーコ)の台本に書いてあるよ」
台本を見ながらセリフを読むと
「あ、ほんとだ」
おクチは覚えているのね・・・

4月18日

4月18日風景

代表が髪を切りました。
切った髪の毛を寄付するボランティア活動、ヘアドネーションに協力したそうです。
(ヘアドネーション=病気や事故などで髪を失った子供へ、寄付された髪の毛で医療用ウィッグを作り無償提供する活動)
寄付する髪の毛は、31cm以上必要だそうで、代表もその長さ分、バッサリ切りました。

下の写真がカットする前です。
「星影さやかにさやか」の役のため、ロングヘアでパーマをかけていました。
代表は、公演に合わせて、美容室で演出の希望の髪型にしてもらいますが、なにしろこのたびは公演が延期になっているので、前回公演以来伸び放題でした。
「ここまで伸びたら、寄付しよう」と思った代表は、ヘアドネーションカットをしてくれる美容室を探したそうです。
もちろん事前に演出家にも相談しました。

4月18日風景

シノダ氏は、
「すばらしい!そういう心意気でカットするなら、どうぞどうぞ、何ならショートになっちゃっても構いません!役のイメージ?寄付のほうが尊いですから、そんなもんどうにでもなります」
と、大賛成でした。
野上も、「ロングを切って寄付するなんて、なかなかできる事じゃない、代表はすごい!」と代表を尊敬。
今回の代表はキレイに撮らなくちゃ、と、いつもより拘って撮影していました。
上の写真、野上くんの希望で大き目に載せました。マスクなのが残念です。

代表は、いつもと違う美容室に行くのに、そうとう緊張したらしいです。
担当してくれた美容師さんに、「広がりやすいから、乾かす時には、髪を引っ張りながら乾かすといいですよ」と教えてもらって来たそうです。
乾かすのがかなり大変らしく、「疲れる」とぼやいていましたが、メンバーからは「おしゃれな感じになった」と好評でした。
代表の髪の毛のおかげで、どこかで誰かが喜んでくれますね。
さすが我らが代表、と、一同誇らしく思いました。

4月11日

4月11日風景

この日は、稽古を始める前にメンバーそれぞれの近況を報告し合いました。
こんな世情ですし、お休み期間もありましたし、今後、活動するうえで団員の生活の状況をある程度把握しておいたほうがいいだろう、と言う事で、ダンス練習のためのアップをしながら話をしました。
皆、猿面での活動には問題ない状況だそうです。
プライベートに謎が多い男子も約2名いますが、それぞれ問題なく暮らしているみたいです。

近況報告に時間を割いたので、稽古時間はその分少なくなりましたが、前回のダメ出しを受けて気合を入れて臨む代表とシズカさん。
二人のシーンでかなり真剣だった代表。
真剣というより必死だった代表。
必死だったため、アゴが出てしまいました。
「そんなにアゴを出さなくても…」
と、笑ってしまうシズカさん。
笑っちゃって芝居を止めるはダメです、叱られます。が、堪えきれなかったらしいです。
代表本人は自覚がなかったみたいです。
力んだのは間違いないのでしょう。顔に力が入っちゃった代表でした。

4月4日

4月4日風景

今週は、先週お休みだったショーコも参加。通常メンバーが全員参加の稽古でした。
いつも通りダンスの練習から。
ショーコも休み明けだけど、容赦なく踊らされました。
音響係なのに、ダンスで疲れたショーコでした。

あれ?代表は、またなんでこのポーズなんでしたっけ?
前回に続き、拝んでいる風だけど、拝んでいるわけじゃないですよね。
ダンスで頑張ったショーコに拍手してるポーズ、でしたっけ?

芝居本編の稽古ももちろんしました。
この日は、久しぶりに演出シノダからのダメ出しもありました。
「時間はたっぷりある」状況なので、この機会に猿面の芝居の底上げをしたいシノダ。
同じ芝居だとしても、漫然と稽古を繰り返すつもりは無いそうなので、役者さんへの注文も厳しくなっています。

3月28日

今週はいつもより遅めの更新になりました。楽しみに覗いてくださった皆さまお待たせいたしました。
緊急事態宣言が終了しましたので、稽古、再開しました!
3月、4月は終了時間が通常よりも1時間繰り上げという条件付きですが、何はともあれ再開することが出来て、安心したメンバー達です。

久しぶりの稽古、残念ながらショーコは用事があってお休みでしたが、その他のメンバーは元気に集合しました。
窓を豪快に開けてしばらく換気しました。そこそこ風が強かったので、部屋のなかは荒野のように吹きっ晒しになりました。
換気を十分にした後、すっかりなまり切った身体を何とか動かさなくては、と言う事でダンスの練習を開始。

3月28日風景

休み期間も空手を通常通り稽古していた野上以外は、「筋肉痛は間違いない」と、言いながら何度も踊りました。

何度か踊ったあと、「かゆい。かゆい」と言い出したシズカさん。
いい大人がやめなさいよ、という勢いでバリバリ掻いていました。
それ見た事か、こんなに赤くなってしまいました。
掻き立てホヤホヤの時は真っ赤でした。
傷になったわけではなく「内出血!」とご本人は言っていましたが、どっちにしてもこんなに掻かなくても…
久々に暴れて血流が良くなったみたいです。
どれだけ血流の悪い日々を過ごしてきたのでしょうか。

3月28日風景

稽古のバッグをまさぐっていた野上。
「あ!飴ちゃん入ってた!」
と、お気に入りの飴の袋を見つけて驚いていました。
ええと、休みの間の数か月、バッグの中身はそのままだったらしいです。
中身を動かしていないので、小道具なんかもそのまんま入っていました。
これは他のメンバーも同様だったらしく、皆自慢げに
「忘れ物無し!!」
と、言っていましたが、そのまんまだから忘れようがありません。
もちろん飲み残しの飲料など腐るものは入っていませんし、洗濯すべき物はされていますが、基本入れっぱなしでいつでも出動できる態勢を整えていた?猿面達です。

3月28日風景

お休み期間に、稽古場の椅子が新しくなっていました。早速座ってみる代表。
あれ?なんでこのポーズなんでしたっけ?
拝んでるポーズ?
鼻水が出ちゃったポーズ?
あ、野上の背後で笑った勢いで鼻が鳴っちゃって迷惑な顔をされたポーズでしたっけ?
この日の代表のマスクはアマビエ柄でした。

まだまだ色々とままならない状況ですが、こうして活動が出来るようになりました。
今はそれだけでも充分だと思い、動きを止めずに、いつか公演出来る日を願って稽古を続けて行きます。

3月21日

こんばんは、シズカです。
前々回は多肉植物。前回は自転車。今回は何にしようか考えましたが、カメ、亀にします。

 

カメ、けっこう好きです。
お天気の良い暖かい日には、公園の池まで出かけて行きます。
陽射しを求めてカメたちが、岸辺にズラリと並んで甲羅干しをしているのを見るためです。
そして、カメのアフレコをして楽しんでいます。
1時間でも、2時間でも、飽きずに見ていられます。

おうちにもカメがいます。クサガメです。クサい臭いを出すからクサガメというらしいです。
あんまりなネーミングですよね。
我家に来た時には手のひらに乗るサイズでしたが、今ではすっかり大きくなりました。
指なんて噛まれようモノなら、爪が割れるんじゃないかと思うほど力持ちです。

 

雄・雌の区別はシッポの長さでわかるそうですが、比べる対象がないので、ウチの子が長いのか短いのかわかりません。
力も強いし、きっと男の子だ!と勝手に思っていましたが、昨年卵を産みました。
ごめん、女の子だったのね。
それまで「カメ吉、カメ吉」と呼んでいましたが、5年目にして「カメ子」に改名されました。

 

今年は少し早めに冬眠から目覚めて、今日も元気に甲羅干しをしています。

3月21日風景

3月15日

こんばんは。代表です。

またしても緊急事態宣言が延期されてしまったため、団員からの“なにかしら”になってしまいました。
皆様に稽古場からの風景を届けられる日を願って、今回担当します。

と言ったものの、何を…。
シズカさんのような話も、ショーコのような初めての体験も、野上君のような大量在庫も持ち合わせていません。
でも、前に担当した2回とも空の話題でしたので、今回もそちらを。

今回は月です。

子どものころ、昼なのに月が見える!と思った記憶があります。
当時は、月は夜見えるものと思っていたんでしょうね。
今では、お天気が良ければ夜はもちろん、昼間でも見ることができると知っています。
でも、早起きしてなかったのか、気にしたことがなかったのか、朝に月を見た覚えがありませんでした。
今日のお天気はどんなかなと思って外見たら、ステキな三日月に出会うことができました。
私の撮った写真では、うまく伝える事ができないのが残念ですが、機会があれば見上げてみてください。

3月15日風景

3月7日

こんばんは 野上です

以前の風景で、タバコをやめてから僕の飴の消費量が増えている話がありました。
いや、ホントに、こんなに飴食べて大丈夫か?と思うほど食べてます。一日十個以上食べているのではないでしょうか。
袋入りの飴ちゃんが、二日くらいで空になります。十個以上食べてるなあ。
僕は、一人になると、タバコもチェーンスモーカーになりがちだったのですが、今は鎖飴食いです。
四月から飴を食べ続けて来たので、健康診断でどう出るか、少しビビっておりました。
健康診断はいつも子どもの頃からお世話になっているお医者さんでしてもらうので、血液検査の履歴もバッチリ残ってて、去年と比較されること間違いなしです。
飴食べすぎて成人病になったら、タバコ吸ってた方がマシって事になって、なんだかなあ、になっちゃうなあ。と思いながら、結果を聞きに行きました。
結果、良かったです。何でしょう、中性脂肪がダダ下がりして、コレステロールも下がっていました。
(あくまで僕の場合です。飴を食べたから下がったとは限りません)
飴、食べても大丈夫みたいです!良かったです!食べ続けます!

3月7日風景

そんなわけで、飴の在庫は欠かせません。一応気を遣って、ノンシュガー飴です、しかも、人工甘味料じゃないノンシュガー。
そして僕の大好きなペパーミント味。(タバコの名残です。メンソールタバコなんて比じゃないほどスースーします)
花粉症じゃないけど、のど、鼻スースーです。
ありがとう、カンロさん。

2月28日

ショーコです
皆様 如何お過ごしでしょうか

先日、と言っても少し前 私にとって生きているとは 有り難いことなんだなぁ…という出来事がありました(流行り病に罹患した訳ではありません)。
で、この気持ちをなにかで表したいと考え ていたところ、いいモノ(?)がありました!
それは「献血車」
劇団のN氏によると 「最近は予約しないとできない」らしく、いきなりできるのかと心配でした。

「予約していないけど、できますか?」
「はい!できますよ!じゃ、献血カードを」
「初めてなんですけど」
「ん?ああ、そうですか」

といった感じで初献血が始まりました。
血管も血液もいいですよ。とお褒め頂き、無事終了。
次回はいつやろうかなぁ。

2月28日風景

2月21日

皆さん、こんにちは。二巡目のシズカです。
2月も下旬になり、日中は暖かい日が増えてきました。
せっかくのお天気でもなかなか遠出もできず、なんだかもったいない気がしますね。

 

猿面の稽古がないとダンスの練習もできず、すっかり運動不足気味です。
家でやれば?と思いますが、運動不足が解消するほどにアレをやったら床が抜けますので。

そこで最近、日曜日お天気さえ良ければ、自転車に乗り始めました。
とは言っても、本気の全速力とはいきませんので、川沿いのサイクリングロードをのんびり景色を見ながら、楽しく、気持ち良い程度に走っています。

それでも風が少しでもあれば向かい風になったりもするので、けっこう息が上がり心拍数も上がります。
日焼けは気になるところですが、長袖を着て、UVケアをしっかりして、運動不足解消に努めます。

ただ、乗り方がまだあまり上手ではないので、サドルにあたってお尻が痛くなります。
翌日まで痛みが残ることもしばしば。
仕事をしながら、不用意に椅子に座って、
「あ、痛っ!」とお尻を押さえながら飛び上がる様子は、まるで・・
「え?痔?」
ですよね。そう見えますよね。
周りからビックリされて、ちがうと必死に言い訳しますが、必死になればなるほど怪しまれています。
ちがいます。痔じゃないですよ。

2月21日風景

2月14日

こんばんは。代表です。

稽古場の利用制限の期間が延長してしまったため、もうしばらく、団員による“何かしら”をお届けします。

前回夕焼けのような朝焼けをお届けしましたが、今回は本当の夕焼けです。
我が家からは富士山が見えます。
特に冬は見られる機会が多いです。
いつもは見えても木に隠れてしまっていますが、夕方はシルエットになり、くっきり見えます。
今日はどうかなと覗いたら、見事な後光がさしていたので、慌ててシャッターを切りました。
写真だと、富士山はどこ?って感じですが…。
ご利益ありそうな光でしたので、皆様にも。

2月14日風景

2月7日

こんばんは 野上です。

2月7日風景

いたずらで時々ギターを弾きます。
いたずらで弾くだけだっていうのに、チェリーの事情(再演)の時は弾き語りをやることになり、嫌な汗をかきました。
我流ですし、難しいコードは弾けませんが、気が向くと一人で弾きながら歌ってます。
昭和の歌ばっかりです。昔の歌は、劇の世界のような歌が多いので好きです。
最近ギターに触る事が増えたので、ピックも追加し、カポタストなるものも手に入れました。
タバコをやめたおかげで、前よりも高い声が出しやすくなりました。
こんなに楽に声が出るようになってしまうと、もうタバコは吸えないなあ、と思っています。

1月31日

~愛でる~

ショーコです

みなさま お変わりなくお元気でお過ごしのことと思います

さて、今回は 私の大好きなモノをお話いたします。
特に知りたくもないとは思いますが、お付き合いください
大好きなモノ。芝居(劇団)、コーヒー、パン、ドーナツ、ウサギ。
ウサギは中学生の頃から憧れていました。そして 今、飼っています。
ジャジャーン!ブルーオターで胸元のマフがキュートな美人さん

1月31日風景

昔のイメージでは 「臭い」「寂しいと死んじゃう」ですが、そんなとこは ありません。カワイイですよ
見て良し、触って良し、吸って良し!(注)の三拍子
他に飼ってみたい動物は、ウズラとヒツジ
ウズラは家禽だけど、室内飼いなら 問題なさそう。ヒツジは、家畜。飼育スペースと毛刈りが大変? おっと、保健所の場所も確認しなきゃ

(注)吸って良し・・・合法だが、極度の中毒性あり。換毛期に強く吸うと鼻孔に入り、厄介。他にネコ吸い、イヌ吸い がある。

1月24日

皆さん、お元気ですか?シズカです。
思う様に身動きのできない昨今ですが、どんな時間を過ごしていますか?

少し前の事になりますが、我家に多肉植物の鉢植えがやってきました。
寄せ植えというのでしょうか、何種類かの多肉植物が肩を寄せ合っているように植わっている、小さな鉢植えです。

 

基本ズボラなので植物を育てるのはあまり得意ではありません。
枯らしてしまっては植物がかわいそうなので、これまで自分で鉢植えを買うことなどありませんでした。
以前「狸穴荘奇談」の時、舞台セットの庭の部分に植木鉢を置くことになって、演出自ら花の鉢植えを持って来たり、代表が秘蔵の雑草畑なるプランターを持って来たりしたのですが、その時も私は協力できる植物は持ち合わせていませんでした。

それがひょんなことから我家にやって来た多肉ちゃんたち。
色や形も様々で、これがなかなかかわいいではないですか。しかも手がかからない。

1月24日風景

冬の日差しがたっぷり入る窓際で、多肉ちゃんたちの肉厚な葉っぱを愛でながらゴロゴロ。
「お水をあげようね」とか「透けた葉脈がきれいね」など怪しげに語りかけて、少しだけ独りぼっち気分を味わって時間を過ごすのが、今の私の日曜日の過ごし方です。

ちなみにこの多肉ちゃんたち、葉っぱがポロリと取れてもそれを土にさしておくとそこからまた根が出るという生命力の持ち主らしいです。ホントに?
今週は雨だったので日向ぼっこはなしで、たまたまポロリと落ちていた葉っぱを土にさしてみました。
果たして本当に根付くのでしょうか?

 

“冬来たりなば春遠からじ”
早く春がこないかな。あたたかく、穏やかな日々を待ちわびる今日この頃です。

1月17日

今年もよろしくお願いします。

さて、稽古風景はお届けできませんが、再開までなにかしらお届けしますということで、まずは私代表から。

冬は空気が澄んでいて、きれいな青空の時が多いですね。
見上げると、葉の落ちた木々の枝や、鉄塔等がいつもに増してくっきり見えて、なんだかすごく気分が良くなります。
近所では、梅の花が咲いていたり、花のつぼみが膨らんできたりしていました。

写真は桜のつぼみと朝焼けです。
朝焼けは、昨年のものですが、夕焼けみたいで、とにかく見事でした〜。

1月17日風景

1月17日風景

以上、代表からでした。 ”稽古再開まで何かしらお届けするシリーズ”は、団員達の自由な記事です。特に決まりはないので、今後も団員それぞれ、自由にお届けします。

1月10日

2021年の稽古風景スタートです!
今年もよろしくお願い致します!と、明るく元気にお届けする予定でしたが、最新情報にも掲載しました通り、緊急事態宣言を受けての、稽古場の利用制限のため、解除されるまでは稽古をお休みせざるを得なくなりました。

昨年の緊急事態宣言の時は、稽古風景も同時にお休みしましたが、今回は違います。稽古風景は継続してお届けします。
稽古してないのに、何をお届けするのか。稽古の風景ではありませんが、何かしらお届けします。
こんな状況だからこそ、稽古風景を楽しみしてくださっている方々に何かお届けしなければ。と、団員達の意見が一致。風景は休まない事になりました。
そうすることで、猿面を応援してくださる方々と離れずにいられるような気がします。
トンネルの向こうは明るいはず、間違いなく明るい方へ進んでいるはず、そう思って、稽古再開を待つ一同です。

★2020年の風景(2020年1月12日~12月20日)

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12月20日

2020年稽古納め

猿面の2020年の稽古はこの日で終了でした。
ダンスで頼りにしている野上が、この日は用事があるため欠席だったので、あやふやだった箇所を突き詰めて練習しました。
代表は、「このくらい暴れておけば、正月にお餅を食べすぎても大丈夫♪」と、思っている事でしょう。
今年最後の稽古日に来られなかった野上が用事の合間を縫って稽古場に顔を出しに来ました。
予告のない登場に驚いたメンバー達。
このまま皆と会わずに年を越すのが気持ち悪かったらしく、挨拶に来たそうです。

今年の締め括り風景写真は、一人ずつ撮影しました。
代表、シズカさん、ショーコは、「ガンバろー!」の気持ちで撮ったそうです。
野上は猿面ファンの皆様へ「愛をこめた微笑み」を目指したそうです。

稽古風景をご愛読頂いている皆さま、猿面を応援して下さる皆様、今年もありがとうございました!
公演はまだ先になりそうですが、その日のために準備を重ね、猿面の芝居を皆さまに観て頂き、劇場で一緒に芝居の時間を過ごせる日を待ちます。
猿面たちは、「希望」でお腹いっぱいにして新しい年を迎えます。1月10日から稽古開始予定です。稽古風景もこのまま来年に続きます。
来年も「劇団猿面」をどうぞよろしくお願いいたします!

12月13日

12月6日風景

肉汁なのか?

稽古に持参する飲料がいつも甘~いジュースの野上。
ヤツは甘いジュースしか飲まないというのは、皆知っています。
野上のお気に入りは、つぶつぶ桃ネクターです。稽古前に、公民館にほど近いスーパーで買ってきます。
数か月前、野上は、スーパーのネクターが「おかしい、おかしい」と言っていました。
ネクターって、ふつうは冷たい飲み物だと思うのですが、そのスーパーでは、ホット飲料のケース内で売られているらしく、ネクターがいつも生温かい状態だそうです。
「今日もぬるいネクター」と、買ってくるたびにぼやいていました。
「案外、狙いで”ホットネクター”として売ってるんじゃないのか」
とメンバー達も推理しましたが、
「ホットじゃない。生ぬるいだけだもん、狙いじゃないと思う。」
と、野上。常温のほうがましだ、と言っていました。
じゃあ買わなきゃいいのに。…しかし、野上はネクターが好きなので、今日こそは!と期待をこめて買い続けていました。
11月頃になって「冷たいネクターになった♪」そうで、その後は美味しく飲んでいるようです。

12月6日風景

そんな野上のこの日のジュース。
ネクターではなく、ごっつり甘そうなキャラメルラテでした。シズカさんは、この缶ジュースを遠目で見て、
「肉の絵が描いてあるのか?肉の味のジュースなのか?」
と思ったそうです。
そんなわけないでしょ。
と、野上は否定しましたが、そうですね、肉に見えなくもないデザインですね。と納得。
実際は甘々な乳飲料で、美味しかったそうです。

12月6日

この日も真面目に稽古に励んだ猿面です。
真面目にやっていたので、コレと言って面白い事もなく、風景のネタはどうしよう、と悩んだ末、仕方ないコレを出すか、という事で、とっておきの、いや、それは出してはダメ、と、ショーコがいつも止めるのを振り切ったネタをお届けします。
それは、以前から数回行われてきた、代表と野上のやり取りで、この日もその会話がありました。
野上は、ダンスの練習でこれから曲をかけるぞ、という時に、
「おなら、出そうです」
と、本気なのかウソなのかわかりませんが、言い出します。
普通なら、そんなことを言ったら「出すな!我慢しろ!」と、お姉さん達に怒られるところです。とても嫌がられる発言のはずです。
が、代表は違います。
「おなら出ちゃいそう」
と言う野上に、
「いいですよ」
と答えるのです。
何と言う寛大さでしょう。
野上は初めて代表のこの返事を聞いたとき、代表のやさしさに感動し、オナラ発言を嫌な顔もせず、当たり前のように受け止めてくれるなんて、代表は素晴らしい!と、尊敬したそうです。
野上は代表にそう言ってもらうと、万が一おならしちゃった場合でも、許してもらえるんだ〜、と、なんだかとっても安心するそうです。
ショーコは、この手の話題を皆さまにお届けするのはよろしくない!といつも言っていますが、今回はすみません、出しちゃいました。
隠れ野上ファンの皆様にお伝えしておきますが、野上が稽古中におならしちゃった事はありませんので、ご安心?ください。

12月6日風景

思い返せば、野上が入団した当初は、ニヒルな二枚目路線で売り出したはずでした。
それがどうした事でしょう。オナラオナラって、そんな話を…二枚目とはほど遠い話です。
本人も、
「おかしいなあ、俺はニヒルだったはずなのになあ、どの役からこうなっちゃったんだろ」
と首を傾げる始末です。
確かにデビュー作は、共演のシズカさんのハートを掴んだ??渋い二枚目でした。
二作目の虎之助で、弟キャラになってしまったのでしょうか。弟というイメージから、小学生男子のイメージにつながり、代表もすっかり保護者目線になって、
「オナラは我慢しないでしなさい」
と、見守っているのでしょうか。
いずれにしても、野上は劇団内で面倒見のいい先輩達のお世話になっているようです。

11月29日

11月29日風景

早いもので11月も終わろうとしています。次回稽古はもう12月です。
今年は公演もなかったので、このまま年の瀬を迎えるのがおかしな感じです。
が、そんな事はカンケーなく、稽古は続いています。
どうなるかわかんないけど、とりあえず目の前の稽古に打ち込もう!と、いうことでこの日もダンスの練習をし、シーンごとの稽古をしました。
ヘトヘトになりがちだったダンス練習も、ペースをつかんできたのか、以前よりヘトヘトにならなくなったみたいです。
ちょっと余裕がでてきたのでしょうか。
え?手抜きを覚えたわけじゃないですよね?

今回の風景写真は、代表がものすごく悔しがっている所です。
シズカさん、野上と代表の三人がセリフを掛け合うシーンで、代表が間違えてストップしてしましました。
それを悔しがる代表。
もう泣きそうなくらい悔しがっていました。
「何も、そこまで…泣かないでくださいよ」
と、野上が引いてしまうくらいの悔しがり方でした。

代表も案外負けず嫌いなのでしょうか。

11月22日

稽古が出来るって幸せですね、と、実感する事が多い今日この頃の猿面たち。
稽古場である公民館から指示されている通り、感染防止の対策をしながら稽古しています。
一定時間で換気を行うのも対策のひとつです。そのせいなのか、室内に虫がいる事が多いような…窓には網戸がないので、開け放つと虫サンが入って来てしまいます。
前回の風景でも虫が登場しました。
幸い、スズメバチなどの怖い虫ではありませんが、稽古中に飛び交っていると気が散ります。役者さんもつい、見ちゃいます。
この日は弱弱しい細身のハエが飛んでいました。

野上 「ハエは手づかみしたくないなあ」
代表 「じゃあ、ドアを開けておいて追い出そう」
野上 「よし!行くぞ!」

ハエを追い出そうとバスケのように動く代表と野上。かなり真剣な二人。しかし、姿を眩ましてしまったハエ。何処だどこだと騒いでいると、野上の脚にとまっているではありませんか。

シズカ「野上、動くな。何かの袋をかぶせて捕まえよう!」
代表 「そうね、袋、袋、あ〜中身出さないと袋がない、」
と、手持ちのビニール袋の中身を出して、身構える代表とシズカさん。
ハエ一匹に大わらわです。

野上 「ちょっと待って、それよりも、俺がこのままハエに気付かれないように移動して、ドアの外まで連れ出す方が確実じゃないですかね」
代表 「そうかな、」
野上 「俺、ぜったいに気付かれないように歩きますから!」

ハエに動きを悟られないようにするなんて初体験のはずの野上。そんな事出来るのかい?よくわからないけど、とにかく腰を落として、ゆっくり大股で移動してみたところ、ハエさんは大人しく野上の脚にとまったまま。
どうやら野上の脚は居心地が良いらしい。

野上 「とまってる?逃げてない?」

野上本人からはハエの姿は見えていないので、周りのメンバーで確認。(写真赤丸のところ、ハエさんのイラストの辺りにとまっていた)
代表 「とまってる!とまってる!」
シズカさんが先回りして、入口のドアを開け、野上がそろりそろりと移動。(写真の通り)
あともう少しだ。
まったくもってくだらないですが、ここまでの努力を無駄にしたくない一同。緊張が走りました。
ようやくドアの外へ出た野上。わちゃわちゃ暴れてハエさんに離れてもらいました。
ハエが床にいるのを目視で確認、それ、今だ!ハエが戻って来ないうちに!と、ドアの中に走り込んだ!
部屋の中を暗くしておいた方がハエが戻ってこないと気転をきかせた代表。部屋の電気を全部消しておいた!
野上とシズカさんが戻ってきてドアを閉めたら、わあ!真っ暗!
予想していなかったド暗転に大混乱。
「あれ?電気のスイッチどこ?暗くて見えなーい!」と、壁をまさぐる代表。
暗黒と化した部屋の中で、暗い暗い、と騒ぐ一同。
代表が手探りで電気のスイッチを入れて明るくなりました。

どうでもいい話でしたが、一同大笑いで、思いがけなく楽しい時間を過ごしてしまいました。こんなささやかな事でも、一所懸命に立ち向かうと面白いものですね。

11月15日

11月15日風景

この日はショーコの誕生日でした。
稽古日に誕生日が当たるのは珍しいです。
猿面では誕生日のプレゼントをやり取りする風習はないので、皆で「ハッピーバースデー、ショーコ〜♪」と歌ってお祝いしました。

このところダンスの練習が多いので、芝居の稽古の前に眠たくなっちゃう人がいたり、芝居の稽古時間が少なくなってしまう事が続いたので、この日は早目にダンスを切り上げ、 先週よりも先のシーンまで稽古を進めました。

代表とシズカさんのシーンで、突如、シズカさんの頭を殴打?した代表。
なになに?どうして?なぜ叩いたの?と、驚く一同。
小さい虫が飛んでたんですって。
シズカさんの頭スレスレだったんですって。
それを退治しようと、両手でパチンとしたら、シズカさんの頭を叩いちゃったそうです。

11月15日風景

いきなり叩かれてしまったシズカさん。災難でした。
代表は、蚊なのか?と、思ったらしいです。

ごめんごめんとひたすら謝る代表でした。

稽古再開後、しばらくしてからの事。
出番じゃないので、座って代表とシズカさんの芝居を見ていた野上の手がひらりと動き、片手で何かを掴んだかと思ったら、ドアを開けて室外へ。
戻って来た野上は、音響係のショーコと何やら目で合図し、二人で無言のガッツポーズ。
野上は代表が逃した虫を掴んで捕まえ、室外で逃がしたそうです。
稽古終了後にそれを聞いて
「達人か!」 と、シズカさん。野上は虫も殺さない?ので握りつぶさず、逃がしてあげたそうです。

11月8日

いつもなら、公演を控えてそろそろ小屋入り〜。の時期なのですが、今年は公演が出来ないため、さびしい秋を過ごしている猿面です。
公演日は決まっていませんが、来年はきっと公演できる!と、希望を胸に、ひたすら稽古を重ねています。

11月9日風景

こんな風にじっくり稽古が出来るのはそうそうない事です。
演出シノダも、『星影さやかにさやか』はじっくり稽古 するのにちょうどいい作品だと言っていますし、メンバー達も稽古が出来るだけでもありがたい。と、くじける事無く前向きです。
猿面の公演を楽しみにしてくださっている皆さま、公演が出来るようになるまで、どうぞ待っていてください。

そんなわけで毎週、真面目に稽古しているのですが、ある時代表のヘアバンド(ターバン)がおかしな形になっていました。
他国の帽子みたいな形になっていたのですが、構わず芝居を続けていた代表。相手役のシズカさんは、
「その頭、変じゃない?芝居中だから、直せないのかしら?」
と思っていたそうです。

11月9日風景

正しくは、この形。
代表は、変な形になっていたのに全然気が付いていなかったそうです。
真剣に芝居していたから、ヘアバンドなんか気にしていなかったんでしょう。そう言う事にしておきましょう。

この写真を撮影した野上は、一枚目の代表の表情が傑作だ、と、一人で大笑いしたそうですよ。
「二枚目は普通に美人なのに、一枚目が面白過ぎる!」と、喜んでいました。

11月1日

11月1日風景

こんばんは。代表です。

今回はショーコの話題。
動ける格好に着替えながら「やっぱりちょっと小さめだったな」とつぶやいていました。
どうやら、今日持ってきたTシャツのサイズの話らしいです。
見ると、あら、カラフルなかわいいゾウのTシャツ。
タイ・ラオスのお土産で頂いたらしいのですが、なかなか着る機会がなくてと、今日持ってきたそうです。
どこが小さめ?めっちゃジャストサイズですよ~。

そのTシャツを着て踊った後、ひじが痛くて腕をまっすぐ伸ばせないと告げていました。
それよりなにより、伸ばした時の腕の形に、皆興味津々。
まっすぐ伸ばしているつもりですが、曲がって見えます。
ショーコ「なんかここがへこんでる。」
シズカ「いやいやそこは、みんなへこむでしょ。」
ショーコ「まっすぐに見えるには…」
と、ちょっと奇怪な動きに、皆うわ~となっていました。
本人曰く、猿手だからかな?と。

ダンスの稽古に巻き込まれ、先日は一週間筋肉痛と言っていました。
そう聞くと、どれだけしごかれてるの?って感じですね。
猿面はダンス集団じゃないので、もちろん芝居の稽古もしています。

10月25日

10月25日風景

先週、稽古場に忘れ物をした野上。
野上は、皆よりも少し早く稽古場を出たのですが、芝居で使う小道具を置き忘れて帰ってしまいました。
その日は代表が代わりに持ち帰りましたが、次週、この忘れ物を野上に返したら、野上が何と言うか、を女性陣で考えてみたそうです。
「代表、そのまま持っててください」
と、言うんじゃないか?
めんどくさがりの野上のことなので、こんなちっぽけな小道具だし、一度置き忘れたのをいいことに、今後も代表に預けっぱなしするに違いない。と、予想したそうです。
シズカさんは、クイズダービーの勢いで「代表に丸投げするに、三千点!」掛けたそうです。
ショーコは、「全部!」掛けたそうです。(全部が何点なのか不明。三千点も何のこっちゃわからん点数ですが)

そして、この日、代表が野上にこの忘れ物を素知らぬ顔で差し出したところ、
「あ、すみませんでした。先週、忘れちゃったんだ」
と、受け取る野上。
代表に預ける気は毛頭ない様子でした。そして、稽古後には、自分のバッグに入れて持ち帰ろうとしました。
予想は大外れでした。
あれえ?おかしいなあ、と、なる女性陣。
何が?と、なる野上。
三千点と全部が掛かっていたのを聞かされ、
「そんな事しません。そんなのがまかり通るなら、俺、どれだけ甘やかされてるんだって話じゃないですか」
と野上。
「自分の道具ですから、自分で持ち運ぶでしょ」
と言う野上を、うっかり「偉い!」とほめそうになってしまったシズカさん。
「いや、ほめる事じゃなかった。当たり前だった」と踏みとどまりました。
入団した時から大人でしたし、どう見てもすっかり大人の野上ですが、猿面のお姉さん達からは、なんとなーく小学生みたいな扱いをされることがちょこちょこあります。

10月18日

10月18日風景

「ミラクル綾子」

「ミラクル綾子」すなわち我らが劇団代表、毎度おなじみ田中綾子です。
「また、あたしの話?やめてよ、他の人の話にしてよ!」
と、代表本人は、毎回風景のネタになるのを嫌がっていましたが、面白い事をするのは代表くらいのもので、他のメンバーはごくまともで、常識をわきまえたつまんない奴らのため、ここはひとつ代表のミラクルにすがるしかありませんゼ。ということで、今回の風景も代表が主役です。

この日の代表のミラクルは…
シズカさんとのシーンを稽古している時の事です。
代表は演技中に、フェイスシールドがちょっとずれた?と思ったらしく、直したそうです。
するとその後、アゴにあててフェイスシールドを固定するプラスチック部分がポロっと、外れてしまったんだとか。
それを床に落とすことなく、見事キャッチした代表。
「すごい!とっさに取れた!」
と、自らの優れた反射神経に驚き、興奮する代表。
それは、そうですね、良かったです、落とさなくて。しかし、そんな事より、その場の全員が腹を抱えて笑ったのは、
「入れ歯がポロっと外れたみたいだった!」
という代表の発言でした。
なんで入れ歯?代表は、総入れ歯ではないのに、なぜ、入れ歯気分??
至近距離で代表のミラクル爆弾炸裂を見てしまったシズカさんは大笑いしてしまい撃沈。
野上も笑い過ぎでお腹が痛かったらしく、稽古場の壁際を腹を抱えて歩き回り、笑いの発作を必死で抑えようとしていました。
稽古、中断でした。
明るい話題が少ない昨今ですが、こんな風に皆を大笑いさせてくれるなんて、さすが猿面の代表です。
本人も溢れんばかりのこの笑顔。頼もしい限りです。

10月11日

皆さん、ごきげんよう。シズカです。

度々この稽古風景でも話題になっている、稽古前のダンス練習。
これは、ウォーミングアップを兼ねて、なおかつ役者のテンションを上げるために毎回決まってやることです。

10月11日風景

このところショーコも巻き込んで、ダンス指導の野上君を先頭にダンスの練習にネツが入っています。 いや、若干入りすぎではないかと思われる節が。

アップのはずなのに、ダンス練習が終わる頃には疲れちゃって、芝居の稽古が始まる頃には眠気が襲ってきます。 野上君でさえ例外ではありません。

代表が何か面白いことを言っても、
野上 「・・・・・・。」
シズカ「・・・・・・。」
もう眠いもので、反応の薄いこと薄いこと。
テンション上げるためのダンスなのに。
「がんばるぞ!おー‼」
と、ほぼ無理やりテンションをあげて芝居の稽古にとりかかりました。

ところが冒頭のシーンで、ワタシが代表の役名を忘れ、「あー!」と言った後に、「・・・何だっけ?名前」となり、頭からやり直し。
次には代表が、神業的な噛み技を披露してまたもやストップがかかりました。

「しっかりしてください。」と、演出しのだ氏から言われ、
「はい!しっかりします!」と、答える代表。
しっかりしてください。に対して、しっかりします!で答える人初めて見ました。
その後は、本当にしっかりやってましたから、有言実行。
さすがは代表ですね。

ダンスは楽しいのでつい夢中になっちゃいます。
これからもハードなアップは続くことでしょう。

10月4日

ショーコです。

今日の稽古もダンスの練習から始まりました。
小道具の用意をしながら 息を整えていると、野上くんが スミッコでなにやら不審な行動。
写真をこっそり撮ってから
「なにしてるの?」
「あ、飴ちゃんを食べたいけど、これ(マウスシールド)があって 食べにくい」
「そうなの~。お茶も飲みにくいよねぇ」
「取ればいいじゃない」

なんでも野上くん、タバコを止めてから 飴の消費量が増えたとか。
「太りそう」「生活習慣病が心配」等と話していたら
「飲食禁止だから」と、代表の声が…。
あ、野上くん、もしかして 代表から隠れてたの?

以上、ショーコの記事でした。
野上が代表から隠れるなんてしおらしい真似はしないと思われますが、禁煙後、飴ちゃんをやたらと食べているのは本当みたいです。
野上は常日頃、小食で、よくそんな食生活で動けるな、と感心するほど燃費が良い(?)です。
腹が減らなければ食わん。しっかり運動して、欲した時はがっつり食べる。という、野生動物みたいな食べ方の人です。
コンパクトで栄養価の高い物を摂取しているらしく、飴もそういうエネルギー源だから、食べてもきっと大丈夫!と思っているそうです。
飴の量が増えても太っていないらしいですが、次の健康診断で引っ掛かったら減飴ですね。

9月27日

9月27日風景

我らが代表、この日もダンス、芝居、と張り切って稽古しました。
演出シノダによれば、代表の記憶力は”時として”すごく良いそうです。かなり昔の事をよく覚えているらしいです。
「いや、あの当時は確かにそう言いましたけど…もう数年が経過してますし、状況が変わっている場合は、当時の指示通りじゃなくていいんですが…」
という事があるみたいです。
今日の稽古中も、かなり昔の事を覚えていて、今やったばかりの事を忘れちゃう場面がありました。
昔の事はしっかり覚えているのに、つい最近、いや、今さっきの事は忘れちゃったりする代表。
え?それ、大丈夫?と、ちょっと心配になった団員一同。

でも、大丈夫です。思い返せば、代表は昔からそうですから。
皆が覚えている事は忘れて、皆が忘れちゃうような事だけはちゃんと覚えているんです。
劇団代表にふさわしい記憶の能力!優秀なんです!という事です。

9月20日

9月20日風景

こんばんは。代表です。

この間まで、ちょっと動くと汗だくだくでしたが、だいぶ過ごしやすくなってきましたね。
夜には秋の虫が、素敵な声を響かせてくれています。
なんか、すぐそこで鳴いてる?ってくらい、賑やかな時もありますが…。

さて、猿面は連休関係なく稽古です。
いつものようにダンスをやった後に、小道具等の準備をし芝居の稽古。
ここのところは、抜き稽古中心でやっていました。
後半は、なかなかたどり着けず、かなりご無沙汰。
あそこのシーン、セリフ大丈夫かなと、久しぶりにやったら、あやふやなところがチラホラと。
シズカさんも珍しく、あれれ?ってなっていました。

写真のシズカさん、頭抱えて思い出そうとしています。
横でショーコが教えてくれてました。

やってない他のシーンも、確認しておきましょうね。
はい!←私が一番あやしいです。

9月13日

「耳のカタチ」

今週の稽古風景担当は、先週お休みだったシズカです。
先週の稽古風景を見ると、ダンスダンスダンスの稽古だったようで何やら楽しそうでしたね。
筋肉痛・・楽しそうですよね。

9月13日風景

さて今週。シーンごとの抜き稽古の合間、代表がマスクのゴムを直しながら 「耳たぶがないから、耳にかけるマスクはちょっと苦手。」と言いました。
耳たぶが、ない?
見た感じ、特別に耳たぶが小さく見えるわけではありません。
どうやら耳たぶの付け根部分が、なだらかな坂道のようになっているので、 マスクのゴムが引っかからず、はずれてきちゃう、と言いたかったようです。
なるほど。よく見ると確かにゴムが引っかかりにくそうな形状をしています。

9月13日風景

長年付き合っていますが、そこまで意識して耳のカタチなど見たことも見せたこともありませんでした。
20年以上一緒にいて、新たな情報をゲットしました。

ちなみにワタシは耳介が大きくて、前向きに付いているお耳が好きです。
いろいろな音をたくさん聴くことができそうな、素敵なお耳のような気がして。

という話をしたところ、「フクダコウヘイさんね。」と言う代表。
「ああ、フクダコウヘイさん」と言うショーコ。
フクダさん?誰?となるワタシ。
どうやらワタシ以外のメンバーはフクダさんなる人物をご存知な様子。
「演歌歌手の。」と言われてもピンときませんでした。
「帰って調べます。」と、珍しく宿題を持ち帰りました。

ちゃんと帰宅してから調べましたよ。福田こうへいさん。
確かにワタシ好みの素敵なお耳でした。

9月6日

9月6日風景

こんばんは 野上です
毎日暑いですね。
昔、真夏の空手の稽古中、暑くて汗ダラダラなのにゾゾゾ、と鳥肌が立って、耳が聞こえにくくなる、という経験をしました。あれは熱中症だったのでしょうか。
今思えば、危ない危ない危なかった。無茶はいけません。色々気を付けよう!と思います。
さて、猿面の稽古は日曜ですが、僕の空手の稽古も日曜日です。
朝、空手をやって、夕方から猿面の稽古です。
長年の事なので慣れっこなのですが、この日はダンスの練習が長引き、2時間近く?歌って踊り続けました。
危ない危ないって。気を付けなくちゃ。

稽古場は涼しいですし、桃ネクターで水分補給しながらだったので大丈夫でしたけど。

9月6日風景

シズカさんが珍しくお休みだったので、ショーコさんをダンスに引きずり込みました。
「みんなでやろう!」
と、いう事で無理やりダンスを練習してもらいました。
皆でやったほうが楽しいですもんね♪

ショーコさんは、練習のさ中に、筋肉痛がもう来てる、と言っていました。
代表も頑張りましたからね。今頃、筋肉痛でしょうか。
僕は筋肉痛になってません~。
ただ、夜は起きていられず、11時に消灯、朝まで爆睡でした~。

8月30日

こんばんは。代表です。

8月30日風景

先週お休みだったので、しっかりストレッチしてからのダンス。
ケガしたら大変ですからね。
定位置に付き、準備OK。
ショーコも音響のセット終了し、「いいですか?」と一言。
みんな「お願いします」
ところが、流れたのは、穏やか~な曲。
踊る気満々になっていたので、一同ガクッとなってしまいました。
「ごめん」とショーコ。
そして「あれ?あれれ?」と、しばしの時間、使用確認。
普段使い慣れているものじゃないですからね。

音響さんや照明さんは、機材を持ち帰って稽古できるわけじゃないので大変です。
公演の時も小屋入りしてからが勝負です。
しかも、スイッチやらボタンやらがたくさんあるので、間違えて押さないよう自分仕様に城を作ります。
「詠愛」の劇場風景番外編では、実は音響もやっていたシズカさんの城が公開されていました。

公演の時は、人手不足が悩みの種の猿面ですが、ソーシャルディスタンスのこの時期、うれしくもかなしくも稽古場では3密知らずです…。

8月23日

今週は稽古がお休みでした。こんなご時世だし、稽古は休みでも、何か風景をお届けしよう!と、いう事で、久しぶりの「今昔物語」です。
これまでも、ちょこちょこお届けしてきた今昔物語ですが、今回は猿面の過去の公演でのダンスシーンについてのアレコレを振り返ります。

本番のダンスシーンの写真は、各公演の劇場風景に載せていますが、稽古場でのダンス風景の写真を集めてみました。

まずはこちら。

第13回「チェリーの事情Part2」での、野上のダンスシーンです。おかまバー”リリアン”でのショータイムのシーンでした。
「チェリーの事情」は、2年連続公演だったこともあり、団員たちにとっては思い出深い作品です。
こうして見ると、ほぼ半裸の衣装でしたね。野上の露出が多くなったのは、チェリー役(虎之助)からでした。

8月23日風景

こんなエグい衣装も着ていました。
こういう趣味だと思われたら、と、ビビりながら野上が通販で買ったそうです。

この写真では、コードが足に絡まっています。

コードのあるマイクで歌いながら踊るため、ターンをする時のコードの処理を検討していた時の写真です。
マイクのコードの代わりに使っているのは、洗濯ロープです。どうすれば絡まないか、色々試して動きを決めました。

2枚の写真とも、背景がかなり散らかって見えますが、衣装や道具を配置してあるためです。チェリーの事情は衣装も道具も多かったので、稽古場はいつもゴチャゴチャと賑やかでした。

第14回「放課後のカゲ達」での群舞の練習写真です。
振り付けはいつものように野上が担当しました。これまでのダンスは、ペアか野上一人で踊る事ばかりでしたので、仮に振り付けを間違えても、知らない方が見ればわかりませんでしたが、群舞でみんな同じ振り付けだとバレます。
この群舞では、野上はかつてないプレッシャーを味わったらしいです。みんな、一生懸命練習を積んだので、本番では誰も間違えず、無事に終わったダンスシーンでした。

8月23日風景

第15回「Eden」の時の写真です。野上がアカペラで歌いながら踊った、黒猫のダンスです。

写真には写っていませんが、尻尾もつけています。動きに合わせて動くように、仕掛けをしてありました。
初演の、第10回公演のEdenの時には無かったシーンです。猿面史上最も重たい芝居とも言える「Eden」で、このダンスシーンを組み込むのはかなり冒険でしたが、演出しのだが閃いてしまったので、冒険だろうが、実験的だろうが、やるしかなくなりました。
タンバリンを打ちながらのダンスでしたが、しのだはタンバリンにもこだわって、いい音が出るものを探しました。

第16回「狸穴荘奇談」では、代表と野上が一緒に歌うという、これまたかつてないシーンでした。
ショーコが代表のマイクコードを処理してくれています。

このダンスも、本番ではお客様と一体感を味わえた楽しいシーンでした。こういう出し物(?)の時に、お客様が手拍子やら掛け声で盛り上げてくださると、一緒に楽しい時間を過ごせている事を実感できて、猿面達はそれはもう喜びます。

以上、昔なつかしい、第13回から第16回公演までのダンス稽古の様子をお届けしました。

8月16日

8月16日風景

皆様 連日の猛暑ですが ご健勝にお過ごしのことと思います。

夏になると団員一同、暑さとあるものに悩ませられます。
ソイツが出没すると 目の敵にされます。
ひと騒動になることもあります。

ソイツの名は「蚊」

噂ですが、不摂生な人や薬を飲んでいる人は刺されない…と 。
私はほとんど刺されないので、ちょっとドキドキ。
が!今日、刺されました!稽古場で!
あ~ よかった。
代表にかゆみ止めを塗ってもらいながら、私の健康を記念して、パチリ。

以上、ショーコの風景でした

8月9日

8月9日風景

皆様、こんにちは。シズカです。
猿面は今週も元気に明るく稽古に励みました。

数週間前に話題になりましたが、演出家より配布された透明マスク。
皆、それを着けて稽古をしています。
耳にかけ、アゴの部分で支える仕組みのこのマスク。
初めはその支えの部分が少し気になるのですが、軽量なのでそのうち着けていることを忘れそうになります。

今日もつぶつぶ入りのネクターをマイドリンクとして持ってきた野上くん。
途中で水分を摂ろうと、マスクをしていることを忘れて口元へもっていっちゃって、 「あー、飲めなーい」となっていました。

それを見ていたショーコが「みんな、ストロー使えば?」と何気なく提案したところ、 「どこから飲むのよ?」「かえってめんどくさいじゃん」と皆に総ツッコミを入れられガッカリ。
とりあえずドリンクは、距離をとって、マスクをはずして飲むのが良いでしょう。
熱中症になっても困りますからね。

ちなみに代表は、鼻を掻こうとしてマスクに阻まれ、その前に「あー、飲めなーい」となった野上くんから 「掻けませんよ。マスクがありますから。」と速攻指摘されていました。見逃しませんね。

以上、シズカさんの記事でした。
例年なら公演日が決まる時期ですが、「星影さやかにさやか」の公演は延期になりましたので、チラシやらDMやらの宣伝活動が無い今年の夏です。
毎年恒例の公演のお便りが出せず、寂しいメンバー達です。
プロアマ問わず、あちらこちらで公演延期や中止の話を聞きますが、どれだけの舞台人(スタッフさん達含め)が苦しんでいるのか、そのダメージの大きさは計り知れません。
誰も経験したことのない事態の真っただ中にいるので、以前のように公演が出来る日はいつになるのか予測は出来ませんが、必ずその日が来る、劇場でまたお客様と一緒に過ごせる日が戻ってくるのを猿面は信じています。
今はじっと我慢するしかないのですが、それを重々承知の上で、「(ウイルスに)やられっぱなしでたまるか」とシノダ氏は思っているらしいです。
状況が好転したら、というのが大前提ですが、何か「猿面のやれること」を考えているらしいです。
(ちなみにリモートは猿面では無しです。すみません、そういうの、演出家が好みません)
まだ計画の段階ですが、状況が好転し、実現可能になりましたらお知らせします。

8月2日

8月2日風景

こんばんは。代表です。

今日の稽古も、いつも通りダンスから始めました。
先週野上君に指導してもらいましたからね、多少なりとも良くなっているはずです。

たとえ振り付けを間違えてもおかしくても、曲を流してくれているショーコが止めない限り一曲踊り切ります。 そして、踊り終えた後。

シズカ「ちょっと待って、ここどうやってた?」
私「こう」
シズカ「なんでそうなるかな。こうだよね。」
私「あれ?」
シズカ「しかも、手もこうじゃなくてこうだっ
よね。」
「そうそう」と皆にも言われ…
私「あれあれあれ?」

確かにありましたね、これまでも。
練習を重ねていくうちに、自分が踊りやすいようにいつのまにか変換されていたこと。
シズカさんからは、「自動変換器綾子」と言われてしまいました。
…否定できません。

先週の稽古では、振り付けもですが歌についても言われました。
「蚊の鳴くような声で歌うのはやめてください」と。
しかしながら、このダンス結構な運動量です。
一曲踊っただけで、汗だくだくです。
はじめは頑張って歌おうとしてるのですが、途中から息が切れて、歌うどころか口パクになってしまいます。
以前野上君が、タバコをやめてからかなり楽!と言っていましたが、私にはずっと大変。
踊るだけでも大変なのに、歌って踊る野上君は超人です。
でも、努力あるのみ!ですね。

7月26日

こんばんは 野上です。
この日はダンスの練習に時間を掛けさせてもらいました。
一緒に踊ってしまうと、代表とシズカさんの踊りっぷりが見られないので、二人だけで踊ってもらいました。
1年以上踊り込んでますからね、前回公演の時よりは良くなってる!と、思います。でも、更に良くするために細かい動きや形を確認しつつ修正しました。
僕が踊って見せると、なぜか代表が近づいてきます。
代表は僕に近づけば、うまく踊れるような気がするみたいです。
だけど、今はダメですから、距離を取らないと。
ディスタンスですから、と代表から逃げつつ反復練習しました。

7月26日風景

7月26日風景

雷がすごかったです。

シズカさんは稲妻が好きなんですって。
ビカビカ光るのが見たいと言って、窓にしがみついて探していました。ちょっと変人ですね。
僕は、カミナリ様は好きじゃないので、「見たい見たい」と稲妻を求めるシズカさんに引きましたが・・・
あ、ショーコさんも見たがっていました。
この人たち、大丈夫でしょうか。おへそに気をつけてください。

稽古中に一旦雨も雷も止みましたが、帰る時にはまた雷が激しくなりました。
さすがのシズカさんも帰り道は怖かったみたいです。

7月19日

7月19日風景

稽古はいつも 今日はあーだこーだ、話した後、ダンスをします。
今日は「ショーコも」との指示があり、出来ません と断わるも、みんなの
「大丈夫だよ」「出来るよ」「いつも見てるし」「そうだよ」と励まし?の声を頂き、
(仕方なく、渋々)参加…イヤイヤ挑戦することに。

さて、始まれば やっぱり「ん?」「あれ?」「え?」「ああ!」を連発し、逆方向に動き、和を乱す不調法をしでかし、この体たらく。
もう ダンスのお誘いを受けることはないでしょう。

以上、ショーコの風景でした

7月12日

7月12日風景

今週の稽古風景担当はシズカです。
稽古が再開して以来、マスクの話題がチョコチョコ出てきますが、 今回もマスクのお話し。

マスクを着用して芝居をする私たちを見て、劇団演出家しのだ氏が
「そんなのしてたら、表情全然わかりませんよね。」
と言いました。
おっしゃる通り。でも今は感染予防に努めなければならないご時世。
マスクなしでは公民館も使わせてもらえません。
それはもちろん、モラリストしのだ氏も承知しています。
ということで、この日の稽古で演出家より透明マスクの配給がありました!
早速それを着けて稽古しました。

今までマスクの下に隠れていた鼻から下の表情も見えるようになり、楽し気な役者達。
「代表、今日元気良くていい感じよね!」と私に褒められた代表。
「それは何よりです。やっぱり表情が出しやすいしいいのかも。」
と喜んだのもつかの間、「あ、いや、顔芸になっちゃってるのかも」と
いきなりのネガティブへの発想の転換。いやいや、顔芸なら顔芸ってちゃんと言いますよ。素直に受け止めてください。
透明マスクのおかげで、ちょっとだけ活気づいた稽古になりました。

それはそうと、ダンスの稽古で自分の手で自分の目の横を思いっきりぶん殴った代表。
見ていた全員が、大丈夫!?と慌てました。
ご本人も相当痛かったようですが、時々やるのよ~と言っていました。
私はやってる人あまり見たことはありませんが、とりあえず目にダメージがなくて良かった。
遠近感も狂う今日この頃、お互い気を付けて稽古しましょう。

7月5日

7月5日風景

こんばんは。代表です。

今日もマスク姿です。
感染対策で、この状態で稽古しています。
普段生活しているときは、 あ〜マスクしてて良かったと思う時もありますが(どんな時だ?!)、芝居のときは違います。

稽古中、

シズカ「今どんな顔してるの?」
代表(ちょっとマスク外して)「こんな顔」
シズカ「おかしいでしょっ!」
確かに変です。マスクの下はつい無防備になってしまいます。
危険です。

「マスクしてても、口を開けたり閉めたりするくらいはわかるけどね」なんて話が出て、 「開けてるように見える?開けてないよ~」と、マスクしながらいろんな顔をしてみていました。
写真は、そんなことをやりながらの一枚。
一体どんな口元なんでしょうね。

私の変な顔はさておき、相手の表情が見えないのはやりにくいです。
でも稽古できるだけ、ありがたい。
マスク無しで芝居できる日を、みんな心待ちにしています。

6月28日

6月28日風景

こんばんは 野上です。お久しぶりです!

自分の話で恐縮ですが、コロナで稽古が休みの間、個人的に大きな変化がありました。
4月にタバコをやめました。
これまで、度重なる非情な値上げにも耐え、タバコを手放さずに来ましたが、ある日突然やめてみるか、と思い立ち、そのまま何ら苦しむ事無くすんなりやめました。
まさか自分がタバコをやめるとは・・・やめる気になった事に自分で驚いています。
僕にすればタバコはダンディズムの象徴で、生涯吸い続けるつもりでした。自他ともに認める愛煙家だったはずなのですが、おさらばしました。甚だしい心変わりです。

稽古再開した日に劇団の皆にも卒煙を報告しました。
僕の事を不屈のスモーカーだと認識していた皆も驚いた事と思います。
タバコをやめると、ほめてもらえるものなんですね。私事なのに恐れ入ります。猿面でもほめてもらいました!

やめて2ケ月が過ぎましたが、恋しくなる事は皆無です。
タバコをやめると食べ物がおいしくなると聞きますが、僕はそれについての変化はないです。
タバコをやめて太って、「ぽっちゃり野上」になっちゃった場合の芝居上の不具合や劇団側の不都合を案じてみましたが、食べ物がおいしくならないので太らないため、問題なかったです。
今回の劇中の歌とダンスはハードなので前回公演の時は息切れしていました。が、タバコをやめてから歌って踊ってみましたら、かなり楽!
そりゃそうなんでしょうが、何ですか!コレ!と、驚くほど楽でした。
息切れの心配がなくなったので、次回公演では前回より活きのいいダンスシーンをお届けしたいです!

6月21日

6月21日風景

ショーコです。

今日の稽古は ハエを気にしつつ、いつも通り 真面目に熱心に稽古に励みました。
稽古に熱が入ったおかげか、稽古風景担当を任命されていた事をスッカリ失念したワタシ。
慌てていると、天の声が…!

「写真、撮ってあるよ」

ありがとうございます!!
それがこちら。

「台本を見ながら 確認しているけど、各々 水分補給や小道具を整えているから、代表とショーコだけになっちゃった」の図
ありがとですが、いつの間に撮ったんだろ?
お礼を言っている間に 代表がハエを捕獲し、外に 逃がしてくれました。こちらもありがとうございます。

6月14日

皆さん、お久しぶりです。シズカです。
自粛中は特別変わったこともなく(有り難いことです)、 日々つつがなく過ごしていました。
あ、髪の毛だけがスクスク伸びましたよ。カットもしていないので順調に伸びてます。
稽古中は暑いので、アップにしようとしましたがうまくまとまりません。少々伸びすぎです。
「ムキー!」となりながら格闘しましたが、最終的にはあきらめてずいぶんぞんざいな感じの まとめ髪で手を打ちました。また今度がんばります。

6月14日風景

今回の稽古風景は、テンション上げて芝居をすると早口になっちゃうね、という話。
早口になると聞き取りづらくなります。
音響のショーコにそこを指摘された代表は、「わかった。意識してもう一回!」と同じシーンを やり直しました。
ところが始まって少ししたところで、またもや早口になってることに自分で気付いた代表。 突然スローリーなしゃべり方に。

代表 「わぁすぅれちゃったー」(忘れちゃった と言いたい)
シズカ「いやいや、おかしいでしょソレ。ふざけてんの?」
代表 「だって途中で、早くなってる!って思って・・」

と、いたって真剣を訴えていましたが、 もう共演者を笑わせようとしているとしか思えませんよね。

その代表、今週は布マスクです。
今は芝居中もマスク着用なので、汗で不織布のマスクが半透明になるのではないかと不安だった様子。
で、今週は布マスク。お耳が痛くならないように工夫された手作りマスク。

6月7日

代表です。
季節が移り変わり、いろんな色や形の紫陽花を、あちこちで目にするようになりました。
ビワの木も、いつの間にか実がいい色になっているのを見かけました。

春から夏へ。
そして、私が稽古で使おうとしていた小道具も入手することができました!
というのも、季節商品だったので、購入したいときには店頭から姿を消してしまっていたのです。
本番用は大事に保管し、稽古の時は他のもので代用していたのですが、損傷が激しく、しばらくの間仮のものを使っていました。
自粛生活でなかなか見に行けなかったのですが、やっと手に入れることができました。
先週から活躍していますが、 仮に使っていたものと比べると、格段に扱いやすいです。
ありがとう100均!

6月7日風景

写真は、その購入したものを持っている私です。
しかしながら写してしまってはネタバレになるのか?ということで、ああしてみたら?こうしてみたら?と皆にアドバイスをもらい、いろんなポーズをしてみました。
カメラマンはシズカさん。
いろんな撮影手法を試してくれていました。
途中「ダメだ」と一言。
「何が?」と聞くと、「魚眼レンズだと代表が太って見える」
「…。どんなでもいいですけど、小道具が、わからないようにお願いします。」
結果このポーズ。
別に偉そうにしているわけではありません。
ただ代表が写ってるだけじゃん。確かに…確かにそうですね。

そしてまたしても稽古風景?って感じですが、ちゃんと稽古もしましたよ。
もうだいぶ暑くなってきたので、私は汗でマスクが透明になりそうでした。
これから暑くなってきます。熱中症にも気を付けてください。

5月31日

稽古再開しました!

ようやく稽古場が利用可能になり、久しぶりに稽古が出来ました。
公民館からの指示通り、予防に努めながら、大幅に距離を取って再会したメンバー達。おかげさまで皆元気です。
無事に再会出来て本当に良かったです。
今回の事態でさまざまな芸術分野が影響を受け、劇団関係も厳しい状況に置かれているとの事です。演劇や、その他の舞台が輝きと勢いを取り戻す事を祈ります。
猿面はこれまで同様活動してまいりますが、今後の予定について考え直す必要が出てきました。
この日は、まずその話し合いをしました。

第21回公演は2020年秋を予定しておりましたが、コロナウイルスのため稽古日数が削られてしまいました。
昨年の再演とは言え、慌てて仕上げるようなことはしたくない、というのが演出シノダの希望であり、役者さん達も同じ気持ちです。
「星影さやかにさやか」は、昨年の台風と重なり、一回しか上演出来なかったため、きちんとした形でお届けしたいと願い再演を決めました。
ウイルスへの警戒を続けて行かなければならない事や、公演を予定している劇場が例年通り利用可能か、現時点ではまだわからない事を考えますと、2020年の公演は厳しく、もし決行したとしても無理がつきまとうと思われます。
この日の話し合いで、公演時期を延期し、2021年春頃の公演を目指す事になりました。予定を変更する事になり、申し訳ございません。(2021年春頃は劇団としての希望時期ですが、劇場の予約は抽選になる事もあるため、再度の変更もあり得ます)
ですが、何が起こっても、どんな時代になっても、猿面は丁寧な芝居づくりを続けます。
どうかこれからも猿面をよろしくお願いします!

5月31日風景

久しぶりの稽古で色々ネタはありましたが、ここまでの件で長くなってしまいましたので、次回の風景でお届けします。

ソーシャルディスタンスな風景写真を撮りました。

まずはこちら
”手乗りショーコ”
カメラマンは野上です。
上手く撮れたと喜んでいました。
マスク着用が義務付けられていますので、マスク顔で笑顔。

5月31日風景

そして、こちら

”手乗りしようとしている野上”

カメラマンは代表です。
こちらもマスク顔です。笑っていますね。

こんな写真撮影で遊んでいただけではなく、ちゃんと稽古もしました。

稽古再開、稽古風景も再開です。
色々あって、待ちに待って、新しいシーズンが始まりました!どうぞお付き合いください!

3月29日

3月29日風景

こんばんは。代表です。
先週に引き続き、検温、マスク、手洗い、そして換気をしながら稽古をしました。
今回は、ドアノブや明かり等のスイッチを拭くアルコールを、公民館で用意してくださいました。
ありがとうございます。
写真は稽古後の風景です。
拭く作業があるからと、気持ち早めに片付けし始めましたが、ショーコがテキパキと動いてくれたので、いつもより早くに解散となりました。
この先動きがどうなるかわかりませんが、公民館にも仲間にも迷惑はかけられません。
使わせていただけることを感謝して、今後も万全な対策を期して稽古していきます。

さて、先週の稽古風景では、春の話も出ていましたが、今週は冬に逆戻りでした。
寒いし、なんと雪まで降ってしまいました。
前回雪が降ったときは、まだ桜が咲き始めでしたが、今回はほぼ満開な桜と雪!
雨が降った後ですし、積もらないだろうとその景色を楽しんでいましたが、みるみるうちに一面が真っ白になってしまい、びっくりしました。
開花は例年よりかなり早かったですが、この寒さで長い期間桜を鑑賞できそうです。
もちろん歩きながら。

3月22日

3月22日風景

今週の担当はシズカです。
猿面、稽古再開しました!
自宅を出る前の検温や、到着後の手洗い、定期的な換気など公民館を使わせてもらう上でのお約束はありましたが、 普段と変わらず快く利用させていただけることに感謝です。

2週間ぶりの稽古は、いつものダンスから始まりました。
「あ~、明日、筋肉痛になる自信あるわ~。」と準備運動の段階で言い始める女優陣。
「しかも明日の夕方頃から痛くなり始めて、なんで痛いんだろう?ってわかんないんだよね。」
「そうそう。時間経っちゃってるものだから、筋肉痛って思い当たるまでに時間かかる~。」
と、盛り上がりました。
常日頃の運動不足と、お年頃が露呈するのは翌日の夕方以降となりそうです。

芝居の稽古の前に、この2週間考えたことをちょっと話しました。
演出家からは有意義な過ごし方をするよう言われていましたので、それぞれがそれぞれに 思うところはあったようです。
芝居の稽古もいつも通り、いや、いつもより熱のこもったものになりました。
何より、芝居の稽古ができる有り難さ、楽しさを実感したこの日の稽古でした。

ほんの2週間。気が付けば公民館までの道のりには桜の花が咲いていました。
稽古場には早くも蚊が出没。私が退治し「うえ~」となりました。
春ですね。

3月1日

3月1日風景

「なんて…!!」

今回の稽古風景は 音響担当のわたくし、ショーコが志願いたしました。
稽古中の音源はCDです。
それをDVDプレーヤーで再生しています。酷使しているため、最近 お疲れ気味。上手く再生出来ない現象が頻発しています。
そこで、公民館のCDプレーヤーをお借りしました。
いざ、CDをセットしたら 「これ、再生がなんか遅かったヤツじゃない?」
とにかく 再生。
ん~。どのくらい違うのか わからない。
考えているなか、じっとプレーヤーを見るシズカさん。
つと、手を伸ばし 何かをさわると…。
「おお!_」「速くなった!」「なんで?」「なにしたの?」
その手元を見ると その名も[再生スピード]
そんな機能があったのか…!その他、カセットテープの録音機能があったり、私には使い途のわからない機能満載。スゴい。
その機能を見付けたシズカさん、ありがとうございます。

以上、ショーコの記事でした。
さて、3月8日と15日は稽古がお休みになります。
新型コロナウイルスの影響で公民館も使用できないそうです。
幸い公演はまだ先ですので、稽古が出来なくても大打撃ではありませんが、稽古をしたい役者さん達はがっかりしています。
演出シノダからは、「稽古再開時に役立つような有意義な過ごし方をしてください」との事でした。
早くウイルスの件が収まることを猿面達も願っています。

2月23日

2月23日風景

こんばんは。代表です。

先週のダンスの稽古で、ポチッとダッシュをしてくれたシズカさん。
今日はショーコがいるので大丈夫。
しかし、なんだか機械の調子がよろしくない。
どした?寒いからか?などとみんなに言われいじられ、何とか動いてくれました。
良かった。またしても音楽なしで、歌と間奏を人力で歌わなきゃいけないかと思いました。

写真は、芝居の稽古の時「さっきのところさ」なんて話になり、そこのシーンをやっていた時のことです。
「あたし…」のあと、続いた言葉が「ごめん、足つった!」
今日の稽古はここで終わり。片付けの時間となってしまいました。

「最近代表ネタ続きだよね」と話していたのに、「真面目に稽古してるとネタがない」と、また私ネタに。
いやいや、いつも真面目に稽古していますから。

そうそう余談ですが、我が猿面の健康管理係のシズカさん。
みんなの相談に乗ってくれて、いろいろアドバイスしてくれますが、自分のこととなると、まわりが「えっ?!」っとなることも。
以前「なんか足の指が痛痒いときがある」と言っていました。
症状を聞くと、それは間違いなく、しもやけ。
「そっか、これがそうか~」と納得していました。
どちらかというと、しっかりしているイメージのシズカさんですが、こんな一面もあるんです。

2月16日

2月16日風景

今回の稽古風景は、シズカが担当します。
この日の稽古は欠席者多め、出席者は代表とワタシだけでした。
そう、代表とふたりぼっちでした。

ふたりぼっちということは、音楽を流してくれるショーコもいません。
ダンスの音楽も自給自足。「はい、スタート」でポチッと押して、位置へダッシュです。
なかなか忙しいのですが、音楽なしで、人力で、歌から間奏まで歌った先日を考えれば、 ポチッとダッシュもへのかっぱでした。

ふたりぼっちということは、女2人のお相手をしてくれる野上もいません。
ひたすら代表と2人のシーンを中心に繰り返しました。
こうしてみたら?と思ったところは、まずやってみよう!で実行。考えてまた実行。
「何か気に入らない。あぁ、その顔だわ」と、ワタシの暴言に、汗ばみながらも負けない代表でした。

ふたりぼっちということは、稽古風景用の写真を撮るにも、「はい、チーズ」とシャッターを押してくれる人もいません。
仕方ないので、あまりやったことのない自撮りで。
ワタシの携帯は、ガラケー、しかもインカメラ無しなので、もう自撮りする気の全くない代物です。
鏡を駆使して、シャッターを押すこと数回。無事に自撮り写真も撮れました。やればできます。

代表、リンゴのホッペですね。血色良さげに見えますが、騙されちゃいけません。
手は氷の女です。

2月9日

「スーパーモデル 冬」

2月9日風景

ショーコです。
以前、代表の服装について やれ「横着」だの「タイツ履け」だの「ズボン履け」だの言われていました。

で、今日のこの装い。
「珍しい、ズボンだ」「ズボンのほうが スッキリ見える」「いいじゃん、ズボン」となかなか好評。
「ズボンのほうが、暖かいでしょ?」の問に
「よくわからない。今日、そんなに寒い?」
え?寒いですよ。その証拠に稽古中の代表の手は おかしな色になっていましたよ。

…それにしても、「パンツ」や「ジーパン」じゃなくて、「ズボン」って。昭和だなぁ。

注)スーパーモデルのスーパーは、ランウェイを歩くほうか、マーケットのチラシのほうか、は、ご想像にお任せします。

2月2日

2月2日風景

今回の稽古風景は、代表が担当します。

台本を手にしているショーコ。
今回は代役ではありません。
CDを忘れてしまったので、ダンスの稽古のとき歌を歌ってくれています。
しかも歌詞のところだけではなく、メロディのところもです。
歌ってって頼んだら、頑張って歌ってくれました〜。
シズカさんも冒頭のシーンの登場、音響口ずさみながらやってくれました。

私の「やって」の無茶ぶりに答えてくれたみんな、すみません。ありがとう!

公民館からも、忘れたならCDラジカセどうぞと声をかけていただきましたが、忘れたのはCDなので…。 ご親切に、ありがとうございます。

忘れ物、しないように気をつけないといけませんね。

1月26日

1月26日風景

今度の公演は、昨年と同じ脚本ですが、芝居に関しては全く同じにしたくない演出シノダ。
他のやり方もあるんじゃないか、というところは、「前回と変えてください」と注文を出してきます。
前回公演で良かったところも、より良くするにはどうすればいいのかについて、役者さん達に話すことが多い今回の稽古です。
もちろん技法だけの話ではないので、役者さん達は前回にも増して複雑な事を要求されています。
この日の稽古でも、ラストシーンについて、演出家からの希望が出ました。
台本を見て、セリフ(芝居)の流れを確認していたシズカさん。
このシーンで共演している野上も、シズカさんの台本を覗き込み、脚本上の意図を再確認していました。
シズカさんの台本には、以前、演出家から言われ、自分で気を付けようとしていることがメモ書きされていました。
そのメモを見て、

「字、デカくないですか?」と、言い出した野上。
「こんなに大きく書かないと見えないの?老〇ですか?」と、失礼な野上。
「見ないで!」と嫌がるシズカさん。
シズカさんが老眼なのかはさておき、このメモに関しては「大事なことだから大きく書いたの!」とのことです。
「小さく書いてるメモもあるもん」と、老眼ではない証拠を見せてくれたシズカさんでした。

1月19日

1月19日風景

代謝の悪さに定評(?)のある代表。
今年もシモヤケが出来てしまったそうです。
「今年は頑張ってたのよ~」と言う代表。
例年よりもシモヤケになったのが遅かったとの事。
それは別に代表が頑張っていた成果ではなく、今年が暖冬だからじゃないのか、と皆に言われていました。

「シモヤケになる前に、対策するのが大事」とシズカさんから指導が入りました。
この日は寒かったせいか、代表の指先の色は、「血色、悪!」となっていました。
かなり昔から、団員の皆が血行が良くなりそうなあれこれを代表に伝えてきましたが、まったく血行が促進されない代表。(言う事聞いてないのか?)
野上に「もう、養命酒を飲むしかない」と、言われていました。
「養命酒ってお酒?車運転する前に飲んだらダメなの?」と、訊く代表。
養命酒って、ちょびっと飲むだけですよね。
「なんで運転前に飲もうと思うんだ、寝る前に飲めばいいでしょ」と、皆からその発想を疑われていました。
その後も皆から、冷え対策や体質改善についてあれこれ教えてもらった代表。
冷え性だっつーのに、短い靴下でスネが出ちゃっていたのも、皆から咎められました。
なぜ長い靴下もしくはタイツで温かくしてこないのか。
理由は、稽古着に着替えるときに「めんどくさい」から、だそうです。
その、しょーもない理由にあきれる一同でした。

1月12日

2020年稽古始め

2020年の稽古が始まりました。今年も猿面をよろしくお願いいたします!
休み明け、まずは久しぶりのダンス練習から。野上は休み期間でも鍛錬しているのでナマッた様子はなく、シズカさんもキビキビ踊っていましたのでそれぞれ正月ボケはなさそうでした。
去年から引き続きの稽古ですから、その後は通し稽古となりました。
二年連続の芝居なので、マンネリ化を防ぐためにも代役でやったらどうなるか試してみよう、とシノダからの提案があり、役者を代えて稽古してみました。
慣れた相手とは違うやり取りなので、間が違ったり、思わぬ反応が出たり、と、面白い通し稽古になりました。

1月12日風景

芝居中の動きも前回と変えてやってみることが多いです。
この日もシズカさんは、シノダから
「そこ、走って」
と、言われ、走ることになりました。

掲示板でも芝居への意欲に満ちた書き込みをしていたシズカさん。
今年もシノダの無理難題をものともせず、小さい身体を駆使して頑張ります。

1月12日風景

音響なのに、代役を指名されたショーコ。
ショーコは音響係であっても、いつもジャージを持参しているそうです。
この日もジャージに着替えて代役を務めました。 ずっと「星影さやかにさやか」の稽古を見てきたショーコですから、段取りはすっかり把握できています。台本を見なくても言えちゃうセリフもありました。
この日、新鮮味のある通し稽古になったのはショーコの功績が大きかったと言えるでしょう。

1月12日風景

人混みが苦手なので、寝正月を満喫していたという野上。
この日の稽古集合前に、公民館の外でお困りになっていらしたご婦人をお手伝いしたとの事です。
野上がご婦人から丁寧に御礼を言われている所へちょうど到着し、「なんだなんだ?この光景は?」と思ったシズカさん。たくさん御礼を言っていただいて恐縮していた野上ですが、なぜかその手には「アインシュタイン」の伝記漫画が。
シズカさんは、「事情はわからないが、ご婦人に御礼を言われている野上」、からの、「アインシュタイン」、なぜアインシュタイン?と、そこがツボだったそうです。
早く到着したので、公民館の蔵書のアインシュタイン伝記を読んでいたら、御礼を言ってもらったので、持ったままだった、というのが野上の説明でした。
何はともあれ、年明け早々、うちの野上が人様のお役に立って良かったです。

★2019年の風景(2019年11月17日~12月22日)

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12月22日

2019年稽古納め

2019年最後の稽古日、恒例のクリスマス会でした。
稽古が休みの間、鈍ったらいかん、と、いうことで、まず、ダンスの練習をし、その後、代表から前回公演の会計報告があり、次回公演へ向けての話し合い、さらにその先の公演についての話もしました。

その後は固い話は抜きにして、のクリスマス会です。
お楽しみのプレゼント交換をしました。
今回もプレゼント代は300円台です。消費税が上がっても、300円台の決まりは変わりありません。
代表の用意したプレゼントが当たったのはシズカさんです。
「可愛い~」と喜ぶシズカさん。来年の干支のネズミをかたどった和風な石鹸。そして、一緒に入っていたのは即席の卵スープです。
300円台にするために、オマケの品を抱き合わせることがよくあります。300円に足りない、というときにもう一品入れる苦肉の策です。
シズカさんもシャープペンシルをオマケに付けました。シャーペンならまだわかる気がします。当たった野上は「猿面で使おう♪」と喜んでいました。
野上も数年前に、昔懐かしの緑色のチューブに入ったのり(紙を貼る)をオマケにつけた事があり、なんで糊??、と当時突っ込まれていました。
今年の代表のオマケは卵スープでした。
帰り際、卵スープの匂いをパッケージの上から嗅ぐシズカさん。石鹸と一緒になっていたので、石鹸の香りがした?のでしょうか。
「石鹸と食品を同じ包みに入れる?」と言うシズカさん。
「え?だめ?」と、代表。
「代表は、そういうデリカシーは無いから平気なんだろう」と、デリカシーと無縁そうな野上からも言われてしまった代表。
どうなんでしょう。石鹸と食品を一緒にしても気にしないかどうかは、意見が分かれるところでしょうか。
シズカさんは、「今日食べちゃうから大丈夫。卵スープ♪」と、プレゼントそのものは気に入ってくれたみたいですから、良かったですね。
NANAさんが用意したプレゼントが当たったのは、ショーコでした。ボトルに入ったピンクの液体。
写真で飲もうとしているショーコですが、中身は液体の石鹸とのことです。飲めません。
その他のプレゼントも、それぞれ嬉しい品だったそうです。今回は実用品が多い傾向でした。

そんなわけで今年も楽しい稽古納めでした。
新年は、1月12日から稽古開始です。
今年一年間ありがとうございました!来年も「劇団猿面」をよろしくお願いいたします!

12月15日

こんばんは 野上です。
この日、スタッフ団員のマツさんからワインとお菓子をいただきました!
マツさん、ありがとうございます!!皆、ありがたくお持ち帰りしました!

12月15日風景

さて、僕は先週休みましたが、病欠ではありません。いたって元気です。
この日、休憩中にちょっと戸外に出たのですが、戻ってきたら、皆に「どうしたんだ!?」と驚かれました。
なんで?なにが?部屋を出る前と何も変わっていないはずだったのですが。
「顔色が悪い!」「唇の色がおかしい!」「具合が悪いのか?」という顔になっていたそうです。
自覚はありません。
代表には、「プールで寒くてプルプルなってる小学生みたい」と言われ、
シズカさんには、「熱があるんじゃないの?」と疑われ、大丈夫だと言っても、皆、なかなか信じてくれませんで・・・
大げさだなあ。ちょっと寒かっただけなんですけどね。でも、寒いのが苦手なのは確かです。
シズカさんは、
「脂肪が少ないから寒いのよ!代表に脂肪を分けてもらいなさい!」と、代表に対しての暴言を吐きつつ心配してくれました。
代表は、
「いいわよ!あげるわよ!」と、暴言を肯定しつつお腹を突き出して近づいてきました。
ご心配、痛み入ります。来週は楽しみにしているクリスマス会なので、顔色が悪くならないように厚着して行きます。

12月8日

12月8日風景

ショーコです。
今日は野上くんが、お休みでした。
お休みの人がいても、いつも通りの稽古です。いつも通り…と言うと ダンスから始まります。普段、歌もダンスも野上くんに頼っています。
野上くんがいないので、歌いながら踊る代表とシズカさん。
代表の声は控えめ。
景気づけに私も歌いました。
フルコーラスは大変だ。シズカさんも息が上がると言っています。
それなのに、踊りながらあの大声量の野上くん!
超人 ノガミ!!
ダンスのあと、代わりにセリフを言い、音響もやり、疲れちゃった。
これからは、野上くんを呼ぶときは心のなかで「超人」と枕詞を付けてから 呼ぶようになると思います。

12月1日

12月1日風景

今週の稽古風景は私、シズカがお送りします。

今週も演出しのだ氏がお休みだったので、抜き稽古に励みました。
自分たちで考え、まずやってみる。
気になったり、迷っているところは、口に出すと周りも一緒に考えてアドバイスをもらえたりするので、そこでまたやってみる。
とにかく、尻込みせずに何度でも同じシーンにチャレンジする、そんな稽古です。

とあるシーンで、代表が髪を留めるのを忘れました。
10月の公演前にパーマをかけた代表ですが、それから一ヶ月半がたち、ぼやーんとしたウェーブになって、かなりボリューミーです。
下を向いてガバッと顔を上げた拍子に、写真のような野性味溢れる様子に・・・。
そのシーンが終わった後、
「髪、留めるの忘れちゃって、なんだっけあの人、ヒーヒー?だっけ? ヨーヨーだっけ?みたいになっちゃった」
と言う代表。

ヒーヒー?ヨーヨー?

「・・・欧陽菲菲ですか?」
「そうそう!その人!」

ヒーヒー、ヨーヨーって、テキトーがすぎます。そしてその連想は昭和です。
そう言いつつ、呆れてるはずなのに、難解な代表語を理解でき、昭和な連想ゲームも正解できちゃう自分が怖い今日この頃。

ちなみに、パワフルな歌声の欧陽菲菲さん。カッコよくて私大好きです。

11月24日

11月24日風景

本日の稽古も、ダンスから。
前回公演でも踊った『星影さやかにさやか』のダンス。お客様からは好評でしたが、猿面にしてはなかなかハードですから、女優さん達は苦労するダンスです。
次回公演で、ダンスもさらに良いものをお見せしようと努力していますので、この21回稽古風景でもダンス練習の風景が多くなるかもしれません。

寒くなってきましたから、ケガをしないように、まずはしっかり準備体操。
そして一本踊ったあと、
「代表、ここ体の向きが違くない?」とシズカさん。
どれどれと皆で検証。
ホントだ。
その後も、前に直されていたところが元に戻っていたりしたので、ほかのところも改めて確認。

相変わらず省エネダンスの代表、疲れ知らずなので何度も何度も繰り返していました。
そんな代表のダンス稽古に付き合わされたシズカさん、またしても本編の稽古前に疲れた~っ、と、なっていました。

それでも代表は、次の日に一応筋肉痛になるらしいですよ。
普段、余程動いてないんですね。

今回のカメラマンはシズカさんです。この写真を見た、ダンス振付担当の野上から一言。
「これ、どの部分の振り付け?」
野上が悩んでしまうという事は、カタチがおかしいということですね。
代表、振付を勝手に省エネ仕様に変更すると、また野上に叱られますよ。
疲れ知らずで何度もあのダンスを踊れるという事は、「動けていない」という事なので、野上は「代表、疲れを知ってくれ」と思っているそうです。

11月17日

第21回公演は、前回公演に引き続き「星影さやかにさやか」です。
演出シノダは、第20回公演の続き、と考えているので題名に『再演』はつけたくないそうです。そのため、同じ題名での稽古風景となりますが、どうぞお付き合いください!

例年なら、年明けに新作の脚本が手渡され、稽古開始、となるところですが、前回に引き続きでセリフも覚えている状態なので、もう稽古が出来ちゃいます。
前回公演を終えてから、各々次回への意欲も湧いていることですし、休んでないで稽古開始!となりました。
実は先週も有志メンバーで自主練したそうです。
シノダは毎回公演後はみんなに会いたがらないという変な習性がありますが、この日は参加しました。
メンバー達の次回へ向けての抱負を訊きにきたようです。
例え、一回であってもお客様に観て頂くことが出来、その記憶の生生しいうちにもう一度作ることが出来る芝居はそうそうありません。
「星影さやかにさやか」は、その点でも特別な作品だと言えます。
シノダは、「同じ脚本でも次回はどう作り上げるか、あの貴重な20回公演をどう生かすか、同じ事をしていたらもう一度やる意味がない。」と役者・スタッフに伝えていました。

この日の稽古は、演出からのそうした話があり、今後の活動についての話し合いをし、その後ダンス練習とシーンの抜き稽古でした。
向上心に燃える代表とシズカさんのシーン。
「いろいろやってみてください」と演出から言われ、稽古初日から挑戦する二人。
二度目の公演となれば、ハードルが高くなります。時間は充分あるとはいえ、ぼやぼやしている暇はありません。
新作の脚本ではないため、稽古の過程も変わってきます。新作でないが故に気を抜けない稽古の日々が続くことでしょう。

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