劇団猿面劇団猿面稽古風景

PRACTICE19

第19回公演 「詠.愛.」 稽古風景

稽古期間:2018年1月〜2018年11月

【現在稽古中の風景はこちら】

↓ END

公演終了しました!公演中の様子・公演後記は、
 第19回公演劇場風景をごらんください。

11月18日

「詠.愛.」は今週末に本番を迎えます。
19回公演の稽古風景は今回が最終回です。
ご愛読ありがとうございました。

劇団猿面第19回公演 「詠.愛.」

まだ誰も知らない愛の物語。猿面が奏でるこの愛が、遠くに近くに響きますように。
劇団員一同、皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

11月11日

小屋入り前の稽古は、この日を含めてあと2回となりました。
それぞれ本番へ向けて心の準備をしながらの通し稽古でした。

11月11日風景

久しぶりに役者として舞台に立つショーコと久里子さん。
前回公演では裏方でしたが、今回は主演を務める代表。

三姉妹という設定の三人、それぞれ浴びるほどのダメ出しをされながら稽古してきました。
まだシノダからのOKは出ていないので、本番までにどこまで上げられるか、試されている三姉妹です。
あ。そういえば、代表とショーコのダンスですが、この日の稽古で50点を超えました!
どうなんだ?どうなんでしょう。照明はあててもらえるんでしょうか。

11月11日風景

今回も役に合わせて髪を切ったシズカさん。
前回の公演でかなり短く切り、あれからずーっと伸ばしていたのですが、またバッサリ切られてしまいました。
使用する道具と格闘し、裏方をこなしつつ、役にも果敢に取り組んでいます。
今回の芝居で課題を出されているシズカさん。克服できるか、彼女の闘いは続きます。

道具作りに追われている野上。
稽古日以外の空いた時間で、コツコツ作っているそうですが、「俺の車(軽自動車)に載るかな?」なんて心配をしているので、結構な大きさの物らしいです。小道具作りの多かった野上工房ですが、今回は大作に挑戦中です。
この日の稽古で、やっとややこしい装置の使いこなしが上手く行った野上。しかし、柄に似合わず用心深い彼は、まだ気を抜けない、と、慎重な姿勢です。

と、色々ありますが、色々あるのは、より良いものにしたいからこその事であって、本番へ向けての仕上げや準備は着々と進んでいます。
この日のシノダからの注意は、「なにより怪我や病気のないようにお願いします」との事でした。体調管理を万全にしつつ、多くの方のご来場を願う猿面たちです。

11月4日

11月4日風景

11月になりました。もう公演までの稽古も残り少なくなってきました。
追い込みです。追い込まれている役者さん達です。
演出シノダに出されたダメ出し箇所を何とかしようと苦戦するメンバー達。
代表も必死で取り組んでいますが、チョロチョロ失敗をやらかしてしまったこの日の通し稽古。
シズカさんにフォローしてもらったり、野上に無言で修正されたり、・・・で、こんな顔になっています。

ショーコも景気の悪い顔なので、納得できる出来ではなかったようです。
シノダからドギツいダメ出しがあり、それを克服中の久里子さん。
シズカさんは、役について悩み多き状態なのに、裏の仕事もタップリあるため多忙を極めています。
ボタンを掛け違えないよう妙に慎重になっているため、着替えが間に合わなくなりそうな野上。野上は、ややこしい装置の扱いを前回克服したはずなのに、この日はしくじりました。
大丈夫か?皆。
追い込みに強い猿面ですから、大丈夫でしょ。
プレッシャーがエネルギーになるはずです。

10月28日

10月28日風景

前回稽古時、シノダからたらふくダメ出しされたメンバー達。この日は、それを受けての通し稽古でした。
それぞれ指摘された部分の修正をしつつ稽古を進めましたが、厄介な道具の扱いも工夫が必要だった為、途中でストップして検討しました。
そんなこんなしていたので時間切れになってしまい、慌てて片づけなければならなくなりました。
これまでの稽古で、今ひとつと言われていたシーンがいつくかありましたが、この日の稽古でマシになってきたようです。とは言え、しつこいシノダ氏ですから、まだまだ要求は続きます。

さて、今日の風景はシズカさんと久里子さんです。
シズカさんはこの日、長距離移動で稽古に参加でした。
しかも、厄介な道具の扱いにさんざん苦労し、稽古終了時にはだいぶお疲れでした。
道具を扱う演技をするシズカさんに、「必死過ぎる」とシノダ氏。
「必死なんです!!」とシズカさん。
ちっちゃいシズカさんが必死にならざるを得ない道具が出てくる今回の芝居です。

10月21日

10月21日風景

稽古前、演出シノダからのダメ出しがあるため、いつもより早めに集まったメンバー達。
ダメ出しは、それはもう大量でした。
シノダは、芝居を良くするため、本番ギリギリまで粘ります。
役者自身がやり易いような演技に逃げるのを嫌いますから、見た目スムーズでも、そういう逃げは許してくれません。
一体この人が気に入る芝居なんかできるのか、という位、根の深い、厄介な要望もしてきます。
ここ数年、シノダのダメ出しは痛烈です。言い方はやんわりですが、突き刺さる鋭利な毒舌です。
「まだ一ヶ月ありますから」と、シノダ。
この日の稽古は、ダメ出しの中で特に早く修正すべきシーンを抜粋して行いました。本来なら通し稽古を重ねる時期ではありますが、出来ていないまま繰り返しても意味が無いので、貴重な稽古日をこれに費やしました。

今回の風景は、稽古後の代表と野上です。
演出からもの凄いダメ出しを食らった代表。シノダ氏に「不死身ですか?」(動じないにも程がある)と言わせたのは彼女が初めてです。
野上からも「獅子舞のお獅子みたいだ」と言われました。以前はバッファローだったのに、今度はお獅子です。どちらにしても酷評された代表。
不死身の獅子舞。いったい代表はどんな役柄なんでしょう?
写真ではお獅子らしくない笑顔ですが、笑えない状況に追い込まれている代表です。残り少ない稽古、他のメンバーも代表同様、気を引き締めて臨むことでしょう。

10月14日

10月14日風景

この日は、通し稽古をビデオで撮りました。毎回、公演前の恒例行事です。
ビデオ確認したシノダ氏から、次回の稽古時にダメ出しされる予定です。
より本番に近い形で稽古するため、代表とシズカさんが道具を作ってきました。
今回の風景写真の後のほうでシズカさんが格闘しているのがそれです。
この道具、作るのは予想以上に大変だったそうです。代表が作ってきた展開図はスゴかったらしいです。
シズカさんによると、展開していない展開図だったそうです。四角が並んでるだけ?だったそうです。
頭を悩ませ、筋肉痛が出るほどがんばって作ってくれた二人のおかげで、この日の通し稽古で十分役に立ちました。

毎公演、作るものが多い猿面。
今回も色んなものを作ります。本番までに作らなければならないものもまだ残っています。
より良い舞台作りを目指し、知恵を絞って道具を作るメンバーたちです。

10月7日

10月7日風景

来月はもう本番です。
芝居もですが、細かな段取りも確実にしていかなければならない時期です。
この日も通し稽古でしたが、実際のセットではどうなるか、転換や移動のタイミングなどを確認しました。
来週は、通し稽古のビデオ撮影が予定されています。
シノダ氏からも、「わかっていないところはないですね。大丈夫ですね。」と念押しされたメンバー達。
段取りに関しては、把握しているので大丈夫の様子。
しかし、シズカさんから、とあるシーンの代表に不安の声が出ました。
確かにそのシーンに一緒に出ている野上も、しかめ面をしていました。
「特訓してください」とシズカさんにお願いする代表。平日に二人で特訓するらしいですよ。

さて、怪しいシーンと言えば、代表とショーコのダンスです。
毎回、通し稽古前には練習するのですが、この日の点数は、「42点!」・・・7月は30点でした。
今回の採点はシズカさんです。(野上は一緒に踊ってしまっているので細かく見られないため)
しかも、この日一回目のダンスでは30点台だったのです。三回目でやっと42点が出ました。
冗談抜きで、代表とショーコに照明が当たらなくなるかもしれません。
「ここの照明を削れば、他にまわせますね」なんて言い出す演出家。
非情な彼は、ちゃんとできないなら、当てるほどの事はないので勿体ない。と他にまわしてしまいます。
「そうですね。野上だけ当たっていればいいか。」なんて乗り気の照明プラン担当のシズカさん。
にわかに現実味を帯びてきた、照明削減案。
果たして代表とショーコは、照明を当ててもらえるのか、それとも暗がりでうごめくだけになるのか。
まだ時間は残されていますから、二人の努力次第です。

9月30日

9月30日風景

この日は、スタッフ団員のマツさんが稽古に来てくれました。
毎回、公演期間中、受付をはじめ色々手伝ってくれるマツさん。いつも差し入れしてくれるマツさん。
以前から、「ふだんの稽古を見てみたい」と言ってくれていましたが、なかなか実現しませんでした。
それがようやく叶ったこの日。しかしながらあいにく台風が近づいてきてしまいました。
大型の台風ということで、進み具合によっては稽古中止となるところでしたが、残り少ない貴重な稽古日です。
安全第一で、いつもより早めに切り上げるということにしました。
本当ならマツさんに通し稽古をお見せしたかったのですが、この日のメニューは、抜き稽古と演出家のダメ出しになりました。
しかも、シノダ氏のダメ出しは珍しいタイプのものだったので、「ふだんの稽古」とは言いがたい稽古をお見せする事に・・・

ですが、ある意味、猿面が求める芝居の本質に関わる稽古でした。
本番が迫る大事な時期に、たとえ短時間でも役者さん達にとって意味深い稽古にするため、シノダ氏が用意したダメ出し。この意味に気が付いた人は、自分に必要な部分を吸収し、今後するべき事も掴んだはずです。

そんなわけでヘビーな稽古でしたが、終了時にはいつもの猿面です。
せっかく来てくれたんだし、マツさんも一緒に写真を撮ろう!とお誘いしましたが、断られてしまいました。しかたないので、今日の風景は、見飽きたメンバーがマツさんに手招きしている写真です。

9月23日

『詠.愛.』の公演の情報を最新情報に掲載しました!
チラシも掲載しました。
以前の風景で今回のチラシのデザインについてのお話を載せましたが、ようやくホームページでお披露目です。どうぞご覧ください。
印刷されたチラシを劇団員がDM等で配っていますが、評判はよろしいそうです。
「きれいなチラシ」と言って頂くことが多いようなので、作り手側は安心しました。

9月23日風景

さて、今日の稽古も通し稽古でした。
着替えも練習しておかないとならないので、本番用の衣装で稽古しています。
写真は、稽古終了後の野上。笑顔ですが、微妙な顔つきです。
今日の稽古で衣装に翻弄されていた野上。
女優さん達に比べて、今回の野上の衣装は少ないです。
しかし野上には、難しい着替えと特殊な衣装があります。
特殊な衣装には慣れているはずの野上です。過去の公演でも複雑な構造の衣装を経験しました。そんな野上でも今回のは取り扱いがかなり難しいようで苦戦していました。
が、彼は”野上工房”として数々の作品を作ってきましたから、得意の手仕事で扱い易いように何とかする事でしょう。

9月16日

9月16日風景

この日は、スタッフ団員のマツさんから差し入れが届きました。
マツさんは、毎年このくらいの時期に差し入れしてくれます!ありがとうございます!
そして、照明スタッフのNanaさんが稽古に参加してくれました!
今年も照明のオペを担当してくれます。

この日初めて『詠.愛.』を観たNanaさん。役者演出以外のスタッフに『詠.愛.』を観てもらったのはNanaさんが初めてでしたが、「面白かったです」と言って貰いました。
そこはひと安心ですが、演出シノダは「まだまだ出来ていない」と言っています。
こうして毎公演、応援してくれるスタッフの皆のためにも、いい芝居に仕上げたい。
役者さん達への演出からの圧力は強まるばかりのようです。

9月9日

9月9日風景

猿面が過去に公開した動画が新しくなりました!
第12回公演「チェリーの事情 再演」
第13回公演「チェリーの事情Part2」
第14回公演「放課後のカゲ達」の予告編と動画版劇場風景の動画を高画質で再アップロードしました。
動画集からご覧いただけます。
当時はまだ動画もつくり始めたばかりで、撮影も編集作業も手探りでした。
シノダ氏に「これも芝居の稽古のひとつ」と、カメラの前での演技を求められ、役者さんたちも戸惑いながらの撮影でした。

団員たちにとって思い出深い当時の動画たちですが、時代の流れで、今では解像度が低い状態になっていました。
せっかくなら良い状態のものを見て頂きたいとの事で、このたびキレイな映像で生まれ変わらせました。
当時のデータを使用し、同じ構成になるよう再編集しました。
オマケでちょこっと増やした部分もあります。
昔の猿面をご存知の方も、ご存知ない方も、是非ご覧ください!

さて、写真は通し稽古終了後の風景です。
台本を見ながらもろもろ確認している代表とシズカさん。
本番がどんどん近づいてきますが、この日の演出からのダメ出しは痛烈でした。
本番に向けて、役者全員がこの先何をすべきか問われる内容でした。
メンバー達の芝居への情熱と猿面への愛情は、再アップロードした動画をつくった頃と変わらない、もしくは増しているはずです。
動画を見返せば、あの頃の自分にも出会うことでしょう。
当時の自分に恥ずかしくない芝居をやってのけることができるか、本番への稽古は、この先待った無しです。

9月2日

9月2日風景

公演チラシ完成!

『詠.愛.』のチラシが完成し、この日劇団員に配られました。
それぞれDMの発送などの宣伝活動が活発になります。
チラシはHPにも掲載しますので、しばらくお待ちください。

思い切ったデザインの今回のチラシ。この日初めて目にする団員達からは、
「こうなったのか〜」という声が。
チラシ撮影時はどんなデザインかわかっていなかったので、現物を見て、撮影時に指定された衣装や髪型の意味がやっとわかったようです。
なにせ笑っちゃうほど思い切ったデザインです。正直作っている方も、「これ、いいのか?」と思いながら作りました。
いつもはチラシデザインの決定にゆるぎない演出シノダ氏も、ちょっと「大丈夫かな?」と思ったらしいです。
「しかし、今回はこれしかない」と、捨て身の構えで決定しました。
制作側の渾身のチラシ。あとは、チラシに見合った芝居になるよう役者さん達にお任せします。

8月26日

8月26日風景

野上の茶飯事

この日は、久しぶりにシーン毎の稽古でした。
シノダ氏の指定のシーンを稽古しました。止めながらの稽古の時は、シノダ氏のダメ出しが強烈になります。
曖昧にやり過ごしていた演技には、もれなくダメが飛んできます。
役者さんたちは出来るまで、同じセリフを何回も何回も何回もしつこく言わされていました。

さて今回の風景写真ですが、シズカさんと野上はイチャついているのではありません。
シズカさんが野上のボタンの掛け違いを正している所です。
野上はこの日の稽古中、2回もボタンの掛け違いをしていました。
芝居の段取りもあって、シャツを脱いだり着たりしていたのですが、着るたびにボタン穴を間違える野上。
それを女優さん達に指摘され、「あれ??」と気付く事2回。 いい大人なのに・・お恥ずかしい失態です。
しかし、野上にはよくある事です。女優さん達も「世話が焼けるわね」と、慣れっこです。
芝居中やダンスでは頼りになる野上ですが、時として小学一年生以下に成り下がります。
野上は、今回の衣装は少ないですが、難しい着替えがあります。本番の舞台ではお恥ずかしい事になりませんように。

8月19日

8月19日風景

代表への疑惑

通し稽古後に、共演者たちから浮上した代表の疑惑。
それは、「代表は楽をしてるんじゃないか」というものでした。
とあるシーンでは、でん。と、居座ったまま動こうとしなかったそうで、シズカさんからやりにくいと言われていました。
久里子さん、ショーコからも同様の苦情が・・・

ダンスの練習中、「体使ってない。楽な動きに変えちゃってる」といつも言われている代表ですが、芝居中も楽しているのでしょうか。本人はそんなつもりはないそうですが、以前から代表にはこの「楽してる」疑惑がなぜか付きまといます。

この日は、通し稽古をはじめる前に演出から前回の稽古のダメ出しがありました。(前回時間切れだったので)
もうすぐ夏も終わりますから、本番までの時間も残り少なくなってきました。シノダ氏の注文もますます厳しくなってきます。

8月12日

8月12日風景

先週、写真撮影した公演チラシですが、原稿データが出来上がりましたので、印刷屋さんに発注しました。
代表は、今回のチラシがあまりにも斬新な(?)デザインのため、初めて見たとき、思わず吹き出したそうです。
笑っちゃうほど、かなり思い切ったデザインです。

そして、今日も通し稽古でした。
通し稽古を始める前には、ダンスも練習しますし、芝居で使う道具の相談やら今後の稽古の予定確認やらあるので、稽古時間が足りなくなります。
この日も時間がギリギリになってしまい、急いで片付ける一同。
風景写真をゆっくり撮っている時間もなく、「野上でいいや」となり、代表が撮影しました。
カメラマンが代表なので、始めは不安そうな(イヤそうな)顔つきだった野上。シズカさんにそれを指摘され、うっかり満面の笑顔になってしまいました。

8月5日

第19回公演 『詠.愛.』公演日決定しました!
2018年11月24日(土)・25日(日)の2日間です。
今回も、千葉市南部青少年センターでの公演です。

上演時間などの詳細は、最新情報ページで随時お知らせします。

8月5日風景

先日、劇場の予約が取れ、公演日が決まりました。今年も、代表・シズカさんのコンビが劇場予約をしてきました。
11月後半なので、例年よりも遅めの公演になりますが、たくさんのお客様にご来場いただけることを団員一同願っております。

そして、この日の稽古前に、公演のチラシのための写真撮影をしました。
今回のチラシは、猿面ではこれまでに無いデザインとの事です。
チラシの公開はもう少し先になりますが、どうぞお楽しみにお待ちください。

公演日も決まりましたので、稽古の雰囲気も少し違ってきます。
悩み多き役者さん達も、悩んでばかりもいられない時期に突入です。
公演に向け、一同がんばって行きます!

7月29日

7月29日風景

また変なポーズをしている代表。
何のポーズかと言うと、"バッファロー"です。動物です。
今回の芝居でバッファローは登場しません。それなのにバッファローらしきポーズを取っている代表。

代表をバッファロー呼ばわりしたのは、共演の野上です。
彼は、とあるシーンでの代表を「黒いバッファローが襲ってくるかのようだ」と表現しました。
バッファローが登場してはならない真面目なシーンでのことです。黒いのは、代表の稽古着が真っ黒だからです。
女優としての演技をバッファローと表現されるとは・・酷評です・・あるまじき事です。

しかし、このシーンが上手く出来ていないのは、周りも代表自身もよくわかっています。
「何とかしろ」とシノダ氏に言われ、色々検討している代表。
野上は、代表がバッファローのうちはお相手したくないらしいです。この日の稽古でも、思い切りしくじってしまった代表。あまりのひどさにシノダ氏からストップが掛かりました。見ていたメンバーからも「あれは無い。何してるんじゃ」と非難の嵐でした。

果たして代表はこのシーンを克服できるのか。今後の彼女の役者人生を左右する(かもしれない)正念場です。
それなのに、バッファローの真似をしてみせる代表。否定しましょうよ。
サービス精神が旺盛でついこういう格好でポーズを取ってしまう哀しいサガの代表でした。

7月22日

7月22日風景

寄り目の話

この日の稽古中、とあるシーンでシズカさんが寄り目になってしまいました。
やろうと思って寄り目になったのではなく、小道具が思わぬ形になってしまったので、自然に目が寄ってしまったシズカさん。
真剣に芝居をやっていたので、寄り目も真剣でした。
正面で見ていたシノダ氏と野上は大爆笑。
野上はこの日病み上がりだったので、笑いすぎてマジで苦しんでいました。

稽古終了後、寄り目は誰しも出来るものなのか、という話になり、やってみる一同。
シズカさんはもちろん出来ます。
代表も普通に出来ました。
久里子さんは得意技らしく、対象物(指など)が無くても出来るそうです。
「どうやるの〜?」と言っていたショーコも、やってみたら出来ました。
ただ一人出来なかったのは野上です。
「出来てる?」と、何度かチャレンジしましたが、まったく出来ませんでした。こういうのは不器用みたいです。

7月15日

7月15日風景

先週、稽古はありましたが、稽古風景はお休みさせていただきました。
楽しみにしていただいていた皆様、お知らせ無しの突然のお休み、すみませんでした。

さて、今回の稽古風景は私代表です。
写真は、しのだ氏が来る前までの、ダンス稽古の時のこと。
指導の野上君がお休みだったので、シズカさんにアドバイスをもらいながらの稽古。
メリハリのないショーコと代表二人に対して…。

シズカさん「なんか楽してるんだよな〜。決める時は、こう力入れて!」
二人「こう?」
シズカさん「もっとこう!なんでかな?力入れたらこうやって踵上がらない?」
二人「ん?!」

確かに、どう見てもシズカさんの方がヒール高いのに、踵上がってます。
二人していろいろやってみますが、そうはならない。
男性陣がいないのをいいことに、スカートたくし上げて膝は?などど確認してます。
あーだこーだやりましたが、結局のところ、二人の足首が硬いということでした。

硬いんじゃしょうがないって訳にはいきません。
それならそれで、なんとかせねば。
只今30点。
目指せ100点です!

7月1日

7月1日風景

この日はシーン毎の稽古でした。動画も公開し、季節が夏になると、秋の本番がじわじわ近づいてきます。
カーテンコールの曲も決まり、その練習も始まりました。
シノダ氏の要望でややこしい振り付けがされましたが、今回も楽しいカーテンコールになるよう、一同頑張っております。

ダンス練習も毎回していますが、今日の稽古では代表とショーコのダンスが不調だったそうです。
「30点!」と、野上に言われてしまいました。
30点・・・低いですね。がっくりする二人に、「前回は40点くらいだったのに」と、野上。
40点も低いだろ。たいして変わらんぞ。
「このままだと照明当てませんよ。」と、シノダ氏からも厳しい言葉が。照明が当たらない状態でのダンスは虚しいですね。そんなもの見せられたら、お客様もモヤッとしますね。
二人とも懸命にやっているのですが、まだまだ努力が必要のようです。
芝居そのものについても、「努力するのは当たり前、頑張る頑張らないはその人の勝手、結果で見せてくれなければ認めません」と言うシノダ氏。
何とかしなければならない代表とショーコです。

6月24日

先週に引き続き、予告動画の撮影風景をお届けします。

長女役の久里子さんと次女役のショーコ。
どちらも一癖ありそうなお姉さん達です。今回、代表が三女役で三姉妹を演じます。
予告動画でのセリフは、撮影当日にシノダ氏から口頭で指示されました。その場でいきなりです。リハーサルもありません。

6月24日風景

予告動画への出演は久々の久里子さん。
シノダ氏の指示通りのシーンもありますが、久里子さんが撮られていると知らずにいた画も使用されています。
野上が間違えて撮影しちゃってた映像だったのですが、
「構えていないのが良い」
と、シノダ氏が気に入ったので採用されました。

ショーコも動画出演は久々です。

6月24日風景

なんだかわからないけど、言われた通りに動いたりセリフを言ったりしたショーコ。
今回の撮影に合わせて髪もパーマをかけてきました。
今回は他のメンバーもいつもと違う髪形になる人が多いですね。代表の短い前髪とか、野上の長髪とか。シズカさんも前回のショートカットの延長なので短めのスタイルです。

6月24日風景

予告動画の中では笑顔のシーンはありませんでしたが、撮影終了後は笑顔の二人です。

6月24日風景

ミステリアスな雰囲気で登場したシズカさん。
今回要求されたのは前回公演の予告編とは打って変った表情ばかりでした。
動画撮影は慣れているシズカさんですが、シノダ氏の注文に「難しい〜」と呟きながらの撮影でした。
シノダ氏は今回の動画でも予告の全貌を教えてくれないままで撮影しましたので、役者さん達はどう使われるのかわからない状況でした。

6月24日風景

女優さん達は、撮影に合わせてお肌の状態にも気を遣ってきたようです。
今回の動画は顔のアップが多かった為、メイクはシッカリして来るようにと言われていました。(その方が色々修正しやすい、あ、いやいや編集しやすいので)
代表を筆頭にふだん厚化粧と縁のないメンバーも、今回は頑張りました。メイクさんのいない猿面。自分の顔を作るのも各自の仕事です。
右の写真は、メイクの崩れしていないか気にしているシズカさんです。

猿面の予告動画は、予告と言いながら芝居の内容はわからないように作られています。今回もわかりにくい宣伝動画ですが、一人でも多くの方に興味を持って頂ける事を願って作りました。
芝居の内容は、本番の舞台でしかお見せしたくない猿面。たくさんのお客様のご来場を今からお待ちしております!

6月17日

『詠.愛.』の予告編、もうご覧いただきましたでしょうか?
今回と次回の稽古風景で予告編撮影時の様子を届けします。

6月17日風景

この写真は、千葉市某所でロケ(ちょこっと撮影しただけですが)したときのものです。
「よーい、はい」で、シノダ氏の指示通り動いていた代表ですが、
「あ。撮ってなかった。」
と、カメラマン野上に言われ、
「ぅえ???」と、この表情になっていました。

今回の予告動画では美しい姿を要求された代表。
常日頃の、はしたなくて無骨な姿は禁止です。

そして色っぽい表情のシーンもあった代表。
動画後半のシーンは、他のメンバーとは別の日に撮影されました。

6月17日風景

代表のシーンを撮っている最中の野上は、「いいね、いいんじゃないかな、」を連発し、とても誉め上手なカメラマンでした。
が、誉める一方で「顔が険しい」、「眉間のシワが」、「白目になっちゃった」、「首、曲がってる」などなど、文句を言うときは無礼この上ない野上。
誉められたり傷つけられたりしながらも無事に撮影を終えた代表でした。

これまでに無い風情に挑戦した代表。シノダ氏も美しい代表の画に満足しています。

6月17日風景

野上のシーンも、みんなとは別の日に撮影されました。
代表同様、動画の後半シーンで色っぽくしろと要求された野上。
野上は色気を出すのを「恥ずかしいのと、気持ち悪い」ので避けたがるのですが、今回は逃げられませんでした。
今回の撮影、野上は軽い自己嫌悪の連続だったそうです。
甚だ不本意と言いながら、「これは修行だ」と思ってやったそうです。(何の修行だよ?)
シノダ氏の狙い通りの画になったものの、野上はやっぱり自己嫌悪だったみたいです。

今回の動画、前半から後半へ展開するシーンで、色っぽい声が流れます。微笑む代表と紅い花のシーンです。
あの声の主は野上です。
野上は一人で色っぽい声を録音しました。色んなパターンで声を出してみて、ベストを選んだそうです。
しかし、作業の途中で我にかえり、「俺は何やってんだ」と、そこでもいちいち落ち込んだ野上。
ボツになった声のデータは全部消去したそうで、編集担当にもまわって来ませんでした。

・・・『詠.愛.』予告動画撮影風景、次週へ続きます。

6月10日

6月10日風景

この日は、シーン毎の稽古でした。一人欠席が出たので、他のメンバーが代役でカバーしました。
代表、シズカさん、野上がかわるがわる代役に入って稽古を進めました。
代表は、かなり張り切って代役をやっていました。うっぷんを晴らすかのように、本気で代役に取り組んでいました。
演出シノダ氏によれば、6月は「色んな事をやってみよう月間」だそうです。
セリフの言い方や動き等、今のうちにいろいろやってみてくれと言っていますから、代役での稽古もその一環になったようです。

さて、代役でオネエみたいになっていた野上ですが、この日の飲み物は、「沖縄県産やんばるパイン」でした。
サイダーですね。パイナップル味です。
ペットボトルのキャップを開けるたびに、「パイン」と、呟く野上。芳醇なパイン臭が広がるそうです。
野上の飲み物にツッコミを入れる役目のシズカさん。
写真をよくよくご覧ください。野上の指差している辺り、泡立ってます。シズカさん、写真を撮る前に手が滑ってお茶を落としてしまいました。勢いよく落下しましたからね。泡立つお茶に比べればパインジュースは至極まともな飲み物です。

6月3日

『詠.愛.』の予告編動画を公開しました!!
 是非ご覧ください!!

出来上がったので、もったいぶらずに公開しよう、ということで、例年よりも早めの公開となりました。
猿面の動画は、外注をせずに自分達で作っていますので、撮影も編集もそれなりに苦心しました。
少しでも芝居の宣伝になればと手間を惜しまず作っております。今回の『詠.愛.』がどんな物語か、想像しつつご覧いただければと思います。
いつもと違う猿面達の表情の数々が溢れる動画になっております。どうぞお楽しみください。

6月3日風景

5月27日

5月27日風景

この日は、予告動画の撮影日でした。
監督シノダの指示で動画やら写真やらを撮影しました。
この日のカメラマンは野上です。野上の分はすでに撮影済みなので、撮る方に専念していました。
メイクをバッチリして集合した女優さん達を見て、「今日はいつもより汚くない」と言う野上。
暴言です。
いつも以上の暴言です。が、誉めたつもりだったのかもしれません。
「化粧が汗で剥げないうちに、先にアップの写真を撮っちゃいましょう」と、シノダ。
それは確かに正しい段取りかもしれませんが、そろいも揃ってもヒドイ言いザマです。

毎回の事ですが、予告動画の撮影はチャッチャっと進みます。監督シノダはグズグズ撮りません。
なので、今回も短時間で撮影終了となりました。
この日撮影した分を組み込めば動画は完成というところまで作ってありますので、6月上旬には公開できそうです。どうぞお楽しみにお待ちください。

5月27日風景

そして、撮影後はフツーに稽古です。
こちらは、音響CDをチェック中の風景です。

劇中で使用する曲を確認しているところです。
この時、わけあってやたら寒がっていた野上と、寒がっているわけでないシズカさんが同じポーズになってます。
今回の芝居でも色々な曲や効果音を使用します。
毎回芝居に合わせて吟味していますが、『詠.愛.』の音楽もこだわって選ばれたものばかりです。

5月20日

5月20日風景

先週の予告どおり、代表が前髪を切りました。
野生児みたいになるという予想でしたが、そうでもないです。
「あれ?野生児じゃ無い」というのが、メンバーの感想でした。あ、もちろん好評だったという事です。
やはり眉毛の見える長さにカットされていますね。
代表の担当美容師さんは、「長めでね。」と言っていたわりに、やっぱり短く切っちゃったそうです。
眉毛が見えてもお似合いなので、良いのではないでしょうか。やつれた奥さまではなくなりました。メンバーからも若々しいと言われていました。

「役に合わせて女性らしく」するのに努力しているのは、代表だけではありません。
ショーコも最近は素敵な装いを心がけています。

5月20日風景

この日の稽古にも、ちゃんとメイクして来ました。
通勤着もおしゃれでした。これまでのショーコの通勤着は、そりゃもうカジュアルばっかりでしたが、だいぶ趣きが違っています。
そんな女優さん達の様子を、「なんだ、やればできるんじゃないですか。」と、ちょっと喜んでいる野上。
野上の抱いていた女性への幻想を、これまで数々打ち砕いてきた猿面の女優さん達ですが、今回はちょっと違うようです。
しのだ氏の希望に合わせて、女優さんそれぞれ工夫しています。
「芝居のためだから、こんなのは今回だけ。」と女優さん達は断言しているので、あくまで演出に忠実なだけみたいです。
野上がちょっと喜べるのも、今回限りですね。

5月13日

5月13日風景

前髪シュミレーション

代表は、今回の役柄に合わせて前髪を切るそうです。
前髪を上げていると、やつれた奥さまみたいに見えてしまうから、だそうです。
前髪を切ったらどうなるか、ロングヘアの毛先をオデコに当てて試している代表。
(自宅でも一人で試してみたそうです。ぷぷぷ)
この写真は長めの前髪ですね。
実際どんな前髪になるのか。代表がいつもお願いしている美容師さん次第です。代表の濃い顔には短い前髪が似合うよ!と、すすめてくる美容師さんなので、どうなることやら。
以前の公演「狸穴荘奇談」でも、代表は前髪を下ろしたスタイルにしました。似合っていましたが、なぜか野生的に見えてしまい、「オオカミに育てられた少女みたい」と言われていました。
来週の稽古までには前髪を切ってくるとの事なので、次回の風景のネタも代表に決まりです。

5月6日

5月6日風景

ゴールデンウィークもへったくれもない猿面。今週のメニューもほぼ前回と同じ、ダンス練習とシーン毎の稽古でした。
芝居本編の稽古中、役者さんそれぞれにシノダ氏からの注文が飛びました。
久々の出演となる久里子さんへの注文も満載でした。
久里子さんは、他の役者達に比べ、猿面ではまだ新人さんです。
シノダ演出に慣れていない分、修正も多いようです。
この日も、「そういうの、要りません。普通にやってください」と言われてしまった久里子さん。
シノダ氏のよく言う「普通」。難しいですね。他のメンバーもちょいちょい悩む課題です。
久里子さんもシノダ氏が求める「普通」を探リ続ける事になりそうです。

そして、恒例の公演予告動画のお話。
毎回のように、「この芝居の予告動画なんか難しくて作れない」とごねる動画監督のシノダ氏。
今回の『詠.愛.』の予告編も、つい先日までは「この芝居こそ無理だ。予告の作りようがない。何も思い浮かばない」とごねまくっていました。
が、舌の根も乾かないうちに、何か思い浮かんだらしいです。
ということで、今回も予告動画を作る事に決まりました!
早速この日、撮影日やら撮影場所、衣装の準備やらの予定が組まれました。
しのだ監督が何を思いついたのか、メンバー達もまだ全くわかっていません。予告動画、どうぞお楽しみに。

4月29日

4月29日風景

稽古終了後、「助けて〜」と、トイレから駆け戻ってきたショーコ。
なんだなんだ。お化けでも出たのか。
違いました。鼻血が出たそうです。
ショーコの鼻血は、よくあることなので、驚かないメンバー達。
写真は、リアルな風景です。
帰り道、鼻に栓をしたまま運転しなければならない事になったショーコでした。

この日の稽古も、ダンス練習から始まり、シーンごとの抜き稽古でした。
以前に決めた段取りを忘れてしまった代表と野上。
「何だっけ?どうするんだっけ?どのセリフで動くんだっけ?」とゴチャゴチャやっている二人。
代表にとっては、とても苦手な動きなので、以前さんざん検討した末に決めた動きでしたが、記憶が曖昧な代表。
色々検討したために、どれが決定だったか怪しくなっている野上。
「あれだけやったのに。」と、この動きを代表に指導したシズカさんに叱られていました。
とは言え、通し稽古が本格的になる前の準備期間なので、今はまだ和やかな風景です。演出からの雷も落ちません。失敗するなら今のうちです。

4月22日

4月22日風景

先週の風景を受けてか、この日の代表は女性らしい私服でした。役作りでしょうか?
私服は花柄で女性らしさに溢れていたのですが、稽古着に着替えたら、
「え〜、何で、そのTシャツ?」と、野上くんに文句を言われていました。
フツーの白いTシャツだったのですが、ダンス練習中、「ドスコイ(お相撲)みたい」とか、
「お腹が・・・」とか、
「背中が・・」とか、とてもここに書けない暴言の数々を放つ野上。
セクハラ問題に賑わう昨今。一般的には訴えられるレベルの野上の暴言ですが、言われた代表は野上を睨む程度で裁判沙汰にはなりません。
この日は特に炸裂していたので、シズカさんにまで「もう、やめとけ」と睨まれていた野上。
野上は日頃から、代表を「美人」だと臆面もなく言っています。
代表は、彼の期待を裏切るかのように面白い顔をしたり、お口をへの字にしたり、ついうっかりその美人を無駄にします。
どうやら野上はそれがイヤみたいです。代表がキレイにしていないと、文句を言いたくなるそうです。(息子の気分なのか?)

今回の芝居で代表の髪型はどうするか、について現在検討中です。
この日は、横で三つ編みにしてきた代表。それを見て、
「(ネイティブアメリカンの)酋長の娘みたいですね。」
と、シノダ。この人も代表には遠慮がありません。シノダの場合は、あくまで素材として見た時の感想ですが、遠慮なく描写します。
三つ編みは無しだな。と、なりました。
で、風景写真を撮る際、
「ホントだ、酋長みたいだ」と、野上。酋長の「娘」だったはずなのに、酋長にされてしまった代表。せっかく私服に気を遣ったのに、まだ足りないみたいです。

代表が今回、見た目に関していつも以上に色々言われてしまうのは、役柄が関係しているみたいです。
今回は女性が中心の芝居なので、他の女優さんも代表同様、演出からの注文も多くなっています。
代表が口の悪い男性陣を黙らせる事ができるのか。この先も代表の努力と工夫は続く事でしょう。

4月15日

4月15日風景

この日は、稽古の前に衣装を決めました。
写真に写っているのは一部です。これ以上の洋服が広げられ、役者さんそれぞれ、どのシーンで何を着るか検討しました。
決定権を握るのは演出シノダです。彼のイメージに合う物を、と役者さん達が私服を持ち寄りました。
自分の衣装に使う物だけでなく、他の役者が着たらどうかしら?という物も持参したため、こんなに大量になったわけです。

お洋服をたくさんお持ちの久里子さんからも、提供された衣装が何点かありました。
久里子さんは使用が決まった衣装を、貸すのではなく、あげちゃってました。
「その方が気兼ねなく着られるでしょうし。」との事。太っ腹です。
シノダ氏は衣装の好みがうるさいです。特に今回の芝居は、女性の出演者が多いので、装いにこだわっています。
久里子さん以外の女優さんは、地味〜、でシンプル〜、な私服ばかりなので、久里子さんの華やかな私服は貴重です。
その他のメンバーからも衣装や靴の貸し出しがあり、女優さん達の衣装はほぼ決まりました。

毎回、衣装の貸し借りがある猿面。
もう着なくなった私服でも、「もしかしたら芝居で使うかも」と思ってしまうのでなかなか捨てられないそうです。

4月8日

4月8日風景

今回の写真は、ずいぶん久しぶりに2ショットのシズカさんと野上です。
猿面ではさんざん共演していますので、長い付き合いであり、言いたい事が言える仲です。
野上は遠慮が無さ過ぎるので、シズカさんの逆鱗に触れることもしばしばです。しかし、この日は、以下の通り、濡れ衣で怒られていました。
この写真を撮った時、カメラの具合で縞々のラインが写ってしまいました。
写真を見て、「あ、シマシマになっちゃった。」と、野上。
「シワシワ??!!」と、過剰に反応するシズカさん。
「いやいや、シマだってば、シワじゃない」と、野上。
シズカさんは、本人曰く「お年頃」だそうです。こういう話題に敏感みたいです。
「皺皺って言った!」と、帰る間際まで結構しつこいシズカさん。
いくら毒舌の野上でも、さすがにそんな事は言えないと思いますが。

そして、久里子さんに、
「ダンスの時のシズカさんのお尻がカワイイ」と言われた時も、
「やめて!見ないで!!」と、またもや敏感な反応を見せていたシズカさん。
「お年頃」なんですね。団員の皆さん、乙女心の扱いに注意が必要みたいですよ。誉めても拒絶されます。

4月1日

この日の稽古もまずはダンスの練習から。
踊っている所を録画する。と、ビデオカメラを持参した野上。
彼の風景にもあったとおり、代表とショーコにどうにかこうにか振付しました。が、「なんでじゃ。」という動きになってしまう代表とショーコ。
代表にいたっては、野上を鏡越しに見ながら踊っていると、てっきり自分も出来ている気分になってしまい、野上が居ない状態で踊るとダメダメになってしまいます。
あまりにも無骨な手つきに「それでも女か!」と呆れる野上。
これは本人達が客観的に見ないと、どこがどうおかしいのか、わからない。
何が違うのか、何で面白いと言われてしまうのか、自身でビデオを見て検証してもらおう。と、ビデオ撮影することにしたそうです。

ダンスの動きよりも、「雰囲気を出せ、芝居だと思ってやってくれ」と言う野上。懸命にやっているのですが、ままならない代表とショーコ。

写真はボツになった振り付けです。
ご覧ください、代表とショーコの手先を。「なにかのマジナイをしてるのか?」「カトマンズか?(良く知らない外国の儀式にありそうなので。あくまでイメージです)」
この日の練習でかなり時間を割いたのですが、何度やっても野上が頭を抱えるほど面白すぎるので、この動きはボツになり、振付変更されました。

今回、本番でダンスには参加しないシズカさんも借り出されています。
野上から代表達の振付を覚えてくれと言われ、「なんでアタシも〜」と言いながらも一緒に踊っています。
連帯責任?で協力する団員達。笑いとダメ出しが飛び交うダンス練習はこの先当分続くことでしょう。

3月26日

3月26日風景

だいぶ春めいて暖かくなりました。この日は前半のシーンを稽古しました。

これまで口出しをせず役者達を泳がせてきた演出シノダでしたが、いよいよ本格的な演出が始まりました。
「こういう感じかな?」と自分達なりに稽古してきた役者達に、「こういう感じです」と明確な指示が飛びます。
登場だけで何度もやり直しが出たり、一言だけなのにしつこく繰り返させられたり、かなり細かい注文の大放出でした。

久しぶりにセリフも出番も多い久里子さんにも、ダメの矢がビュンビュン飛びました。
「僕はしつこいですよ」と、シノダ氏。
ニヤニヤしながら嬉しそうな久里子さん。
「・・・なんですか、その笑顔は。」と、場にそぐわない笑顔に引くシノダ氏。
「嬉しくて。」と、久里子さん。
ここにもいました、ズケズケ言われて喜ぶ人が。
猿面の役者さんは結構みんなMですね。ドSのシノダ氏に嬉々としてついて行きたがる人ばかりです。

その代表格のシズカさんにも注文が飛びました。美味しくいただくシズカさん。もちろん態度はツンデレです。
これまで放置プレイだった役者さん達。シノダ氏が動き始めたので、この先は、はっきりとした道筋に沿って『詠.愛.』という芝居を作って行くことが出来ます。

3月18日

3月18日風景

こんばんは 野上です。
今日は、芝居後半の立ち稽古でしたが、その前にダンスの振付もしました。
今回のダンスは、ダンス?という感じです。演出からは、ダンスシーンと言われていたのですが、このシーンに参加する顔ぶれを見て、「このメンツでダンスをやるには相当時間が掛かる」と、僕がギブしました。
だって、手元が怪しくなる代表もいるし、運動がことごとく苦手なショーコさんもいるし、無理です。無理でしょ。
そりゃ僕だって、出来ることなら演出の希望にお応えしたいですよ。
このメンバーが、素晴らしくカッコよく踊っている姿を何度も妄想しようと試みましたよ。
だけどどこをどうオッぺしてみても、その妄想は膨らまないわけですよ。
コントか!という想像で終了するわけですよ。
そこのところは演出家もよくわかっているので、今回のダンスシーンは、一応ダンスだけどより芝居っぽく、ということで落ち着きました。
どちらにしても、皆様にお楽しみいただけるようにと振付ました。練習は一生懸命やるメンバーなので、面白いシーンになるようガンバってもらいます。

さて、写真の代表がなんか落ち込んでいる風ですが、ダンスで落ち込んだのではなく、この日はいて来たズボンについて皆からさんざん言われたからです。
オシャレなパンツなんでしょうが、代表の着こなしがあんまりだ、とか、上級者向けのそのパンツは代表には無理だ、とか、セーターの色合わせが地味過ぎる(茶色い弁当みたいでしたね)とか、色々色々言われていました。

以上、野上君の風景でした。劇団員による稽古風景は、今週で一旦終了です。次回からは、通常通りの稽古風景になります。

3月11日

3月11日風景

こんにちは久里子です
今回の稽古風景は私です

今日は稽古の始めにシズカさんから富山県の高岡ラムネをお土産にいただきました。
いろんな味があって、りんご、ゆず、いちご…どれもおいしそう♪
で、私は春けしきいちご味をいただきました
春にまつわる絵柄である、あやめ、チューリップ、桜、お雛様、苺、牡丹などが丁寧に形づくられています 食べるのがもったいないです。シズカさんありがとうございました。
春ももうそこまで来ています
温度の上昇と共に稽古もヒートアップしていきます。
これからが楽しくもあり苦しくもある稽古場になります。
久里子でした

3月4日

3月4日風景

ショーコです。

今回、久里子さんとのからみが多いです。

そこで、皆から時間をもらって、 ある物(今は椅子)に向かって 細かく?大ざっぱ?に動きの確認。
どうしても むだにバタバタしてしまう二人。
何とか こんな感じ? になったけれど、はたして演出 しのだ氏はどう思っているのか…。

2月25日

2月25日風景

先週の代表から引き継いで、今週の担当はシズカです。

この日は一通り通しをした後、休憩もそこそこに、出来の悪かった箇所をもう一度返して稽古をしました。
ということで、きりの良いところで終わりにした時点で残り時間がわずかになってしまいました。
急いで後片付けをしなければなりません。
セット替わりに使用したイスや長机を皆で協力して片付けます。

と、長机を一人で持ち上げ運ぶ代表。
「代表、一人ですごいですね。」 と、久里子さんに言われても、
「なんで?そんなに重くないよ、これ。」 と、片付けを急ぐ代表。
イスを3脚重ね てバリバリ運び、すでにいくつか重ねられたイスの上にヒョイと重ねる強力っぷりを発揮。
スゴイ。力持ち。

「すごい代表!何か精のつくものでも食べました??」
「大丈夫ですか!?無理しないでください」
などなど、声をかけられても 「別に」 と意に介しない様子。

さすが猿面のアマゾネスです。

数年前、『Eden』の稽古風景の中で、管理人さんによりこの称号を与えられた代表。
数年ぶりにその言葉を思い出させる活躍を見せました。

代表にしてみれば、だって早く片付けないといけないし、という生真面目からくる活躍だったのでしょう。
火事場の馬鹿力ならぬ、稽古場の馬鹿力と いったところですかね。

代表の活躍のおかげで、無事に稽古風景の写真も撮って、時間内に退室できた猿面でした。

2月18日

2月18日風景

こんばんは。

団員による稽古風景二巡目、担当は私代表です。

役者一同、目下セリフ覚え中です。
徐々に覚えてきています。きてはいますが、スラスラ出てこない時もしばしば…。

シーンの途中で、右手を高く挙げるショーコ。「次のセリフは私です!」の自己申告。
自分のセリフだとわかってはいるものの、言葉が出てこないとき手が出ます。
彼女は背も高ければ手も長いので、かなりのアピール度です。
他のメンバーからも「私です」と自己申告の声や、自分なのにキョトンとする場面がチラホラ。

次回は2月最後の稽古。
セルフが入らなければ、芝居の稽古もできません。
稽古に取りかかれるよう、とにかく叩き込みましょう!

さて、写真は恒例(?)のバレンタイン。
ショーコとNanaさんからいただきました。ありがとうございます!
今日は唯一の男子(シノダ氏はバレンタイン辞退なので)、野上君がお休みでした。
野上くんには来週…なんてことにはなりません。
そういうとこ、猿面は非情です。
みんなで頂いちゃいました〜。ごめんね。

2月11日

2月11日風景

ショーコです。
今回もセリフネタですみません。

セリフを覚え、なんとか通し稽古をしています。
ある場面のあるセリフ。
最初の一言を口にすると「あれ?今ので いいんだっけ?ん?次 なんだっけ?」代表の「今ので 合ってるよ」に「おや?今 なんて言った?」と頭の中は「?」がいっぱい。
で、この格好。アタシ いつ腰に手をやったのかしら?

せっかく 先週、セリフ覚え抜群の二人に術を伝授してもらったのに…。キィーッ!!!

2月4日

2月4日風景

今週の稽古風景担当はシズカです。

台本を配られてから三週間。役者さんたちはセリフを頭に叩き込んでいる最中です。
先週よりも先のシーンまで進んだ今週。
休憩時間にはその方法についての話で盛り上がりました。

久里子さんは、今は書いて覚える時期だそうです。しかもかなり計画的。
テスト前の学生よろしく、毎日コツコツと計画通りに進めているそうです。

代表は、読む、書く、聴く、あらゆる手をつくしているそうで。
聴く。英会話教材で、ス○ード・○ーニングなるものがありましたよね。そんな感じでしょうか。
聴くためには教材を録 音しなきゃいけないわけで、豆台本作ったり、教材作ったり、意外に下準備に手間をかけている代表。

しょうこは夜ごと布団の中で復習をするとのこと。
寝付きの良い久里子さんは、一行で寝落ちする自信ありだそうです。

ちなみにワタシは読む一辺倒です。先のセリフを紙でかくして読むという伝統のアナログ派で。

方法はまちまち。とは言え、セリフが入らなきゃお話にもならず芝居にもなりませんから、 それぞれの方法で、一言一句違えずに覚えるように、努力あるのみ!です。

1月28日

1月28日風景

こんにちは久里子です。
今回の稽古風景は私です。

寒い日が続いています。
今日も大変寒かったので、暖房を強くして稽古していました。
一時間ほどして「ちょっと暑くない」とシズカさんの一言で、室温を26度に変更。
「下げた途端に寒くない?」と代表。
「反応早すぎです」と突っ込んだ途端にコケタ私。
その時代表の身体にしがみついてしまい、あまりのお尻の豊満さに「肉みっしりですね」と思わず私。
さらにペンペン……
なんやかやとワイワイ、ワイワイ……

稽古してます。してますとも……。

大丈夫です。
なっはずです。

久里子でした

1月21日

劇団員による稽古風景 第二弾は代表です。
名乗っていませんが、以下代表の記事です。

1月22日風景

先週台本をいただいて、初の稽古でした。

みんなで舞台の道具の位置を共通認識してから稽古を始めました。

今日の稽古で、いつになく立ったり座ったり立ったり座ったりした、しょうこ。
終わった頃には疲労困憊してました。

さて、今回はどんな話なんでしょう。
秋を楽しみにしててください。

1月14日

2018年も劇団猿面をよろしくお願いいたします。
第19回公演稽古風景開始です。
今回もどうぞお付き合いください。

第19回公演の稽古風景は、早速ですが劇団員による風景からスタートです。この先しばらくの間、順番に団員が記事を担当します。
初回は野上君です。

1月14日風景

こんばんは 野上です。
今年もよろしくお願いします。

年明け初の稽古日、新しい脚本が配られました。
題名は『詠.愛.』です。
今回は出演者が多いです。前回二人だけだったのに極端です。
右を見ても左を見ても女優さんです。
僕一人で女性陣の相手をすることになるようです。
一般的にはハーレムなんでしょうが、猿面で男一人は決してハーレムとは言えない状況です。(先が思いやられる。あ、いやいや何でもないです。心の声が洩れちまっただけです)

今回もしのださん入魂の新作です。出演者も多いですが、台本のページ数も多いような気がします。

しかも、過去の猿面の芝居にはなかった雰囲気を求められる脚本です。
コレ、大丈夫なんでしょうか。というのが率直な感想です。

1月14日風景

配役もかなり実験的です。僕の役も過去にない性質です。
女優さん達は、オーディションでしのださんが配役したそうですが、本当に実験なのか?というほど意外な配役です。

配役以外にも、新しい要素が詰め込まれている今回の『詠.愛.』。
「皆さんがちゃんとやってくれれば、いいものになります」と、しのださんは断言していました。
演者の誰にとっても難しい作品ですが、その分やりがいのある作品です。
しのださんが挑んで描いたこの世界、役者も挑んで行くしかないです。

◆2017年稽古納めの風景
12月24日

12月24日は稽古納めでした。参加可能なメンバー達が集まりました。
例年よりも少ない人数でしたが、恒例のクリスマス会もやりました。

いつも公演後は雲隠れしてしまう演出家もこの日は参加でした。実は先週も参加した演出シノダ氏。
シノダ氏は年末年始で次回作の脚本を書きます。
先週と今週は次回作の配役を決めるためのオーディションがありました。
シノダ氏は予め配役を決めて書くことが多いので、猿面でオーディションがあるのは珍しいです。
次回作は、このオーディションを見てから役をつくり、脚本を書き始めるそうです。
「ダメなら途中で交替もあります。」と、非情な事を言っていましたので、一度オーディションで受かっても、うかうかできない役者さん達です。

来年は緊張感溢れる稽古が待っていることでしょう。それを反映させた作品をお届けできるよう一同頑張ります。
今年一年間ありがとうございました!来年も「劇団猿面」をよろしくお願いいたします!

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