劇団猿面劇団猿面第13回公演 劇場風景

STAGE13

「チェリーの事情Part2」
2012年11月10日/11日

↓ END


猿とチェリー2

いらっしゃいませ。
このページでは、2012年11月公演の小屋入りから公演当日の様子をお届けします。
出演者・演出の公演後記もあります。どうぞごゆっくりご覧下さい。

仕込み風景  公演ウラ話  公演後記  舞台写真


チェリー仕込み風景

11月6日 火曜日の仕込み

今回は、6日火曜日に照明の仕込みを行いました。
大道具もあらかた配置し、9日の仕込みのための準備を整えました。
平日のため、全員集合とはいきませんでしたが、参加可能のメンバーは朝から劇場に集合しました。

「今回は舞台上土足禁止です!」と指令を出した代表が上履きを忘れ、ヒンシュクを買ったりしましたが、まずはみんなで雑巾掛けからスタート。

照明の実権を握るシズカさん。
予定通りに照明を作ることができて、まずは一安心。
照明の仕込みが終わっていれば、金曜日の仕込みがかなり楽になります。


今回初参加の久里子さんと古参のショーコ。
照明をつなげるコードを捜索中です。

オスとかメスとか、二股とか、いろいろあるので、目的のコードを探し出すのは結構面倒だったりします。


こちらは照明のアタリを合わせている代表。
この劇場のことはかなり知っています。

忘れてしまっていることも多々ありますが、なにかあると
とりあえず代表に確認するのが猿面の慣わしです。

今回、ほとんどのサス(このライト)を野上が吊りました。
適当そうにやってるわりには、実は使わないサスの位置
にまでこだわって吊っているらしいです。

次々と照明のあたる位置を決めていく代表・野上コンビ。二人とも長年のカンに任せて雰囲気だけで狙っているのですが、意外とドンピシャの位置にあたったりするので作業は迅速。この作業中に限れば、二人の息は合っていると言えるでしょう。

数年前までは、照明も音響も大道具も一日で仕込んでいました。当然、当時はアタフタと本番を迎えていましたが、平日の仕込みが可能になって以来、役者兼スタッフをこなす団員の負担はかなり減りました。


11月9日 小屋入り

そして迎えた公演の前日仕込み。

いつものメンバーに加え、舞台監督、照明オペのNanaさん、受付嬢のマツも参加。猿面フルメンバーで仕込み開始です。

演出と音響が音量合わせをしている間、次々道具が作られていきます。

今回も音響はショーコでした。本番中、役者としてはワンシーンのみの出演でしたが、動画では何度か登場していました。

代表とシズカさんは、作業の合間に演出にしばしば呼ばれ、一緒に音量を確認。


仕込み写真

今回は、映像をホリ(ホリゾント=舞台後方の白い壁)に映写しました。
みんなでがんばって撮影した動画を、是非大きな画面で見せたいという演出の希望で、なんとかホリに当てようと苦戦しました。

花道までプロジェクターを出さないとうまく当たらなかったため、問題になったのが、レンズのフタの開閉でした。
遠隔操作でフタをスムーズに開け閉めするのは難儀です。
そこで、丸ちゃんがこんな装置を作ってきてくれました!
釣り糸を引くことで、離れた位置からフタの開閉ができるというシロモノ。プロジェクターの放熱まで考慮されています。
しかも、猿面のサルマークまで付いている!丸ちゃんもついにここまで・・・

すっかり猿面を愛する体質になってしまった丸ちゃん。喜ばしいことです。


作業の目途も立ったところで昼食の買出しへ。

これまで雨女雨女と言われ続けて、ウンザリしているシズカさん。
ウンザリしながらも演出の提案どおり、この日は帽子をかぶってきました。
(実は自分でも帽子をかぶった方が降らないかもと考えていたらしい)
そのご利益なのか、この日は快晴でした。
この効果によって浮上した新たな説。「シズカさん河童説」が提唱されました。
「河童だから、お皿を隠せば雨が降らないんじゃないか?」という仮説に一同納得。本人は・・・怒り狂うと思いきや、案外肯定的だったとか。思い当たる節があるに違いありません。

仕込み写真
楽しそうな代表 商店街を行く奥様風
麺類割引セールに飛付いた丸ちゃんと自称硬派なのにピンクまみれの野上


昼食後、作業再開。18:00過ぎにゲネ(リハーサル)開始となりました。

去年まで受付の顔として活躍してくれたNanaさんが、今年は照明に初挑戦。
これまでの稽古にも積極的に参加してくれました。
ゲネで大きなミスもなく、「若いって素晴らしい」と讃える一同。

なんつったって劇団員でただ一人の平成生まれ。
猿面の平均年齢を下げてくれるのは彼女だけ。
今後の猿面での活躍が大いに期待される人材です。

お嫁さんに行く時は、遠くに行かないでね。

やがてゲネも無事終了。明日も朝一からゲネ、そして本番を迎えます。


チェリー公演ウラ話

11月10日 初日

初日、快晴です。いよいよチェリーの結末を観ていただく時がやってきます。
眩しい青空の下、センターの開館を待つ猿面たち。


初日写真

駐車場が広大とは言いがたいため、他の利用者さんのお邪魔にならないように、今年も猿面車はキッチキチに停めました。
搬入口を景気良く全開すると、野上の車が直撃を受けます。

舞台監督らが搬入口の扉に簡易ストッパーを取り付けてくれたおかげで、悲劇は回避されました。


劇場に入るとすぐに準備をして最後のゲネを開始。
瞬く間に13:00の開場時間となりました。

前回からの続きなので、幕が上がっている状態でお客さまをお迎えです。
開場時間中に前回公演のあらすじスライドショーを上映しました。


13:30開演
チェリーの新たな物語の始まりです。



微妙に変更した所もありますが、舞台セットはほぼ前回と同じです。
虎之助の部屋の飾りあれこれも前回置いたものは、同じように配置されました。

前回公演で小物類を提供した団員は、一年寝かせてそれらを持ち寄り、虎之助の部屋を再現。

この虎人形も前回から棚の上に乗っていました。


動画のこと


前回公演では静止画を映写しましたが、今回は動画を取り入れました。

最も早いものは3月に撮影を行いました。
猿面は、動画撮影も編集もすべて自前でやっています。

千葉市内のあちらこちらに出没し、撮影を行いました。
極力人目につかない場所が選ばれたのは言うまでもありません。

そして、劇中動画のスタート・ストップは実は役者たちが交替でやっていました。
出番の合間を縫って裏方仕事をするのは、猿面では当たり前。

今回初出演の丸ちゃんも例外ではありません。かなり働いていました。
役者だろうがなんだろうが、使えるものは何でも使います。

以前に比べればスタッフも充実してきましたが、まだまだ人手の足りない猿面です。


初日

丸ちゃんの初舞台

稽古風景でもお馴染みになった丸ちゃんです。
正真正銘、今回が初舞台です。この世に生まれ出て、初めて役者として舞台に立ちました。お客さまの前に立ったら彼がどうなっちゃうのか、誰にもわかりませんでした。
頭が真っ白になって固まるのか、ヤバい芝居をやり出すか、はたまた緊張のあまり逃亡するのか・・・まったく読めません。だが、しかし、・・・

「丸ちゃんは、猿面に合う」
しのだがそう確信しての大抜擢です。できるできないよりも、合うか合わないかを重視する偏屈な演出家。

なにせ芝居なんてしたことのない人ですから、つたない所もあるのが当然ですが、演出家はそこも含めて彼を起用。

初めてだから出番が少ないと思ったら大間違いの台詞の量。
台詞の覚え方すらわからない丸ちゃんは苦労の連続でしたが、やり抜きました。
時としてしのだを喜ばせるいい反応を見せ、持ち前の美声も大きな武器となりました。

猿面では異例のことですが、週一回日曜の稽古に加えて平日も稽古していました。木曜の夜に、丸ちゃんが台詞を覚えるため、演出はじめ、都合のつく相手役が集まりました。
夜稽古では普段は多くを語らない演出がいろいろ種明かしをするため、喜んで参加する役者もあったとか。

しごかれまくった猿面の新風 丸ちゃんの今後の成長にご期待ください。


受付周りのこと

初日写真

前回に続き受付を引き受けてくれたお二人。
初日土曜日の昼・夜公演の受付をしてもらいました。

夜遅くまでありがとうございました!
また来年も参加をお待ちしております!

楽日日曜日の受付嬢はこの二人。
マツと希美ちゃんの劇団員チームです。
過去最多動員数の楽日を乗り切ってくれました。

マツは猿面常連スタッフなので仕込みにも参加。
シズカさんとはなが〜い付き合いです。

希美ちゃんは今回、声の出演でも活躍しました。宣伝動画第2弾インタビュー編でも本領発揮してくれました。

初日写真

センター入口で皆さまをお出迎えしたこちらの看板。
今年のポスターもMASAHIKOさんが作ってくれました。
上の写真のチラシプレートもMASAHIKOさん作です。

MASAHIKOさんはバラシ(公演終了後の撤収作業)にも参加してくれ、その手際のよさは団員と遜色ないほど。
しかも今回は、これらの作品以外でもあるお手伝いをお願いしました。
おかげさまでそちらも好評でした。
毎回助けていただいて、一同感謝です。

劇場の南部青少年センターの皆さまにも、いつものことながらいろいろお世話になりました。
稽古場に利用させてもらっている高浜公民館の皆さまや、それ以外にも公演に際し、たくさんの方々のご協力、応援をいただきました。 ありがとうございました!!


代表の顔

初日写真
今年も代表の表情豊かな写真があったので、放置できず、ついこんな風に加工してみました。
本番中の写真です。掲載に関して本人の了解は得ていません。
(今さら了解もいらないと判断したため)
代表のこの手の顔を至近距離で直視するにはかなりの忍耐力が必要です。

すばらしい顔力。真似できない顔技。
当劇団の代表の真骨頂です。


20:00過ぎ 初日終了

初日写真

舞台裏ではさまざまなことが起こっていましたが、昼・夜公演とも無事に終了となりました。

朝のゲネ・昼公演・夜公演と一日に三回この芝居をやりぬいた一同。
二時間超えの作品のため、三回はなかなかハードです。
しかし、猿面の初日はいつもこのパターンなので、みんな慣れっこです。

お客さまを送り出し、はしたなくない程度に衣装を片付け、駐車場でスタッフさんに御礼を申し上げ、解散。
翌日は、早くも最終公演です。お酒は楽日の打ち上げまでお預けなので、みんな大人しく家へ帰っていきました。


11月11日 楽日

空模様が心配されていましたが雨は免れることができ、ホッとした一同。
朝9:00に劇場に入り、もろもろ準備を進めます。
(この模様は、劇場風景の動画版でもお届けします)
前日とは異なり、お昼ごはんの時間もしっかり取れました。


開場直前の役者たち
この後、各自の待機場所にちらばります。開演までの30分間・・・

下手側でスタンバイ
◆ 案外緊張するシズカさん
◇ そんなシズカさんのお相手をするナンカ余裕の丸ちゃん

上手側でスタンバイ
◆ お客様へのご挨拶の大役を控え、
緊張で手が冷たくなる代表
◇ 冷え対策に余念のないショーコ
◆ チャイナドレスで筋トレして暴れている野上

過ごし方はさまざまです。


13:30開演 これまでの「チェリー」への思いを胸に、最終公演が始まりました。


チェリーのイショウ

今回もおかま衣装の数々が登場しました。
ほとんどが今後使いまわしがきかないと予想されるエグイ衣装です。
(代表は「私にはムリ」と断言)

公演終了後、これらの衣装の保管先は野上宅です。今頃、彼の部屋の押入れには、女優陣の誰もかなわないきらびやかな衣装の数々が眠っていることでしょう。

初演以降、Part2用の衣装をネットで購入したり、光物の服を近所のおばちゃんから譲ってもらったりして集めた野上。

衣装が確定した後も「これ、使えるんじゃない?」と、おばちゃんからド派手な服の持ち込みが。
  (二年続けてオカマ役をやっていたため、永遠にオカマ役だと勘違いされているのか?)
「いや、オカマ役は今回までなんだけど。」と、ご遠慮したらしいですが、なにかに使えるかもしれないので、取りあえず貰っといたみたいです。ちなみにこのうちの何点かは、舞台上の衣装掛けに飾りましたので貰って正解でした。


ラストシーン

「これが チェリーの結末」のラストシーン。
洋服から着物への衣装替えは、猿面初の試み。着物そのものに細工もしてありましたが、
この早がわりに大いに貢献してくれたのはスタッフの久里子さんでした。

特にキーコ役のシズカさんの着替え時間は約2分。
シズカさんは前から後から引っ張られながら、”着せられている”状態。
舞台袖は、時間との戦いが繰り広げられていました。
演出も果たして実現できるのか、当初は案じていましたが、
着替えの練習も重ねてきた努力が実り、無事成功となりました。

そして虎之助とキーコは、ちゃんと結婚指輪もしていたのでした。


公演終了!!

たくさんのお客さまの拍手に迎えられ、一同笑顔のカーテンコールです。

二年連続公演の締めくくりなので、派手に飛ばした紙テープ。
景気良く飛ばした後は、巻き巻きして片付けなければなりませんでした。

幕が下りる間も必死の回収作業。名残りを惜しむか紙テープ。

こうして、昨年からの連続公演「チェリーの事情」が幕を閉じました。


お客さまを送り出した後は終わった余韻に浸る間もなく、バラシ開始です。
舞台上から舞台裏、楽屋、あらゆる方向に走り回って片付ける猿面たちでした。


チェリー公演後記

千鶴

千鶴(お姉ちゃん)
田中 綾子

第13回公演終了。
あちらこちらに書いてありますが、
今回は予想を超えるお客様にご来場いただきまして、ありがとうございました。
パンフ等が渡らなかったお客様、申し訳ありませんでした。
次回はたっぷり用意してお待ちしております。

初演、再演、そしてPart2。
本当に終わってしまいました。
でも、私の中でお姉ちゃんはいつまでも生き続けます。

お姉ちゃんを演れて良かった。猿面をやってて良かった。
これからも、皆様に身近に感じてもらえるよう、フツーに演じていけたらと思います。
フツーが一番難しいのですが・・・。

猿面と同じ時間を過ごして下さった皆様、本当にありがとうございました。
また来年の秋、よろしくお願い致します!

2012.11.20


喜一子

キーコ(喜一子)
芝崎 静夏

特別な想いをもって、みんなで作りあげてきた「チェリーの事情」。
その中で、キーコとしてあの場所で生きた時間は、私にとってかけがえのない時間となりました。
前作からのつながりであるPart2を演じることは、想像以上に難しく、手も足もまるで自由にならない、キーコをどう演じたら良いのかすらわからなくなりました。
今まで作ってきたキーコ、それはそれとして、
もう一度一から役に向き合うことが必要だったのです。Part2のキーコと心が重なっていくのが自分でもわかりました。

“私であって私でない” キーコは私の根底に存在し続けます。
出会えた喜びを、出会わせてくれた感謝を胸に、私はまた顔をあげて階段を一つ上がることができます。
有り難うございました。

2012.11.18


美千留

美千留(熊野の姉)
山田しょうこ

今回の公演では 色々な事を感じました。
役者の難しさ、音響の難しさ、両立する難しさ。
ご来場頂いたお客様、お手伝いして下さる方々、
協力してくれる劇団員・家族の有り難さ・・・。
ありがとうのために、もっと もっと・・・・・・・・・

2012.11.22


日出ちゃん

日出男(ゲイのバーテンダー)
丸 穣大

初舞台【日出男】役。。。
劇団員に助けてもらて・・・なんとか・・・なんとか無事に終えることが出来ました。m(__)m
緊張に解放されホッとしています(^-^ゞ

初めての台詞の覚えから悪戦苦闘w。
動きながら台詞を会話として話し伝える事もおもい通りにはいかず・・・ 日出男の気持ちに入り込んでの演技にいたっては・・・(>.<)

役者 難しすぎ!!

けど今出来ることは精一杯やりきったつもりです。また何かの役をまかされることがあれば(干される可能性大?ですがw) また頑張ります(⌒0⌒)/~~

2012.11.26


虎之助

虎之助(チェリー)
野上 竜司

”チェリー”が終わった。
長いこと付き合ってきた役だけに、終わった実感が今ひとつない。

初演からPart2まで、「虎之助で生きる」ことと向き合ってきた。
演じることと生きることが行ったり来たりした。

芝居が終わったらきっぱりサヨナラするつもりだったのだが、出て行く気配はない。
分身みたいなものだから、敢えて追い出すこともないと、つい先日諦めた。
虎之助のおかげで、これまでにない新しい錯覚を何度も体感させてもらった。
この異端児をどこかに抱えたままいくのも悪くない。

あの時あの場で虎之助で生きることに力を貸してくれたすべての方々へ
ありがとうございました。

2012.11.23


脚本・演出
  しのだ 冬吾

前回の公演後記で「チェリーの事情」への思いの丈をつらつら書きました。
この作品は宝物だと、初演のころから言い続けてきました。それは、Part2を終えた今でも変わりありません。

今回の続編の脚本は、”チェリー”に「引導を渡す」つもりで書きました。
これまでも猿面の脚本は、書きたいように書いてきたのですが、今回は輪を掛けて書きたいように書かせてもらいました。
観ていて辛くなる場面や、苦しくなるような場面もあったかもしれません。
しかし、そうした場面を乗り越えなければ、この物語の結末には辿りつけなかったのです。
手心は一切加えない。それが”チェリー”との訣別を果たす唯一の手段だと考えていました。

Part1は伏線だらけで終わっていましたので、その後の展開であるPart2を是非観ていただきたいと願ってきました。
引き続きのお客さまに加え、初めてのお客さまも多数ご来場いただきまして、予想を超える観客動員数となりました。
劇場の同じ空間のなかで”チェリー”の結末を見届けてくださった皆さま、まことにありがとうございました。
心願叶い、筆舌に尽くしがたい感謝を抱いております。

動員数のみならず、嬉しい驚きが他にもありました。
それはいただいた感想です。
アンケートや役者に直接など、たくさんの感想をいただきましたが、 今回特徴的だったのは役者の演技や裏方がどうとかいうよりも、登場人物たち(役名)へ向けた言葉が多かったということです。
登場人物たちがまるで実在の人物であるかのように、「よかった、よかった」と結末に安心してくださるものや、先を案じてくださるものなど、現実味の濃いあたたかな感想を数多く頂戴しました。
これこそが役者たちがあの世界で生きていると感じてもらうことができた証ではないだろうか。僕等が目指している芝居にまた一歩近づけたように思います。

思いは通じる。ちゃんと受け取ってもらえる。この実感は役者たちの胸にも同様に刻まれたものと確信しています。
そして、この芝居をつくってよかったという喜びが、なにやら茫然とした感のなか、去来しています。
「チェリーの事情」は観客の皆さまによって、さらに光を増した宝物にしていただきました。
これは、言うまでもなく協力者の方々のお力あってこそと肝に銘じております。お力添えいただきました皆さま、ありがとうございました。

公演から二週間が経とうとしていますが、正直なところ、今はまだ”チェリー”に「あばよ」と言えていません。
引導は渡しました。結末に悔いはありません。
それでも、長い間作者自身が巻き込まれてきたこの世界とは、そう簡単に別れられるものではないようです。
おそらく別れた恋人を未練たらしく思うように、折に触れ、”チェリー”のことを思い返すだろうと予感しています。

しかしながら、歩みを止めるつもりもありません。
もうしばらく充電の時間をいただきましたら、来年の公演に向けて、新しい世界を紡ぎ出します。

—「チェリーの事情」の幕が閉じることによって、猿面の次の扉が開かれる—
   連続公演を決めた時から、僕の胸にはこの灯火が鮮やかに浮かんでいるのですから。

しのだ サイン
2012.11.23


チェリー舞台写真


最後までご覧頂きましてありがとうございました。
来年、劇場でお会いできますように!!!

劇団猿面一同


「チェリーの事情Part2」劇場風景・番外編
動画版 劇場風景
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