劇団猿面劇団猿面第15回公演 稽古風景

PRACTICE15

第15回公演 「Eden」 稽古風景
稽古期間:2014年1月〜2014年11月

【現在稽古中の風景はこちら】

↓ END

公演終了しました!公演中の様子・公演後記は、
第15回公演劇場風景   をごらんください。

11月9日

猫猿

「Eden」稽古風景は今回で最終回です。ご愛読ありがとうございました。

今週末に本番を迎えます。
今回の「Eden」は、『重い』『暗い』『R-15』など、お客様の足を鈍らせてしまいそうな宣伝をしてきました。マイナスのイメージを抱かれているかもしれません。
ですが、最後の宣伝として、決して負の要素ばかりの世界ではないという事をお伝えしておきます。

劇団猿面第15 回公演 「Eden」

猿面が、ひとしおの想いを載せてお届けする漆黒の愛の物語。
ご来場を心よりお待ち申し上げております。

11月2日

本番用です

11月2日写真

シズカさんと野上。本番用に髪を切りました。
二人とも襟足スッキリです。ショーコによれば、「触りたくなる」らしいです。
実際シズカさんは、皆に触られました。

次週は、朝から劇場での稽古です。髪型も衣装も小道具も本番通りで通し稽古をします。
小屋入り前の最後の稽古ですから、それぞれ準備に余念はありません。

しかしその裏で、思わぬ事態が発生しています。
今お話することはできません。演出から内緒と言われています。
猿面史上これまでにない事態なので、ネタにしたいところですが、ネタにしていいのかさえわからない緊急事態です。
あ、でも、公演はちゃんと行われますので、そこは心配しないでください。

毎年シークレットの多い稽古風景ですが、今年のEdenはこれまで以上です。
今回の事態も含め諸々の内緒事は、公演後の劇場風景で明かされるかもしれませんので、気長にお待ちください。

・・・{劇団員へ連絡}・・・
先ほど、N君から最悪は脱したと報告がありました。ご安心ください。

10月26日

この日を含めて稽古は残り3回となりました。

残り少ない貴重な通し稽古。
役者はもちろんですが、音響・照明スタッフも真剣です。
稽古場の空気も本番に向けて緊張感が増しています。
が、なぜかこの日、音響のタイミングを間違えちゃった丸ちゃん。
前回の稽古はほぼ完璧で余裕だったのに・・・アリャリャ、が数回発生してしまいました。

で、通し稽古終了後、スタッフチームにこんな感じに囲まれてしまった丸ちゃん。

音響のタイミングを再度確認中です。
よってたかって確認しています。

小さくなって皆の指導を受ける丸ちゃん。
かなりのうつむき加減なので、顔が写ってません。

餌食になっている丸ちゃんを、遠巻きから眺めていたシノダと野上。

「丸ちゃん、大丈夫だよね!」
と、遠くから念押し。
丸ちゃんのセンスと腕を信用している男子チーム。
「大丈夫!!」と、答える丸ちゃん。

「丸ちゃんが”大丈夫”って言ってるんだから、大丈夫だー!!」
それでもうOKなシノダ&野上。猿面の男子は、ほぼ全員楽天家です。

10月19日

今日の稽古場は、いつもの公民館ではなく高洲コミュニティセンターでした。
これまでも公民館が行事などで使えないとき、お世話になっています。
いつもの稽古場も十分広いのですが、こちらも広々です。

稽古回数も数えるほどになってきましたので、衣装や小道具も本番どおりの通し稽古です。

稽古終了後、いつものダメ出し中です。
役者さんたちは、もう待ったなしなのでそれぞれ詰めの段階です。
緊迫している・・・はずです。

10月19日写真

こちらはスタッフチーム。
たまたまこの日は、全員メガネです。

稽古では、いつもどおりカーテンコールの練習も怠りません。
今回は、地味なカーテンコールなので、いつものようなプチダンスはないそうです。

こんなに地味なカーテンコールは近年ありません。

楽しいカーテンコールの演出ができず、シノダ氏本人も若干つまらなそうですが、今回はこれが最良とのことなのでいたしかたありません。
猿面では滅多にないカーテンコール。ある意味必見ではないでしょうか。

10月12日

今回の「Eden」は、最新情報やチラシにも記載してありますが、
『対象年齢15歳以上です 中学生以下の方のご入場はご遠慮ください』です。

15歳未満および中学生以下の方の観覧には適していない芝居です。
どんな芝居なんでしょう。
しかし、決してエロいわけではありませんので、そちら方面の期待はしないでください。
R-15するほどの露出シーンはありませんし、血しぶきが飛ぶようなこともありません。

”小さい人たち(子ども達)に、トラウマみたいなものを植えつけてしまうことになってはいけないので。”

というのが作者シノダの気持ちであり、対象年齢を指定した理由です。
対象年齢を明示したのは、猿面としても初めてのことです。
「チェリーの事情」の時も、明示すべきか協議されましたが、『お子様向けではありません』という案内だけに留まりました。

Edenは、大人の方々にじっくり楽しんでいただきたい世界です。
そのために今回は、脚本と演技、双方とも初演より更に生々しい描写が増えています。
観ていただければ、対象年齢を指定した意味をご理解いただけるのではないかと思います。

稽古終わりの風景です。一見和やかそうですが・・・
残り少ない稽古、演出のダメ出しが止まることはありません。

10月5日

DMの発送なども着々と進み、本番が近づいてきたのを実感するこの頃。
この日は台風も近づいてきてしまいました。

雨対応の上着でやって来た丸ちゃんと野上。

「なに?これ?」
と、丸ちゃんの健康的なネックレス(?)をつまんで観察する野上。
「つけてると体が軽く感じるヤツ。」
と、丸ちゃん。
「へえぇ」
信じていない野上。野上はこういうグッズに縁がない人です。

丸ちゃんは、色んなものを持っています。以前、仕込みのときにトランシーバーを持ってきてくれたこともあり、その節は重宝しました。

この日は、先日の演出からの大ダメ出しを受けての通し稽古。
窓の外は冷たい雨でしたが、アツい稽古だった猿面でした。

Edenのチラシを最新情報ページに掲載しました。
公演情報も更新しましたので、ごらんください。

9月28日

こんにちは くりこです。
今日の稽古風景は私です。
なんとスタッフの松さんから差し入れをいただきました。
甘〜いお菓子です。

超超超嬉しいです。 松さんありがとうございました。
一転!辛口!!演出家のしのだ氏からのダメダシ、だめだし、駄目出しです。
役者一人一人細部にわたり演出の見直しがありました。
これからが勝負です。公演まで2ヶ月を切りましたので、役者も音響も照明も身を引き締めて稽古に熱を入れていきます。
それにしても、あ〜稽古後の甘いお菓子は癒される〜おいしいです。松さん本当にありがとう。

ついでにアイスクリームも食べちゃお…あらら…

がんばりますよ!!

くりこでした

9月21日

こんばんは、今週の担当は野上です。
今日はマユミちゃんが来てくれました。

忙しい中を駆けつけてくれたマユミちゃん。
通しの途中で到着したらしいのですが、遠慮して部屋の外で通し稽古を”聞いていた”そうです。
通しが終わってから登場したマユミちゃん。
結構長い時間、廊下にいたみたいです。
皆から「入ってきてよかったのに〜」と言われていました。
マユミちゃん、ドアの向こうで芝居を聞きながら泣いていたとのことです。
聞くだけで泣いちゃうって、観たらどうなっちゃうんでしょうか。心配になります。
ですが、今度からは通しの途中でも入ってきてください。
公民館の暗い廊下ですすり泣き・・・怖いですから。

9月14日

9月14日写真

「やっと」

ショーコです。
私生活がナゾに包まれている丸さん。
わかっていることは「超多忙である」事と「メガネをたくさん持っている」と言うこと事だけ。
その超多忙な丸さんが、やっと毎週 稽古に来られるようになりました!
今回の芝居で、丸さんと私は 音響・照明コンビ。
あんまり練習に来られない丸さんとコンビを組むのは 大変です。
もうイッパイイッパイです。
無邪気(?)にバンザイする丸さんと本当に毎週来るのか…と疑心暗鬼な私。

以上ショーコからでした。
嬉しそうにバンザイする丸ちゃんですが、無邪気が過ぎて写真がぶれちゃいました。
なんか知らんけど、怪我が多い丸ちゃん。今回も腕を負傷しています。
本番まで怪我が増えないように、あまり暴れないでください。

9月7日

9月7日写真

シズカさんに続き、今回は田中です。

今日(の稽古)から9月。
暦の上ではもう秋ですね。

本番まで約2ヶ月。
そろそろ衣装を…という話になりました。
「代表、衣装は?」と聞かれ、
「今日は持ってきてない。久しく着てないけど、入るかな?」って言ったら、
みんなに「えっ?」って反応されちゃいました。
最後はつぶやいたつもりでいたんですが、ちゃんと聞こえてたんですね。

「大丈夫よ冗談よ」って言ったのに、
「代表の場合はしゃれにならない」
「入らなくても知らないよ」
「ちゃんと着てみなよ」
などなど、みなさんから温かいとも冷たいとも言えるお言葉をいただきました。
ちゃんと確認しておきます。

さて、今日の稽古で、本番用の衣装を持ってきたシズカさんと野上くん。
比較的涼しい日ではありましたが、さすがに本衣装は暑い。
そんなに暑がりではないシズカさんも、通し稽古の後は「暑〜い」と言っていました。
野上くんは稽古風景の写真を撮るとき「そんな格好で?」って言われてましたが、
「暑くて…」と、かなり涼しげな格好でした。

全員が、本番用の衣装を着るのも間近です。

8月31日

今週からしばらくの間、劇団員による稽古風景をお届けします。
先陣をきるのは、シズカさんです。

8月31日写真

今回の稽古風景担当のシバサキです。
8月最後の稽古。
ここ数日の涼しさが秋の気配を運んできて、秋=公演近し!を実感させられます。

この日の稽古は都合により演出が不在だったため、抜き稽古でした。 演出に代わり、スタートの声をかける代表。

「じゃあもう一回、同じところを。(待たない)ヨーイ、ハイ!」
出た。代表のマイペース。
「チョッ、チョット・・・」 焦って位置につく役者。

かけっこだって“ヨーイ”の前には“位置について”があります。
せめてスタートラインに立つ時間をください。
「ゴメン、ゴメン」 謝る代表。

とは言え、それぞれが見ていて思ったこと、演じていて思ったこと、意見を言い合い、 ちょっとずつアレンジされつつあるセリフを細かく修正。
9月目前のメンバーたちにとって、貴重な稽古となりました。

以上、シズカさんでした。
自主稽古の成果は、コワい演出家が次回チェックすることでしょう。
次週の風景も、劇団員の誰かが担当します。

8月24日

8月24日写真

物体X

この箱の中にある物体X
今回の芝居で使うアイテムのひとつです。

ネタバレ防止のため、例によって正体は明かせません。
このところの稽古で毎回使われ、その都度Xに翻弄されている野上君とシズカさん。
シズカさんがこんな顔になっちゃうほど厄介な代物。
今回、数々の道具を使う野上君も、コイツが一番手ごわいとのこと。
なんとか攻略するため、彼は私生活でもコイツを研究中です。 なんかもうマニアみたいになってます。
しかし、本音はもう辛くなっているらしいです。

野上君は、Edenの稽古開始時からXによる身体への影響について弱気を見せていました。
「野上君は"あたしと違って"大丈夫よ」と、何故か断言している代表。
今のところ身体への影響はないようですが、本番が終わるまでのもうしばらくの間、Xとの闘いは続きます。
二人を悩ませているXとは何のことか。本番を観て、答えを探してみてください。

8月17日

「Eden」 公演日決定しました!
2014年11月15日(土)・16日(日)の二日間です。
場所は千葉市南部青少年センターです。

上演時間などの詳細は、最新情報ページで随時お知らせします。

前回風景で、緊張していた予約係たちは、無事に劇場の予約を取ることができました。
代表、ショーコ、シズカさんの順に劇場に走った三人、大役お疲れ様でした。
実は事前の情報から、「今年の11月は劇場が混んでいるかもしれない。他の団体とかち合ったらどうしましょう。」という不安のあった今回の予約。
予約係のプレッシャーは、例年以上のものでした。前回の風景での固い表情は、結構本気のそれだったのです。
今回は、演出シノダも非科学的な奥の手を使ったらしいです。(効力があったのかは不明)

何はともあれ、予定どおりに公演日が決まり、大喜びのメンバー達。
そして、公演に向けての具体的な打ち合わせも始まりました。稽古以外にも、宣伝や裏方関係の準備が忙しくなります。

いい作品を観てもらうため、一層の努力を誓うメンバー達です。

8月10日

8月10日写真

そろそろ公演日が決まる時期となりました。
無事に劇場を押さえることができるか、毎年気をもむこの時期。
で、固い表情の右側三人。
公演のため、劇場の予約に走る重要な任務を課せられた、シズカさん、代表、ショーコです。

今年も南部青少年センターさんでの公演を予定していますが、予約をするためには現地に行って申し込みをしなければなりません。
必ずしも希望した日程で予約できるとは限らないため、予約係は毎年緊張を強いられます。

「今年も取れる!!」
と、エールを送るその他メンバーたち。
公演日は決まり次第、ご報告します!

8月3日

代表のサファリ土産

代表は、毎年夏になるとサファリパークに行きます。そして毎回お土産を買ってきてくれます。
今週もお土産に喜ぶ一同。

連日暑いですね。この時期の稽古は、まだ本衣装は着用しません。
みんなTシャツやら、ジャージやらで稽古しています。
暑がりの野上(寒がりでもある)も基本Tシャツなのですが、この日は確認事項があったため、本衣装を着用。
その姿を見た代表、

「暑苦しい!」と、吐き捨てました。
「仕方ないでしょ、」と、ひどい言いざまにふくれる野上。
珍しく代表が野上に攻撃か、と、思いきや、
「ま、あたしは顔が暑苦しいけどね、」と、突如の自虐。
自分の顔を暑苦しいと言ってのける代表。
「ね、ホラ、暑苦しくない?」と、鏡を見ながら皆に同意を求めてきます。
そして、ひとしきり代表のルーツを探る一同。有力説は、やっぱり沖縄、もしくは東南アジアでした。
「東北と東北が交ざるとこうなるのよ」と、代表は言っています。ホントでしょうか。

しかし、代表が自虐しても、シノダさんは美人だと言っていますよ。

7月27日

7月27日写真

この日、午前中の東北新幹線に乗り、夕方からの稽古に間に合った野上くん。
白石蔵王−千葉・・・たいそうな移動距離です。
宮城県の親戚に用事があって一泊の旅をしてきたとのこと。

野上くんには東北人の血が流れています。それで色白なのか?
(あれ?代表も確か東北人の血が流れていたはず・・・あ、いや、なんでもないです)

山形方面の親戚もまわったため、時間に追われて選んだお土産がこちら。
”柏屋の薄皮饅頭”です。
「これ、すごくおいしいのよ〜、私、大好きなの〜」
と、とっても喜ぶ代表。図らずも代表の大好物を買ってきた野上くん。

代表:「この、こしアンがおいしいのよ!」
野上:「へえ〜(つぶアンもこしアンも考えずに買ってきた)」
代表:「しかも、この大きさがいいのよ!」
野上:「かなりテキトーに選んだんですけど」

すべてが代表の好みだったお土産。
薄皮饅頭について熱弁する代表に、「べつに代表のお好みを買ったわけじゃないです」と、可愛くないことを言う野上くん。
弟分に冷たくあしらわれても、”お姉ちゃん”の代表はいっこうに気にしません。
野上くんからのこういう扱いには馴れっこなので、饅頭を喜ぶばかりなのでした。

7月20日

酢ですか?

小学生とか河童とか言われていますが、今回の主演女優は紛れもなくシズカさんです。
毎回、万全の体勢で稽古に望んでいるシズカさん。
主演女優のご機嫌を損ねないように取り扱う団員たち。・・・というのはウソですが、時として女帝・代表どころではない威圧感を発揮するので一定の注意は必要です。

7月20日写真

そのシズカさんの本日の水分補給のペットボトルを見て、
「シズカさんが酢を飲んでる〜」と、指差す野上。
確かに容器といい、色といい、酢に酷似しています。
健康のためか、願掛けか、それとも何かの前兆なのか、・・・酢を原液でグビグビ飲んでるとしたら、水分補給としては結構珍しい。

「酢じゃないわよ!」
と、シズカさん。
あ、酢じゃないんですね。麦茶だそうです。普通です。

くだらない疑惑にこんな「酢を飲んでる風」のウソ写真で付き合ってくれたシズカさんでした。

トップページに「Eden」のタイトル画像を掲載しました。どうぞご覧ください。

7月13日

代表のおまじない

まずは、右の代表の写真をご覧ください。

7月13日写真

こちら、最近よく見かける代表のポーズです。
代表本人が、自分に無いと思っているある魅力の部分をこの芝居では発揮するよう、演出シノダから言われ続けています。

Edenの稽古が始まってから(始まる前からかも)ずーっと言われてきています。
当初はその要望に応えられず惨敗に終わっていた代表ですが、最近は勝ち目が出てきたという噂です。
代表は、思い通りに行かなかった時や、自信が危うくなったとき、この姿で、

「大丈夫か?あたし、」と、呟いています。

「大丈夫!あたし!」と、自らを励ますのなら理解できる、しかし、自分に向かって「大丈夫か?」と、問いかけるのはどうなんだ?そもそもダメだろ。と、見かけによらず硬派な年下の野上と、自分に厳しいシズカさんに叱咤激励されています。
得意の面白い顔も今回の芝居では厳禁と言われている代表。
シノダは、「代表が顔芸を繰り出しても、反応せずに無視するように。」と皆に指示。
困ったとき、百面相を乱用して切り抜けてきた代表ですが、今回はそれも通用しません。

代表の戦いは今後も続きます。本番でのいつもと違う代表をどうぞお楽しみに。

7月6日

Eden予告編の公開から1週間が経過しました。
今回も芝居の内容を隠すようにつくってありますが、評判は上々です。
公演をご覧になった後で見返していただけると、いろいろ繋がると思います。

Edenは長編なので、通し稽古も時間が掛かります。始まってしまったら途中でトイレも行けず、一服もできません。
6月中は途中で一度休憩を挟んでいましたが、この日の稽古は休憩なしで最後まで通しました。
季節が夏に変わり始めると、1回1回の稽古が貴重になります。演出シノダの要望が難しくなってくるのもこの時期です。
温和と言われているシノダですが、「Edenの稽古は容赦しない」と宣言していました。
いつも以上に厳しく行くから覚悟しろ、と言っていたのですが、どんな稽古になっているのでしょう。
聞くところによれば、今のところ怒号が飛ぶような事態にはなっていないそうです。
彼の紳士的な部分が邪魔をするのか、芝居の内容の割には和やかな稽古らしいです。

7月6日写真

稽古終わりのこの二人も、和やかです。
予告動画のシリアス度とは、かけ離れた風情です。

これは嵐の前の静けさなのか、シノダは今後、鬼に豹変するのか。
しかし、これまでキレたことのない人ですから、鬼の形相は想像しにくいです。

6月29日

撮影会 その2
の、その前に、

「Eden」の予告編動画を公開しました!!
最新情報ページで再生できます。是非ご覧ください!!

さて、前回の風景に引き続き、先日の撮影会の様子をお届けします。
野外撮影を終えたメンバー達は、室内の撮影のため確保しておいた某所でショーコ、くりこさんと合流。
こちらの場所では、チラシ用の写真撮影に加え、このたび公開しました予告編用の映像撮影も行いました。

到着後すぐに指示されていた衣装に着替える役者さんたち。
髪のスタイリングや、メイクにもいちいちうるさいシノダ。
毎度のことですが、シノダが予告動画の監督です。
当初は「Edenの予告編なんて難しい」とごねていましたが、撮影当日、シノダの頭の中には予告編の構成が出来上がっていたようです。
撮りたい映像は、箇条書きでメンバー達に提示されました。

シノダのメモを見ながら、次々撮影が進みました。
このメモ書きだけではどんな動画になるのか、全貌がさっぱりわからないメンバー達。
動画公開の日まで、メンバーも完成作品を見るのはお預けでした。完成作品を見ていろいろ納得することでしょう。

各シーンの撮影を終え、その後はチラシ用の写真撮影。
突如としてシズカさんの前髪の一部をつまんで引っ張るシノダ。
シズカさんが「イテテ、」と言っても「ここ、もうちょっと長いほうがいい」と、一時的に前髪を伸ばそうとしていました。
ちょっとしたご乱心のように見える行為ですが、彼は至極まじめに、当然のように前髪を引っ張るのでした。
そんな一般的には許されないパワハラも交えながらも、撮影は順調に進みました。
ライティングなどの裏方仕事ではショーコが活躍してくれました。そのおかげで汗かきの女優さんも汗をかかずにすみました。

慌てることなく予定を消化できたので、撤収前に記念撮影。
役者全員、黒い衣装です。・・・写真を見たメンバー達の一致した感想は、「法事みたい」でした。

6月22日

撮影会 その1

今回の風景は、先日行われた撮影会の様子をお届けします。
Edenの公演チラシ用の写真を劇団員が協力し合って撮影しました。
チラシ表面の撮影は、シズカさん、代表、野上、シノダで行いました。

イメージに合った撮影場所を兼ねてから決めていましたが、現地に行くのはこの日が初めてでした。
朝から集合したのは、自然溢れる市内某所。シノダの希望どおりの野原です。
が、自然が溢れすぎて撮影予定地は雑草だらけでした。
なにせ慣れない場所なもので正式な入り口がわからず、獣道すら見当たりません。

「この雑草の中に突入するのか・・・」
丈高く成長した雑草の海を目の前にして、踏み込むことを躊躇する一同。
薄手の衣装のシズカさんと野上。草やら虫やらの餌食になることは間違いない状況。

そこで頼りになったのはジーパン姿の我らが代表。
ジーンズの強みで、道なき道を突き進みました。
後に続くみんなのために雑草を踏み倒しながら道を切りひらく猿面のアマゾネス。
代表のおかげで撮影できそうな場所にようやく到着した一同。
チラシ裏面の撮影は別の場所で行うため、スケジュールが詰まっていました。
さっさと撮らなければなりません。背景やら逆光やら検討し、いざ撮影。
「役者さん、位置について」の声でスタンバイするシズカさんと野上。

6月22日写真

と、そのときです。シズカさんの悲鳴が!

何事?!と見ると、何かに痛がるシズカさん。
指定されたポーズのために座ろうとしたところ、スカートにくっついたひっつき虫(イガイガのとげがある植物の種)が皮膚に刺さったようです。
痛がるシズカさんのスカートからひっつき虫を取り除く代表。
この写真はやらせではありません。本当に取っているところです。

今度こそ撮影開始。この日は晴れて助かったのですが、眩い日差しに「眩しい顔」になっちゃうシズカさんと野上。
眩しいっちゅうのに、表情を要求してくる演出シノダ。シズカさんの「無理〜」という声が響く撮影風景でした。
撮影終了後の記念写真はこちら。やはり眩しそうですね。

そんなこんながありながら、野原での撮影が終了。
帰りもあの雑草を掻き分けるのか・・・とゲンナリする一同。
しかし、よくよく見渡してみたところ、あるではないですか。人が歩ける雑草の生えていない細道が!
行きの苦労はなんだったんだ。と損した気分を味わったものの、帰りが楽だったので素直に喜ぶ面々。

案外体力消耗した野外撮影を終え、次の撮影場所へ移動。この続きは次週の風景で。

6月15日

カッパの話
河童(シズカさんの別名)ではなく、雨具の合羽の話です。
野上が着用しているのは、100均で買ってきたレインコートです。
本番の衣装ではありませんが、稽古をするときの必需品です。

雨具としての本質を逸脱した使い方ですが、シズカさんはこれがないと困ります。
なぜカッパが必要なのかは、公演を観ていただくとわかる!かもしれません。

6月15日写真

しかし、このカッパ。変ですね。袖がないです。
先週までは袖とフードがあったのですが、どちらも不要なのでカットしたらしいです。
不要を通り越して、むしろ邪魔なんだとか。

先週の稽古の際、つくづく邪魔だと実感した野上。
帰宅後、袖とフードをハサミで切りました。
が、このカッパの構造を把握していなかったため、切ってはいけないところまで切ってしまったらしいです。

袖を切ったつもりが身頃までバッサリやってしまった野上。シズカさんが指差しているあたりです。
野上は、あわや分解、というすんでのところで気づき、手縫いで修復したそうです。
常日頃、女優さん達に面倒くさがりを指摘されたりしますが、こういうところはマメです。
見た目はちょっと悪くなりましたが、稽古での使い勝手は良くなり、涼感も得られたようです。

さて、近々、チラシ用の写真撮影があります。撮影会の様子は、今後の風景に掲載いたします。

6月8日

6月8日写真

女難の相

前回の”カゲ達”で初共演したくりこさんと野上。
あの時は歳の差カップルを演じましたが、今回はまるで違う間柄での共演となります。

今回の芝居で黒一点の野上。
1人で3人の女優さんを相手にしなければなりません。

女優さん達に囲まれて、はたから見れば幸せそうなハーレム状態。
しかし、野上にとっては、決して喜ばしい状況とは言えないようです。
芝居中、それぞれの女優さんから、それはもう色んな事をされています。

くりこさんに××され、代表から××され、シズカさんには×を××されています。
代表とシズカさんの野上に対する遠慮は殆ど無いと言えます。
普段の野上の暴言への仕返しでしょうか。 演出家からの指示をこれ幸いと活用し、妙に力の入った演技を繰り出す二人。
稽古中、悲鳴を上げることも珍しくない野上。
この日は、代表からの××に、「お母さ〜ん」と声を上げていました。

”カゲ達”の時は客演の俳優さんのおかげで男子が増えた稽古場。
現在、スタッフの丸ちゃんはまだ稽古に参加していません。今は、女子が圧倒しています。
野上は、早く丸ちゃんが来てくれることを願っているようです。

6月1日

じゃーん!シズカさんが髪を切りました。
今回の芝居のトキワ役に合わせて、シノダの注文通りの髪型にチェンジです。
トキワは前回公演のときもこの髪型でした。

6月1日写真

結構切りました。特に前髪はバッツリいきました。
カットに行く前の打ち合わせ中、面白がって「クレラップ(のCMの子ども)並みに切っちゃえ」
と、ちゃちゃを入れる野上。

「これなら負けないよ〜♪」と無責任に歌う野上の横で、その気になりそうな演出シノダ。

「そこまで切るの〜?それはカンベンして〜」と、懇願するシズカさん。
社会人ですからね。モード系のお仕事なわけでもないし。
とりあえず常識の範囲ということでこの長さになりました。

その他の役者さんたちも、それぞれ役に合わせて髪型を調整しています。
なぜこの時期なのかというと、チラシの撮影が近づいてきたからです。
それと同時に(一部方面からアツイ期待を寄せられている)予告動画の撮影も予定されています。
なので、本番に近い状態をつくらなければならないわけです。

6月1日写真

代表も着々と準備しています。
髪型、衣装ともにOKが出ましたが、眉毛の形がNGです。
昨年の公演のときも、演出家からのダメ出しが続いた濃い眉。

この日、眉毛を調整してきましたが、ダメでした。
「全部剃ってしまえ」と、昨年と同じ事を言うシノダ。
代表の眉毛について語り合わなければならない事に、若干うんざりしている模様です。
来週、OKが出ることをお祈りいたします。

5月26日

5月25日写真

この日もステキな装いのくりこさんと、脇アセを隠そうとしている代表。

ここしばらくシーンごとの稽古が続いていましたが、この日は前半を通しで稽古。
その後は、止めながらの細かい稽古となりました。

代表は、平日にシズカさんに付き合ってもらってセリフの自主練をしてきたらしいです。(スゴイ!真面目!)
その成果を発揮せんと嫌な汗をかきながらもがんばる代表。
がんばりましたが、しくじる事もあります。
代表はそんなとき、おかしな動きと愉快な顔をしてみせます。

「今、そういうの、いりませんから。」と、演出に冷たく言われ、凹む代表なのでした。

そして、くりこさんもこのところしごかれています。
初出演だった前回とは異なり、容赦ないダメ出しが飛んできます。
「もう一回いきましょうか」と、何度も言う演出家。執拗な稽古が続いています。
悩みながらも前進しようとがんばるくりこさんです。

ガッツリな稽古が続いているせいか、女優さん達の代謝もアップ。
靴がしっとりするほど汗をかく人が続出しています。

5月18日

本日も厳しい稽古だった猿面。
演出しのだのキツイ注文にもめげず、負傷もいとわず、涙目になっても負けずについていく女優さんたち。

そんな稽古中、ある女優さんは、お尻がつったそうです。ふくらはぎはよく聞きますが、お尻って・・・
写真のポーズで固まる姿はかなり面白かったらしいです。
さて、本当にお尻がつったのは上の4人のうち、誰でしょう。答えは、ご本人が掲示板で白状してくれると思います。

そして、予定どおり演出家からいろいろ言われた代表。
しばらく放置されていたためか、お口の回りがよくなかったらしいです。
セリフをかむ事数回、悔しがる代表。

「噛みますまい、噛みますまいというその心が噛ませてる」
もがく代表を見て言ったしのだの言葉。座布団をあげたくなった一同でした。

5月11日

5月11日写真

こんばんは。野上です。

今週の稽古では久里子さんがしのださんにいろいろ言われていました。
来週は代表がいろいろ言われる予定です。

うちの演出家は、「女性には優しい」と自分で言っていますが、「ウソだな。」
と思うほど、女優さん達を叩いています。
女優さん達は叩かれてよろこんでいるみたいです。どっちもどっちなんで、どうでもいいですけど。

Edenは内容が内容なんで、静かにしっとり稽古するんだろうと思っていたら、そうでもありません。
なんだかアツいです。みんな結構暴れています。
シズカさんは先週からアザだらけです。
代表は、一行の短い台詞だけで大量の汗をかいていました。違う意味でしっとりでした。

この日の代表への重要なダメ出しは、
「小股でつま先立ちでやれ!」でした。
Eden、恐るべし。

5月4日

シズカさんDay

ショーコです。
今日は部分部分の練習をする「ヌキ稽古」でした。

5月4日写真

この日、予想外に演出家の集中砲火を浴びたのは、シズカさんでした。

ほんの短いワンシーンを1時間以上、何度も繰り返しました。
シズカさんにとっては、思いもよらない注文の数々が飛び出しました。
「ここは、こうやってください。」
「違いますね。足りないです。」
と シズカさんに次から次へと注文するしのだ氏。

その指示に答えるシズカさん。
必死です。あまりにも必死でした。
シズカさんが思い通りにやってくれると、惜しげもなくゲラゲラ笑うしのだ氏。
笑いすぎか、注文の出しすぎか、動いてもいないのに、しのだ氏自身が暑くなったらしく途中で上着を脱ぎだしました。

上着も脱いで調子が上がったのか、その後もずーっとシズカさんのシーンを集中稽古。
「ん〜、そんな感じかなぁ。で、ここは…」
エンドレス指示に疲労困憊なシズカさん。

以上、今回はショーコによる稽古風景でした。
シズカさんはやつれ果てて見えますが、「Edenは暗い・重い」と言っているわりには、笑いの絶えない稽古風景だった模様です。

4月27日

衣装着々

今週の担当は芝崎です。

4月27日写真

先月の稽古風景の中で大荷物ネタがありましたが、今回は、衣装がそろってきました!という話です。
衣装そのものを撮るワケにはいかないので、またもや大荷物の二人の図になってしまったワケです。
Edenはチェリーなどと比べると衣装換えの少ないお芝居です。
少ないならのんびりでも・・・と思わないのが猿面。
役者達は各々演出に自分の衣装のイメージを確認し、すでに本衣装がほとんど確定しています。

野上君などは、通しにも本衣装に近いカタチで臨んで、衣装換えの稽古もしています。
自分で作った難解な衣装に翻弄され、絡まったりもしますが、そちらの準備は、皆着々。といったところです。

芝居のほうはこのところ、セリフを忘れても、動きが変でも、口が回らなくても、顔見て笑っちゃっても、何が何でも通しきっている稽古。

この数回の通しを見て、穏やかに沈黙しながらも
    「さあ、これから・・・」

と、爪を磨いでいる演出家の様子が見えるようです。ヒー。

4月20日

こんにちは、くりこで〜す。
今回の稽古風景は私が担当します。

この日も秋の公演に向けて、猛稽古しました。
今年の初めに台本を手にした時、ズシッと感じる台本の厚さに、少しビックリしました。
中を開いてみれば、台詞がギッシリ、長台詞もたくさんです。
演出家のしのだ氏は、台詞の一語一句をとても大事にします。
ですから、役者は一文字も間違うことなく覚えこみます。

その覚え方は役者によって違います。

  何度も読む
  読んで書く
  とにかく書く
  書いた紙を目につくところに張る
など、さまざまです。

私は、短い台詞は読んでリズムで覚え、長い台詞は書いて覚えます。
そして、キーワードは赤丸で印をつけて、間違えやすい言い回しは青で波線にします。
まるで、テスト勉強みたいですね。(笑)
とにもかくにも、悪戦苦闘しています。
台詞覚えの早いしずかさんがうらやまし〜〜〜いです。

秋の公演に向かってGO〜〜〜!
くりこでした

4月13日

今週からしばらくの間、劇団員による稽古風景をお届けします。
担当者を決めるジャンケンに負けた代表が一番手になりました。(以下、代表より)

今回の稽古風景は、田中が担当です。

今日も熱が入った猿面稽古。
通しが終わり、だめだしも終わり、最後の最後に「稽古風景書いて」って・・・。

は?え?
話のネタなんて、なにも考えていなかったし、時間もあまりない。
野上くんは携帯持って「はい。なんの写真撮りますか〜」ってな感じで。
みんなに助言してもらいながら目についたのがこれ。
野上くんの飲み物です。

4月13日写真

彼はいつもどこで入手するのか、ちょっと変わったドリンクを飲んでることが多いです。
いろんなドリンクに挑戦し、皆に飲まれ、あーだこーだ言われたりもします。

この日の飲み物は
「カルピス厳選マンゴー」

近くに居た静夏さんは
「マンゴーきらい。野上の飲み物ネタなのに、代表が写っちゃうの?さすが女帝」
と言いながらも、笑顔で一緒に写ってくれました。

だいぶ暖かくなってきて、モッコモコの八重桜があちこちで見られますが、稽古帰りはまだまだ寒いです。
風邪引かないように気をつけないとね。

以上、代表の記事でした。代表が思っているほどシズカさんは笑顔ではないようですが、女帝なので悪しからず。

4月6日

4月6日写真

Edenは猿面の芝居の中でも1,2を争う長編です。
通しでやるにはそれなりの準備が必要ですから、これまでの稽古で動きの確認や、もろもろの調整をしてきました。
「そろそろよかろう」ということで、ようやくこの日、通し稽古となりました。

「今日は途中で止めませんから」
途中で口出ししないので、何が何でも最後まで通せと言う演出家。
緊張感高まる稽古場。

そのせいなのか、単に寒いからなのか、いつも以上に指先が冷たくなっていた代表。
見れば、手の指先の色がおかしいではありませんか。

「ビョーキじゃないの?その変な色!」と、シズカさん。
「なんで、そんな色??」としげしげ観察する野上。

どんな色かというとですね、指の第二関節あたりまでが白に近い黄色です。
指先だけ血が通っていないかのような色です。
手のひら側と指先が見事に色違いになっており、指先の極端な血流の悪さを物語っているわけです。

「コワい〜」と、みんなから不気味がられても、「遺伝だから仕方ないのよ!」と相手にしない代表。
通し稽古に突入してからは、代表の指色を観察する間もありませんでしたが、どこかの時点で指の色は通常に戻ったようです。
指のことより通し稽古に必死な代表。Edenには代表もいつも以上に気合を入れて挑むようです。

3月30日

前回お知らせしましたとおり、今週の稽古はお休みでした。
ということで、今回は番外編をお届けします。

稽古風景や劇場風景でたびたび登場する「野上工房」。ご存じない方のためにご紹介します。
入団以来、野上が公演のために作ったモノは数知れず、子どもの頃からの彼の工作好きが猿面で多いに活用されています。
「そんなもの売ってないだろ」という特殊な仕掛けの物や、市販品では高くつく物、早着替えを可能にする衣装など、公演を重ねるごとに手がけるジャンルも増えました。
公演の経費削減を図りつつ、コダワリの多いシノダ氏の要望に応えるこの野上の手仕事は、いつしか「野上工房」と呼ばれるようになりました。

今回のEdenでも多くの注文を受けた野上工房。
早くもそのほとんどが完成しているそうです。野上工房は仕事の速やかさでも重宝されています。
出来るだけ早く本番通りの稽古ができるようにする事、長期の稽古での使用にも耐える品質を提供する事を目指しているそうです。

今回は、共演者の女優さんの衣装もリメイクしましたが、動き易さを確認するために試着までしたという野上。
「俺が着てみて大丈夫だったから、大丈夫です」と、品質保証。(この衣装はスカートなのに・・・着てみたんだ・・)
その他にも「これ、手でやったの〜?」と、メンバー達が若干引くほどの細かい仕事もあるようです。

3月30日写真

野上本人の衣装も早々に作られ、すでに稽古で着用しています。
メンバー達によると、その中には「隠れ野上ファンにはたまらない」衣装もあるそうです。

なぜ野上のファンは「隠れ」が多いのか・・・猿面の謎のひとつであります。

隠れ野上ファンの皆さま、今回の衣装をどうぞお楽しみに。

とある休日の野上・市内某所にて

3月23日

3月23日写真

この日は、Edenの稽古開始時から予定されていた重要な稽古が行われました。
猿面お得意の内緒事のため、内容はお知らせできませんが、何せかなり重要な稽古です。
メンバー達はこれまでにない緊張感を味わったようです。
18:00から約1時間でこの緊張する稽古は終了。

その後は、音響のタイミングや場面転換、役者の動きをシーンごとに稽古しました。
来月からは本格的な通し稽古が始まるため、その準備です。
次週は都合により稽古はお休みですが、稽古風景はなにかしらお届けする予定です。

3月16日

この日、稽古前に劇団遊機化学さんの公演を観るため、南部青少年センターに集まった猿面たち。
劇団遊機化学の皆さま、公演お疲れ様でした。
我らが代表が紅一点の三人芝居でした。無事に終わって安堵する劇団員一同。よかったよかった。
いつも共演している団員は、舞台での代表の姿が新鮮だったことでしょう。

代表、これまでの掛け持ち稽古、本当にお疲れ様でした。
代表が今回の客演で何を得てきたのかは、今後の彼女の芝居が証明してくれるはずです。
今回は代表のサポートとして、仕込みにはショーコが、本番の臨時スタッフとして当劇団の舞台監督が行ってくれました。二人ともお疲れ様でした。

身内の芝居を観て、ヘンなテンションを引き摺りつつ、稽古場へ移動。
代表への応援で消耗し、脳みそが甘いものを欲してしまったシズカさんと野上。途中、ファミレスへ寄り道したそうな。
ショーコと久里子さんも途中で買い物して栄養補給したようです。

稽古場に再集結後、今日の芝居の話をしたり、野上がホワイトデーをしたり(今回のお返しは桜チョコレート)、Edenのシーン稽古をしていた所に、ガチャッと稽古場のドアを開いたその人は・・・
代表でした。

さっきまで舞台に立っていたのに、
今日は休んでもいいのに、
あれ?打ち上げは?なのに、猿面の稽古に来ちゃった代表。

そうとうお疲れのはずですが、「ただいま〜!!」と満面の笑みで登場。

公演後、バラシ終わったら稽古に来るらしいという噂はありましたが、本当に来ました。
たとえクッタクタで眠たくても、猿面の皆に会いたい一心だったらしいです。(毎週会ってるじゃん)
「今日はありがとうございました」と代表。
「いえいえお疲れ様でした」と親しき仲にも礼儀ありの猿面。
代表は挨拶を終えると、芝居が終わった安堵感からか床に寝転び転がるという奇態を演じました。しかし、今日ばかりは若干壊れていても許されます。
本番後の疲労がいかほどなものか、団員一同身に沁みています。その疲労をおしてまで稽古に来る代表の劇団への愛は本物です。
猿面を愛して止まない代表を、温かく迎える劇団員たちなのでした。

さあ、代表の舞台も終了という事で、次週からの稽古は温度が上がります。
Edenにどっぷり漬かる日々が始まることでしょう。

3月9日

がんばれ!代表!

代表の出演する舞台が本番間近です。今度の土日、2日間の公演です。
そちらの稽古が追い込みらしいです。土曜の夜も遊機化学さんの稽古があったそうで、この日も朝から稽古、夕方から猿面の稽古に合流した代表。

忙しさのあまり(?)、緊張のあまり(?)、よくわかりませんが、若干スリムになった代表。今回は錯覚ではなく痩せました。
大好きなパンを絶って、ダイエットしているそうです。
「痩せようと思えば痩せられるんじゃん」と、シズカさんに突っ込まれる代表。
あれ?猿面の公演前はあんまり痩せないのに、よその公演だと痩せるとはこれいかに。

それはさておき、我らが代表が出演するとなれば、団員一同で応援せねば。
これまでもずっと応援してきましたが、この日も稽古終りに皆で激励。
応援するならこの日が最後なので、力を込めて応援する一同。
   身内の芝居を客席で観ることに緊張を覚える団員もいるようです。
   某団員は、「緊張し過ぎて気持ち悪くなりそう」と弱気になるほどです。
皆からの応援に一人一人握手(代表は握手族です)で力強く応える代表。
猿面のメンバーは日曜日の公演を観に行きます。
団員たちに愛されている代表。当日は団員たちの愛のビームが代表に注がれます。
代表の活躍に期待します。がんばれ!代表!!

3月2日

3月2日写真

この日、両手に荷物のシズカさんと野上。

猿面の一年近く続く稽古期間で3月といえばまだ序盤です。
それなのに、すでにこんなに荷物が。
写っていない荷物も数点あります。
稽古に必要な道具は、さっさと用意する猿面の役者たち。着々と荷物が増えてくるわけです。

そして先週に続き、帰り間際に公民館の出口付近で風景を撮影。
ナゼかといえば、のんびり写真を撮る時間がなくなってしまったから。
ナゼ時間がなくなったのかといえば、時間ギリギリまで稽古に熱中していたから。

まだ3月なのに〜?そんなにミッチリ稽古しなくても・・・と、猿面では言ってはいけません。
稽古に関しては演出シノダが王様なので、進め方は彼次第です。
王様は、芝居の質や内容によって演出のやり方も変えてきます。今年の芝居の演出方法は、どんな手を考えているでしょう。

なにせEdenです。シノダは持ち前のドSをフルに発揮するものと予想されます。

2月23日

2月23日写真

皆、厚着です。寒いです。夜の稽古場は冷えます。
ニット帽着用率も高くなるこの時期。
今日のニット帽率は60%でした。

しかし、稽古は熱いです。
シズカさんは、とあるシーンでは腕まくりして奮闘しています。
「ダーク」「ヘビー」「ディープ」が三拍子揃っているというEdenですが、全編通して陰陰メツメツな芝居というわけではありません。
さまざまなシーンが用意されています。
シズカさんがこの寒い時期に腕まくりしたくなるほど暴れる(?)活発なシーンもあるらしいです。

掛け持ち稽古をがんばっている代表が痩せたらしいです。
厚着しているので、この写真では確認できませんけど、痩せたそうです。
今年もシモヤケに泣いている代表。
代表の手は、夏でも冬でも冷たいです。顔に似合わず冷え性です。

2月16日

またもや週末に雪が降りましたが、幸いにも稽古日直撃とならず無事に稽古ができました。
そして、この日は二日遅れのバレンタインデー。

2月16日写真

今年も義理で貰った野上。
久里子さんとショーコからのおめぐみです。

今年も本命はいない野上。
何年間いないんだ?
本当か?
大丈夫か?と言う声もありますが、とりあえず義理でもなんでも喜びます。

年に一度の男子の特権だったはずのバレンタインデー。

しかし、ふと見れば・・・

2月16日写真

なぜか女性陣にもチョコが。
久里子さんからのプレゼントです。

毎年手作りしてくれるNanaさんからもいただきましたが、こちらは”皆さんで”のメッセージ付き。

結局全員貰っている。と、いうことは、

「バレンタインじゃなくて、普通の”差し入れ”じゃん。」
気が付いてしまった野上。

野上が猿面で貰うチョコは、義理チョコという価値さえ失ってしまいました。

が、野上はチョコさえ貰えればそれだけで満足らしいです。ただの甘党です。

2月9日

積雪

この日の稽古は雪のために急遽中止となりました。
市外から通ってくる団員もいますし、移動手段が車の団員も多いため、休みにしようということになりました。
公演はまだまだ先ですから、ここは無理せず安全第一ということで、稽古中止と決まりました。

そんなわけで、今回の風景は「Eden」の初演の時の写真を引っ張り出しました。

2月9日写真

主演のシズカさんです。
公演チラシの裏面と、第12回稽古風景でシズカさん今昔物語でも使用した写真ですが、今回はカラー写真で。

当時はホームページを立ち上げたばかりでしたし、今のように宣伝用動画を撮ることもなかったため、写真があまり残っていません。

さて、シズカさんは前回と同様にトキワという役を演じます。
どの役にも愛を注いで演じるシズカさんですが、このトキワにも深い愛情があるようです。
今回のEdenではキャスト変更する役もあるのですが、トキワ役はシズカさんというのは動きません。

今回は脚本が新たになりましたから、トキワも新しいトキワになることでしょう。
誰よりもシズカさん自身が、新たなトキワとの出会いを待ち望んでいることと思われます。
そして、この日の稽古を中止にした雪を恨めしく思っていることでしょう。

2月9日写真

もう一人、キャスト変更のないのが野上です。
野上はジンという役を演じます。こちらも当時の写真です。
”正統派二枚目”に属する役だったはずなのですが、フタを開けてみたらそうでもなかったようです。(いろいろな意味で)

しかし、責任の重い役であることに違いなく、台詞も前回より増えたので、こちらも前回とは違うジンになりそうです。
彼の熱情の程度は、あまり主張しないのでよくわかりません。

寒がり(で暑がり)の野上は、雪のこの日、家に引きこもっていたことでしょう。ゴロゴロしていたか、オリンピックを楽しんでいたか、はたまた野上工房(野上の担当・いろいろな物作り)の仕事を片付けていたか。

他のメンバーも急な休みをそれぞれ過ごしたことでしょうが、代表は、朝から遊機化学さんの稽古に出かけたとのこと。
こちらは公演が近いですから、休んでいられないようです。代表、雪の中、お疲れ様でした。

2月2日

シズカさんの舌打ち

このところ、シズカさんの舌打ちが多いです。
台詞覚えが早いシズカさんですが、まだ稽古序盤なので台詞につまったりします。
そんなとき、「チッ!」と舌打ちが出ます。

シズカさんとのシーンが多い野上は、至近距離でこの舌打ちを浴びています。
野上が「怖いよ」と反応するたびに、「あたしが自分の不甲斐なさに舌打ちしているだけ」と、シズカさん。
自分への厳しさゆえの舌打ちであって、共演者に対する不満ではないとのこと。
「だから気にしないで。」
決して主演女優として皆に圧力を掛けている訳ではないことを強調するシズカさん。
しかし、野上が怖がっているのは、芝居のことはさておき、
「舌打ちという行為そのものを、日常的に、ごく自然にやってのける女性」
だそうですよ、シズカさん。

憎憎しげに「チッ」とやる顔をあまり人様に見せないために、早く台詞を完璧にしたほうがよろしいかと。

1月26日

1月26日写真

先週から立ち稽古が始まっています。
ちょうど全体の半分くらいまで動きなど決めながら進めています。
初演時、Edenにドップリ漬かったシズカさんと野上は、今回のEdenでも同じ役を演じます。
変更されている台詞もありますが、二人は過去の記憶が残っている強みで、台本を持たずに稽古しています。

台詞を入れる期限は、まだ先です。今回は代表の他劇団への客演があるため、それに合わせていつもより遅めに設定されています。

この日は代表も稽古開始時から参加でした。
とあるシーンを終えた後、微妙な顔つきになっている代表と、それを目ざとく見つけたシノダ。

シノダ : どうしたんですか?何ですか、その顔は。
代 表 : うふ〜(と、台本で顔を隠す)
シノダ : うふ〜?

この場に似つかわしくない可愛い子振りをする代表。
再度の問いかけに対する彼女の答えは、「今のシーンが上手く出来なかった」とのこと。
みんなの「なぜ、上手く出来なくて”うふ〜”なんだ?」という疑問はそっちのけで、思い通り演じられなかったことを悔やむ代表。
代表は、そうとう真面目な性格なのですが、感情表現が常人離れしているので、時として「ふざけてんのか」と誤解されます。

1月19日

多忙な代表

最近、我らが代表は忙しいです。
何故かと言えば、3月に劇団遊機化学さんの公演に客演するからです。

1月19日写真

当劇団の前回公演に客演してくださった井上さんから代表に出演依頼があり、実は昨年から両劇団の稽古を掛け持ちしている代表。

稽古場のスケジュールによっては、どちらの稽古も日曜日になることがありますが、今は遊機化学さんの公演が迫りつつあるので、そちらの稽古を優先しています。

この日は、13時から17時までが遊機化学さんの稽古だったので、終わり次第猿面の稽古に駆けつけました。

猿面の稽古は21時までなので、そんなに慌てなくても大丈夫だし、代表の大変さがわかっているメンバー達は急かすこともないのですが、クソ寒い中をダッシュでやってきた感じの代表。
代表のホッペと鼻の頭の赤さがダッシュぶりを物語っていました。
稽古熱心なのか、皆に会いたい一心なのか。代表の猿面への愛はかなり深いのです。

この先3月の公演まで、あちらの稽古が忙しくなるようですから、代表はお休みということもありそうです。
たとえ代表が稽古を欠席でも猿面みんなで応援していますので、心置きなく3月の公演に向けてがんばって欲しいものです。
もちろん公演当日は、演出はじめ猿面のメンバーも観劇に行きます。

1月12日

お待たせいたしました。2014年の稽古が始まりました。
本年もどうぞお付き合いください。

最新情報でもシノダからお知らせしておりますが、
今年の公演は「Eden」です。
あの「Eden」に新たな息吹を吹き込んで、今年の秋、第15回公演でお届けいたします。
新しいEden、「ニューエデン」です。
と、言いたい所ですが、なんだか色っぽいお店の名前みたいになってしまうので、この呼び方はNGだそうです。

この日の稽古で、新しい脚本が配布されました。
今回は、猿面の芝居の中でも長編だった「チェリーの事情Part2」をしのぐほど厚ぼったい台本です。
10回公演の際も十分濃かった物語ですが、今回の加筆で更に濃度を増したようです。
新年の挨拶もそこそこに、休み明けの近況報告もほどほどに、早速台本読みを始めたメンバー達でした。

稽古初日からおっかないプレッシャーを掛ける演出シノダ、それを受けて立つ役者陣。
猿面達の2014年は「Eden」にドップリ漬かる年になるようです。
稽古風景愛読者の皆さま、どうぞ今年もこの芝居バカ達を温かく見守ってください。

1月12日写真1月12日写真

2013年12月22日

この日は今年の稽古納めでした。
基礎練習という事で、まずは準備運動から。
この後何も運動しなかったので、何のための準備運動かよくわかりませんが、武道系・野上の号令で体操する一同。
このところ虚弱体質が出ちゃっている野上ですが、多少弱っていてもやるとなれば血が騒ぐ性質のため、代表がハシタナイ悲鳴を上げようと容赦しません。
それを終えると発声練習。通常稽古では役者各自の責任でやっている発声練習ですが、約一年ぶりに皆揃って「あめんぼあかいなあいうえお」。早口言葉もフルコースでやりました。

12月22日写真

そして、この日のメインイベント。
昨年やってみたら案外楽しかったクリスマス会です。

実はこのために集まった団員たち。
現在次回作の脚本待ちなので、まだ稽古はできないけど、集まりたくなってしまう仲良しな猿面。
稽古抜きでゆっくり話ができるのはこの日ぐらいではないでしょうか。
芝居の話、劇団の今後の話、全然芝居と関係ない話などなどしつつ、お楽しみのプレゼント交換をしました。
今年もプレゼントは300円を厳守でした。微妙な金額設定なので、プレゼント選びには皆頭を悩ませたようです。

残念ながら都合がつかず参加できなかったメンバーもいましたが、今年も無事に稽古納めとなりました。
今年一年、猿面を応援してくださった皆さま、ありがとうございました。
来年もチームワークを発揮して、よりよい芝居をお届けできますようがんばります。変わらぬ応援をどうぞよろしくお願いします。

劇団猿面一同

年明けは、1月12日から稽古開始します。

2013年12月15日

本日は稽古がお休みでした。
風景はありませんが、前回公演「放課後のカゲ達」の動画版・劇場風景を公開しましたのでお知らせいたします。

公演から早一月が経過しましたが、公演もご覧いただいた方も、観に行けなかった〜、という方も、舞台裏の雰囲気を覗いてみてください。

最新情報ページで再生できますので、どうぞご覧ください!

次回は、今年最後の稽古の風景をお届けいたします。

2013年12月8日

本格的な稽古は年明けからになりますが、第15回公演の稽古風景、早くも開始です。
今回もどうぞお付き合いください。

次回公演は来年2014年の秋に予定しています。
通常は毎週日曜に稽古していますが、12月は脚本待ちの段階ということもあり、8日と22日のみ稽古日になっています。
シノダが脚本を完成させるのは例年どおり正月中になるようですが、この日はそのための下準備でした。
今回の配役の一部は、まだどうなるのか決まっていません。
役者に当て書きすることの多いシノダですが、今回は当て書きしない役もあるみたいです。
公演後は団員たちと会いたがらないシノダですが、脚本を進める上での参考にするため、やむを得ず出席。
この日、役者たちの見立てをするという目的を果たして帰って行きました。

12月8日写真

タイトルは年明けのお知らせとなりますが、猿面たちは静かに動き出しました。

次の猿面はどんな世界をつくるのか。
  シノダがいつになく配役に慎重なのは何故か、
  稽古風景の背景の雰囲気がいつもと違うのは何故か、
意表をつくのが大好物の猿面、今回も秘密裏に計画が進んでいます。

何れにしても、渾身の作になることは間違いありません。
役者も演出も、覚悟を決めて挑まなければならない作品のようです。

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