劇団猿面劇団猿面第12回公演 劇場風景

STAGE12

「チェリーの事情 再演」
—そうして僕はオカマになった—
2011年11月12日/13日

↓ END


猿とチェリー

いらっしゃいませ。
このページでは、2011年11月公演の小屋入りから公演当日の様子をお届けします。
出演者・スタッフ・演出の公演後記もあります。どうぞごゆっくりご覧下さい。

仕込み風景  公演ウラ話  公演後記  舞台写真


チェリー仕込み風景

11月11日 小屋入り

劇場開館前に集結した猿面一行。

駐車スペースを有効活用するため、劇団車はこんな停め方に。
野上のかよわい軽自動車は、みんなの車にすっかり取り囲まれました。
久々にシズカさんの雨女妖力にやられそうな天気でしたが、搬入時にはなんとか雨を免れました。


かつてないことですが、今回は小屋入り前に照明・音響の仕込みをある程度行うことができました。
照明に関する作業は三分の二まで進めてありました。そのおかげで例年の切羽詰った仕込みとは異なり、余裕のある仕込みが実現。

照明・音響と同時進行で、任せて安心の舞台監督と劇団員になっちゃった丸ちゃんは次々に大道具を作り出し、新人希美(まゆみ)ちゃんと常連スタッフのマツはダンボールと格闘。野上・代表コンビはいつもどおり噛みあわない会話をしながら照明の兵隊として奔走。


仕込み写真

音響と照明の操作を客席後方で行なうのも、劇団としては初の試み。劇場の方の多大なご協力を頂き、卓を配置。Kさん、ありがとうございました!大変お世話になりました!
これで演出しのだと照明リーダーのシズカさんのやり取りがかなりスムーズになりました。
以前は客席頭上の調光室のシズカさんと、客席にいるしのだが遠く離れてやり取りしていました。
シズカさんが話が遠くてイラッとし、半ギレすることもありましたが、今回はそんなこともなく平和にコトが進みました。

仕込み写真

音響の音量調整も、今回は実にスムーズでした。
しのだのみならず、他のメンバーの耳も使って最良のボリュームを探しました。

稽古場のCDラジカセとはかけ離れたかなりゴツイ機器を駆使して、ショーコは見事テクニシャンぶりを発揮しました。


大道具もあらかた目途がついたところでお昼休み。
お腹も満たされ笑顔の女性陣。代表は弁当とマイ箸を持参。


仕込み写真

その後、場当たりと照明・音響のタイミングを調整。

しのだにシーン毎に細かく確認し、舞台上から指示を出すシズカさん。

それに応える丸ちゃん・ショーコのスタッフチーム

仕込み写真  仕込み写真


18:00過ぎからリハーサル開始。
と、その前に、今回の特別ダンサー、ChiちゃんとKisaちゃんのダンスを練習。
野上は、幕開けシーンの衣装のまま”恋の季節”を熱唱。


そして、20:00過ぎにリハーサルは無事終了。役者陣は、大量の衣装の片付けに追われます。
閉館ギリギリに退出し、駐車場で各所の最終確認。
翌日の本番に備え最後の打ち合わせをし、解散。


チェリー公演ウラ話

11月12日 初日

明けて迎えた初日の朝。好天に恵まれました。
昨日と同様、キッチキチに車を停め、劇場に突入。

朝一番で最終リハーサル。役者一同はゆっくり昼ごはんを食べる間もなく13:00に開場。

いよいよ劇団入魂の「チェリーの事情」の幕が開きます。

裏話写真


希美ちゃん 大活躍

裏話写真

どのスタッフさんも献身的な働きをしてくださる猿面裏方軍団。
新人劇団員の希美ちゃんも、今回は裏方スタッフとして大活躍。
彼女は役者が暗転中の暗闇をさ迷わないように、蓄光テープをあちらこちらに貼ってくれました。
(暗転中は蓄光の星空)

そのおかげで、毎回本番中にどこかに激突する、若しくは迷い込む習性(?)を持つ野上も、今回は深手を負わずに済みました。

ゲネ(リハーサル)時に、「痛ッ!」、「暗ッ!」と小声で叫ぶ野上に、貼って欲しいところを入念に確認してくれた希美ちゃん。
公演後の打ち上げで彼の本性を知り、若干ガラガラと何かが崩れたようですが、この時点ではひたすら献身的。

さらに希美ちゃんは役者の衣装替えにも貢献してくれました。
衣装替えの多い今回、希美ちゃんは各人の着替えが如何に早くできるかを自ら考え、動いてくれました。
「こんな贅沢したら、今後一人で着替えられないかも〜」と常日頃の過酷な状況を顧みて、喜びに浸るシズカさん。
希美ちゃんによると、代表を手伝う時は「まず本人を適当に泳がせてからにしないと混乱し、挙動不審になる」から注意したとのこと。

さらにラストシーンの桜吹雪を飛ばす時には、まるでネズミ男のような完全防備で挑んだ希美ちゃん。
Kisaちゃんと共に、美しい桜吹雪を実現し、今回の公演に大いに貢献してくれました。


裏話写真

初演時と同様、スライドを使用しました。
写真の多くは、2008年の初演の際、撮影したものです。

声の出演もしてくれた子どもたち。音声も当時のものを使用しました。
子どもの成長は早いもので、現在の二人はこの頃よりはるかに育ちました。
「撮ってて(録ってて)よかった。」
しのだを始め、団員たちもつくづく思っています。

そして、そこそこ大人の猿面たちは、時の流れに感慨ひとしおなのでした。


ダンサーの二人

前回公演でも、裏方スタッフとして参加してくれたChiちゃんとkisaちゃんの若手コンビ。

Chiちゃんは、野上のアシスタントとしてスライドの操作、Kisaちゃんには場面転換や桜吹雪の効果を担当してもらいました。
初演時は舞台裏の効果もすべて役者3人だけでこなしたという恐ろしい事実。
今だからバラしますが、あの時は舞台側には役者3人きりしかいませんでした。(あり得ない人手不足加減)
着替えるズボンに片足を突っ込みつつ、スライド操作や雪を降らせるなどしていたわけです。

しかし!!今回はこんなにも人手が!!
甘い汁を吸ってしまった猿面。

そんなありがたい二人。今回は裏方以外にもバックダンサーとして参加です。
稽古風景で二人は野上と硬派な関係だとチラッと出しましたが、彼女たちは野上のやっている空手の後輩です。
Chiちゃんとの付き合いは長く、彼女はかなり幼少の頃から野上と共に空手を稽古し、彼の指導を受けたりしている仲とのこと。
そんな二人のダンスにキレがないわけがありません。
そして、何の因果か彼女たちも芝居好き。猿面は今後も二人の参加を期待してます。


小道具あれこれ

裏話写真

年々増える野上工房からの出品。
なかでもこの二つは彼の自信作。
虎ハラマキは初演の時に作ったもので、編物をシズカさんにお願いし、アップリケを野上が担当した合作。
終演後、何人かのお客様に「カワイイ」と褒められ、ご満悦の野上。

裏話写真

バッグは和装用の古いものを入手し、スパンコールを一つ一つ縫い付けたとのこと。
「その執念はなんなの?」とシズカさんに冷たく言われても、凝り性なのはどうしようもないらしいです。
ちなみに今回登場した虎柄のロングマフラーは、代表ががんばって編みました。なんせ手作りの多い劇団の体質。

が、そんな猿面に今回はプロの手助けがありました!

いつも猿面を熱く応援してくれるMASAHIKOさんが、「チェリーの事情」のポスターを作ってくれました!

外看板と受付に貼らせてもらいました。

裏話写真

こちらのプレートもMASAHIKOさんからです。
おかげさまで賑々しくお客様をお迎えすることができました。
一同のテンションも上がると言うものです。


昼・夜公演とも無事に終了。
猿面恒例のカーテンコール。どうしてシズカさんがすっぱい顔をしているのか、
そこはよくわかりませんが、初日の手ごたえを十分に感じた一同です。


受付嬢たち

裏話写真

右は、今回初参加の受付嬢のお二人。初日の公演をお手伝い頂きました。
二人とも大の芝居好き。
色々な芝居(チケット代のお高いものも・・・)を観ていらっしゃいますが、その中でも猿面のランクは上位とのことで、今回お手伝いの依頼も快諾してくれました。
裏話写真  裏話写真
そして、こちらはすっかり受付に定着したベテランのマツ。仕込みと楽日に参加してくれました。
同じくベテランのNanaちゃんと共に、笑顔で楽日のお客様をお迎えです。


裏話写真

なぜ、こうも毎回、代表の面白顔写真があるのでしょう。
彼女が常日頃、面白い顔をしている確率が極めて高いということですね。
さて、今回も開演前のお客様へのお願いアナウンスは代表の役目でした。
やはり代表が出て行くのが一番客席が和むようです。

このアナウンスの際、代表がことごとく毎回噛むことをしのだは不思議がっています。
「噛まなかったら、百円あげる」なんだかよくわからない餌を提示する猿面演出家。
初日は2公演とも噛みました。百円はもらえません。
楽日は二百円に吊りあがったものの、あえなく初っ端で噛んでしまった代表でした。


11月13日 楽日

早くも残すところあと一公演のみ。昨日と違って時間にも余裕のあるこの日。
最後の公演で役者もスタッフも力を出し切れるよう朝早くから集合し、万全の体勢を整えます。


初演時に急遽アカペラに変更されたギターのシーン。(アカペラでやってみたら、なんだか好評だったため)
今回は弾き語りが実現しました。

舞台上で弾き語りをするのは初体験の野上。
初演以降、この時のためにあの曲ばっかりを地道に練習して来ました。指先はカッチカチ。
にも関わらず、直前まで弾くか弾くまいか迷うダメ男の虎之助。決断は演出家から一任されていました。(コケるならアカペラにしろ。という非情なお達し)

舞台監督の顔を見ては、「どうしよう、ギタ〜、」
と、そればっかりを繰り返すヘタレぶり。
「大丈夫。やれる!」と野太い声で言ってもらって
何とかやる気になったのが、初日当日。

そして幕開き直前まさに土壇場。代表の魔除け顔で暗示を掛けて貰おうと代表の元に走り、「ギターは大丈夫って言ってください!」
と、お願いする野上。
「大丈夫よ!!何言ってるの、大丈夫だって!!」
と、お獅子のような顔で力強く答える代表。
舞台監督と代表の手を煩わせた結果、失敗することなく無事やり遂げました。 芝居以外に踊っても歌っても本番であまりビビることのない野上ですが、ギターばかりは「もう勘弁してください」とのことです。


そして公演終了!!
お客様のあたたかい手拍子に包まれて、
第12回公演「チェリーの事情」すべての公演が終了しました。

猿面恒例のカーテンコールですが、初演と同様に役者紹介の際、演出家から一発芸(?)の要求がスライドに映し出されました。
何のお題が出されるのかは、役者たちには知らされていませんでした。当日カーテンコールにならないと何を要求されるかわからないという演出家のいたずらです。

その一部をご紹介

●代表バーション「悩殺ガッツポーズ」 「お得意の鼻鳴らし」他
●シズカさんバージョン「色っぽく欽ちゃん走り」 「挑戦!ムーンウォーク」他
●野上バージョン「今年はバック宙」(初演ではバック転) 「後方二回宙返り一回ひねり」他

代表とシズカさんは、本番中のテンションに助けられ、お題に挑戦しましたが、野上はいずれも元々出来ない技ばかり。
無論しのだは出来ないのを承知で楽しんでいるわけです。Sなので。
すべての公演ごとに別のお題を考えてきたしのだ。リハーサルの分まで別個に作ってきました。
その時出された野上へのお題は「代表 田中さんの真似」内輪では大爆笑。伊達に日頃代表の被害に遭っていないことを証明しました。


終演後、バラシに取り掛かる直前に主演者・スタッフの記念撮影。
撮影は我等が舞台監督。(なので、写っていませんが)
公演中、ビデオカメラ2台とカメラを操りまくりました。
みんな笑顔でカメラに収まり、その後脱兎の如くバラシに走ります。
大量の衣装や小道具、セットの数々を車に積み込む(押し込む?)劇団員たち。

やがて閉館時間ギリギリで退出した一同。今年も夢のような3日間が終わりました。
「チェリーの事情」は来年まで続きますが、ひとまず第一段階の終了です。
締め括りの打ち上げでは、数名のヨッパライが出現した模様です。


チェリー公演後記

公演時のカーテンコールに使用した役者紹介と共にお届けします。
今回はスタッフの後記もあります。

「いつも明るく元気よく 弾ける笑顔と肉体美」
 お姉ちゃんこと千鶴役 田中 綾子

千鶴

劇団猿面第12回公演が終了しました。会場に足を運んでくださった皆様、ありがとうございます。 残念ながら観に来れなかった方々、この劇場風景を見て、公演の様子を楽しんで下さい。

終わってしまった。
そう書き始めて、「チェリーの事情」初演の劇場風景を見たら、同じことが書いてありました。

楽日のビデオを観て、昨日の事なのに、なんだか懐かしく寂しい気持ちにも・・・。
私にとって千鶴ことお姉ちゃんは、とても大事な役になっていました。
次回Part2がありますが、それはそれでまた違うお姉ちゃん。
今の虎之助を思うお姉ちゃんは今回でおしまい。
そう思うと、心にぽっかり穴が空いた感じです。
千鶴を演れて良かった。再演まで演れたことに感謝しています。
part2ではpart2のお姉ちゃんを楽しみたいと思います。
公演に当たり協力してくださった皆様、観に来てくださった皆様、応援してくださった皆様、 本当にありがとうございました!

そうそう、慣れって怖いですね。
初演のチェリーの時は、野上くんが女装するたびに反応してたみんなが、ロン毛だろうとオカッパだろうと、もちろんスカートだろうと気にしなくなりました。

2011.11.18


「この人の芝居好きは やはり病的。」
 大家さんことキーコ役  芝崎 静夏

喜一子

チェリーは良い!
とにかく三人の関係が優しくて、あたたかくて。
キーコとしてあの場所にいるのが、楽しくて楽しくていつも笑ってた気がします。

不幸担当女優(くっ!不本意)、役者としてこの芝居に出会えて本当に幸せ。
ありがとう、アリガトウ。
再演終わって次へのインターバル。
ほんのしばし、夢のあとさき。

2011.11.15


「すね毛の処理には、毛抜きを愛用」
 チェリーこと虎之助役 野上 竜司

虎之助

虎之助は自分のなかで特別な役
初演のとき、そう言った。それに間違いがないのを痛感した今回の再演。

俺でもあり、俺ではない虎之助。
同調するにも性質が悪い。
加えて、キーコさんもお姉ちゃんも錯覚の対象として絡んでくる。
これだからいろんな意味で”チェリー”にやられてしまう。
だからこそ面白い。
この先もチェリー漬け。本望だ。ともあれ皆さん、ありがとう!!!

2011.11.19


音響ショーコ

音響 山田しょうこ

今回の公演では、私の出来の良くない頭は、カタカタと音をたてて、頑張って働いてくれました。
知恵熱なのか、月曜日の夜から 熱がでちゃった・・・

2011.11.16


照明 丸 穣大

照明丸ちゃん

役者・スタッフお疲れさまでした
役者に心地よく演技してもらえたら・・・公演を観てくれたお客様もより満足してもらえるのかと、そう思いながら参加させてもらっています・・・。
今回も、役者・スタッフにも 冷や汗をかかす場面もあった?かもしれませんが、なんとか公演を終えることができました。
ありがとうございました。
センスのなさ?集中力不足? 反省すべきところはいくつもありますが、次回公演にいかしていきたいと思います。
次回公演こそ お客様・役者に満足感を与えられるように頑張ります。
自らは、心地よい緊張感を楽しむ余裕を持ち楽日を迎えられたらいいなと・・・(ありえないなぁ だろぉ想像・・・)
どうなるかなぁ〜次回公演楽しみ(笑)

2011.11.19


効果 重城 希美

効果希美ちゃん

公演が終わって・・・何だか小さいトンネルが心に出来たような気がします。
ハプニングもところどころにあったけれど、集中して役を生きられれば、柔軟に対応できる。
それを実践している様が間近で観られて嬉しかったし尊敬しました☆
みんなやっぱりすごいんですね。・・・いろいろと・・・。

私自身は役者がどうしたら気持ちよく舞台に立てるか、どう動いて準備したらスムーズに流れるか、自分と闘っていたような気がします。それがまた楽しいということを知りました。
自分が関わらなくても、きっとみんな滞りなくきちんとやれちゃうんです。
でもここに自分がいる意味というものを拡げられないと、自分が向上できないような気がしました。
置いていかれたくないなって思いましたから。
自分もこの舞台を生きることができたような気が・・・します。
切磋琢磨できる仲間というのは本当に素晴らしいと感じられたし、お客様がいてやっと一つの作品になるってことを痛感したこの舞台・・・。
続きがあるんです。終わりじゃないんです。

2011.11.19


脚本・演出 しのだ 冬吾

公演に使用した道具を片付けていると、薄桃色の桜の花弁が音もなく舞い落ちました。
いつもならこんな情景から芝居が終わってしまった寂寥感に苛まれる所です。
ですが、今回は違います。”チェリー”はようやく始まったのです。
来年、この幕をおろすまで、感傷に浸るのはお預けです。

念願だった「チェリーの事情」の再演が叶いました。
この物語を作ったのは僕に間違いないのですが、書き始めて以来、書いている僕がこの世界にすっかり巻き込まれている錯覚に何度も襲われています。
3人の登場人物は、実に生々しく僕のなかに存在しています。
だからこそ「チェリーの事情」は、2008年の初演だけで終わらせることができない作品になったのです。
虎之助、キーコ、千鶴がその後どう生きていくのか。僕は、そのことがひどく気になりました。
しかし、僕だけが気になっているのだとしたら、それを芝居として表現するのは単なる独りよがりに過ぎません。
素材に関してもデリケートな部分がある作品だけに、初演の反応如何で再演・続編は諦めるつもりでした。

ありがたいことに初演の観客の皆さまから、登場人物のその後を知りたいというご感想を数多く頂戴し、「気になるのは僕だけじゃない」と確信を得て、このたびの2年連続公演がスタートできました。
あのとき、一緒にこの世界をつくりあげてくださった観客の皆さま、改めてありがとうございました。
劇場が一体となったあの空気感は、いまでもはっきり思い出せる貴重な記憶になっています。

「チェリーの事情」は、それぞれの役者にあてて脚本を書きました。
野上の虎之助、芝崎のキーコ、田中の千鶴には、彼らそれぞれのパーソナリティを存分に使わせてもらっています。
無論恋愛や実生活については省かれますが、3人の劇団内での人間関係と劇の中のそれは、かなり近接したものがあります。
虎之助もキーコも千鶴も、彼ら以外に演じることの出来ない役なのです。
ここにも僕が再びこの作品を上演したかった理由があります。

”劇のなかで生きる”
僕がいつも役者たちに問いかけ、要求していることです。架空の世界だけど本物の気持ちで、かと言って一人だけのめり込んでいい気持ちにならずにその世界で生きる。
この難しい課題をこなすのに、役が役者の鏡である「チェリーの事情」は、彼らにとって最適なテキストであると自負しています。
今回の再演では、初演時には踏み込めなかった部分や課題として残った部分の修正と改善を行い、概ね達成することができたと思います。

僕にとって「チェリーの事情」は、僕の大事な役者たち、尽力してくれたスタッフの皆、応援してくださる皆さま、そして観客の皆さまの大いなる力によってつくり上げて貰った宝物です。
来年は更に突っ込んで磨きをかけて、「チェリーの事情 Part2」をお届けします。
今回ご来場いただいた皆さま、まことにありがとうございました。そして、今回の公演をご覧頂けなかった皆さま、Part2のみでも楽しんで頂けますよう最善を尽くす所存です。

「どうか、Part2で3人の行く末を一緒に見届けて頂きたい。」
  今の僕はそればかりを願っています。

しのだ サイン
2011.11.18


チェリー舞台写真


チェリーの事情Part2宣伝

最後までご覧頂きましてありがとうございました。
「チェリーの事情 Part2」への皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げております。
来年、劇場でお会いできますように!!

劇団猿面一同


「チェリーの事情 再演」劇場風景・番外編

動画版 劇場風景

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